2022/10/11
2022年 Touching 釣行記
日 時:10月11日(火) 17:00~21:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 2
同行者:単独
予報によると、DKKでのアジングでもUMB-FPでの刀狩りでも、どちらでも良さそうな風向き&強さ。となると、どちらにするか大いに迷う所だが、前回の刀狩りでは良い結果を出せなかったことを考えて、UMB-FPに行くことにした。
15:40頃、自宅を出発し、16:30頃、現地に到着。
3連休明けの火曜日のことなので、少しは空いているのではないかと期待をしていたが、駐車場には沢山の車が止まっており、キャリヤーを引き摺って出た岸壁にも大勢のアングラーが長いロッドを振っていて、相変わらずの人気振り。
この釣り場の良い所は、ポイントに贅沢を云わなければ、どんなに混んでいても、一人なら何とか釣座を確保出来る点なので、入れそうな場所を探そうと歩き始めた途端、前回と同じ場所に空きを見付けた。しかし、前回の刀狩りで良い思いをしていないポイントだけに、若干、引っ掛かる点はあったが、この混み具合だけに、例え奥に行っても空振りに終わるだろう。と云う訳で、前回と同じ第一スロープの降り口付近に道具を置いて釣り座を構えることにした。
この時期の日没時刻は17:10頃だが、まだまだ明るい上にこの釣り場のタチウオの出足は遅い傾向にあるので、ゆっくりと支度を整えて、17:00少し前にキャスティングを開始した。
今回もシステムはSephia S809M/Fのロッドに、快適波止タチウオテンヤSSのTG2Sを組み合わせたもの。
日没時刻を過ぎ周囲がすっかり夜になった頃、隣りのアングラーの電気ウキの灯りが引き込まれて行く所を目撃。
あ、来ているな・・・・と思いながら様子を見ていると、更にズブズブと沈んで行った所で、大きな合わせが入りやり取りを始めた。
オオ~!こんなに早い時間からアタッて来るとは・・・。
今日はタチウオの活性が高そうだ。
次は来るか、次は来るかと期待で胸を一杯に膨らましながら、キャスティングを繰り返したが、一向にコンタクトして来る気配はない。
波間に漂っている沢山の赤、青、緑の電気ウキの灯りもユラユラとしているだけで、海中に引っ張り込まれて行く様子もなさそうで、何となくのんびりとした雰囲気が漂っている。
今回も、前回と同じ様に20:00までは駄目かも知れないと思いつゝ、キャスティングを続けたが、丸で音沙汰がない。だからと云って、キャスティングを休んでいると、いつ来るか判らない千載一遇のチャンスを逃す結果に繋がるため、休む訳にも行かない。
この日、最初にコンタクトがあったのは19:15頃。
コツコツとテンヤを突く様な前アタリの直後コツンがあってガツン。
抜き上げたタチウオは尻尾が切られて体長こそなかったが、太さは指4本の良型。
これに気を良くして後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、折悪しく、丁度その頃から、この釣り場では左から右への横風になる北風が強く吹き出して来た。
それでも暫くの間は、2Sのテンヤを使い続けたが、風に吹かれたラインに引かれてしまって、操作感が全く伝わって来ない。そこで、物は試しとばかりに2Sより一段重たい1Sを引っ張り出してみた。すると、4g程重量が増えた効果があって、操作感も戻ってきた所で、気分を新たにキャスティングを続けたが、やはり音沙汰が無いまゝ。
2匹目をゲットしたのは20:00少し前のこと。
操作感が戻ったとは云え、強い横風に嫌気がして来た頃、いきなりロッドを引っ手繰る様な強烈なアタリがあり、合わせを入れる必要もない向こう合わせで来たのは、指3本。こちらから合わせに行って掛けたものではないので、面白みには欠けるが結果オーライと云った所。
これで、この日の釣果は2匹となるが、冷凍庫に眠っている前回の釣果1匹と合わせて都合3匹。となると、これでは老夫婦の食卓に乗せるには中途半端。せめてもう1匹追加して偶数にしたいと粘ったが、21:00を回った頃には気持ちも切れてしまい、少し早めだがStopFishingとした。
と云う訳で、今回の刀狩りももう一つ納得出来ない結果で終わってしまったが、前回、そして今回の状況から、シーズンの終わりに近付いて来ている様な印象がある。しかし、昨年は11月中旬でもツ抜けの釣果を出しているので、たまたま調子が悪かったと解すべきかも知れない。それを確かめるためにも、次回は釣り座を奥に構えて試してみようと思う。
2022/10/08
2022年 Ajing 釣行記
日 時:10月08日(金) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 9
同行者:KMIさん、(IMMR、ICNH各氏)
2回連続して貧果に終わったDKKの憂さをUMB-FPで晴らそうと目論んだが、見事に返り討ちの憂き目にあってしまった。そこでアジでもタチウオでも、兎に角、魚を釣りたいと釣行のチャンスを伺っていたが、生憎の雨模様の毎日。そして、土曜日になって漸く雨の心配のない天候になったが、小生は、原則的に土・日及び祝祭日は釣行することは控えている。更に、10月は第二月曜日はスポーツの日で祝日となっているため、次回の釣行は、早くて火曜日になるが、仕方がない。
悶々としながら買い物のために近所のスーパーに向かって歩いている所に、グループ・ラインでKMIさんから出撃する旨の連絡が入り、これには堪らず、君子豹変すとばかりに禁を破って土曜釣行をすることにした。
15:30頃、自宅を出発し、現地には17:00頃到着。
流石に土曜日とあって、奥に4~5人、入り口付近に2~3人といつもより大勢のアングラーの姿がある。しかし、皆、先着していたKMIさんの知り合いで、彼らが引き揚げて行った後に入るとのこと。
と云う訳で、ゆっくりと時間を掛けて支度をして、キャスティングを始めたのは18:00を回った頃。
今回もロッドはEmeraldas改に、3.0gのSキャリーを介したシステム。実は、最初から1.0g前後のJHを使ったジグ単で挑みたかったが、向かい風気味の風向きだったこともあって、身体がキャストのコツを思い出すまで安全策を取ったと云う訳。
にも拘わらず、上手く飛ばせず、途中で軽いショックを残してヘナヘナと着水してしまう。上手くキャスト出来ている時には着水するまで、親指の腹にスプールの回転を感じられるのだが、この時は、こんな筈では・・・と腕の振り方を色々と変えてキャストしても同じ結果にしかならない。
このままでは、今日のベイト・アジングは諦めなければならないかもと思いつゝ、ふとブレーキ調整のダイヤルを見ると、どう云う訳か、最大の設定になっている。
と云う訳で、ブレーキ調整をし直して、キャストすると、素直に飛んで行き、キャスティングの問題については一件落着、後はアジを釣るだけ。
しかし、思惑とは逆にアジからのコンタクトはなく、前回と同じ憂き目にあうことになるかもと頭の中に暗雲が広がり始めた頃、隣りのKMIさんがこの日最初の獲物をゲット。サイズも良さそうで、次は小生の番だろうと期待をしたが、2匹目を上げたのもKMIさん。
そこで、向かい風気味の中バック・ラッシュが怖かったが、思い切って1.0gのJHでのジグ単にシステムを替えてみた。すると、当然、距離は出ないものゝ、何とかトラブルなくキャスト出来る。
と云う訳で、待望のジグ単でのベイト・アジングに移行したのだが、相変わらずアジからのコンタクトはないまゝ。
小生が、この日初めてのアジをゲットしたのは、18:40頃。
キャスティングを開始して40分も経っていないので、出足としては悪くはない筈だが、隣りでポンポンと出されると、やはり焦りを感じて、実際以上に長く感じてしまう。
この頃から、JHが全く沈んで行かない程強く潮が右から左に流れ出し、それを待っていたかの様に、隣りのKMIさんが殆んど入れ掛かり状態に突入。どうやらアジはKMIさんの左側に屯している様子で、KMIさんの右側に位置している小生の近くには寄って来る気配はなく、切歯扼腕。
仕方がないので、アジングでは殆んど出番のない重たい2.0gのJHに替えてみた。すると、強い流れの中でJHが安定したのが功を奏したと見えて、コンとこの日の2匹目をゲット。時刻は、19:19。
この頃、IMMRさんが登場して来て、KMIさんの左側の最奥に釣り座を構えキャスティングを開始。すると2投目か3投目でロッドを曲げている場面を目撃。やはり、小生が釣り座としたポイントは、アジの回遊コースから外れているのはほゞ確実。5~6mしか離れていないのに、引かれ者の小唄と云う訳ではないが、これだから自然相手の遊びは面白い。
JHの重さを替え、ワームを色々と替えても、なかなか調子が出ない。
しかし、それでも
19:33 3匹目
19:38 4匹目
とまぁまぁのテンポ。
記憶が定かではないのだが、この頃だったと思う。ICNHさんが登場して来て、4人並んで砲列を敷いた。
4匹目を獲った後も、調子は今一つだが、
19:52 5匹目
19:58 6匹目
20:24 7匹目
21:05 8匹目
21:15 9匹目
とポツリポツリと忘れた頃にロッドを曲げてくれ、結果的には、ツ抜けには一歩届かなかったものゝ、久し振りに獲物とのやり取りを楽しむことが出来た。
しかも、目標にして来たベイト・アジングのジグ単で通した結果に、この上なく満足して21:30過ぎにStopFishingとした。
2022/10/03
2022年 Touching 釣行記
日 時:10月03日(月) 17:40~23:15
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん
この所、ベイト・アジングにドップリと嵌まっていたお陰で、向かい風でない限り0.8g~1.0gのJHでもキャスト出来る様になった。しかし、釣果が伴わずフラストレーションが溜まっていたので、江戸の仇を長崎でではないが久し振りにタチウオの強い引きで解消しようと、ISBSさんに声を掛けてUMB-FPに出張って来た。
16:00過ぎに自宅を出発し、17:00頃に現地到着。
直ぐに道具をキャリヤーに乗せて岸壁に出てみたが、月曜日にも拘らず、相変わらず大勢のアングラーで賑わっている。ここでは、いつもそうなのだが、一人であればあぶれる心配はないが、二人並んでとなると、かなり厳しい相談。それでも、ひょっとすると・・・と思いつゝ空きを探して歩き始めて直ぐ、第一スロープの降り際に若干広めに空いている場所を見付けた。しかし、二人並んで釣りをするには狭い。奥の方には空きはないかと目を凝らしてみたが、良く判らない。仕方がないので、此処に釣り座を構えることにして準備に取り掛かった。
今回、持ち込んだロッドはSephia S809M/Fの一本だけ。
前回や前々回の刀狩りではベイト・ロッドを使ったが、折角、軽い1.0gのJHをキャストできる様になったのに、ここで重たい11gのテンヤを使うと元の木阿弥。次のアジングで軽いJHをキャストする感覚を思い出すのに時間が掛かることになるため、今回はスピニング・ロッドで通すことにした。
組み合わせるテンヤは快適波止タチウオテンヤSSの3S。本当なら2Sを使いたいのだが、かなり以前にam○zonに注文した2Sが品切れのためか(?)、まだ届かないので、風も殆どないこともあって、2Sよりも一段軽い3Sを選んだ。
陽はまだ高く周囲は明るいが、ISBSさんの到着を待ちながら、17:15頃、キャスティングを開始。
この日の潮回りは小潮で、干満差がないと云うこともあって潮の流れはなく、海はノッペリとしたベタ凪状態。
18:00頃、ISBSさんが登場。
ISBSさんは、小生の隣りで2~3投して、直ぐに奥に移動して行った。
UMB-FPは綺麗な釣り場なので、気持ちが良いのだが、唯一の欠点が、二人で来ても並んで竿を出せないこと。並んで釣りをするには、朝から来る必要があるが、夜釣りには出来ない相談。
時間が経ち、周囲の暗さが増して来たが、タチウオからの気配は全くなく、波にユラユラと漂っている赤や青、緑の電気ウキの灯りが、海中に沈んで行く様子もない。
18:30頃、奥に移動して行ったISBSさんから、アタリが2~3回あっただけで、周囲も釣れていないとの電話連絡が入ったので、全体的にまだタチウオの回遊がない様子。
前回このUMB-FPに来たのは、ほゞ1ヶ月前の9月6日なので、最近の様子が皆目判らず根拠もないが、20:00頃までは回って来ることはないだろうと云う気がしてならなかった。そこで、19:00頃、体力の温存と腹拵えのためにISBSさんを誘って休憩に入り、19:30頃、刀狩りを再開した。
それから暫くして、潮がトロトロと左から右に動き始め、イヨイヨ時合いの到来か・・・・。
すると、19:40頃、モゾモゾとした違和感に続いてコツとこの日初めてのコンタクトがあり、合わせも決まってガツンとロッドが止まった所で来たぞ!
喜び勇んでリーリングを始めた次の瞬間、フッとロッドが軽くなって無念のバラシ。そして、それから2~3投した所でコツン。これは合わせるまでには行かなかったが、兎に角、予想通りにタチウオが回遊して来た様子で、期待一杯。
その後、暫くの間は音沙汰がなかったが、丁度20:00頃、コツとアタリがあってガツン、ギューンと待望のタチウオとのやり取りがあって、指3.5本とまあまあサイズの獲物をゲット。
キャスティングを開始して2時間半強の間、首を長くして待っていた場面で、釣りの楽しさ面白さが凝縮された瞬間。この瞬間があるからこそ、2時間も3時間も待つことが出来ると云うもの。
タチウオは群れで回遊している筈なので、これを皮切りに・・・と、2匹目、3匹目と後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。周囲からもバチバチとタチウオが岸壁を叩く音も聞こえて来ることもなく、引き揚げていくアングラーも多くなって来た。
そこで、メバリングでは良くする蟹の横這い釣法で少しづつ移動しながら、タチウオの溜まり場を探してみたが、これも空振り。
21:00近くになってISBSさんが戻って来て、餌釣りは釣れているよとのこと。
餌釣りに来ているのであれば、テンヤにもアタリがあっても良さそうなのに・・・・。アタリがあっても釣れないのは肩から先(腕)の問題だが、アタリがなければ針掛かりさせようもない。
結局、21:30まで粘ったが、無念のバラシが都合3回あっただけで、当初の目論見は見事に外れて、返り討ちに近い結果でStoFishingとした。
2022/09/30
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月30日(金) 17:40~23:15
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、キビレ x 1、ゴンズイ x 1
同行者:KMI、IMMR、ICNH、HRD各氏
久し振りの孤島での徹夜アジングのお誘いを頂いた。孤島と云えば昨年の5月に行って以来となり、夜を共にしたアジング仲間に会えるのも1年半近く振りのことなので、大いに心を動かされて、一時はすっかりその気になった。
しかし、最近の様に21:30~22:00頃に終わる釣りであっても、一晩寝ただけでは疲れが取れず、翌日も一日中ボーッとして何もせずに過ごしているのだが、それ以上にもなる徹夜明けの疲れ具合を考えると、徐々に気持ちが萎えて来て、結局、パスさせて頂いた。
と云う訳で、DKKでのお気楽アジングに行くことにしたが、予報では東~北東の風が4mと強く吹くとのこと。DKKでは、東寄りの風は向かい風になるのでベイト・アジングには厳しいが、駄目ならスピニングに替える積りで、16:40頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。
釣り場の岸壁には、KMIさんが一人いるだけで、他にアングラーの姿はない。そのKMIさんは最奥から一人分空けた手前に釣り座を構えていたので、お気に入りの最奥に有り難く入らせて貰って準備を始めた。
予報通り、風はやゝ強目の向かい風なので、安全第一でスピニングにしようかと思ったが、何とかベイト・アジングをものにしたいと結局、Emeraldas改を先発に選んだ。とは云え、この向かい風の中で、1gのJHをトラブルなくキャスティングする自信はない。そこで、風対策と身体を慣らすために3gのSキャリーを使うことにして、17:20頃、キャスティングを始めた。
2投、3投・・・・。
状況次第では、1投目からコンタクトがあることもあるが、前回の結果や昨日のアジング仲間からの情報で、直ぐにコンタクトがあるとは考え難い。そこで、逆風の中でのキャスティングの練習に重点を置いていたが、前回、このポイントで根掛かりでSキャリーを2個奉納したことを思い出した。
アジの棚がボトムでなければ、何も問題はないが、JHをボトムにステイさせる必要がある場合は、根掛かりリスクが少々高い。となると根掛かり覚悟で、このポイントで続けるか、ポイントを変えるかだが、小生は後者を選び、中央付近に移動することにした。
小生が、中央付近に場所を移動し終えた頃、ICNHさん、HRDさんの2人が登場、少し遅れてIMMRさんがやって来て、最奥からMRDさん、KMIさん、少し間を空けてIMMRさん、ICNHさん、そして小生の順に並んでキャスティングを始めた。
しかし、アジからのコンタクトは・・・・・・・ない。
遠くの方でKMIさんがアジを掛けた様子だが、全体として釣り場の活性は一向に上がって来ない。
アジからのコンタクトがないまゝ時間が過ぎ、記憶が定かではないが、19:00頃(?)、チクンとアタリがあった。反射的に腕を煽って合わせると見事に針掛かり。強い引きにニンマリしながらやり取りを始めたが、スピードは余りないものゝ、思いの外トルクが強い。
尺アジか、それともシーバスか・・・・。
仲間に玉網入れして貰った獲物は、傷一つない銀ピカの惚れ惚れする程の綺麗な魚体をした25cm程(?)のキビレで、これはKMIさんに引き取って頂いた。
アジからのコンタクトは相変わらずないまゝ、時間だけが過ぎて行き・・・・。
Sキャリーを使ったキャストにも慣れた所で1.0gのJHでのジグ単に替えていたが、向かい風ではバック・ラッシュとまでは行かないが、どうしてもスプールのラインが緩んでしまう。そこで、スピニング・ロッドのSoare改に替えて軽い0.4gのJHを使って、アジの関心を引こうとしたが、これも無駄骨。
結局、アジからのコンタクトも全くない完全試合の様相で抑え込まれそうになり、ソロソロ引き揚げることが頭に浮かび始めた21:00頃だったと思う。モゾモゾとした違和感に合わせを入れて、針掛かりさせたが、しかし、引きには全く力がない。が、生命体の反応だけは微かに伝わって来る。
何だろう???
抜き上げてみると、針を咥えて上がって来たのは、紛れもないゴンズイ。
本命のアジからの音沙汰がないまゝ21:30頃になり、道具を片付けて帰る準備を終えたが、いつもとは違って帰路に就く気になれず、皆さんと釣り談義に花を咲かせてグダグダとしていた。そんな最中、HRDさんが帰り支度を始めた。
実は、この夜のアジの偏在振りが激しくて、中央付近の3人にはアタリ一つなかったが、最奥のHRDさんは良型アジを7匹、そして隣りのKMIさんも4匹揚げていた程で、全体として良い状況とは云えないが、最奥付近には可能性があることになる。
と云う訳で、IMMRさんとICNHさんは最奥に移動することになり、小生は、二人の様子を見届けてから帰路に就こうと考えたのだが・・・・・。
二人から、場所はあるからとの勧めに抗えず、小生も改めて釣りの準備をして、居残り残業をすることにした。
この時、改めて時計を見ると、既に22:30を回っていたので、自覚がなく精々30分程だと思っていたが、アジング・フリークがキャストすることもなく、1時間近くもお喋りをしていたことになる。
それ位、この夜のDKKの状況は厳しいと云うことの証だろう。
改めてEmeraldas改にラインを通し、1.0のJHでキャスティングを再開。
しかし、その1投目でバック・ラッシュ。腹立ち紛れにラインを切って釣りを止めようかと思ったが、気を取り直してバック・ラッシュを解きキャスティングを再開。
すると、コンとこの日最初にして最後のアジ様からのコンタクトがあった。合わせも決まってアジ様の引きを楽しみながら、抜き上げたのは20cmあるかないかのサイズ。時刻を確認すると22:50頃なので、実に、5時間半振りのこと。
後続をと思ったが、アジからのコンタクトも間遠くなり、兎にも角にも、本命ボーズ回避が出来て気が抜けたこともあって、23:15頃、皆さんに別れを告げてStopFishingとして帰路に着いた次第。
2022/09/26
2022年 Ajing 釣行記
日 時:09月26日(月) 17:40~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3、カサゴ x 1
同行者:単独(KMIさん、NGHMさん)
この所ベイト・アジングに打ち込んでいるが、漸くSキャリーを間に噛ませず、ジグ単で出来る目星が付いて来た。こうなると、出来るだけ早い機会にEmeraldas改を携えて出撃したくなって来る。
しかし、この日はUMB-FP近くの霊園に行き両親の墓参りをすることにしている。行動線からすると、当然、墓参りの後にUMB-FPで刀狩りをするのが、理に適っている。しかも、予報では南風が2mとのことで刀狩りには持って来い。
UMB-FPでの刀狩りにするか、DKKでのベイト・アジングにするか、正にハムレットの心境で身体が二つ欲しい所。結局、これだけ条件が良ければUMB-FPは激混みで、釣座の確保にも苦労する可能性が高いと考えて、DKKに行くことにした。更には、DKKには、KMIさんも来ているだろうとの期待があったのも一因。
明るい内にキャスティングの練習をしようと、いつもより若干早い16:00頃自宅を出発し現地には16:30頃、到着。
岸壁に出てみると中央付近にKMIさんの姿があって、岸壁の中央付近で準備の真っ最中。いつもは最奥付近に入っていることが多いKMIさんだが、この日は、府中から来たコマセ師が3人、最奥で長いロッドを出しているので、彼らを避けて、少し間を広く取ったとのこと。
小生は、KMIさんの右隣りの入口側に釣り座を構えて、準備に入った。
当初の目論見通り先ずは肩慣らしのために、少し重めの1.5gのJHを結んで軽くキャストすると・・・・。全く、飛距離が出ていない上にバック・ラッシュ寸前の状態。幾ら何でも、これは酷すぎる。何度かキャストしてみたが、同じ結果に堪らず3gのSキャリーを結んでみた。しかし、結果は変わらない。
これまでは、Sキャリーでは全くストレスなくキャスト出来ていたのに、これはどうしたことか。
余りの酷さに、Emeraldas改を諦めて予備に持ってきていたスピニングのSoare改に替えようかと思った程。
そう思いながらも、バック・ラッシュに気を付けながらEmeraldas改でキャスティングを続けていると、身体が思い出して来たと見えて徐々にトラブルがなくなって来た。
そこで、暫くの間はジグ単を諦めて、これまで通りのSキャリーを介した釣り方で、17:40頃、アジングを開始した。
キャスティングがこれまでの様にスムーズに出来る様になって、アジからのコンタクトを待ったが、コツリとも来ない。最奥のコマセ師が掛けた様子も聞こえて来ず、隣りのKMIさんにもアタリはないとのことで、どうやらアジが寄って来ていない様子。
今夜も苦労しそうだと思いながらキャスティングをしている所に、一際高身長のアングラーが登場。見覚えのあるその出で立ちのアングラーは、昨年の8月以来1年振りに会うNGHMさんで、彼はKMIさんを挟んで反対側に釣り座を構え、早速キャスティングを開始。
そうこうする内、KMIさんがアジを抜き上げ、27cmあるとの声が聞こえて来た。漸く回って来たかと期待をしたが、小生の所では完全に音なしの構えで、コツンとも来ない。
潮は、右に行ったり左に行ったりとコロコロと変わって落ち着きがない。
Sキャリーを使ったアジングは、殊の外、潮の流れには弱いので、思い切って1gのJHを使ったジグ単に切り替えることにした。が、この頃には、身体がすっかりEmeraldas改でのキャスティングに馴染んでいたので、入釣した頃のトラブルはまるで嘘の様になっていた。それでも、時折スプールに巻かれたラインが緩んでいる時があるので、油断はならないが・・・。
20:10頃、早くもNGHMさんは、タコも釣れたから・・・と云って引き揚げて行った。
さっと来てさっと釣り、さっと帰って行く。何とスマートな釣り方だろう!!
釣り歴だけは50年以上あるが、後期高齢者になっても、煩悩に塗れた釣りしか出来ない小生には、到底、真似が出来ない釣り方。
この日、初めて、小生がアジのコンタクトをものにしたのは、20:30を回った頃。釣りを開始して約3時間もの間、コンタクトもないのに良く粘れたものだと、自分で自分を褒めてやりたい位。
この時は、半ばヤケになって根掛かり覚悟で、ボトムにステイさせているとムズとコンタクトがあったもので、サイズは21cm程のマァマァのサイズ。
やっと、この夜の釣り方が解ったと思ったが、同じ様にしても反応は返って来ず、完全に交通事故で、元の木阿弥。
そして、それから暫く時間を置いて、20:54頃にこの日の2匹目をゲット。更に、その直後の21:01頃に3匹目と、立て続けにコンタクトがあったので漸く調子が出て来たと思ったが、それは夢のまた夢。直ぐに、又々、無反応の状態に戻ってしまい、21:20頃、引き上げて行ったKMIさんを追い掛ける様にして、21:30頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。
今回もまたベイト・アジングでは貧果に終わってしまった。貧果の原因がEmeraldas改の故とは思いたくはないし、何とか使いこなしたい。
事実、身体がEmeraldas改でのキャスティングに馴染んで来ると、0.8gのJHでもキャスト出来る様になって来ているので、進歩して来ているのは確実だろう。利き腕ではない左手での扱いであることに加えて、老齢の身なので身体的にも覚えが悪くなっているため、ある意味では仕方がないことかも知れないが、問題は身体が馴染んで来るのに時間が掛かること。
Emeraldas改がもう少し胴調子であれば、この様に苦労することはないのかも知れないが・・・。
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