2022年釣行記(15) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月25日(金) 17:45~22:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 13、カサゴ x 1
同行者:YTさん、(Dr.TJさん、ISBSさん)

彼岸の期間中ではなく、彼岸明けに墓参りに行くとは、親不孝者と誹られる惧れはあるが、25日の金曜日に両親の墓参りをした後にMHR-KGNに行くことにした。

墓地を17:00頃に出て、一般道をトロトロと走り17:30頃に現地に到着、既に到着していたYTさんに合流。
この時期の日没時刻は18:00少し前で、まだまだ明るい時間帯なので、メバリングを始めるには早過ぎる。と云う訳で、時間潰しを兼ねて海の様子を見に行ったのだが、その帰り、駐車スペースに入って来る黒塗りの高級SUVが見え、マスク姿のDr.TJさんが登場。

円な瞳の可愛娘ちゃんが動き出すにはまだ早いので、そんなに急ぐ必要はない。所が、海風に吹かれた釣り好きの3人が、ジッとして時を待つことなど出来る筈もない。誰から云い出すともなく準備をして、3人連れ立って岸壁に出た。

時間的には、小潮の上げ潮に転じて1時間少々しか経っていない頃なので、潮位がかなり低く(45cm)、テトラ帯が高く海面から身体を出しており、普段よりも大きく見える。そのテトラ帯に絡み付く様にビッシリと繁茂している海藻が、岸壁とテトラ帯の中間付近にまで張り出して来ており、海藻がなさそうな岸壁の際にも夥しい切れ藻が海中を漂っているのが見え、とてもキャスト出来る状況ではない。潮位が上がって来るまでは、所々に見える海藻の薄いスポットを見付けてキャストするしかなさそう。

60番スポット付近に到達した所で、小生はロッドにラインを通すなど最終支度に入り、Dr.TJさんは先に進んで海藻のないスポットを選んでキャスト。YTさんは更に先に進んで凸部に向かって行き、3人夫々五月雨的にStartFishing

この日のロッドは、久し振りのTenryu改
この所、続けてEmeraldas改ばかりを使って来たが、このロッドはまだガイドが仮付け状態なので、いつガイドが飛んでも不思議ではない。折角、ここまで出来て来ているのに、その様なことになっては元も子もない。その上、結果が出ていないこともあったので、気分を変えるためにスピニング・ロッドのTenryu改を持ち込んだもの。
組み合わせるJHは、水深のないことを考慮して先ず0.3gを選択して、海藻が見えないポイントを選んでキャスティングを繰り返したが、コンタクトがない。
水深がないため、可愛娘ちゃんは寄って来ておらず音沙汰がないのは、充分考えられる。しかし、だからと云って沖目にキャストすると海藻の餌食になってしまうので、潮位が上がって来るまで待つしかない・・・。

潮位が上がって来るまで待つのであれば、YTさんの様子を見ておこう凸部に行ってみることにした。
小生は、これまで凸部でロッドを振ることは殆どなく、専らこの凸部を挟んで手前の岸壁か、又は奥の岸壁が釣り場だった。しかし、前回もYTさん凸部で良い釣りをしていた上、今回も、迷うことなく凸部に入って行ったのを見て、行ってみる気になったのだが、YTさんに様子を尋ねると、既に2~3匹は掛けたとのこと。
そんなことを聞かされては、ジッとしていられない。直ぐに、YTさんの隣りに入らせてもらってキャスティングを始めたが、小生にはコンタクトがない。
アリャーッ。前回の再現・・・・?
そこで、JHの重さを訊ねると0.9gとのこと。
この時点まで、小生は軽めの0.3gや0.5gのJHを使っていたのだが、YTさんに習って小生は0.8gにしてみた。すると、不思議なことに、それまでコツリとも音沙汰がなかったのが嘘の様に反応がある。
しかも、あれ程ビッシリと繁茂していた海藻が、この付近ではかなり薄くなっていて、場所によっては殆ど気にする必要もない程で、ノビノビとキャスティングが出来る。寧ろ、潮位がない状況で重ための0.8gのJHにしたので、ボトムのゴツゴツ感がモロに伝わって来て、こちらの方が気掛かり。

そして18:20頃、95番スポット96番スポットの中間付近で、この日の初アタリを合わせて待望の可愛娘ちゃんをゲット。

それから程なくして、少し動いた96番スポット付近で
18:30 2匹目
18:32 3匹目
18:37 4匹目
と3匹を立て続けにゲット。

その後はコンタクトがなくなったので、YTさんと一緒に凸部の先に移動。海藻の切れ目を探しながら可愛娘ちゃんの居場所を探したが見付からず、結局、前回良かったと云う岸壁の先端にまで足を伸ばしたが、満足にキャスト出来る場所もなく、空振り。

そして復路に入った所で
19:25 5匹目 126番
19:28 6匹目 126番
と、テトラ帯と岸壁の間を斜めにワームを通して連続ゲット。
そして、少し間をおいて
19:36 7匹目 123番
と獲った所でアタリがなくなってしまった。

そこで、凸部に戻ろうと歩き始め、凸部の中央付近に差し掛かった時、一人のアングラーに声を掛けられた。闇を透かして目を凝らすと、何と声の主はISBSさん。月もなく暗い中を通りすがって行く人物が、良く小生だと判ったものだと感心するばかり。

ISBSさんとは餌釣りのアングラーを挟んで反対側の92番スポット付近に腰を落ち着けることにして、キャスティングを始めると
20:14 8匹目
20:15 9匹目、そして
20:18にはツ抜けを達成。

その後は、又々、アタリが遠くなったので、気分を変えるためにRigge 35SSを結んで20:41に1匹追加。しかし、交通事故だったと見えて、アタリが続かなかい。そこで、又々、ワームに戻して21:17に12匹目をゲット。
この頃になると、隣りのYTさんアタリがなくなったとぼやく程の状況になり、目先を替えるためにFinluckMInnow30Sを結んで、仕上げの13匹目を、21:45に獲ったのを最後に22:00頃、StopFishingとした。

所で、この日は久し振りにジグ単のメバリングだったのだが、中間に飛ばしウキを介していないダイレクト感が殊の外楽しかった。出来ればベイト・メバリングでこのダイレクト感を味わいたいのだが、そのためには、最低限の条件としてベイト・タックルで1.0gのJHをキャストする必要がある。
そのためには、練習しかないか・・・・・・?

2022年釣行記(14) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月21日(月) 18:00~21:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1
同行者:YTさん、AKWさん

予報では、南東or東南東からの1~2mの風でMHR-KGNでの釣りには好条件。しかも、中潮の満潮時刻近くからの釣りになるので潮位が高いため、煩く繁茂している海藻は、海面下に隠れている筈で、少しは避けられるだろう。更には、火曜日は朝から雨模様とのこと。
と云う訳で、定例の月曜日釣行を敢行することにした。

16:15頃自宅を出発し、現地には17:15頃に到着。
相変わらずガラガラ状態の駐車スペースに車を止め、ほゞ同時刻に到着したと云うYTさんAKWさんに合流。

まだ明るい時間帯だったので、ゆっくりと支度をして岸壁に出てみると、潮位が高いにも拘わらず海藻がびっしりと海面を覆っていて、とても釣りが出来る状況には見えない。ひょっとすると、これもアングラーが少ない要因の一つかも知れないと思った程。
所で、この日の三人の出で立ちは、YTさんAKWさん、そして小生はのジャケットを着て並んでいたので、遠目にはまるで交通信号機が歩いていた様に見えただろう。

小生は、今回もEmeraldas改飛ばしウキを使ったワーミング・システム61番スポット付近で円な瞳の可愛娘ちゃんの捜索を始め、YTさんAKWさんは海藻の絨毯を避けるために凸部方面に直行。

しかし、まだ明るい時間帯のためか、いつもの様に全く音沙汰がない。暗くなれば、可愛娘ちゃんが動き出すかも知れないと思いつゝ、海藻の薄い場所を狙ってキャスティングを繰り返していた。
その内、徐々に暗くなって来たが、期待とは裏腹にサッパリ気配が感じられない。
そこで、比較的海藻の少ない71番スポット付近に移動したが、このポイントでも梨の礫。18:30頃、堪らずYTさんに状況伺いの連絡を入れると、既に2匹バラシの6匹獲った。AKWさんも獲っているとのこと。

こっちはアタリすらないのに、既に6匹とは。完全にポイントの選定を間違えた!!
二人にあやかろうと、直ぐに凸部に居る二人の許に移動したが、小生にはコンタクトがない。そこで二人を置いて、その先の実績ポイントである109番スポット付近に移動したが、これも空振り。
そこからは蟹の横這い釣法でコンタクトがあるポイントを探したが、見付けられない。

兎にも角にも、全くアタリが感じられないまま時間が過ぎ、123番スポット付近で、やっとの思いで可愛娘ちゃんの顔を見たのは19:50頃。

アタリはチクと微かに感じられる位の小さなもので、サイズも15cmに届かないロリ・サイズ。しかし、釣りを開始して2時間以上もの間、1度だけアタリらしいものを感じただけだったので、やっと来てくれたと思わず呟いてしまった。

アタリが極々小さいことが解ったので、どんな小さな違和感も見逃さない様に集中したが、その後は何も変化がない。

結局、20:30を過ぎた頃にはすっかりヤル気も失せてしまって、惰性のキャスティングを繰り返しているだけ。こうなると丁寧さがなくなり、それが可愛娘ちゃんのコンタクトを阻害し・・・と悪循環に陥ってしまうことは自明のことながら、どうしても立て直せず、21:00過ぎにStopFishingとした。

それにしても、YTさんAKWさんにはアタリがあったのに、何故、小生にはアタリがなかったのか? YTさんなどはカサゴ込みで30匹を超える釣果に対して、小生はアタリらしいものも含めて唯の2度しかコンタクトがなく、余りもその差が大きい。根底には肩から先(腕)の問題があるのは当然としても、その点を割り引いても差が大き過ぎる。

原因としては、
1)そもそも、ベイト・ロッドだから。
2)自作のロッドで感度が出ていないから。
3)手感度の鈍い左手でロッドを扱っていること。
4)飛ばしウキを使っているから。
イ)飛ばしウキの着水音が嫌われているから。
ロ)飛ばしウキのケミホタルの灯りがきらわれているから。
ハ)中間に飛ばしウキがあるので、ダイレクトにアタリが伝わって来ないから。
etc.etc.考えられるが・・・・。

この日もバック・ラッシュすることも全くなく、3g程度の重さならば、問題なくキャスト出来る様になったのに、このまゝベイト・メバリングを諦めてしまうのは、如何にも口惜しい。
もう少しの間、このEmeraldas改でのベイト・メバリングを続けてみようと思うが、それによって解決出来そうなのは、上記の3)。1gをキャストすることが出来る様になればジグ単で狙え、そうなれば上記の4)は解決出来ることになるが、道は遠そう(涙)

2022年釣行記(13) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月16日(水) 18:00~20:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:単独

前回のMHR-KGNでのメバリングは、リールの不調によりキャスティングが儘ならず、フラストレーションを目一杯溜めてしまう結果だった。
今回は、調子の戻ったリールで再度ベイト・メバリングを試すために、MHR-KGNに出掛けて来た。

自宅を16:30頃に出発し、現地到着は17:30頃。
相変わらずガラガラ状態の駐車スペースに車を止めて、外に出てみると想像以上に強い風が吹き込んでいたが、Emeraldas改を手に岸壁に出てみると、意外にも南風がソヨソヨと吹いているだけで、一安心。

今回は、円な瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶことよりも、リールの調子とガイド位置を変えたEmeraldas改でのキャスティングの状態をチェックすることが主眼なので、近場からキャスティングを始めようとしたが、海藻の帯がびっしりと海面に漂っていて、キャスト出来そうなポイントがない。
仕方がないので、海藻の薄そうなポイントを探しながら歩き、結局、いつもの60番スポット付近にまで来てしまった。この付近はキャスト出来そうなスペースが多少だがあるので、いつもの様に飛ばしウキに0.2gのJHを組み合わせたワーミング・システムを組んで、キャスティングを始めた。

所が、前回と同じ様に途中で失速して全く飛ばない。リリースするタイミングが悪かったのかと思い、タイミングに気を付けてキャストし直したが症状には変化がない。マグネット・ブレーキの設定を変えても変化がない。
家を出る前にスプールの回転状況をチェックしたが、正常だったのに、何が原因なのか・・・・。
ラインがガイドに絡んでいないか等色々とチェックをしたが、これも問題なし。こうなると、兎に角、原因はリール本体かスプールにあることは確実。そこで予備のスプールに替えるために、リールにセットされているスプールを外そうとした所で、スプールに巻かれているラインの1本を巻き込んで、ラインが出ていることに気が付いた。
原因が解ってみると、それを解消するのは簡単だが、日が落ちて暗い中で、ヘッドランプの灯りを頼りに極細のラインの絡まりを解くのは、大変。増してや、白内障の手術を受けた老眼とあっては極めて難しい作業になることは必定なので、岸壁に座り込んでジックリと時間を掛けることにした。

何とか絡まりを解いてキャスティングを再開すると、スムーズに飛んで行って問題解決。そこで、ようやく本来のEmeraldas改でのキャスティング状況のチェックに掛れた次第。

キャスティングがソコソコ問題なく出来る様になると、魚を掛けたくなるのはアングラーとしては当然のことで、ロッドから伝わって来る違和感にも注意を払う様にした。
しかし、これまでと同じ様に、可愛娘ちゃんからのコンタクトがない。
そこで蟹の横這い釣法で移動しながら探し、70番スポット付近に到達。
この付近は比較的海藻が少ないため、安心してキャスト出来るので、寧ろキャスティングの練習に比重を置いていた。だが、そんな時に限って反応があるもので、テトラ帯と岸壁の中間付近で、ワームを抑え込む様な違和感が伝わって来た。
この日、初めてのアタリに合わせも決まり、抜き上げたのは少々小振りだが、立派な可愛娘ちゃんで、時刻は18:40頃。

実は以前にもこの付近で入れ掛かりがあったので、同じ立ち位置でキャスティングを続けると、
18:44 2匹目
18:46 3匹目
と立て続けに15cm程だが、可愛娘ちゃんが顔を見せてくれた。
しかし、このポイントではこれが精一杯で、4匹目は少し移動した72番スポット付近で、18:55のことだった。

所が、4匹目を獲ってからはさっぱりコンタクトがなくなってしまった。そこで、又もや蟹の横這い釣法に切り替えたのだが、77番スポット付近で根掛り。海藻に掛かった場合はジワーッとラインを引っ張っていると、スポッと抜けることが多く、この日も何度もそうして切り抜けた。しかし、今回は上手く行かず、敢え無くライン・ブレイク
エステル・ラインを巻いている予備のリールに替えることも考えたが、海藻に掛けてしまうリスクを考慮すると、少しでも強い方が良いだろうと思い直し、システムを組み直すことにした。
暗い中ヘッドランプの灯りを頼りに何とかFGノットでシステムを組み直して、キャスティングを再開したのは、丁度20:00だったので、30分もロスしたことになる。大潮で下げ脚が早い時間帯での30分は痛かった。自宅でFGノットを組むのに10分と掛からないのだが、これも夜目の効かない年寄り故のことで仕方がない。

所が、再開した1投目で、コツと5匹目をゲット。
さぁ、これからだ!と気分も新たにメバリングをしようと思ったのだが、生憎なことに、小生の進行方向に若者アングラーが入って来た。そこで、そのアングラーを迂回して先に進むことにしたのだが、どうせ先に行くのならと、20:10頃109番スポット付近に移動。
そして、キャストをすると1投目から反応が帰って来た。残念ながらこのアタリは獲れなくバラしてしまった所で、突然、北風が強く吹き付けて来た。
時計を見ると20:20頃で引き揚げるには、まだまだ早い。
何とか出来ないかと、正面から吹いて来る北風に逆らってキャストしてみたが、飛ばしウキが風に戻されて来てどうしようもない程。それでも風が弱くなった隙きを狙ってキャストする積りで折り返しに入ったが、結局そんなチャンスはなく、20:30頃、StopFishingとした。

所で、主題のEmeraldas改でのキャスティングだが・・・・・。
この日は、バック・ラッシュを起こすことは一度もなく比較的スムーズなキャスティングが出来たと思うが、3.6gの飛ばしウキを使っているにしては、飛距離がもう一つ物足りない。ブレーキの調整に加えてロッドに慣れればもう少し飛距離は出る筈なので、この点はもう少し使い込めば解決するだろう。
残る問題は1gがキャスト出来るかどうかだが、庭でキャスティングをしてみた際に、2gまではキャスト出来たので、この辺が限界かも知れない。
1gがキャスト出来れば、MHR-KGNでのメバリングを、このロッド1本で楽しめるので、何とか1gがキャスト出来る様にしたいのだが。

2022年釣行記(12) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月10日(木) 18:00~22:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 0
同行者:YTさん、Dr.TJさん、ISBSさん

前日の9日の夕方、久し振りにYTさんから電話があり、色々と積もる話をしている内に、MHR-KGNメバリングを一緒にすることになった。条件的にも予報でも、夕方から夜にかけては弱い南風の予想だったので、申し分のない所だった。所が、一夜明けて当日の朝、改めて予報をチェックすると20:00頃から東風に変わるとのこと。条件としては悪い方向になるが、こればかりは仕方がない。

16:15頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。
前回は久し振りにかなり沢山の車が止まっていたが、前回の結果が全く芳しくなかったので、アングラーは少ないだろうと予想した通り、この日は又々ガラガラ状態に戻っていた。
今日も、厳しそうだなと思いつゝ、車から降りて準備に掛かろうとした所に、ピカピカの黒のスバル・ボクサーが入って来て、DR.TJさんが登場。そして、Dr.TJさんに挨拶をして戻る途中、反対側に止まっていたYTさんに呼び止められて、早くから来ていたYTさんにようやく気が付き、改めて挨拶をして、釣りの準備に掛かった。

今回持ち込んだロッドは、Tenryu改Emeraldas改の2本。
Emeraldas改は、前回使ってみた結果、ティップの暴れが少し大きい様に感じたので、その暴れを少しでも軽減したかったため、ティップのガイドを1個減らしてガイドを付け直したもの。その効果が思った程でない場合を考えて、Tenryu改を予備に持ち込んだものだが、その際にはEmeraldas改のベイト・ロッドへの改造はボツにしようと思っていた。

と云う訳で、3人揃って岸壁に出た所で、小生はEmeraldas改でテストの開始。
潮は干潮から上げ潮に転じて間もない時刻だったので、潮位は低いため、テトラ帯は大きく海面から出ており、海藻がびっしりと海面に漂っている。そんな海藻を避けるために、針は付けずにフロートだけでキャストすると、スムーズにラインが出て行って、テトラ帯付近に着水。3.6gのフロートを使っているにしては、余り距離は出ていないが、ロッドに慣れればもう少し伸びる筈であり、仮に伸びないとしても、MHR-KGNでは不足のない距離は出ている。
2度、3度とキャスティングを繰り返してみたが、同じ結果・・・・。
ガイドを減らした効果があった!!

と云う訳で、今回はEmeraldas改で通すことにして、先に進んで行ったYtさんDr.TJさんを追って、60番スポット付近に到達し、前回使ったソルト・フライのカラマリを結んで、18:00少し前にキャスティングを開始。
このポイントでも、海藻がテトラ帯と岸壁の中間付近にまで広がって来ているので、キャスト出来るのは手前の狭いスペースしかない。そこで、ここではピッチングの練習を兼ねて可愛娘ちゃんからのコンタクトを待った。しかし、キャスティングに注力していたためか、音沙汰を感じられない。

そこで、先行して行った二人を追い掛ける様にして、テンポの早い蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探したが、見付けられないまゝ70番スポット付近に到達。
この付近は、比較的海藻の密度が低く、足許からテトラ帯付近まで綺麗な海面が広がっている。そこで、オーバー・ヘッド・キャストにキャスト方法を替えて、少し沖目を狙うことにした。
所が、何故かフロートが全く飛んで行かない。リリースするタイミングに気を付けてキャストし直しても、テトラ帯と岸壁の中間付近で、急激に失速してしまう。

アレッ、どうしたんだろう?
何があったんだろう?
これが、この日の地獄の始まりだったとは、その時は思いもしなかったのだが・・・・・。

リリースのタイミング、力の入れ具合等々色々と注意しながらキャストを繰り返したが、入釣時の様な飛び方の再現が出来ない。この時点で、可愛娘ちゃんと遊ぶことを諦めて、キャスティングの練習に打ち込むことにしたが、何故か原因が判らないまゝ悩んでいる小生の後ろを通って、18:30頃、ISBSさんが登場。

その後は、フロートを2個にしてみたり、ラインとリーダーの結び目がガイドを通らない様に短くしたり、果てはリールのマグネットの数を減らしたりしてみたが、解決に至らないまゝ。

こうなってしまうと、すっかりメバリングを続ける気持ちは雲散霧消
ロッドをTenryu改に替える気力もなく、YTさんDr.TJさんの隣りに並んで愚痴を繰り返して邪魔をすることに専念。にも拘らず、二人共ツ抜けを達成。ISBSさんツ抜け達成したとのことだったので、小生一人蚊帳の外でママならないキャスティングに悩み、結局、解決出来ないまゝ、22:00少し前にこの日のメバリングを終えることにした。

帰宅後、こんな状態ならベイト・ロッドを調達するしかないとネットを徘徊している際、ふと思い付いてスプールの回転状況をチェックする気になった。
そこで、マグネット・ブレーキを開放にしてクラッチを切ってスプールを手で回転させてみると、明らかに回転量が少なく、直ぐに止まってしまう。こうなると原因は、ベアリングにあることは明らかなので、駄目で元々とばかりにエア・スプレーで2個付けられているベアリングを吹いてみた。
そして、改めてスプールを組み込んで回転させてみると、クルクルと気持ちの良い程回転を続けて呉れる。
使用後の水洗いは、きちんと励行していたので、塩ガミではなく、何か小さなゴミでも噛んでいたのかも知れないが、兎にも角にも、原因がやっと解明出来た。
原因が解ってしまえばなーんだと云うことだが、現場では何が何だ解らず、ロッドを曲げている仲間を目にして切歯扼腕。地獄の様な時間だった。

と云う訳で、次回、調子の良いリールを使ってEmeraldas改を試してから、どうするかを考えようと思う。

2022年釣行記(11) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:03月07日(月) 17:40~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独、(ISBSさん)

前日の6日にチェックした際には、21:00頃まで南風が1~2mと絶好の条件だったので、すっかりその気になっていた。
所が、自宅を出る直前に再チェックした所、時刻が進むに連れて風向きが、南々東→南東→東南東→東→北々東と、MHR-KGNでのメバリングにとっては悪い方向に変わる予想になっている。しかも、釣り難くなる東風に変わる時刻は20:00頃とのことなので、実釣時間が余り取れそうにもない。しかし、風力は1m程度なので、余り気にする必要はなさそう。とは云え、風向きが変わる時刻が後ろにずれてくれれば・・・。

16:15頃、自宅を出発し、現地到着は17:10頃。
最近、駐車スペースはガラガラ状態だったのだが、どう云う訳か、この日はかなり沢山の車が止まっていて、これにはビックリ。耳の早いアングラーのことなので、ひょっとすると、釣れだしたとの情報が流れたのかも知れない。

期待を胸に岸壁に出てみると、風は予報通り背後から弱く吹いており、波もなく、この点について云えば、絶好の条件。潮は中潮の上げ7分と云った所で、海面から突き出たテトラでは海鵜が羽を休めており、その周囲から岸壁までの中間程までには、海藻がびっしりと漂っていて、とても釣りにはなり難そう。

前回使用したEmeraldas改と比較するため、今回はSSQC-6112ULS-BF-KRを使う積りにしていたが、やはり自作ロッドの方に愛着がある。何とか出来ないかと、帰宅後ネットを徘徊してベイト・ロッドでのキャスト方法を改めて勉強した。
その方法を試してみたかったので、先ずEmeraldas改にフロートだけを結んでその復習をしてみて、その結果、効果がない様であれば予定通りSSQC-6112ULS-BF-KRに取り替えることにした。

そして、学んだことを思い出しながら、3投、4投とキャストしてみると、タイミングが合った際には綺麗に飛んで行くが、少しでも力が入ると・・・。それでもキャスティングを繰り返している内に、徐々にタイミングが合う場面が増えて来て、8~9割程の割で上手くキャスト出来る様になった。

これならEmeraldas改でも何とかなりそうだ

そんな寄り道をしたので、60番スポット付近に到着したのは17:35頃。
早速、キャスティングを始めたが、上手く行く確率が7割程度にまで下がってしまった。練習をした時と本番のこの時との違いは、フロートの下約80cmの所に0.3gのJHが付いているかいないかだけ。0.3gのJHの有無でこんなにも状況が変わるとは思いもしなかったが、兎に角、練習するしかない。
と云う訳で、その後は可愛娘ちゃんを釣ることよりも、きれいにキャストすることに重点を置いてキャスティングを繰り返した。それでも可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば判る筈だが、何も音沙汰がない。
その内、上手くキャスト出来る確率が徐々に下がって来てしまった。自分では気が付かない内に、リリースのタイミンが狂い、力も入っていたのかも知れないが、兎にも角にも、キャストに気を使うのに嫌気が差して来て、結局、18:30頃、意を決してロッドを交換するために、一旦撤収することにした。

そして、岸壁を急ぎ足で戻る途中のこと。
ビュッとキレの良い音をさせてキャスティングしているアングラーの後ろを通り過ぎようとした所、そのアングラーから名前を呼ばれビックリ。
誰だろう?と近寄ると、その声の主はISBSさん

ロッドをSSQC-6112ULS-BF-KRに持ち替えて、60番スポット付近に立って、キャスティングを再開したのは19:00を回った頃で、ロッド交換のために要した時間は30分程。

その付近にはISBSさんの姿がなかったため、所在確認の連絡を入れると、既に88番スポット付近にまで移動しているとのこと。そこで、小生は蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんを探しながらISBSさんを追い掛けることにした。
ISBSさんには、20:00少し前に凸部付近で追い付いたが、ロッド交換のために戻る途中で声を掛けられた際には、3匹の釣果と云っていたので、小生が追い付いた時点では、もう少し数を伸ばしていたと思うが、小生には1度もコンタクトがなかった。

一言二言情報を交換して、小生は凸部の先に移動。
残念ながら109番スポット付近には先行者がの姿が見えるので、その先に進んで、何とか可愛娘ちゃんを探したが、何をしても反応が帰って来ない。まるで、前回の20:00過ぎの状況が、この日は入釣して以降ズーッと続いている様なもので、流石にこの日ばかりはボーズを覚悟した程。

スピニング・ロッドであれば、この様な時はプラグを投げてみるのだが、フローティング・システムに戻すのも面倒臭い。何とかフローティング・システムを活かした上で、目先を変える方法はないかと、バッグを掻き回した所、何年も前に買ったオーシャンルーラーソルトフライ(カラマリ)が出て来た。
これで、駄目なら、今日は終わり!!
すると、極々微かな反応が帰って来て、待ちに待ったこの日初めての可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。
時刻を確認すると、20:10頃のことで、入釣後2時間半もコンタクトがなかったのに、諦めずによく粘れたものだと自分を褒めてやった。

ようやくコンタクトはあったが、後が続かないので、少しづつ移動しながらキャストを続けて2匹目を126番スポット付近で確保。

両目があいた所で、20:40頃、129番スポット付近で折返しに入り、その復路で
20:41 3匹目 125番スポット付近
20:52 4匹目 120、121番スポットの中間付近
と拾った所で、疲れて来たので、凸部で粘っていたISBSさんの元に戻った。

ISBSさんは21:30過ぎに一足早く引き揚げて行き、小生は未練がましく、目ぼしいポイントを探りながら戻ったが、結局これは骨折り損のくたびれ儲けに終わり、22:00過ぎに帰路に着いた。

尚、小生は貧果に終わったが、ISBSさんツ抜けを達成したとのこと。

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