2018/05/14
2018年 Ajing 釣行記
日 時:5月14日(月)~15日(火) 17:00~5:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 21、カサゴ × 6
同行者:AKTさん、INUEさん
前回の金曜日、MHR-KGNからスゴスゴと引き揚げて来て、次回の釣りのことを考えながらリールやロッドをシャワーで洗っている最中に、次は孤島のアジかな?と考えるともなく考えていた。
そこで日曜、月曜の予報をチェックすると、日曜の夜は強い雨、月曜の夜は北東の風が3m前後とのこと。となると、行くなら月曜日しかない。
この時点で、すっかり、月曜の夜、孤島に行く積りなっていた。所が、当日の月曜の朝、予報を改めてチェックすると、日付が変わる頃には1m程度まで収まるらしいが、夜は北東の風が5mも吹く予想に変わっている。
5mの風では無理だろうと半ば諦め気味で準備をしている所にAKTさんからLineの着信があって小生が行くなら、AKTさんも行くとのこと。渡りに船とは正にこのことで、コラボすることに即決。更に、15:00を回った頃に、INUEさんから孤島に行く旨のメールが入って、3人で孤島アジングを楽しむことになった。
17:00頃、孤島の岸壁に到着。
岸壁では、東寄りの風が、予報よりもかなり強く体をグラリと揺らす程吹き付けていて、ラインをガイドに通すのにも難儀する程。時刻は未だ未だ明るい時間帯でもあり大勢のカゴ師や黒鯛師が引き揚げて行った後からの釣りになるので、慌てる必要はない。のんびりと準備を整えていた。
所が、AKTさんやINUEさんは、先行者の居ない裏側で早くもキャスティングを始めている。
まだまだ明るい時間帯なので、アジにはまだ早いだろうと様子を見ていると、何とAKTさんがその数投目でアジをゲット。続いてAKTさんの航路側に入ったINUEさんがゲット。
こんな場面を目にしてはゆっくりとしていられない。急いで準備をした。
今回持ち込んだロッドは、キャロ用のSoare-S709ULT、Soare改、8320#1Bの3本。
キャロでのアジングは、釣った感がなかったので興味をなくしていたのだが、前回、キャロで好調にロッドを曲げていたINUEさんにコツを教えて頂いたので、Soare-S709ULTは、その方法を試して見る積りで敢えて持ち込んだもの。
17:30を廻った頃、6gのシンカーに0.3gのJHでキャロシステムを組み上げて、小生もキャロでのアジングを始めた。
所が、小生には全くコンタクトがない。と云うよりもキャロでのアタリを出せていないと云った方が正解だろう。ロッドの長さ、リーダーの長さ、シンカーの重さ等々色々と要素は考えられるが、何をどの様にすれば判らないまゝキャスティングを続けたが、その最中にも、AKTさんやINUEさんは順調にロッドを曲げている。
何とか肖りたいと立ち位置を替え、カウント数を替えなどして何とかアジからのコンタクトを得ようとしたが、この日最初にロッドを曲げて呉れたのは、ロリ・カサゴ。全く魚の感触がないよりは、ある方が楽しい。その内アジのアタリがあるだろうとキャロを続けたが、揚がって来るのはカサゴばかり。
18:00少し前、カゴ師が帰り支度を始めたので、彼らに入れ替わって小生が最も航路側の継ぎ目、小生の右隣りにINUEさん、更にその右隣りの中央付近にAKTさんが釣り座を構え、この夜の孤島アジングをすることになった。
この日のファースト・フィッシュは19:10。
出足は悪かったが、漸く群れが回って来た!
と思ったが、後続がある筈とするの期待は見事に外れアタリが続かない。
20:30頃、アジンガーの入れ替えが終わって、7人が徹夜をすることになったが、状況は変わらず岸壁全体にまったりムードが漂う始末。
小生などは、日付が変わる時刻になってもカウンターの数は4のまゝ増えることもなく、今晩のツ抜け達成は出来ないかも・・・・・と覚悟を決めた程。
日付が変わった頃、あれ程強く吹いていた風が、珍しく予報通りに徐々に収まり、釣り易くなって来た。
そんな時、AKTさんから裏に居ますヨと有難い情報があり、直ぐに場所を移動した所、ポツリポツリとアタリがあって、24:30頃、漸くツ抜け達成。
2:00頃、折角持って来たのだから、もう少しやって見ようと、シンカーを手持ちの中では最も軽い4gにし、リーダーも長めに替えて再度キャロに挑戦することにした。
そして、キャスティングを繰り返していると、ラインを滑って落ちて行ったシンカーがスイベルに当たった感触の後暫くして、コツとした別の感触が伝わって来た。この時はロッド操作をしていなかったので、これは魚からのコンタクトであることは確実。と云っても、その瞬間は、それとも判らず、右腕が勝手に反応していたと云うのが正直な所で、次の瞬間、ロッドを絞り込む引きにアジであることを確信した次第。
INUEさんが、キャロでもジグ単と同じ様なアタリで獲れるヨと云っていたことに納得出来た瞬間で、その後は、同じ様なアタリで獲れて、何とか20匹超えが出来た一晩だった。
所で、キャロシステムだが、小生は4gのシンカーにして何とか答えが出た格好だが、INUEさんやAKTさんは1.8gのシンカーを使っていた由。しかも、ロッドの長さも6ft前後で、小生の7ft強のSoareよりはかなり短い。
ここまでシンカーが軽く、ロッドも短いとなると、敢えてキャロシステム用にPEのラインを使わなくても、これまでのアジングシステムのまゝでも充分出来そうな気がする。
とすると、これまでは風が強い時の対策として重たいJHを使うのが普通だが、その代わりに軽めのシンカーを使ったキャロシステムが有効ではないかと思った次第。
2018/05/11
2018年 Mebaring 釣行記
日 時:5月11(金) 19:00~23:00
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル × 5
同行者:tommyさん
前回の釣行日の2日は、天気予報が良い方に外れてボートでの釣りを楽しめたが、その翌日の3日からは風が強かったり雨が降ったりで釣行出来ず、悶々としている内に気が付けば、10日近くも経っていた。
このまゝでは、今週の釣行はゼロになってしまう。
生憎、予報では南南西の風が6mとかなり強めで条件は悪いが、MHR-KGNであれば背中からの風になるので、何とかなるだろう。兎に角、行くだけ行って見ようとtommyさんを誘って行くことにした。
17:00過ぎに、拙宅に到着したtommyさんのタックルを小生のリムジンに積み替え、自宅を出発。途中、上〇屋に寄り道をしたので、現地到着は18:45頃。
直ぐに準備を整えて、岸壁に出ると風は予報通り強目に吹いているが、陸風に吹かれた海は穏やか。干潮時刻までは間があるが、潮位は低くてテトラ帯が海面から姿を現しており、海藻があちらこちらに波紋を出している。
スマホを取りに戻ったtommyさんをおいてポイントの凸部の角に到着したのは19:00頃。
tommyさんが来るまで、様子をチェックしておこうとFalcon改のロッドに0.5gのJHでキャスティングを開始したが、斜め左後ろからの強い風にラインが引っ張られて、操作感が全くしない。潮位が低い上にこれから更に下がるので、根掛かりが気になるが、MHR-KGNでは滅多に出番のない少し重めの0.8gにJHを変更。
しかし、直ぐにでもあるだろうと高を括っていた可愛娘ちゃんからのコンタクトはなく、tommyさんも中々戻ってこない。
????これは変だぞ!!!!
スマホを取りに戻っただけなのに、時間が掛かり過ぎている。どうしたのだろう。
19:30頃、背後を通り過ぎて行くアングラーに気が付いたが、そのまゝ先に進んで行くので、どうやらtommyさんではないらしい。
アタリがないので場所を替えたかったが、月もなく暗い岸壁を動き回ってしまっては、tommyさんが小生を見付け難くなるだろうと同じ場所でキャスティングを継続。
19:40頃、ラインの着信があり追い越した!!のメッセージ。
先程背後を通って行ったアングラーはtommyさんだったらしく、どうやら岸壁の端にまで行ってしまったらしい。
この日の最初の可愛娘ちゃんが来てくれたのは19:50頃。
戻って来たtommyさんの釣り支度が終わるのを待ちながら、岸壁と平行にキャストしてゲットした10cm内外のロリ・メバル。この所、出れば20cm以上のサイズが殆どだったので、このサイズには拍子抜け。
しかも、アタリはコンでもなくガツンと引っ手繰って行く様なものでもなく、何の前触れもなくいきなりグーンと引っ張り込む様なアタリの釣れちゃった感一杯で、もう一つも二つも面白さのないものだった。
その後は厭になる程間を開けて、同じ様な釣れちゃった感一杯の交通事故で何とか2匹を追加したが、サイズも小さい幼稚園生ばかり。
20:30頃、余りにもコンタクトがないのに嫌気が差し、滅多にないことだが、小休止を取ることに。
階段に腰を掛けて夕食のパンやおにぎりにパクついて時間を潰すことにしたが、tommyさんにしろ小生にしろ、釣り場の海を目の前にしてジッと出来る訳もなく、15分程で休憩を切り上げてキャスティングを再開。
その再開後の1投目で、又々釣れちゃった感一杯で同サイズを追加出来た。干潮時刻は20:24なので潮が上げに入ったばかりだが、少しだけかも知れないが状況に変化があったのでは?
これまでがこれまでだっただけに、期待が膨らんだが、膨らんだ期待が萎んで行くのに時間は掛からず、直ぐに元の木阿弥に。
22:00を回って、実釣時間が5時間も超えて来ると、疲れが溜まって腰に鈍い痛みを感じる様になってしまった。現金なもので釣れている時には気にならない痛みも、この日の様な状況では、殊更に強く感じてしまう。
こうなると集中力もなくなってしまい、集中力がなくなると根掛かりすることが多くなる負のスパイラル。
そこで気分転換に、20:30頃、への字カーブの先に戻って狙うことを提案。
ポイントに戻って最初のキャスト。
0.8gのJHでは、テトラ帯と岸壁の間に入れられているテトラに根掛かりし易いため、少し軽めのJHにすべきだが、この時はJHの交換も面倒に感じてしまい、根掛かったらStopFishingとする積りでキャスティングをして、少し沈めてリーリング。
すると、コンとこの日初めてメバルらしい明確なアタリがあって、21cm程をゲット。この日はロリ・メバルばかりだったので、このサイズでも引きも殊更に強く感じ、少し離れて場所にいるtommyさんに向かって、来たヨ~と叫んでいた。
しかし、これがこの日の最後の可愛娘ちゃんで、その後は交通事故もなく結局23:00過ぎにフラストレーションを溜めたまゝStopFishingとした。
2018/05/02
その他
日 時:5月2(水) 7:00~17:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:SUN-CAT(BOAT)
釣 果:タイ × 4、ホウボウ × 1、サバ × 4
同行者:YSKWさん、CKYUさん
世の中は、ゴールデン・ウィークの真っ最中で、この時期は何処に行っても混雑している。釣り場も同じで、この時を楽しみにしている大勢の現役組のアングラーで混み合っているので、正直に云って、365連休の小生にとっては余り有難くない。とは云え、この小生も現役の時には、この時とばかりに釣行していたので、文句を云える筋合いではないのは、百も承知。
と云う訳で、この時期は現役の皆さんに楽しんで貰い、小生は釣行するのは控えようかと考えていた所に、YSKWさんからタイとマゴチ狙いでボートを出すが、行きませんか?と有難いお誘いを頂いた。混雑とは無縁なボートでの釣りなので、お断りする理由は何処にもない。寧ろ有難い位で、直ぐにお願いしますと返信を打っていた。
7:00過ぎに岸払い。
実は、予報では風が強く吹くとのことだったので、タイのポイントに行くのは無理だろうと前日の夜、YSKWさんから連絡があった。折角、この日のために買い揃えたタイラバが無駄になるとガッカリはしたが、危険と隣り合わせの遊びのこと故、安全第一とここは潔く諦めるしかない。
所が、海は、予報とはまるで違っていて、風もなくベッタリの凪状態。
そこで、風が吹き出すまでタイを狙おうと、船長のYSKWさんの決定で、タイ・ポイントに向かうことに。
約30分近くボートを走らせて、タイのポイントに到着。ポイント付近には、何を狙っているのか定かではないが、沢山の釣り船やプレジャーボートが浮かんでいる。
8:00少し前、TD-S 602MFB-Sのロッド、ベイトリールのTDX-105Hiでタイ狙いの釣りを開始。
TD-S 602MFB-SもTDX-105Hiも、30年程前のバス・フィッシング用の物だが、タイラバの釣りはルアーを着底させた後直ちに巻き上げを開始するのが肝とのこと。この点から、スピニングよりはベイトリールが有利とのことだが、生憎、海用のベイトリールは持っていない。唯一持っているベイトリールは、淡水用だが、出番もなく押入れの片隅に転がっているだけなので、海水で駄目になっても惜しくはないと敢えて車のトランクに入れて来ていた。
しかし、タイは無理だろうとのことだったので、マゴチ用に用意したSoare-S709ULTだけを持ってボートに向かおうとして所、CKYUさんから折角だから持って行った方が良いですよとのアドバイスを頂き、車に取りに戻ったもの。
YSKWさんによれば水深は10m程。そこで手持ちの中では最も軽い40gのタイラバ・シンカーに黄緑色のスカートのトレーラーをセットして、2投目か、3投目。
ルアーの着底を確認して、ゆっくりとリールのハンドルを回していると、コンコンと何かがルアーに触れている様子が伝わて来た。実は、その時はそれがタイのアタリだとは全く分からず、合わせるタイミングも掴めなかったので、そのまゝリーリングをしていた。結果的に、前アタリで合わせてはならないとするタイラバの釣り方に、図らずも合致していたことになり、正に怪我の功名。その内、グングンとロッドを絞り込む魚の動きに、生まれて初めてタイを釣ったので、知らない筈にも拘わらず、何故かタイだと確信。
YSKWさんに玉網入れして貰ったタイは、22cm程度で大きいとは云えないまでも、初めて手にする嬉しいピンク色をした綺麗なタイ。
尾びれの縁が黒いので、正真正銘の真鯛。
この日は、ボートを水深10m付近から30m付近まで流しながらの釣りだったが、24~25m付近が最もアタリが多かった様な印象で、その付近では流す度にコントクトがあった。結局、この日のタイの釣果は、32cm程を筆頭に4匹だったが、アタリはその倍程もあっただろう。
面白いもので、タイのアタリに慣れて来るとコツコツとした前アタリに、ピクリと手が反応する様になってしまったことで、これさえなければ、釣果はもっと伸びたかも知れない。
加えて、ネクタイの色。何も考えずに目についた黄緑色のネクタイのトレーラーを選んだのだが、3人並んで同じ向きだったにも拘らず、YSKWさんやCKYUさんよりも遥かに小生の方がアタリが多かった。偶々この日だけのことだったのかも知れないが、こんなにも色に対してシビアな魚だったとは思いもしなかった。
その後YSKWさんがイナダと格闘したり、ホウボウを釣ったりしたが、10:00を過ぎてタイのアタリがなくなったので、マゴチ狙いにターゲットを変更。
タイ・ポイント付近の水深4~5m浅場を流したが、マゴチからのコンタクトはないまゝ、浅場を探しながらボートを走らせていた時に、ナブラを発見。
直ぐにボートを停めてCKYUさんが調査に着手。その結果、ナブラの主がサバであることが判り、小生も10gのメタルジグをキャスト。すると、直ぐにググッと引っ手繰る様なアタリでサバをゲット。CKYUさんはカツオの一本釣り宜しく次から次にサバを掛けて、瞬く間にバケツの水は血で真っ赤になり満杯。釣り過ぎても後の処理に困るので、適当な所で止めたが、その頃にはボートがナブラでぐるりと囲まれてしまう程。
後ろ髪にひかれながらサバ・ポイントを後にして、マリーナ付近に引き返してマゴチを狙ったが、全く音沙汰がないまゝ時間が過ぎ、アッと云う間に14:00。
このまゝでは終われないと、今度はバチコンでアジを狙おうと孤島を越えて移動したが、どうした訳か全くアジの反応がない。念のため、メバル・ポイントを含めて色々な場所をチェックしたが、全て空振り。
17:00を回る頃、ついにポツポツと雨が降り出したのを機に、沖上がりとして、10時間にも及ぶボート・フィッシングを終えた。
今回、初めて挑戦したタイラバの釣りは、アジングの様にアタリを取りに行く様なものではなく、どちらかと云えば、向こう合わせの印象が強く、面白さから云えばアジングの方に軍配が上がるように思う。
とは云え、釣りに来て魚の感触を味わえない程詰まらないものはない。
今回のタイラバの釣りで、結果を出せたのは、CKYUさんのベイトを持って行く様にとのアドバイスと、YSKWさんの海の状況を見てタイ・ポイントに行くとする機転を利かせた決断のお蔭で、このどちらの一つでも欠けていれば、こんな満足の出来る結果にはなっていなかったことだろう。
お二人には、この場を借りてお礼を申し上げたいと思う次第である。
2018/04/26
2018年 Mebaring 釣行記
日 時:4月26(木) 23:00~2:20
潮回り:若潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル × 13、ウミタナゴ × 1、
同行者:単独
元々は金曜日の予定だったが、生憎、予報が変わってその夜は俄雨、しかも21:00頃からは風向きも北になるとのこと。
雨の中での釣りは、メガネのレンズに付着した水滴が煩わしいので、最も避けたい状況であり、又、北風は向かい風になるので、軽いJHではやり難くて仕方がない。これに対して木曜日は、雨も降らず、一晩中、弱い南風とのこと。
と云う訳で、急遽、木曜日の夜、食事が終わってから出撃することにした。
自宅発は21:40頃。流石にこの時刻になると交通量はかなり少なくなっているので、現地到着は、いつもより30分も早い22:40頃。時刻も時刻なので、駐車スペースはガラガラだろうと思っていたが、意外にも沢山の車が停まっている。
早速、支度を整えて凸部の角に向かったが、その途中で見掛けたアングラーは2人だけ。停まっている車が多かったので、アングラーの数も多いだろうと思っていただけに、これには拍子抜け。
23:00頃、凸部の角に到着。
予報通り、風は南から微かに吹いているだけで、海は殆ど波もなくのっぺりとして何処かのんびりとしている。潮位は上げ3~4分の70cm程で、テトラ帯の位置や大きさが良く判ってMHR-KGNでのメバリングには正に丁度良い状況。問題は、可愛娘ちゃんのご機嫌がどうかだか、前回、tommyさんと来た時は、活性が低くて苦戦を強いられただけに気掛かりな所。
Tenryu改のロッドにラインを通し、0.6gのJH、アクションフィッシュの1.8インチでキャスティングを開始したのは23:10頃。
どんな場合でも、最初のキャストは期待と不安が入り混じって、ドキドキものなのだが、今回は幸先良くその1投目でコツンと答えが出た。これで今回もボーズは回避出来た訳だが、サイズが10cm程のロリ・メバル。
今シーズンは、アベレージ21~22cm程とMHR-KGNでは良型と云って良いサイズが揃っていたので、これには少々ガッカリと云った所。
そして、その後、2~3投目で、15cm程度を追加。
この分で行けば、サイズには少し不満はあるが、数は獲れるだろう。
所が、2匹目を出してからはサッパリ音沙汰がない。そこで蟹の横這い釣法で凸部の先中央付近に向かって、移動しながら可愛娘ちゃん達の屯している場所を探したが、何処に行ってしまったのか、生き物の気配が全くない。
活性の高い時であれば、テトラ帯の距離でも頻繁に反応があるし、水深のないテトラ帯と岸壁の間にも入って来ているので、コンタクトも多いのだが、この日は忘れた頃に突然コツンと来るだけ。しかも、このアタリをものに出来たか出来なかったに関わりなく、アタッて来るのは唯1度だけで、コースやレンジを変えても、全く無視される始末。
そんな状況が続いたので、この日のツ抜けは、実釣開始2時間後の25:00頃に辛うじて達成出来た。
可愛娘ちゃんの付き場が変わったのかも知れないと、への字カーブ付近に戻って見たが、今回は音沙汰がない。更に、前々回だったか、偶々良かったへの字カーブの手前を、2匹目のドジョウを狙ってチェックしたが、ロリ・メバルが遊んでくれただけに終わり、26:20(2:20)頃、StopFishingとした。
MHR-KGNは、型は望めないが数が出るので、遊ぶには持って来いの場所でお気に入りなのだが、今シーズンは従来よりも一回り二回り大きい22cm前後が揃い、数もソコソコでるので、楽しい思いをさせて貰っている。
今回も、当然、大いに楽しませて貰う積りでいたのだが、案に相違して数も出ず、サイズも以前の様な小さなものが、釣果の半数程もあって、少々フラストレーションの溜まる結果だった。
写真は、24:40頃、ワームで獲った初めてのウミタナゴ。
小さなおちょぼ口にしっかりとJHを咥えていたのには、些かビックリした。
2018/04/22
その他
日 時:4月22日(日)~23日(月) 17:00~5:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ × 33、カサゴ × 3
同行者:AKTさん(AKTさんの知り合い、INUE、TD、HGE、NMT各氏)
先週の金曜日の夜はMHR-KGNでメバリングを楽しんだので、今週の孤島アジングは、月曜日にする積りでいた所、AKTさんから日曜日に出撃する旨の連絡が入って来た。予報では日曜日も月曜日も風の条件についてはほゞ同じだが、日曜日に行くとすると、直前の釣りからは中1日しか経っていないことになる。この歳になると、疲れが身体の芯底に澱の様に溜まって、若い頃の様に一晩寝たらスキッと取れることなど、夢のまた夢。事実、釣行明けの土曜日の夜になっても、何となく身体に怠さが残っていた。しかし、前回の孤島行きも中1日で問題なくこなせたし、何よりも、気の合った仲間と一緒に遊ぶ方が遥かに楽しい。
と云う訳で、日曜日の夜、3回目の孤島アジングをAKTさんと一緒に楽しむことにした。
AKTさんとは駐車場で落ち合い、孤島の岸壁に17:00頃到着。
流石に日曜日とあって、沢山のアングラーが釣りに興じている。その中でアジンガーは、偶然来合わせたAKTさんの知り合いの若者2人を含めて4~5人。
風は、正面からの東寄りが強めに吹いていて、やり難そう。しかし、予報によれば、徐々に弱くなり日付が変わる頃には収まって来る筈。前回、前々回と予報に裏切られて凍えそうな寒さで大変な思いをさせられたが、今度こそは3度目の正直。予報通りになることに期待をすることにして、準備に入った。
今回、持ち込んだロッドは8320#1B、8326#1BにエースのSoare改の3本。
17:15頃、Soare改に1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、1gでは風に負けて飛距離が全く出ない上、まだまだ明るい時間帯なので、気持ちも入らない。それでも、誰かが、エサであれルアーであれ、アジを掛けたのを見れば、集中力も出て来ようと云うものだが、只、時間を潰すだけ。
そうこうする内、先行者がキャストしていた航路側のカーブとの繋ぎ目付近から移動して行ったので、その後に移動。前回、前々回とも同じ場所に釣り座を構えたので、何となく安心感がある。
この日の口開けは18:10頃。
今回も、お持ち帰りのご下命はなく、25cm以上を老夫婦の刺身用にキープする積りでいたので、22cm位のこの1匹は先行者に進呈。
イヨイヨ回って来たと後続を期待したが、直ぐには反応がなく、2匹目は一寸間を置いた18:30頃。
この頃になると、強い風に吹かれ続けていたので、ゾクゾクとする程寒さを感じて来る様になった。
遊びに来て風邪を引いたりすると、家人に何を云われるかも知れない。嫌味を云われる程度であれば我慢も出来るが、釣りに出掛けることをトヤカクは云われたくない。
そこで、念のために忍ばせていたダウンのインナーを着込む始末。昼間は25℃を超える暑さだったので、もう要らないかもとと思いながらも、バッグに入れていて良かったと思った次第。
時間が進み、周囲が暗くなって来ると、あちらこちらでロッドが曲がり出し歓声が聞こえ、小生も集中してアジからのコンタクトを待ち、ポツリポツリと掛け始めたが、もう一つテンポが上がって来ない。
街灯直下に釣り座を構えているAKTさんによれば、アジは浮いているとのことで、テンポ良く次から次にアジを掛けている。それならばと、試しにカウントを10から5カウントづつ層を下げて探ったが、小生には音沙汰がない。
20:20頃になって、先行者の4人が道具を片付け始めたので、AKTさんにあやかろうとの隣りに釣り座を移動。ここは孤島に通い始めた当初は好んで入っていた場所だが、久し振りのためか、何か違和感がある。と云っても、アジが釣れればすぐに消えてなくなる程のもので、気にすることもなくキャスティングを始めた。しかし、この様な思惑は外れることが多い。小生が移動して来た頃からAKTさんのペースがガクンと落ち、小生には音沙汰がない。
20:30頃、先行者の4人が引き揚げて行ったのと入れ違いに4人のアジンガーが岸壁の遠くに姿を現した。
その中の内2人がこちらに向かって手を振ってくれたが、陰になって顔が見えないので、こちらからは誰だかサッパリ判らない。誰が来たのだろうと訝しく思いながら近付いて来たアジンガーの顔を見ると、驚いたことにINUEさん、TDさん、HGEさん、NMTさんで、皆、アジングの手練れ。
彼らは、最も航路に近い場所からINUEさん、その右隣りにHGEさん、そしてNMTさんが釣り座を構え、TDさんは一人離れて足場の狭くなった所に入って、この夜の徹夜メンバーが確定。
その頃になると、いつものことだが、中弛み状態に落ちってしまって小生には、殆どアタリを感じることが出来なくなってしまった。対して、すぐ左隣りのNMTさんが掛け始めたのを機に、HGEさんもロッドを曲げ始め、INUEさんは、夜目にも鮮やかな真っ白なロッド大きく曲げて、遠くから良型アジを次から次に揚げ始めた。
このまゝ、彼らの好調振りを指を咥えて見ている訳には行かない。何とかしなくては・・・・。
しかし、そんな思いとは裏腹に、一向に事態が好転する気配がない。
そこで、裏側で独りじっくりとすることにして、場所を移動。
この頃になると、あれ程強かった風が収まって来て、釣り易くなって来ると同時に寒さがなくなり、寧ろ、暑くなって来さえした。そこで、ダウンのインナーを脱ぎ、ジャケットの前を開ける程。
その頃は、左から右にトロトロと潮が流れていて、状況は表よりは良い。これで、もう少し頻繁にコンタクトがあれば申し分のない所だが、間遠いながらもアタリがあって、24:00頃にはカウンターの数は25になっていた。
25:00を回った頃から、収まっていた風が今度は北寄りから強く吹き出し、それに伴って寒さがぶり返して来、又々ダウンのインナーを引っ張り出して来て着込む始末。
その風は、26:00(2:00)頃から、益々強く吹き出して来て、到底釣りにならない。時刻も時刻なので、物陰に入り風を避けて休んだが、気が付けば周囲は明るくなっており、事実上のStopFishing。
岸壁から引き揚げる際にも、風は強く吹き続けていたが、駐車場に戻った頃には収まっていて、今回は風に翻弄された一晩だった。
所で、INUEさんの純白のロッドだが・・・・・。
訊けば、キャロを投げていたとのこと。キャロは暗くなってからは要らないと考えて、今回はキャロ用のSoare-S709ULTを戦列から外したのだが、夜の暗い時間帯でも、非常に有効であることを実感させられた。次回からはピンチヒッターとしてキャロを常備しようと思った次第。
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