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2016年釣行記(75) – MK

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 1
同行者:単独

金曜日の夜は例によって孤島アジングをする積りにしていたが、北寄りの風が吹き荒れるとの予報。日付が変わってからは、かなり弱くなるらしいが、それまで気持ちも身体も持たせられる筈もなく、今回はパス。
その替わり、YNGSMでのメッキ狙いをすることに。

仲間の情報では、最近のYNGSMは朝方よりも夕方の方が良くなる傾向にあるとのことなので、今回は午後から釣りをする積りで、自宅を10:45頃出発。流石に師走の昼間で交通量も多く、いつもより時間が掛かり、現地到着は12:00を廻った頃。

支度を整えて海岸に向かった所、前回、あれ程ズラリと並んでいたアングラーの姿が何処にも見えない。無暗に混み合っているのも厭だが、誰もいないのも何か不安な気持ちになる。

12:30頃、井桁突堤の右端に立って、Soare Xtune S610LS30のロッドにD-Contactの組み合わせでキャスティングを開始。
風は、右後ろから左前に抜けていく北東の風。所が、北寄りの風にも拘わらず、思いの外、波が高くサーフでは波脚が長く伸びている。遠目には水の色は青くて綺麗だが、足許を見ると前回と同じ様な濁りが入っていて、motoさんからの(前回は)濁りのない所が良かったとの情報が気になる所。

釣れるなら、2~3投の内・・・と期待をしたが、これは期待倒れ。
右に左に、一通り扇状に探ったが、気配はない。前回もそうだったが、生き物の気配が感じらず、早くも気持ちが萎えかかって来る始末。

そこで、サーフなら何とかなるかも知れないと、直ぐに井桁突堤を見切ってサーフに移動。
サーフでは風を背負う格好になるのでキャスティングは楽だが、肝心な魚からのアタックがない。本来ならメッキ以外は外道になるのだが、この時はセイゴでも良いから来てくれと切に願った次第。
所が、全くコンタクトもなく、長いサーフを細かくチェックした筈なのに、アッと云う間に導流堤に到着してしまった。

導流堤の先端は、昨年はメッキが溜まっていたので、大いに期待したのだが、何処に行ってしまったのか、コツンとも来ない。
昨年の様にボトムに貼り付いているのかも知れない7gのメタル・ジグを結び、流れもソコソコあったので確実に底を取るために、30カウントした所、敢え無く根掛かり。そこで、ラインを手に巻き付けてグイと引っ張ると、思いの外簡単にプツンと高切れしてしまった。
仕方がないので、強目の風の中少々やり難いがFGノットをして締め込むとPEラインがプツン。念のため、PEラインを両手に巻き付けて引っ張って見た所、いとも簡単に切れてしまう。何メートルかラインを引っ張り出して試して見たが、結果は同じで、これまで経験したことがないことだっただけに、これには唖然。
予備のスプールやリールを持って来ておらず、メッキが居る気配もないので、諦めて引き揚げようかと思ったが、何もせずにサーフをトボトボと歩いて戻るのは脳がなさ過ぎる。そこで、万が一のことを考えて、合わせ切れを防ぐために、ドラグをユルユルに緩めた上で、キャスティングをしながら戻ることにした。

幸か不幸かアタリがないまゝ、井桁突堤の近くにまで戻って来た所、直ぐ目の前のブレイクの所でブルブルとこの日初めての魚からのコンタクト。

ガツンとルアーを引っ手繰る様なメッキらしいアタリでもなく、ユルユルのドラグを引っ張り出すこともない程の弱い引きで一瞬フグかとも思ったが、上がって来たのは紛れもないメッキ
時計を見ると、丁度15:00。実釣2時間半で初めてのアタリで、大きさも15cm程度しかなく、この時期にしては小さ過ぎるサイズ。しかも釣った感よりも釣れちゃった感が遥かに強い1匹だが、メッキはメッキと気持ちを奮い立たせて、2匹目を狙ってキャスティングを続けたが、正に交通事故の1匹。

陽も西の空に傾き、漸く動き出したかと、それから1時間程粘ったが、気持ちも切れて、16:00頃StopFishingとした。

2016年釣行記(74) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 17、カサゴ x 1
同行者:OHTさん(YGWさん)

今週もまた、定例釣行日の火曜日の夜から水曜日にかけて雨模様の予報なので、1日前倒しして月曜日に孤島アジングをすることにした。今回SGMRさんは都合によりパスとのことで、OHTさんとのコラボ。

孤島にはOHTさんより一足早く、14:00頃に到着。
先行者は餌釣りの若者が一人だけ。これなら好きな所に釣り座を構えることが出来ると思ったが、彼は4~5本もロッドを並べていて、航路側は独り占め。と云っても、広い釣り場に一人しかいないので、何処をどの様に使おうと勝手だし、後から来た小生が文句を云える筋合いではないのは百も承知。
しかし、前回良かったコバ横を狙っていたので、これにはガックリ。
さて、何処に釣り座を構えるか?
これだけ場所が空いていると、選り取り見取りだが、かえって迷ってしまう。オーソドックスには常夜灯下を取るべきだろうが、今回は切れ目付近にすることに決定。

今回の先発は前回活躍したEmeraldas改1.3gのJHの組み合わせ。

実は、切れ目付近は余り入ったことがない。陽も高くアジング・タイムまでには時間があるので、様子見のため正面、右、左と扇状にキャスト。そして、左側にキャストして着底させようとすると、何やらジワーとラインを引っ張る感触がある。
何だろう?
ラインにテンションを掛けると伸び、テンションを抜くと縮む様なゴムの様な動き・・・・。
あるいは、ひょっとしてとラインを巻き取りながら航路側に移動して見ると、案の定、エサ師のラインが小生の釣り座方向に長く出ていて、小生のJHがそのラインに掛かっている。
エサ師の隣りの常夜灯下に入らなくて良かった

15:00過ぎ、OHTさんYGWさんの二人が連れ立って登場。YGWさんとは8月に会って以来で久し振りの再会。
二人の登場に前後して、エサ師がラインを回収してくれたので、常夜灯下の中央にYGWさん、その右隣りにOHTさんが釣り座を構えるが出来て一安心。

16:00過ぎになって江東区から来たと云うアジンガーが加わり、今回はゆったりと4人で徹夜アジングを楽しむことになった。

日没時刻が近付き徐々に周囲の光量が減って来て、イヨイヨ、アジング・タイムが始まった・・・・・。
所が、アジからのコンタクトを見逃すまいと集中力を高めたが、全くノー感じで、生命感があるのはは目の前で潜水を繰り返す水鳥だけで、滅多矢鱈に飛び跳ねるボラの姿もない。

この日の最初の獲物は、日没時刻の16:30頃に、他の3人に先駆けて小生に来た23cm程の本命。

いきなりコンと手許に伝わって来る明確なアタリだったので、メバルかも知れないと思ったが、揚げて見ればボーズ逃れの嬉しいアジ。

これは幸先の良いスタートが切れた

直ぐにでもフォローのアタリが来る筈と期待を込めてキャスティングを続けたが、そんな期待とは裏腹にその後のコンタクトはなく、4人が顔を見合わせてウーン
17:00頃には、早くもアジを求めて釣り場をウロウロし始める始末。

この日、ツ抜けしたのは22:00過ぎのことで、忘れた頃に来るアタリを拾う以外にない状況。
潮が上げに変われば、少しは状況に変化があるかも知れないと敢えて前向きに考えて潮変わりに期待したが、潮の上げ下げには全く関係がなく、これも空振り。こうなって来ると、集中力を保つのは極めて難しく、根掛かりの連発で何度システムを組み直したことだろう(涙)

空振り続きで溜まりに溜まったフラストレーションを晴らすべく藁にもすがる思いで、朝間詰めに期待を掛けたが、これも敢え無く期待倒れに終わり、予定より1時間早い6:00過ぎにStopFishingとした。

結局は、集中力を如何に保ち、忘れた頃に来るアタリを逃さずに拾えるかがポイントで、小生の様な高齢者には難しい時期になってしまった。
昨年、一昨年もやはり12月に入るとアジからのコンタクトは激減し、忘れた頃のアタリを拾うアジングだった。それから見ても、今回の状況は、今年のアジングもシーズン・オフを迎えつつあると云うことを示すものだろう。

(追記)
今回も、未練タラタラで合間合間にタチウオを狙って見た。しかし、掠ることもなく、唯一、江東区のアジンガー氏が2本足らずの細いタチウオを掛けたのを目撃しただけ。前回もワインドで掛かって来たのは指2本程度の細いものばかりだったので、タチウオも終わったとみてよいだろうと思う。

2016年釣行記(73) – MK

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑)
場 所:YNGSM
釣 果:メッキ x 0、セイゴ x 2
同行者:単独(motoさん)

週末の土曜日はアジング仲間の忘年会の予定があるので、金曜日の孤島アジングはパス。と云っても、やはり、短時間だけでも釣りはしたい。
小生の場合、YNGSMメッキを狙う場合は、午前中で終わることが多い。しかも、天気予報では北風2~3mとフォローの風が吹くとのことで、この点も都合が良いし、メッキは間もなく終盤となるので、出来る限りやっておきたい。
と云う訳で、YNGSMメッキを狙うことに決定。

5:00頃、自宅を出て現地到着は6:00頃。
今回は、昨年良かったCGSKで粘る積りで、まだ暗い中向かっていると、サーフには点々とアングラーが入っているのが目に入って来た。歩きながら数えてみると、何と10人。
後で、聞いた所によると、つい最近、良型のヒラメが出た由。週末の土曜日なので大勢さんが来たのかと思っていたが、どうも良型ヒラメの情報に釣られたと云うのが真相の様。

サーフの砂にヨタヨタと足を取られフーフー云いながらやっとの思いでCGSKに着くと、そこにも二人のアングラーの姿がある。しかも、その内の一人は小生が入りたかった先端に陣を取っている。仲間内であれば、多少窮屈だが二人並ぶことも出来る。しかし、見知らぬアングラーではそうは行かない。
とは云え、70年も人生を過ごして来た厚かましさを発揮して、何食わぬ顔をしてそのアングラーに近付き、朝のご挨拶を兼ねて様子を訊ねてみた所、2:00頃から入っているシーバサーで、魚の気配は全くないとのこと。

シーバサーなので陽が高くなれば引き揚げる筈、メッキはその後でも良い
彼の直ぐ隣りでキャスティングを始めるのは憚られたので、4~5m離れてSoare Xtune S709ULTD-Contactの組み合わせで準備を開始。すると、キャスティングを始める前にそのシーバサーは引き揚げて行ったので、先端を確保して、6:40頃、太陽が東の空に顔を出すのと同時にキャスティングを開始。

風は背中からの北風が少々強目だが、この先端では南方向にポイントがあるので全く問題ない。

D-Contactでは表層付近、中層付近でもコンタクトはなく、底を取ろうにも流れが強くて、とても着底させることが出来ない。そこで5g、7gのメタルジグに交換。

この日の最初の魚類は、7:30頃に来たフグ
掛けた瞬間はゴミかと思ったが、揚げてみるとプーッと風船の様に膨らんでいるのに、思わず苦笑。

後にも先にも、魚からのコンタクトはこれだけ。昨年のこの時期には、このポイントで良い釣りをした経験があるので、必ずメッキの回遊はある筈と、自身に云い聞かせる様にして、後は、いつ来るか判らないメッキからのコンタクトをひたすら待ちながらのキャスティング。

しかし、待てど暮らせどコンタクトはない。こうなって来ると、スルーして来た井桁突堤の様子が気になり、最初の内は11:00頃までは粘る積りでいた気持ちは徐々に萎えて、10:00頃まで粘ろうになり、結局9:30頃には諦めて移動することに。

サーフを打ちながら戻っていると、波打ち際で小さなシブキがあり付近に波紋があるのが目に入って来た。その様子からはメッキであるとは思えなかったが、念のためその沖にキャストしジャークを繰り返しながら、リーリングしていると、魚が掛かった気配。しかし、メッキの引きとは明らかに違って力強さが全く感じられない。
何だ?
引き揚げてみると、その主は何とスレ掛かりしたセイゴで、尾びれ付近に掛かったにしては引きが弱々しかったのが印象的。
2匹目は、波打ち際から少し沖で来た同サイズのセイゴ。これはきちんとルアーを咥えて来たが、とてもスズキの子どもとは思えない程、引きはやはり弱いものだった。

サーフの中程まで移動して来たが、メッキはもとよりセイゴのアタリもなく、税金と云えるダツの姿も見えない。
そこで、サーフで打つのは止めて井桁突堤に急行しようと歩き始めた所でオレンジ色の上着を着たmotoさんに遭遇。様子を訊ねると、やはり駄目だとのこと。
暫く、情報交換をした後別れて井桁突堤に乗った所、この日は波が静かで左角にも入るにも問題はなさそう。
そこで、時々やって来る大き目の波に気を付けながら、キャスティングをしたが、やはり全くコンタクトがない。サーフでは気が付かなかった濁りが入っているのがアタリのない原因かとも思ったが、この程度の濁りがメッキに影響があるとは思えず、やはり今季のメッキの不調の原因は他にあるのだろう。

どちらにしても、アタリのなさに嫌気が差すと同時に、アクションを加え続けた右腕・手首も疲れたので、11:00頃StopFishingとした。

2016年釣行記(72) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:小潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 34、タチウオ x 3
同行者:単独(INUさん)

定例釣行日の火曜日の夜は、北風が5~6mと強く吹く予報が出ており、これでは孤島でのアジングは到底無理。と云う訳で、一日前倒しをして月曜の夜からの徹夜アジングをすることにした。
実は、先週は火・水金・土と連続して徹夜アジングをしたので、月曜から出撃するとなると中一日とは云え3連続徹夜になり、体力的に少々自信はない。しかし、週末は忘年会のため孤島には行けないので、この月曜を逃すとなると、今週の孤島行きの機会がなくなってしまう。

孤島に到着したのは14:00過ぎ。
アジンガーは小生の他には、アジングを始めたばかりだと云う若者の二人だけで、彼は常夜灯下の中央に椅子を置いていたので、小生はコバ横に釣り座を構えることにした。このコバ横は北風が吹き抜けていくので、風が強い場合は避けているのだが、この夜は1~2mと弱い予報。この程度であれば問題はないと考えた。

この日の先発メンバーは、2軍落ちになってこの所スッカリ出番のなくなったEmeraldas改1.3gのJH

自宅で釣り支度をしながらロッドを見ていて、このEmeraldas改が何となく気になったので、一晩通して使う積りで持ち出したもの。
JHは、予報通り風も弱いので1.3gは少々重たい気がするが、このロッドには1.2~1.3gが最も合っている様に思うので、取り敢えずこれでやって見ようと考えた。

aj-2016-068この日の幕開けは、16:00頃に来たロリ・カサゴ。前回に続いてロリ・カサゴがファースト・フィッシュと云うのは、頂けないが、取り敢えず魚の感触は味わえたので、良しとしよう。

アジングにとってカサゴは外道で出来れば掛けたくはないが、掛けるならお土産サイズに来て欲しいとこのまゝリリース。

aj-2016-069日没時刻の16:30を廻った頃、目の前に何やら大きな生き物が、時には波シブキを立てる等してウロウロとし始めた。
最初はサメかとも思ったが、その動きを追っていると、プシュー・プシューと呼吸音らしき音が聞こえて来る。
と云うことは哺乳類・・・・。
哺乳類とすれば、イルカ・・・・。イルカとすれば、少し小さい様な・・・・・。
この釣り場で魚以外の海洋生物を目にすることは、これまでなかったので、少々驚くとともに感激もした。

17:00過ぎに登場したINUさんにこの話をした所、房総では良く見掛けるスナメリではないかとのことで、これが姿を見せるとアジが釣れなくなるとのこと。
帰宅後調べてみると、スナメリには背ビレはない由。しかし、写真には背ビレらしきものがはっきりと写っている。さらに、このHPによれば、孤島に近い南本牧付近にもイルカは棲み付いているとのこと。と云うことは矢張りイルカだろう。

aj-2016-0702頭のイルカが直ぐ近くをウロウロしている間は、INUさんの云う通り、全く魚からのコンタクトはなく、最初の本命が来たのは16:15頃。

この1匹を皮切りに調子よくと行きたかったが、それには程遠い状況でアタリはポツリポツリと間遠い。しかも掛かって来るのは豆ばかり。
豆が来るのは最近の傾向なので覚悟の上だが、そのアタリは、良型のアジかと思う程微かで小さいもので、その正体が豆と判ってガッカリすることの繰り返し。

所が、23:00を廻った頃から同じ様なアタリで掛かって来るアジの大きさがこれまでとは様変わり。掛かれば23~25cmの良型ばかりで中には27cmクラスも混じり、これまで大きくて20cmを相手にして来た目には殊更に大きく感じた次第。
この状況は2:00を廻った頃まで続き、その後はコンタクトも少なくなり、大きさも元に戻ってしまった印象だが、豆ばかりだった状況に変化があった様に思える。

タチウオは、アジングの合間合間に指3本以上の良型を狙ったが、掛かって来たのは指2本程度のリリースサイズが3本のみ。内、1本はアジングのJHで掛けたもので、やはり終盤を思わせる結果だった。

2016年釣行記(71) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 20、タチウオ x 4
同行者:単独(YSKWさん、IWさん)

24:00前後に4mの北風が吹く予報だったが、来週、4日の週は全体的に風が強い日が続くので、今日行かなければ孤島に出掛けるチャンスがなくなる可能性がある。
と云う訳で、今回は単独で孤島に出撃することにした。

14:30を廻った頃、駐車場に着いて見ると、見覚えのある車がある。車の主はYSKWさんで、小生の様な年金生活者ならいざ知らず、彼はバリバリの現役なので、こんなに早い時間に来ているのが意外な気がしたが、これで今晩は知り合いと一緒になることが分かって一安心。

YSKWさんと一緒に孤島に到着。
釣り場の突堤には、最も航路側に餌釣り師が2人、着いたばかりの黒鯛師、帰り支度を始めているアングラーが2人と先行者は少なく、ベストポジションには誰も入っていない。そこで、YSKWさんが中央付近、小生はその陸側隣りに釣り座を設定して徹夜アジングをすることに。

前回と違って風は微風で、日差しが暖かく頗る気持ちが良い。
YSKWさんは早速カワハギを狙って出撃し、小生はゆっくりと支度をしてキャスティングを開始。先発は、最近すっかり先発レギュラーの座に定着したSoare改1gのJHの組み合わせ。

aj-2016-065この日のファースト・フィッシュはロリ・カサゴで、時刻はまだ明るい16:00頃(ピントがカサゴではなく海に合ってしまっているのはご愛敬)。

最近でこそロリ・カサゴを釣ることは余りなくなったが、一時はアジングをしているのにロリ・カサゴしか釣れなくて色々と悩んだことが、何となく懐かしく感じられる。

16:00を廻った頃、IWさんと見覚えのないアジンガーが登場。
その頃には二人のエサ師も引き揚げて行き、釣り場はアジンガー4人と黒鯛師1人の都合5人になってしまった。土曜日を控えているので、もう少し混むことになるだろうと思ったが、これは嬉しい誤算。
IWさんYSKWさんを挟んで航路側、もう一人のアジンガーは、小生の右側に着座して徹夜アジングの開始となった次第。

小生の右側に座ったアジンガーは、どうもここで会ったことがある様で、あの女性は今日は来ないの? とFKGW女史のことを小生に問い掛けて来た。今日は来ないよと反射的に答えてみたものゝ、この御仁に会ったのはいつだろうか? 何故小生に訊くのか?

aj-2016-066この日、最初のアジを掛けたのはあの御仁、その後IWさん、そしてYSKWさん

小生に、本命のアジが来たのは、日没時刻の16:30頃。
前回と同じ様に小振りのアジでの幕開けだが、取り敢えずはこれでボーズなし。

その後、退屈しない程度の間隔でアタリがあったので、豆でも数釣って楽しもうと思っていると、20:00を廻った頃から、急に強い風が吹き出して来た。予報よりも早い時刻からで、しかも横から吹かれることになる北東の風。
東寄りの風はこの孤島では鬼門で、やはりペースはガクンと落ちてしまい、難行苦行の始まり。アジの着き場を探してウロウロしていたYSKWさんIWさんも、23:00を過ぎた頃には寝袋に包まりゴロリとマグロ状態。

aj-2016-067風が強い中ではアジングは難しい。
そこで、小生は、前回リールを忘れて悔しい思いをしたタチウオにターゲットを変更してワインディングを開始。
すると間もなく、23:30頃、ガツンとロッドが止まった直後ギューンと絞り込むタチウオの引きがあって、指3本強、体長90cmの銀ピカ。
直ぐにYSKWさんに来て貰おうと思い声を掛けたが、彼は休む方を選択したので、そのまゝワインディングを続けた所、24:00過ぎの30分程の間に立て続けに4本の釣果。
ただ、ワインディングで獲ったのは最初の1本だけで、他はゆっくりとしたショート・ジャークで掛けたもの。余りタチウオの活性が高いとは思えなかったので、アクションをゆっくり小さくしてタチウオに見せる様にしたのが良かったのかも知れない。と云っても、その後はアクションを色々と替えても、一度だけアタリを感じただけで、釣果を上げられなかったので、魚影は薄くなっているのだろう。

3:00頃になって風が弱くなる気配があったが、直ぐに、又、ぶり返して前回以上に強くなって、身体がグラリと揺らされてしまう程。こうなっては、とても釣り等しておられる筈もなく、後は時間の経過を待つだけ。

いつもの様に明け方近くになり、風が弱くなると同時に少しマシなサイズのアジが回って来たが、その頃には体力も気力も使い果たしてその気も起きず、日の出時刻前の6:00過ぎには道具を片付けて、もう少し粘ると云うYSKWさんIWさんを残してStopFishingとした。

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