2021/12/24
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月24日(金) 16:50~20:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6
同行者:単独
23日(木)か24日(金)のどちらかの日、に久し振りにミニGTと遊ぶ積りだったが、残念ながら、退っ引きならない用事が入ってしまい、釣に行けなくなってしまった。しかし、用事が早く済めば、金曜日の夜は何とかなりそう。しかも、予報では南西の風が1~2mとのことなので、MHR-KGNなら釣りが出来そう。
と云う訳で、正に、鼻っ先に人参をぶら下げられた馬の様になって、釈迦力に用事を済ませて、MHR-KGNに出掛けて来た。
16:30頃、現地に到着して驚いたことに、いつもは結構な数の車が止められているのに、この日はどう云う訳か、駐車スペースはガラガラ状態。
MHR-KGN不調のニュースでも流れたのだろうか?
今シーズンに入って3回連続して惨憺たる結果に終わっているだけに、弱気の虫の活性が高くなって来る。
Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、風は殆どなく、海も小さなウネリはあるが穏やかで、問題は円な瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌がどうかだが、メバリングの状況としては悪くはない。
しかし、ガラガラの駐車スペースが物語っている様に、釣り場となる岸壁にはアングラーの姿が見えず、益々、不安な気持ちが大きくなる。
16:50頃、60番スポット付近でキャスティングを開始。
しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトはない。その代わりに、切れ藻などのゴミがキャストの度に掛かって来て、煩くて仕方がない。それでも、暫くの間扇状にキャストして可愛娘ちゃんの居場所を探したが、何処にも気配がない。
そこで、蟹の横這い釣法に入ったが、これまでの実績ポイントでも音沙汰がなく、JHの重さを色々と替えて見たが、全く効果がない。
入釣前に感じた不安が的中した格好だが、70番スポット付近に来た時、駄目で元々とプラグを試してみることにした。しかし、プラグにも興味がない様でコツッともコンタクトがない。
BEAGLE-SS、GS-A、HUSKY、TOTO-42と目先を変え、重たいYURAMEKIを動員してテトラ帯よりも遥か沖目を狙っても見たが、これも空振りで万事休す。
可愛娘ちゃんがすっかり消えてしまったかの様な状況に、ボーズを覚悟しながらMHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sを結んでみた。
2投、3投すると、これまでとは違って、何か違和感が伝わって来る。
とてもアタリとは云えないが、何かがルアーを追い掛けている様な・・・。
何だろう?
すると、その直後にチクッとしたアタリが伝わって来た。
少しでも風が吹いていると見逃してしまいそうな小さなアタリに、軽く合わせを入れた所、生命体の反応が帰って来た。
前回は小さなアタリでカサゴが来たこともあるので油断がならない。
可愛娘ちゃんであってくれと願いながら抜き上げると、15~16cmの小振りだが、立派なメバル。
この日初めてのアタリで獲れた初めての可愛娘ちゃんに、恥ずかしながらやっと来た!!と思わず声を出していた。時刻は18:10頃。
そして、その直後に同じ様なアタリで2匹目。この娘は、少しお腹が膨らんでいて産卵前の個体の様だったことを考えると、やはりスポーニング絡みで、いつもとは様子が違っているのだろう。
2匹目が来たことで、以降はFinluckMinnow30Sを主として投げていたが、アタッて来るケースは極めて少なかった。とは云え、ワームや他のプラグには全く反応しなかったことを考えると、やはり小生にとっては救いの神だった様だ。
2匹目を獲った後、2回のアタリを空振りしてからは、アタリがなくなったので、又々蟹の横這い釣法で、移動しながらのメバリングに入った。しかし、反応があったのは70~74番スポットまでの間で、その他のポイントではまるで梨の礫。
20:30頃、85番スポット付近で折返しに入ったが、その頃から北西の風が強く吹き出して来てしまった。少なくとも予報には北西の文字はなかったと思うが、斜め左からの冷たい風のために、一気に体感温度が下がってしまい、21:20頃、堪らずStopFishingとした。
前3回と比べると幾分状況は良くなったと云えるかも知れないが、極狭い範囲で、且つ、限られたルアーにしか反応がないことを考えると、まだまだ本調子には程遠いMHR-KGNと云えるだろう。
スポーニング絡みであれば時間の問題だが・・・・・。
2021/12/20
2021年 Haging 釣行記
日 時:12月20日(月) 06:30~13:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:AJR-UCDMR
釣 果:カワハギ x 10、ホウボウ x 1、キタマクラ x 多数
同行者:YGWさん
前回のYGWさんとのコラボ・ハギングでは枕を並べて惨敗してしまった。
そのリベンジと云う訳ではないだろうが、YGWさんから20日の月曜日にボートでハギングをしないかとのお誘いを頂いた。今年11月から始めた陸っぱりハギングは消化不良のまゝ、シーズンオフに入ってしまったが、ボートで少し沖に出れば、まだまだらしい。しかも、YGWさんの連絡のあった船宿のHPに掲載されたボートのスノコ板に広げられた何匹もの良型カワハギの写真を見ては、堪らない。直ぐにOKの返事を入れたのは、云うまでもない。
05:30頃、船宿近くの公園の駐車場到着予定で、2時間前の03:30頃に自宅を出発。しかし、予想より旅程が遥かに順調だったため、目的地には05:00頃到着してしまった。早過ぎたと思ったが、駐車場には既にYGWさんの車が止まっており、車内では当日使う仕掛けを作っているYGWさんの姿が見える。
暫くの間、YGWさんの車内で釣り談義をして時間を潰し、06:00過ぎにYGWさんの車に便乗して船宿に到着し、温かい心尽くしの豚汁を頂いた後、06:30頃、岸払い。
2馬力の船外機を備えたボートの操船をYGWさんに任せて、風もなくベタ凪の海をのんびりと走って約2km先のポイントに到着。
当初は、YGWさんが持ち込んだ魚探が、上手く動作せず心配だったが、何とか稼働させられてヤレヤレ。その魚探によればポイントの水深は約25mとのことで、先ずはそのポイント付近でボート・ハギングの開始。
今回、小生が持ち込んだロッドは、その昔、使っていたバス・ロッドのTD-s 602MFB-Sと、衝動的に手に入れたLIGHTRADAR METAL Kawahagi 175Hの2本。Kawahagi 175Hは、今回のボート・ハギングで使う錘の25号、30号の買い出しの際、偶然、店頭で見掛けた特価品で、23,000円のメーカー希望価格の上に6,990円(税込み)の黄色い特化札が付いていたもの。元々、釣りに関する設備投資は差し控える積りだったが、上代の1/3の値段で投げ売りされている商品を見てしまっては、堪らず、気が付けばしっかりと手に持ち、レジに並んでいたと云う訳。
小生が仕掛けをセットしている間に、ひと足早く釣り始めたYGWさんがアタッてる、アタッてる!! 居るよ、居る居る!!と声を上げ、いきなりロッドを曲げてやり取りを始める始末。
小生も、慌ててKawahagi 175Hを手に釣り始めて暫くするとコツン。初めてのボート・ハギングで掛けた初めての獲物に喜び勇んで巻き上げると、上がって来た主はカワハギならぬホーボー。乗っけからの外道にガッカリだが、兎に角、魚が居ることが判って一安心。
隣のYGWさんは、その後もアタッた、アタッた! 乗った!!の連発でコンスタントにカワハギを掛けているのに、小生にはホーボーの後はアタリが感じられない。
小さなボートに乗り合わせているので、YGWさんと小生の間隔は1m程しかない。にも拘らず、雲泥の差。
何が違うのだろうと横目でYGWさんのロッドの動きを観察しながら、おちょぼ口の可愛娘ちゃんの関心を惹こうと釣りを続けて、やっと07:45頃、この日初めての可愛娘ちゃんをゲット。
陸っぱりハギングでは、お持ち帰り対象になる20cmに満たないサイズだが、ボートなのでもう少し大きなものを獲りたいと、リリースして釣りを再開。
Y氏:アタッた、アタッた! 乗った!! こいつはデカイ!!
小生:・・・・・・・・・・
の状況は変わらず、小生が1匹を物にする間に、YGWさんは2~3匹も取り込んでいる。
餌にアサリを使っていることは同様だが、何が違うのか、堪らずYGWさんに尋ねると、秘密の粉をアサリに振り掛けているとのこと。小生より遥かに腕の立つYGWさんが、秘密の粉を使い、ヘボな腕しか持ち合わせていない小生が使っていないことは、逆ハンディキャップが付いている様なもの。試しにそのアサリを少し貰って使ってみると、確かにアタリがある。
秘密の粉のことは、ネット上では色々と書かれているので、カワハギ釣りの世界ではポピュラーなことかも知れないが、やはりそれだけの効果はある様だ。そこで、小生はバッカンに潜ませていたアミノ酸αをアサリに振り掛けてみた。すると、その効果があったと見えて、その後は、小生にもポツリポツリとコンタクトが出始めたが、隣のYGWさんには遠く及ばない。これは、肩から先(腕)の問題であることは明らかなので、以降は自分の釣りを楽しむことにした。
この日は、浅くても深くてもコンタクトの数が減ってしまい、30~25m付近が良かった。風もなくベタ凪の海だが、それでもボートは少しづつ岸寄りに流されて行くので、少し沖の40mライン付近にまで移動し、あとは風任せで浅い海域に流されつゝ可愛娘ちゃんと遊び、又沖目に戻るの繰り返し。
そして、13:00頃、沖上がりとして、楽しかったボート・ハギングを終えた。
結局、この日は、YGWさんは30匹を超える釣果を挙げ、小生はその1/3程で終わったが、サイズは陸っぱりよりも一回り二回り大きく、カワハギの独特な引きを存分に味わうことが出来た。
ロッド・アクションについても、終わりに近くなって、ようやく掴めた様に思える上、年が明けた1月、2月頃にはサイズがもう一段大きくなるとのことなので、チャンスがあれば再度ボート・ハギングを楽しみたいと思うが・・・。
(追加:2021/12/22)
ハギングと称しているので、パワー・イソメでカワハギを釣ることを、常に意識しているのだが、これまで釣れた試しがなかった。動画では、パワー・イソメで釣果を上げている場面が多数紹介されているので、釣れない訳ではないのだろうが、小生なりに出した結論は、活性が高い時に限ると云うものだった。
と云う訳で、今回もアサリでスタートしたのだが、途中で、物は試しとパワー・イソメを使ってみた。人工餌なのでアサリに比べてアタリの回数は減ったが、それでも、11月にハギングを始めて以来初のパワーイソメでの釣果を2匹も得ることが出来た。
2021/12/16
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月16日(木) 16:35~20:40
潮回り:中潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独
2日前に遠征したので、週の後半の釣行は金曜日にしたかったのだが、生憎、風が強く吹く予報が出ていて、釣りは無理。対して木曜日は南西若しくは西南西の風が3m程なので、行くなら木曜日の16日しかない。
と云う訳で、多少遠征疲れが残っていたが、MHR-KGNに行くことにした。
前回、現地で会った若者が日没時刻前後にアタリが集中したと云っていたので、遅くとも日没時刻にはキャスティングを始めていたいと考え、早目に自宅を出発した。
現地到着は、何とか日没時刻前と云える16:15頃。
早速、宵姫 爽 S58FL-Solidを手に岸壁に出てみると、風は微風で波もなく条件は良い方。
16:35頃、55番スポット付近に立ち、いつもの様に0.8gのJHでキャスティングを開始。
いつものことだが、その日の釣運を占うべき最初の数投は、不安と期待がない混ぜになるものだが、特に、前2回は目を覆いたくなる程惨憺たる結果だっただけに、期待よりも不安のほうが遥かに大きかった。
そして、2投、3投、4投して直ぐに今日も駄目だな・・・・。
それでも暗くなれば口を使ってくれるかも知れないと、不安を抑え込んでキャスティングを続けたが、ウンともスンともアタリがない。
何とかして可愛娘ちゃんの気を引く方法はないものかとプラグを持ち出して見たが、それも無視。
そこでJHを0.5gと軽くして見た。最近は、専ら0.8gのJHばかりを使っているが、以前は0.3~0.5のJHしか使っておらず、それで結構良い思いをしたこともあった。この日は、風もそれ程強くなかったこともあって、以降は0.5gのJHで通すことにした。
それでも相変わらずコンタクトはなかったが、70番スポット付近に来て、この日初めてのアタリがあった。
アタリと云っても、コンとかチクッと云ったものではなく、何かが触れた様な微かな違和感で、今、ブログを書きながらその時のことを思い出しているが、恐らくラインがエステルだったので取れたもので、風に吹かれたPEラインでは判らなかったかも知れない。
この日最初のアタリをものにして、抜き上げた可愛娘ちゃんは15cmにも満たないロリ・メバルだったが、取り敢えずボーズだけは逃れることが出来、一安心。
時刻は、実釣開始後40分程を経過した17:15頃のことだった。キャスティングを開始して1時間以上もコンタクトがないことは、MHR-KGNでも何度も経験して来たことで、それに比べれば、今回の40分は、早くはないが遅過ぎる訳でもない。
所で、このロリ・メバルの腹はペチャンコになっている。このサイズでスポーニングに絡んでいるとも思えないが、前回、掛けた可愛娘ちゃんは腹ボテだったことを思い合わせると、この個体は産卵後であるかも知れない。とすると、やはり最近の喰い渋りはスポーニング絡みと云えるだろう。とすると、スポーニングが1ヶ月程早くなっているのだろうか。
何はともあれ、海から伝わって来る雰囲気は、これまでとは全く異なっており、可愛娘ちゃんが居る気配がまるで伝わって来ない。
兎に角、何処かに可愛娘ちゃんは居る筈。何処かに・・・・。
自らを鼓舞して蟹の横這い釣法で探したが、何処に行ったのやら。
凸部を越えその先まで足を伸ばし、滅多に行くことのない終点にまで到達したが、居場所は見付からず、いつもより1時間は早い19:30頃、折返しに入った。
この頃になると潮位はかなり低くなっており、テトラ帯が高く海面から体を出しており、随分と周囲の雰囲気が違って来る。
潮位が低くなれば、底にへばり付いている(?)可愛娘ちゃんの目の前をワームが通るので、ひょっとすると反射的に口を使って来るかもとあらぬ妄想を抱いたが、これも空振り。
20:40頃、突如強くなって来た西風に、気持ちも吹き飛ばされてしまってStopFishingとした。
結局、この日も可愛娘ちゃんからのコンタクトは殆どなく、3回連続して、何とかボーズを回避出来ただけの結果に終わってしまった。
ご機嫌が悪くて単に口を使わなかっただけなら、時期が来ればこれまでの様に遊んでくれるが、この3回は、まるで居なくなってしまったかの様。外道のカサゴのアタリにしても弱々しくて、釣り場としてのポテンシャルががくんと落ちてしまったのではないかと心配になって来る。
小生にとっては、癒やしの場であるべきMHR-KGNがこんな状態になってしまっては、先の短い後期高齢者の身には、本当に悲しいことで、そうでないことを確かめるために、再度、訪れてみようと思う。
2021/12/14
2021年 Haging 釣行記
日 時:12月14日(火) 06:30~12:00
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:IZ-KSH
釣 果:カワハギ x 1、ベラ x 1、アイゴ x 1
同行者:YGWさん
いつもの様に天気予報をチェックしたが、幸い雨の惧れはないものゝ、風向きや強さがもう一つ気に入らず、何処に釣行しようか迷っていた。すると、丁度そんな所に、YGWさんから電話が入って、おちょぼ口の可愛娘ちゃんが釣れている情報があるので、そこに行こうとのお誘い。
まるで小生の状況を見透かしているかの様にタイミングの良いお誘いに、反射的に飛び付いたのは、云うまでもない。
と云う訳で、今回はYGWさんとのコラボ・ハギングに出かけて来た。
06:00少し過ぎに現地に到着。
先着して突堤の中程でエギングを始めていたYGWさんに合流し、直ぐに、小生も釣りの準備を始めた。
06:30少し前、時間的には夜明け前のまだ暗い時間帯なので、先ずSephia S806ML-Sに3.5号のエギを組み合わせてエギングを開始。
海は穏やかだが、予報とは違って、思いの外北風が背中から強く吹いて来て、エギが面白い様に飛んで行く。しかし、空一面に黒い雲が広がり今にも雨が降り出してきそうな気配があって、何となく、嫌な予感がして来る。
小生が、エギングを始めた頃に通っていた略15年振りの突堤には、アチラコチラに墨跡が残っており、今でもエギングが盛んに行われている様子が伝わって来る。そんこともあって、何とか緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんをゲットしたかったが、今回も空振り。
07:00、少し前にロッドをSoare30 S803ULT30に持ち替えて、本命のハギングに変更。
先ずは、いつも通りパワー・イソメを付けてみたが、これには無反応。少し、粘って見る必要があるかも知れないが、これまで一度もパワー・イソメで可愛娘ちゃんをモノにしたことはなかったので、粘り切れず、餌をアサリに替えてコンタクトを待っていた。
すると暫くして隣りのYGWさんのアッ、また切れた・・・・と声が聞こえて来た。
何か、魚にグーッと持って行かれたと思ったら、切れたとのことで、これでこの日2度めか3度めのことらしく、掛けた魚とのやり取りの最中に切れたものではないだけに、納得の行かない様子。
透明度の高い足許の海を覗き込むと、カマス、アイゴや名も知れない魚の群れが行ったり来たりしており、海には生命感が溢れている。しかし、カワハギからのコンタクトはサッパリ感じられない。所が、5mも離れていないYGWさんのポイントでは、正体は不明だがアタリは頻繁にあるらしい。
アタリが出るのは時間の問題だろうと、キャスティングを繰り返している内、雨がポツリポツリと降り出して来た。願わくば、雨の中での釣りはしたくない。予報では晴れマークはあったが傘マークはなかったので、直ぐに上がることを期待して、暫くの間は我慢をして釣り続けた。しかし、願いも虚しく止む気配もなく降り続いているので、仕方なく車に戻ってカッパを着けた。
雨の中、キャスティングを続けたが、小生には、本命の可愛娘ちゃんは元より外道のフグやベラなどのアタリもなく、餌のアサリがそのまゝの状態で戻って来る。
しかし、その内回って来る筈とキャスティングを繰り返していると、掛けた!!との声が聞こえて来たので、隣りのYGWさんを見やると、ロッドを曲げてやり取りをしている最中。
やっと来たか・・・・と期待しながら様子を見ていると、抜き上げたのは、残念ながら、ハギングには付き物のキタマクラ。
キタマクラが来たのなら、本命が来るのは時間の問題。
気分も新たに釣りを続けたが、状況は全く変わらず、小生の所では何もアタって来ない。
そこで、少し場所を変えてみることにして、10~15m程突堤の先端方向に釣座を移した。
しかし、こちらでもアタリが感じられない。何処かに居場所がある筈!と、方向、距離を色々と変えて探ってみた所、斜め右の15m程の所で反応があるポイントを発見。その主が何であるかは判らないが、これまで全く無反応であったことを考えると、少なくともその主の正体を暴きたくなる欲求は芽生えて来るし、興味も湧いて来る。
そこで、集中してそのポイントを狙っていると、ロッドのティップがモゾモゾと微かに動く前アタリの直後にコツと小さなアタリがあり、合わせも決まった。そして、ヤリトリを始めると、力強さはないものゝ、ロッドを叩く様な引き味が伝わって来た。
ひょっとすると可愛娘ちゃん?
半信半疑で抜き上げると、確かに本命のカワハギ。しかし、角もない15cm程の可愛いサイズで、喜びも今一つ。
時刻を確認すると、実釣開始後約3時間も経った09:10頃のことで、時間も掛かりサイズもロリ・サイズだが、兎に角、可愛娘ちゃんが動き出した証拠。
気分も新たにキャスティングを続けたが、その後は元の木阿弥。
雨は、強くなったり弱くなったりしながらも降り続き、一方でカワハギのアタリは全く、小生の気持ちは首の皮一枚で繋がっている様な状況。
09:40頃、大きく場所を変更するために撤収して車の所に戻って来た所で、YGWさんが、翌日の仕事がきついので、引き揚げると云い出した。降り止まない雨、強い北風もあって流石のYGWさんもすっかり戦意をなくした様子で、釣りに関しては時には貪欲とも思える面を見せることのあるYGWさんにしては珍しいことだが、仕事ならば仕方がない。
しかし、小生は125kmも車を走らせて、このまゝ尻尾を巻いて引き揚げるのは悔しい。アサリも残っているので、戻ってもう少し続けてやってみると、これ又珍しく、小生が居残りを宣言。
いつもなら、小生が真っ先に音を上げて、YGWさんを置いて引き揚げるのが常なのだが、この日は、立場が真逆になった格好。これに触発されてYGWさんも残業をすることになり、クーラーやバッカン、ロッドを手に突堤を行ったり来たり。
その頃になると、先端付近のアングラーも引き上げ始めた。どうやら、全体的に、この日の突堤は絶不調の様子。だとすると、居残りハギングをしても望み薄とは思いつゝ、これまでよりは少し先端よりに、釣座を構えて、第二ラウンドを始めた。
所が、心配した通りでコンタクトがなく、状況はこれまで以上に良くなさそう。
交通事故的なコンタクトもないまゝ、時間ばかりが経ち、12:00頃、アサリがなくなったのを機に、この日の遠征ハギングを終えることにした。
結局、この日は大人二人が6時間もの間、キャスティングをし続けて、ロリ・カワハギが、たった1匹だけ。
自然相手の遊びなので、良い時もあれば悪い時もあって当然だが、それにしても、この日は厳し過ぎる結果だった。やはり陸っぱりハギングは終わったのかも知れない。
とは云え、諦め切れないのも事実だが・・・・・。
所で、2021年の釣行回数は、今回で75回となり、エイジ・シュートを達成することが出来ました。これも一重に後期高齢者の小生の釣りにお付き合い頂いた皆様方のお陰だと、心からお礼申し上げます。
後期高齢者ともなると、年々体力の衰えが強く感じられる様になり、年齢と同数の釣行をこなすことが難しくなる状況にあることは間違えのない所です。しかし、何とか頑張って来年もエイジ・シュートを達成出来る様に精進したいと思っていますので、宜しくお付き合い頂きたいと心からお願い致します。
2021/12/11
2021年 Mebaring 釣行記
日 時:12月11日(土) 17:20~21:30
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独
11月の中旬頃から貧果続きで、フラストレーションは限界点ギリギリまで溜まっている。その様な状況だったので、南風1mの予報に飛び付いて、土曜日にも拘らず円な瞳の可愛娘ちゃんに癒やして貰おうとMHR-KGNに行くことにした。
しかし、結果から云うと、今回も惨憺たる結果に終わってしまい、今シーズンのMHR-KGNでは、前回に引き続いて2回連続して、完膚なきまでに打ちのめされてしまった。
現地到着は、17:00頃。
この時期の日没時刻は16:30頃なので、もう少し早く着きたかったのだが、土曜日で風もない釣り日和に誘われた大勢のアングラーが引き揚げて行った後に入る考えだったため、敢えて暗くなった頃を狙ったもの。しかし、結果的に、これは失敗だった模様・・・・・。
Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、微風が背中から吹いて来ており、海も穏やかで、メバリングには絶好の状況。時刻は、丁度、小潮の干潮に当たるので、テトラ帯が点々と波間から顔を出している。
17:20頃、60番スポット付近に到着し、0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。
いつものことだが、その日初めてのキャスティングは、当日の釣り運を占うべきドキドキもの。特にこの日は、前回もフラストレーションが溜まる結果に終わっていただけに、いつも以上に期待満々であると同時に変な緊張感もあった。
すると、1投目からコツンと反応が帰って来る。これはタイミングが合わず、手も出せず仕舞い。続いて2投目にもコン。残念ながら、これは空振り。そして、それから1~2投おいた後、又々、コン。やっとタイミングが合ってやり取りを始めたが、抜き上げに失敗。
しかし、思いの外、可愛娘ちゃん達の活性が高そうなので、安心すると同時にまだまだ余裕があった。
所が、反応があったのはここまでで、蟹の横這い釣法を繰り出そうが、ワームを替え、JHを重くしたり軽くしたり、プラグを取っ替え引っ替えして、何とか可愛娘ちゃんの気を引こうとしたが、完全に無視されっ放し。
18:50頃、余りにも反応がないので、凸部の先に移動しようと歩き出した時、凸部の手前角付近に少し気になるポイントが目に入って来た。
そこで駄目で元々と0.5gのJHをキャストすると、意外にもコンと反応がある。これには手が出せなかったので、フォローのキャストを入れると、曰く云い難い違和感が伝わって来た。
アタリの確証はなかったので、ラインを張る様にして聞いてみると、はっきりとした生体反応が伝わって来た。
抜き上げたのは、20cm程の腹ボテ気味の可愛娘ちゃんで、ボーズ回避の嬉しい1匹。
やっと、動き出したか・・・・・?
しかし、喜びも束の間。又々、元の木阿弥に陥り、先程のアタリが絵空事だった様に全く気配がない。
そこで、移動を敢行し、109番スポット付近でキャスティングを再開。
すると、直ぐに反応が帰って来たので、可愛娘ちゃんの付き場は、こちら側に移動したのか・・・?
所が、喜び勇んで抜き上げたのは、惚けた顔の大口を開けたカサゴ。しかも、10cm程のロリと来ては、その時の小生の気持ちは推して知るべしと云った所。
結局、凸部の先でも完全に無視され続け、20:00頃、129番スポット付近で折返しに入ったが、状況は変わらずじまい。
引き上げポイントが間近になった、21:30頃、コンと小さく響くアタリに、今度こそ可愛娘ちゃんだろうと抜き上げると、またもやカサゴ。これには堪らず粘る気も雲散霧消してStopFishingとした。
この日は、入釣した当初こそ反応はあったが、その後は殆ど皆無で、まるでアフター・スポーンの状況。このMHR-KGNでは、毎年1月の前半に喰いが落ちるアフター・スポーンの時期があるのだが、それが早目に来ているのだろうか?
この日の唯一の釣果である可愛娘ちゃんは腹ボテ気味だったので、スポーンング前の荒喰いの時期に来ていると思うのだが、それにしても、反応がなさ過ぎるのが気になる。
この日、現場で会った若者によれば、17:00頃までは、反応は良かったけれど、19:00頃からピタリとなくなった由。
とすると、この日の小生の入釣時刻が遅過ぎたのが、この日の貧果の最大の要因と云えるのだが、過去にも経験したことがあるこの傾向を確かめるため(?)にも、再度、チャレンジすべきだろうと思う。
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