2022年釣行記(39) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:08月02日(火) 19:00~21:20
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独

この所、最高気温が35℃前後の酷暑続きの毎日で、夕方になっても気温は30℃を下回ることもなく、何をするにも億劫になってしまう程。こんな時は、幾ら直射日光の当たらない夜間の釣りとは云え、蒸し蒸しと不快な暑さを避けることは出来ず、そんな暑さを我慢するよりは、クーラーの効いた涼しい部屋で過ごす方が遥かに快適。
と云う訳で、稍々もすると萎えそうになる気持ちを抑えて、2ヶ月振りでDKKアジングに出掛けて来た。

17:40頃、自宅を出発し、現地に到着したのは18:10頃。
所が、駐車スペースには、釣り人のものらしい車は1台しか見えない。DKKは小規模な釣り場なので、いつもは釣座を構える場所があるかどうかを心配しながらやって来るのだが、釣り人が少ないのは歓迎すべきこととは云え、これはどうしたことだろう・・・・。
暑さを避けるため?
釣れないため?
別の心配を胸に岸壁に出てみると、最奥に、小学生の子供を1人連れた釣り人がいるだけ。その釣り人も、準備を始めたばかりの様子で、地元の常連さんの姿も見えず、岸壁はガランとしていて何処かしらうらびれた様子が漂っている。

小生は、水道の正面に釣り座を構えることにして、準備に入ったが、蒸し暑さがベッタリと身体に纏わり付いて、大して身体を動かしていないのに、汗が背中を流れ落ちる程で、これには辟易。

今回持ち込んだロッドは、Emeraldas改Soare改の2本。その内、Emeraldas改を先発に選んで、18:30頃、キャスティングを開始。
予報では南寄りの風が3m前後との予報だったが、岸壁ではそれ程強くなく体感的には1~2mと行った所。蒸し暑さを凌ぐためには、もう少し強く吹いて欲しい所だが、そうなると強い横風を受けることになり、釣り難くなるので、この辺は痛し痒し

アジからのコンタクトがないまゝ、時間が経ち、19:30頃になって、突然、背後から花火を打ち上げる大きな音が響いて来た。
この日、地元で花火大会があることをすっかり忘れていたが、ズシーンと腹に響く極超低音が聞こえた後に、一拍二拍置いて上空でパラパラと弾けて花が開く音が絶え間なく続き、これじゃアジも怯えて餌を追わなくなるだろう
花火を楽しもうにも、背後には植栽があり、更にその後ろには高い建物があるため、それも叶わず、キャスティングを続けるしかない。半ば諦めながらキャスティングを続けていたが、30分程で花火大会も終わって、やっと静かな釣り場に戻った。

時間的にも、満潮時刻を過ぎて下げ潮に変わった所で、気持も新たにキャスティングを繰り返したが、何も音沙汰がない。潮の流れが、小生の好きな右から左に変わっても梨の礫

隣りの親子の様子を見ても、イワシが掛かって来るだけ。しかも、沢山のサビキには1匹か2匹しか付いておらず、アジが掛かった様子もない。

アジは云うに及ばず外道のカサゴからも相手にされず、相変わらず纏わり付いている蒸し暑さに集中力も途絶えがちだったが、隣りの小学生が頑張っているのに、尻尾を巻く訳にも行かない。
痩せ我慢をして粘ったが、結局、22:00頃、精も根も尽き果ててStopFishingとしてスゴスゴと引き上げた次第。

2022年釣行記(38) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:07月28日(木) 19:00~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 2
同行者:ISBSさん

DKKアジングを目論んでいるのだが、この日も、生憎、南寄りの風が4~5mの予報。こうなると現在の小生には刀狩りしか選択肢がないので、例によってUMB-FPか、MHR-KGNに行くことにした。しかし、いつもとは違って、今回はドジョウのテンヤ釣りに興味を持って頂いているISBSさんをお誘いしてのコラボ。

17:25頃、自宅を出発し、現地駐車場に車を入れたのは18:20過ぎ。駐車場は満車ではないが、それでもいつもよりは多めの車が止まっているので、果たして釣座を構えられるかどうか、些か心配になって来る。
待つ程のこともなく到着したISBSさんと短い挨拶を交わして、釣り場の岸壁に出て、手前から奥に向かって見通したが、心配した通り大勢のアングラーが長いロッドを振っていて、入れるかどうか・・・・。兎にも角にも、釣座を確保することが先決と、空いた場所を探しながら奥に向かったが、一人なら何とか入れても、二人となるとかなり厳しい状況。仕方がないので分かれて入ろうかとも思ったが、今回は、ISBSさんドジョウのテンヤ釣りを体験して貰うことが主眼なので、何とか並んで竿を出せる空きはないものかと無い物ねだりをしていると、中央トイレ付近に、少し広めの空きを見付けた。と云っても、二人並んで入るには少し狭い。更に、奥に向かうことも考えたが、この状況では無駄に終わりそう。と云う訳で、交代でキャストすることも考えて、取り敢えず、その場に入ることにした。

先ずISBSさんに、用意して来たドジョウを括り付けた快適波止タチウオテンヤSS SSを手渡して、テンヤ・タックルを組んでキャスティングを始めて貰った。
記憶は定かではないが、19:00前後の正にゴールデン・タイムに入ったばかりの頃だったと思う。タチウオの活性が高ければ、直ぐにでも答えが返って来る筈だが、反応はない模様。
そんな様子を見ながら、小生もいつものタックルで準備を整え、キャスティングを開始した。しかし、やはり二人並んでキャストするには少々狭過ぎてやり難い。
所が、右側の餌釣り師は、2本の長いロッドを手摺りに立て掛けて後続のアングラーをブロックしており、混み合っている釣り場にも拘わらず、一人で二人分以上の広いスペース専有してしまっている。広い場所を流すタチウオの餌釣りの性格上、直ぐ隣りに他人が入るのを嫌うのは、充分解る。釣りは先行者優先であり、後から来たアングラーが兎や角云うべきではないが、混み合った釣り場であれば、お互い様の気持ちで譲り合って欲しいものだと、心底思う。こんな身勝手なアングラーが居ることが、アチラコチラで釣りが締め出されることに繋がっているのではないだろうか?

そんなお隣りさんに嫌気が差したと見えて、ISBSさんは空いた場所を探して来ると云って居なくなり、小生は居残ってキャスティングを続けたが、音沙汰がない。
群れが回遊して来れば反応が返って来る筈とキャスティングを繰り返していると、いきなりゴンと手元にまで伝わって来る程の大きなアタリ。反射的に合わせを入れたが、タイミングが合わずこれは空振りだったが、近くに寄って来ていることが判り、獲物を手にするのは時間の問題と一安心。
しかし、後続のコンタクトがない。

可怪しいな! どうしたんだろう?

そんな事を考えながらキャスティンを続けていると、着水後2~3度小さくアクションを加えた所で、モゾモゾとした違和感が伝わって来た。確証はなかったが、念のために軽くロッドを煽ってみると、明らかな生命体の反応があったのでタチウオであることを確信。慌てて、追い合わせ入れて抜き上げたタチウオはギリギリ指3本。
時計を見ると19:35頃のことだったので、キャスティングを初めて30分も経っておらず、出足としては悪くはないが、いつも以上に時間が掛かってしまった様な印象で、殊更以上に長く感じた時間帯だった。

やっと時合が巡って来た。

しかし、反応があったのはこの1回だけ。
暗い海面に浮かんでいる赤、青、緑の電気ウキの灯りが、海中に引き込まれている様子も見えず、寄りが悪いのか活性が低いのか・・・・。

余りにも反応がないので、ISBSさんを探して移動。
すると、その直後の19:50頃にコツとアタリがあって、この日の2匹目をゲット。
これまでも何回か、20:00頃になって初めてアタリが出始めて、面白い刀狩りになった経験があったので、時合到来を期待したが、この日は、まるで交通事故だったと見えてその後はさっぱり音沙汰がない。

その内、来るだろう!
もう来るだろう!

願いを込めてキャスティングを続けたが、何も違和感を感じることのない時間だけが過ぎ、結局、21:20頃、諦めてStopFishingとしたが、この日は最近になく厳しい状況だった。

ISBSさんは、小さな移動を繰り返して、拾う様にして3~4匹をものにした様だが、アタリの出方は手許にまで来る大きなものだった由。
実は、小生がこの日の2匹目を掛けた時は、キャストしたテンヤに潮の重みを感じながら小さくリフト&フォールを繰り返してコンタクトを待っていると、コツと来たもので、狙い通りの結果に大満足。小生がドジョウのテンヤ釣りに嵌った切っ掛けとなったもので、ISBSさんにも味わって貰いたいと思って声を掛けたのだが、どうやらそれは叶わなかったらしい。

兎に角、この日はコンタクトの回数が極めて少なく、小生が感じたアタリらしい反応は3~4回のみ。これまでの様にアタリがもっと多い状態であれば、小さなアタリを積極的に取りに行く釣り方も楽しんで貰えた筈だが、自然相手の遊びでは仕方がない。
ISBSさんの興味が薄れていなければ、次回こそはドジョウのテンヤ釣りを心から楽しんで貰いたいと思う次第。

2022年釣行記(37) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:07月21日(木) 18:45~21:15
潮回り:小潮(↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 9
同行者:単独

この所、刀狩りばかりに精を出していたので、目先を変えて、久し振りにDKKアジングを楽しもうと思ったが、予報によると4~5mの南寄りの風が吹くとのこと。こうなるとDKKでは横風になる上、軽いジグを使うアジングにとってはかなり厄介な状況になる。
と云う訳で、前回に続いて又々UMB-FP刀狩りをすることにした。

17:25頃、自宅を出発し、現地は18:30頃。
実は、自宅で車に乗り込んだ途端に、雨がポツリポツリ降り出したので、中止にしようと思ったが、このチャンスを逃すと、今週の釣行は無くなってしまう。兎に角、行くだけ行ってみようと高速に乗ったが、悪いことに徐々に降りが強くなり、ドライブだけに終わってしまうことを覚悟した。所が、現地の駐車場に車を入れた頃には、殆ど上がって、名残りの雨粒が時折落ちて来るだけにまでなっていた。

直ぐにキャリーにクラーやバッカンを乗せて、岸壁に出て様子を見ると、相変わらずの人気ぶりで、かなり奥にまで行かなければ、入れそうにもない。しかし、幸いなことに、歩き始めて直ぐ、第一スロープを降り切った所に、引き上げるアングラーを見付け、その後に釣座を構えることが出来た。

早速、ベイトロッドのXRFC-704M-MB快適波止タチウオテンヤSS SSドジョウを括り付けたテンヤを組み合わせて、18:50頃、キャスティングを開始。

久し振りのベイト・タックルなので、慎重にキャスティングを繰り返していると、ジワーッと重くなる違和感が伝わって来た。ゴミでも掛かったか・・・と思いながら、リールを巻いていると、いきなりググンとロッドを締め込む動きが伝わって来た。おっ、タチウオだ!と慌てて合わせを入れたが時、既に遅しで、残念ながら、これは敢え無くバレてしまった。

日没時刻前のまだ明るい時間帯から当たって来るとは、今日は活性が高そうだ・・・・。

期待のキャスティングを続けていたのだが、ここで無惨なバック・ラッシュが発生。期待が高かっただけに、キャストの際に変に力が入ってしまったのだろう。何とか解こうとしたが、どうにもならない程グシャグシャの酷さ。
直ぐにベイト・タックルを諦めて、ロッドをいつものSephia S809M/Fに替えて刀狩りを続けた。

この日の口開けは、19:15頃。サイズは指3本。
そして、
19:23 2匹目
19:29 3匹目
19:31 4匹目
19:36 5匹目(リリース)
19:52 6匹目
19:59 7匹目(リリース)
20:07 8匹目
20:18 9匹目(隣りに進呈)
と、ここまでは至極順調。
この分で行けば、ツ抜けは目前、上手く行けば20匹に到達するかも・・・などと甘い考えが頭を過ったのが良くなかったのか、9匹目を掛けて以降、嘘の様にピタリとコンタクトがなくなっしまった。
それでも、迷子になったタチウオが、1匹や2匹はウロウロしている筈だと、何とかツ抜けを達成しようと頑張ったが、精も魂も尽きてしまって、21:15頃、StopFishingとした。

2022年釣行記(36) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:07月11日(月) 19:00~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 8
同行者:単独

3週間振りとなる前回の刀狩り復活戦では、ベルト・サイズが1匹だけの貧果に終わり、ボーズでなかったのがせめての救いと云った所だった。しかも、針の掛かり所が悪かったので、已む無くお持ち帰りした細いタチウオ1匹では、幾ら老夫婦の食卓とは云え、全然物足りない。
と云う訳で、火曜・水曜には傘マークが付いていたので、中1日空けただけで疲れが完全に取れたとは云えない中、再度刀狩りに行くことにした。しかし、釣りをする時間帯の潮位は120cm以上もあるので、MHR-KGNではテトラ帯の殆どが海面下に沈んでいる。そうなると、テトラ帯の位置がよく判らず、下手をすると根掛かりが連発することになってしまう。
と云う訳で、今回はUMB-FP刀狩りをすることにした。

17:40頃、自宅を出発し、丁度1時間後の18:40頃にUMB-FPに到着。
直ぐにクーラーやバッカンをキャリヤーに積んで、釣り場となる岸壁に出て、長いロッドを振っているアングラーの様子を見ながら、空きを探して奥に向かった。すると、幸運なことに、第一スロープ第一ボラードの間に少し広めに空いている場所が見付かった。今回はキャリヤーを使っているので、もっと広い空きを探すために、更に奥に向かうことは苦にはならない。とは云え、UMB-FPではいつも第一候補にしている場所なので、少々、強引だとは思ったが、両側の先行者に断って、入れさせて貰った。

キャスティングの開始は、丁度19:00頃。
ロッドはSephia S809M/Fに、テンヤは快適波止タチウオテンヤSS SSドジョウを括り付けたいつもと同じタックル。

小生がキャスティングを開始して程なくして、左手の方向から若者の歓声とタチウオのバチバチと暴れている音が耳に入って来た。
ソロソロ、回って来たぞ!!
気合を入れてコンタクトがあるのを待ったが、小生には音沙汰がない。若者たちの歓声は続けて起きているので、近くにまで来ていることは確実。
もう、来るだろう。もう、来るだろうとキャスティングを続けている内に、直ぐ左隣りの若者がロッドを大きく曲げてタチウオを抜き上げ、
イヨイヨ、小生の番だ・・・・・。
所が、直ぐにでもコンタクトがある筈と期待したが、小生には音沙汰がない。
コンタクトがない原因を考えながらキャスティングを続けている内に、
アタリがなくなった。
時合が終わった・・・・・との声が聞こえて来て、帰り支度を始めるアングラーまで出始めた。

なーんだ。小生の手前でUターンしたのか・・・・?
しかし、小生の釣りはまだ始まったばかり。
粘っていれば、回って来る筈・・・と思いつゝキャスティングを続けていると、19:30頃にコツンとこの日最初のコンタクトがあった。

残念ながら、これは取れなかったが、近くにまで来ていることは確実なので、そのまゝ軽くリフト&フォールを続けて、次のアタリを待っていると、又々、コン。
今度は、合わせも決まってタチウオ独特の強い引きをいなして抜き上げたのは、指3本のまぁまぁサイズ。

これで、前回の1匹と合わせて2匹になるので、老夫婦の食卓に乗せられると一安心。

しかし、期待した後続のコンタクトがなく、迷子になったタチウオ交通事故的に釣れた様な状況。
右手方向に浮かんでいる電気ウキの赤や青の灯りも、波にただ揉まれているだけで、20:00少し前には、左隣りの若者が、そして、20:00を回った頃には、右隣りの餌師の年配者も引き揚げて行き、小生の周囲はスカスカ状態になった。

こうなると、小生にも里心が付き。引き揚げることが頭を掠めたが、釣りを初めてまだ1時間程しか経っておらず、疲れもない。と云う訳で、駄目で元々と粘ってみることにした。
すると、これが大正解で、
20:17 2匹目
20:27 3匹目
20:33 4匹目
20:56 5匹目
21:02 6匹目
21:19 7匹目
21:24 8匹目
と退屈しない程度のインターバルで、タチウオを物に出来た。

こうなると、2匹追加して、ツ抜け達成をと思うのは、アングラーの性。
片付けを始める時刻にも拘わらず、未練のキャスティングを続けたが、やはり焦る気持ちが強かったと見えて、合わせを入れるタイミングが合わず、3連続の空振り。付近にはタチウオが寄って来ているのは明らかだったので、残念だが、泣く泣くStopFishingとした。
とは云え、この日のタチウオのサイズは、何れも指3本以上だったので、この時期の陸っぱりとしてはまぁまぁで満足して帰路に着いた。

昨年から始めたタチウオドジョウ・テンヤ釣りだが、餌釣りと違ってタチウオが餌を喰い込むまで待つ必要もなく、小さな変化にも積極的に合わせに行く釣り方は、ルアー釣りそのもの。
しかも、ロッドを煽って針掛かりさせた瞬間にガツンと根掛かりした様にロッドが止められ、2秒か3秒の短い瞬間をジッと耐え、タチウオが動き出すのを待ってリーリングを開始して寄せに入る。
すると、寄せている最中に、フッとロッドから重さが抜ける時があってバレた様に思える場合もあるが、構わずにリーリングを続けていると、竿下付近にまで寄って来て海面に顔を出すか出さないかの所で、最後の一暴れがある。
それを凌いで抜き上げると、サーベルの様にギラギラと銀色に輝く長い魚体をバチバチと音を立てて暴れているタチウオを物に出来る。
タチウオドジョウ・テンヤ釣りの醍醐味で、小生を夢中にさせている理由だろう。

2022年釣行記(35) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:07月09日(土) 19:00~22:00
潮回り:若潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 1
同行者:単独

事情があって釣行出来ない日々が続いていたので、約3週間振りの釣行。

17:20頃に自宅を出発し、現地には18:25頃到着。
早速、支度をするために車からでてみると、思いの外強い風が吹いている。予報では、南or南西の風が4mとのことで強目なのは覚悟していたが、風向きは横風になる西風・・・・。
強い西風ならばUMB-FPの方が釣り易いので、場合によっては釣り場を替える必要がある。そこで、風の具合をチェックするために、手ブラで岸壁に出てみたが、岸壁では南寄りでそれ程強くもない。と云う訳で、車にとって返して、支度に掛かった。

重たいクーラーやバッカンをキャリヤーに積んで岸壁に出て、前回入れなかった凸部に向かいながら、海の様子を見ると、あれ程繁茂していた海藻は跡形もなく消え去っていて、当分の間は悩まされることもなさそう。
キャリヤーは、前回、重たい道具を手に持って凸部までの間を往復する羽目になったのに懲りて持ち込んだもので、お陰で肩が抜ける程の重たい思いをすることはなかったが、やはり凸部までの距離は遠く、18:40頃、到着した時には汗がびっしょり。
幸い、凸部には4~5人しかアングラーが入っておらず、91~92番スポットの中間に釣座を構えることが出来たので、前回の様に泣きながら引き返す必要もなかったが、例え、キャリヤーがあったとしても、竿も出すことも叶わずに、スゴスゴと踵を返すことはやはり辛いものがある。

19:00頃、いつもの様にSephia S809M/Fのロッドに、ドジョウを結び付けた快適波止タチウオテンヤSS SSの組み合わせでキャスティングを開始。

テンヤは追い風に乗って面白い様に飛んで行くが、タチウオからのコンタクトは全くない。
久し振りの釣りとあってか、1時間程で疲れが出て来ると共に、気持ちが少しずつ落ちて来る。それでも、回って来れば当たって来る筈と何とか気持ちを繋いでキャスティングを続けたが、音沙汰がない。

この日、最初のコンタクトがあったのは、実釣開始後2時間程経過した20:45頃。
久し振りのタチウオの引きを楽しみながら、抜き上げたが、指3本にも満たないベルト・サイズに喜びも半減。
この娘は、写真撮影後リリースしようと思ったが、針の掛かり所が悪かったと見え、出血していたのでお持ち帰りすることにしたが・・・・。

タチウオは群れで回遊している筈、であれば、近くにも居る筈。
細くても良い。タチウオの引きを楽しみたい・・・・・。

しかし、この願いも虚しく、その後はコツリとも来ないまゝ時間が経ち、21:45頃、ついに気持ちも切れてStopFishingとした。

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