2024年釣行記(34) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:06月11日(火) 18:50~23:30
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:YTさん、(ISBSさん、Dr.TJさん)

9日の日曜日に湘南の達人ことYTさんから連絡があって、週明けの月曜か火曜にMHR-KGNに行く予定だとのこと。前回お誘いを頂いた際には、生憎連チャンになるため、泣く泣くパスさせて貰ったこともあって、今回は一も二もなくコラボすることにした。そして天気予報をチェックすると、風の具合は月曜よりも火曜の方が南風が3mと良さそうだったので、火曜の釣行に決定。

18:30頃、先着していたYTさんに迎えられて到着。
駐車スペースには見覚えのある黒のSUVが停まっていたが、主のDr.TJさんは既に岸壁に出ているとのこと。この頃の日没時刻は19:00頃と遅くなっているので、円らな瞳の可愛娘ちゃんが動き出すには少し早いが、Dr.TJさんを追い掛ける様にして岸壁に出た。

今回使用したロッドはSoareXR改。最初は自作ビーズ・ルアーでやり、様子を見て飛ばしウキを使ったワームに切り替えるプランで、18:50頃、20番スポット付近でキャスティングを開始した。

車を止めた所では、横から受けることになる風が東からやゝ強めに吹いて来ていたので気になったが、岸壁では風向きは予報通り背後からの南風でヤレヤレ。
海は、テトラ帯が僅かに海面から頂上を覗かせている程の高い潮位で、3月15日以来すっかりご無沙汰をすることになった原因の海藻の帯は消えてなくなっており、綺麗な海面が広がっている。とは云え、海中にはまだまだ沢山の切れ藻が漂っている筈なので、油断は出来ない。事実、2gのビーズルアーを5カウントだけ沈めただけでも、ゴソゴソした感触が伝わって来る。繁茂状況が酷い時期でも、への字カーブまでの区間は比較的薄かった印象があるので、今回は場合によってはへの字カーブより手前をジックリと攻めることも考えていたので、これには少なからず落胆した。
それでも、久し振りに可愛娘ちゃんの顔を拝めるかも知れないと期待のキャスティングを繰り返したが、音沙汰はない。

そこで、への字カーブの直ぐ先を試してみることにした。
ここは海藻が繁茂状況がそれ程酷くなっていなかった1月の下旬に、ビーズ・ルアーで面白い釣りが出来たポイントで、気になっていた。
そして、期待に胸を膨らませてキャスティングをしてみると、やはりキャストの度に海藻が邪魔をして来る。しかし、海藻がからんで来ないコースもあるので、そんなコースを狙ってキャスティングを繰り返していると、コツとこの日初めてのコンタクトがあった。合わせも決まって、良し、頂いた!!と思った次の瞬間、フト魚の重みがなくなって、敢え無くフック・アウト。
バラしてしまったことは残念だが、遊んでくれる可愛娘ちゃんが居ることが判り、勇気百倍。次の反応を期待してキャスティングを繰り返したものゝ、海藻が掛かって来ることはあっても、肝心の可愛娘ちゃんからのラブ・コールはない。そこで他をチェックしようと、少し先に進んでみたが、進むに連れて海藻が針掛かりして来る度合いが酷くなって来てどうしようもない。

と云う訳で、への字カーブの手前に戻ることにした。
しかし、可愛娘ちゃんからは梨の礫
そこで、予定通りビーズ・ルアーを諦めて飛ばしウキを使ったワームに切り替えることにした。
すると、これが正解で43番スポットト付近で、この日最初の獲物をゲットする事が出来た、時刻は実釣を開始して約1時間半後の20:15
このには針掛かりさせた途端に海藻に巻かれてしまった。これまでであれば、さっさと諦めて次の獲物を狙っていただろうが、この日は余りコンタクがあるとは思えなかったので、大事に行こうと考えた。幸い、この日はこんな事態を考えて、いつもより一回り太い0.4号のPE1.7号のリーダーの組み合わせのライン・システムにして来たのが良かった。強引に海藻諸共引っこ抜き、3ヶ月振りに可愛娘ちゃんの顔を拝んだ。

ワームに切り替えて正解だ!!と思ったが、後が続かない。
仕方がないので、海藻が掛かって来ることを覚悟で、への字カーブより先をチェックすることにした。しかし、海藻に邪魔をされずにワームを引ける所は殆ど見付からず、ストレスは溜まる一方。

この日2匹目をゲットしたのは、60番スポット付近で、1匹目を獲ってから小一時間経った20:56のこと。
この付近では、正面にキャストすると確実に海藻が掛かって来るので、斜めにキャストしてみた。すると意外にも海藻が邪魔をして来ない。何年か前には、テトラ帯と岸壁の間にも可愛娘ちゃんが入って来ていたので、テトラ帯より沖目を狙わなくても、充分楽しむことが出来た。
しかし、最近ではテトラ帯の手前では余り反応が返って来ることがないため、敢えて狙うことはしなくなっている。とは云え、近場には居ないと決め付ける訳には行かず、眼の前に流れて来たワームに反応するのは、可愛娘ちゃんのご機嫌次第だが、幾らご機嫌が良くても、海藻の切れっ端が引っ掛かったワームを口にしようとは思わないだろう。
と云う訳で、この2匹目は、海藻が掛かって来ないことを優先して、斜めにキャストし続けた結果だったが、この付近はテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されているので油断が出来ない。この時も中間のテトラに貼り付けれてしまったが、太いライン・システムを頼りにゴリゴリと強引に抜き上げたもの。

こうして何とか2匹目をゲットし両目は開いたが、後続がないので、更に先の71番スポット付近をチェックしようと考えて、先に進んだ。
しかし、近付いてみると生憎なことにロッドを振る際の甲高い風切音が聞こえて来て、先行者の黒い影が見える。仕方がないので、その手前の67番69番スポット付近をチェックして時間を潰し、先行者が居なくなるのを待ったが、相変わらずキャスト音は続き、動く気配もない。結局、待ちくたびれて更に先の74番スポットから凸部の手前をチェックすることにした。そして、先行者の背後を通る際に確かめると、その御仁は何とISBSさん
ISBSさんがこれだけ粘っているのであれば、この付近は釣り切られてしまっている筈で、その後に入っても駄目だろう!!

74番スポット付近に立ってキャスティングを続けたが、可愛娘ちゃんからの反応はない。昨年の2月にこの付近で、Rigge Slim60SSで楽しい釣りをした記憶があるが、テトラ帯が完全に海中に没していて、そのポイントが判らない。
テトラ帯の餌食になることを覚悟してキャスティングを繰り返したが、テトラ帯に掛かることはなかったものゝ、やはり海藻が掛かって来る。そこで更に進んで75番スポット付近に移動。この辺りでも正面にキャストすると海藻が煩くて仕方がないが、斜めにキャストするとそれ程でもない。しかも、テトラ帯と岸壁の中間に配置されているテトラも、この付近にはないので、根掛かりリスク低いため、ワームを止めて再度プラグの釣りに切り替えることにして、TOTO42Sを結んでみた。
すると、思いが通じたのかコツンと反応が帰って来た。これは残念ながらリーリングの途中でバレてしまったが、斜めに続けてキャストをしていると、ググンと引っ手繰る様な強いアタリで3匹目可愛娘ちゃんが来てくれた。時刻は21:40のことで、サイスはこの日最長の22cm程の良型。
これで、気を良くしたが、その後はまたまた音無しに戻ってしまったので、Rigge Slim60SSShallowMagic60も試してみたが、これは無駄な努力だった。

22:00を廻った頃、折り返しに入った。
復路に入ってからは、何としてでもビーズ・ルアーで結果を出したいとルアーを替えて目ぼしいポイントを流したが、結果は出ず仕舞い。最終的にYTさんに追い付き、二人並んで戻りつゝキャスティングを繰り返して、23:1228番スポット付近で交通事故的な向こう合わせのアタリで、4匹目をゲットした所で、この日のメバリングは事実上の終了となり、23:30頃、帰路についた。

********************
20:15 1匹目 43番スポット付近
20:56 2匹目 60番スポット付近
21:40 3匹目 75番スポット付近
23:12 4匹目 28番スポット付近

2024年釣行記(33) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:06月06日(木) 18:15~22:40
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 7、カサゴ x 1
同行者:単独、(SMTさん、IKOKさん)

前回の釣行(6月4日)の翌日、久し振りに湘南の達人YTさんからMHR-KGNに行く旨の連絡を頂いた。MHR-KGNメバリングで足繁く通っている釣り場なのだが、3~6月頃までの間は海藻が絨毯の様に繁茂しているので、小生は敬遠していた。しかし、季節も6月に入ったので、海藻の状況は少しは良くなって来ている頃であり、何よりも久し振りに湘南の達人に会えるので、是非行きたかった。だが、前日にはHGS-OGSMパーフェクト・ゲームを喰らって疲労困憊。とても、2日続けて釣りに出掛ける体力は、この年寄には残っていない。と云う訳で、今回はパスさせて貰った。

そして、一日置いた木曜日(6月6日)に釣りに行くことにしたのだが、MHR-KGNにするかKMI’sにするか、あるいは、またまたパーフェクト・ゲームを喰らう覚悟でHGS-OGSMにするか・・・・・。色々と迷ったが、結局、KMI’sアジングをすることにした。

17:50頃、現地に到着。
早速、道具を持って岸壁に出てみると、中央付近から最奥に向かっては奥さん連れの黒鯛師SMTさん、そしてスバル乗りの年配者が並んで入っていて、入り口から中央付近までしか空いていない。
そこで、今回は入り口で通すことにして、道具を置いて準備に取り掛かった。

今回持ち込んだロッドは、SoareXR改Soare改々の2本。
Soare改々はお決まりのジグ単SoareXR改はスロー・シンキングの飛ばしウキを使ったライト・キャロで少し沖目の表層近くを狙う算段でシステムを組んだ。しかし、この日は殊の他目の調子が悪くて、ラインをガイドに通したりラインを結束する細かい作業がなかなか上手く行かない。後になってSMTさんに、何か特別のシステムを組んでいるのかと思ったと云われる程モタモタしていた。

と云う訳で、支度を終えるのに30分近くも掛かり、キャスティングを開始したのは、18:15を回った頃。

風は、予報通りのやゝ強めの南風が右手から左手に吹き抜けて行くが、潮は逆に左手から右手にやゝ早めに流れている。海は前回の黄土色がすっかり消えて綺麗になっている。

仲間内からの情報では、アジが回って来る時刻はかなり遅くなっているとのことなので、まだ明るい時間帯から反応が返って来るとは思えないが、これはアジのご機嫌次第。いつもと違って早い時間帯からコンタクトして来ることもあり得るので、いつアタリがあっても良い様に気を付けながら、キャスティングを繰り返したが、案の定、コンタクトはない。

日没時刻の18:54を回った頃、Soare改々にロッドを持ち替えてジグ単に切り替えてアジからの反応が返って来るのを待ったが、全く音沙汰がない。
そこで、最奥近くに陣取っているSMTさんの様子を見に行った所、既に1匹確保したとのこと。
ヤッパリ。今夜もSMTスペシャルの炸裂か・・・・
暫く、SMTさんの釣りを見てから戻って再開したが、コツリとも来ない。

19:30を回った頃だったと思うが、IKOKさんが友人を連れ立って登場。
二人は小生の左側に釣り座を構えてキャスティングを始めたが、コンタクトはない。

この日初めての反応があったのは、それから約1時間後の20:40のこと。
実釣を開始して2時間近くもの間、全くコンタクトがなかったので、こんなことなら、MHR-KGNに行けば良かったと悔やみながらキャスティングを繰り返していた時のことで、何の前触れもなく突然コツと来た。合わせも決まって抜き上げた獲物は、これまでより一回り程大きい20cm。
その直後に、隣りのIKOKさんも同サイズのアジを掛け、ようやく回って来たと、気分を新たにしてキャスティングを続けて20:4520:52に其々20cm程のアジを追加。
入れ掛かりとは云えないが、良いテンポで反応が返って来るのに気を良くしていると、丁度21:00にもコツ。タイミング良く合わせも決まって、良し、4匹目だ!!と寄せに入ったが、アジの様に軽快に走り回る引きとは違って、この獲物の引きはトルクがあって重たい。
アリャー、黒鯛だ!!
外道だと判っても、その正体を確かめたいのはアングラーの性。何とか顔だけでも見てやろうと、慎重にやり取りをした上でやっとの思いで海面に顔を出させた獲物は、何と良型のカサゴ。これが黒鯛であれば、ラインが切れることを覚悟して抜き上げてみる所だが、折角の良型カサゴをミスミス逃がしてしまうのは勿体ない。
SMTさんから玉網を借りて来て貰おうと隣りのIKOKさんに走って貰ったが、生憎この日は玉網を持ち込んではいない由。どうしようかと思ったが、車には玉網があるとのことだったのでIKOKさんに頼み込んで車の所にまで戻って貰った。
結局、このカサゴは背後を通り掛かったルアーマンの玉網を借りて、取り込んだので、IKOKさんには無駄足を踏ませる結果となって、申し訳ないことをしてしまった。しかし、計測すると25cm強のカサゴで、外道とは云え嬉しい獲物だった。

このカサゴでバタバタと騒いだ影響があったのか、その後はピタリとアジの反応が消えてしまい、4匹目の本命を掛けたのは21:46のことだった。しかし、さすらいのアジだったと見えて後続がなく、5匹目が来たのは忘れた頃の21:58

時刻は22:00を回ったので、ソロソロ引き揚げようかと考え始めたが、踏ん切りが付かず未練のキャスティングを続けて22:2622:29に立て続けに掛けたが、サイズは17cm前後と元に戻ってしまった。
サイズはもう一つだが、数を楽しめればと年齢も考えずキャスティングを繰り返したが、反応がない。

そこでやっと諦めが付いて22:40頃、StopFishingとして片付けに入った。

*************************
20:40 1匹目
20:45 2匹目
20:52 3匹目
21:00 カサゴ
21:46 4匹目
21:58 5匹目
22:26 6匹目
22:29 7匹目

2024年釣行記(32) – MG&TK

2024年 Octopusing SaltLure 釣行記

日 時:06月04日(火) 16:30~20:30
潮回り:中潮
(↓)
場 所:HGS-OGSM
釣 果:マゴチ x 0、タコ x 0
同行者:単独

この所、ホームのKMI’sに通い詰めているが、調子はもう一つ。
と云う訳で、今回は目先を替えてタコマゴチを狙ってHGS-OGSMに出掛けて来た。

HGS-OGSMまでは拙宅から24km程度。高速を使えば僅か30分程の距離なので、もう少し足繁く通っても良い釣り場なのだが、首都圏では綺麗に整備された数少ない無料の釣り場ということもあって、いつ行っても混み合っている。しかも、先端付近は地元の常連さんが幅を利かせていて、一見さんが釣り座を構えるには、なかなか勇気が要る雰囲気。
そんなこともあって、自然に足が遠のく結果になり、昨年の8月にタコマゴチを狙って出撃して以来10ヶ月振りになる。その時は見事に空振りに終わったが、今回はどうか・・・・・。

16:00頃、現地の駐車場に到着。
早速、クーラーやバッカンをカートに積んで岸壁に出てみた所、ウィーク・デイにも拘わらず、5m位の間隔でアングラーが入っている。しかも、巻き尺で測った訳でもないのに、見事なまでに等間隔になっているので恐れ入ってしまう。5mも間隔があるので割って入ることも出来るが、そうすると等間隔を崩してしまうためか、何となく気後れしてしまう。
何処かに少しでも広く空いている場所はないかと見渡して3番ベンチから20m程先端に寄った辺りに何とか入れそうな場所を見付けてヤレヤレ。

自宅を出る際にチェックした予報では、東向きの風が3~4mとやゝ強めだったが、西向きの釣り場のため追い風になるので、問題はないだろうと思っていた。所が、一息付いた所で改めて周囲の様子を見ると、予報より遥かに強い風が左後ろから右前方に吹き抜けて行く。今回は、タコにしろマゴチにしろアジング1.0gのJHよりは遥かに重量のある20g以上の錘を使うので、それ程強く影響を受けることはない。とは云えやはりやり難そう。その強い風を受けて海は波立っているが、それよりも気になったのは海の色で、前回のKMI’sと同じ黄土色をしていて、何となく釣れそうな雰囲気がない。

今回持ち込んだロッドは、マゴチ用のZENAQASSAUT Shore S96タコ用のCRX-B722Hの2本で、日没までのまだ明るい時間帯はタコを狙い、夕間詰めから夜に掛けてはマゴチ狙いのプランで、16:30頃、CRX-B722Hを先発に選んでキャスティングを開始。

タコ狙いなので、出来れば岸壁に際も攻めたい所だが、左右の近い所にお隣さんが竿を出しているので、正面の沖目から足元までが今回のテリトリーとなる。
15号(56.25g)の錘を付けたエギをフル・キャストしてズルズルと海底をアクションを加えながら引き摺り、根のある付近では摺り引きせずにエギを動かす様にしてタコを誘ったが、一向に反応を示して来ない。

18:00頃、タコを諦めてマゴチ狙いに変更。
仕掛けは、6号(2.5g)ナス錘を使った直リグマゴチは海底を這っている魚なので、兎に角、仕掛けを浮かさず常に海底を感じる様に摺り引きしてマゴチのから反応が返って来るのを期待したが、これも空振り。
この日はタコよりもマゴチを本命視していたので、直リグジャクソン砂団子ヘビ・キャロに替えて何とかマゴチの興味を引こうと粘ったが、全く梨の礫

時折、ハゼの活餌を使った仕掛けでマゴチを狙っているアングラーが隣りにやって来てキャストすることもあったが、彼らにもコンタクトはなかった。
コンタクトがあれば敢えて小生の隣りに移動して来る必要がなかった訳で、どうやらこの日のマゴチのご機嫌は、全体として良くなかった様子。

結局、20:45頃になって北の空に稲光が光り出して来たのを機に、腰の痛みが強くなって来たこともあって、StopFishingとして道具を片付けた。

タコにしろマゴチにしろ、シーズンはまだ始まったばかり。
しかも、慣れない釣り場で慣れない獲物を相手にして、初手から結果を出そうと云うのは、ビギナーズ・ラックがあるとは云え、少々虫が良過ぎる。
タチウオでは、UMB-FPに通った結果、何とか釣ることが出来る様になったことを考えれば、マゴチも同じ。暫く、通ってみようと思う。

2024年釣行記(31) – AJ&MG

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:05月30日(木) 16:15~21:30
潮回り:小潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 4、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

定例釣行日の月曜or火曜は雨模様のため、水曜日はカミさんの都合で釣りはお休みせざるを得ず、木曜日にようやく釣行出来ることになった。と云っても、ホームのKMI’sは相変わらずの状況で、仲間の手練れ連中であっても苦戦を強いられている。そんな中、小生の様な老骨が出張っても、到底、太刀打ち出来る筈もない。
と云う訳で、ソロソロ、シーズン・インしたと思われるマゴチに狙いを替える算段をして、前回、調査を敢行した。しかし、実際の調査時間は18:20からの小一時間と短くて、調査と云うには余りにも不充分だった。そこで、今回は時間を充分に取るため、いつもより早く自宅を出ることにした。

いつもより2時間程早い15:50頃、現地に到着。
岸壁には、中央付近黒鯛狙いのエサ師の姿が一人しか居なかったので、最奥のお気に入りの場所に釣り座を構えて、準備に入った。

今回持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fアジング用のSoare改々の2本。

マゴチ用のSephia S809M/Fには、前回と同じ5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムを組み、エコギア熟成スーパードジョウオフセット・フックに差したシステムで、16:15頃、キャスティングを開始。

風は、南寄りの風が右から左にやゝ強めに吹いており、少々やり難そう。海はその風のせいか、少し波立っているが、釣りには全く問題はない。寧ろ、ベタ凪よりは良さそうに思える。しかし、潮は黄土色をしており、如何にも魚の活性を下げてしまいそうな雰囲気。

とは云え、釣りはやってみなければ判らない。
悪い影響がないことを願いつゝキャスティングを繰り返した。
しかし、マゴチと云えば、昨年の7月に紛れで小振りな1匹を釣ったことがあるだけなので、どの様な反応をして来るのか全く分からず、ドキドキもの。何か違和感はないか、変化はないかと集中したが、一向に反応らしきものがない。そこで、最奥を諦めて入り口に移動。
ここでは、コツやブルブルと云った反応が何回かあったが、合わせても針掛かりさせられず、正体は不明のまゝ。

18:00頃、顔見知りの若者が登場して来たので、入り口のポイントを譲り、最奥に戻って調査を継続したが、マゴチらしい反応は皆無。

結局、日没時刻の18:50頃までマゴチ調査をしたものゝ応えがなかったので、調査は終了として、アジングに変更。

色は良くないが、潮は良い具合に左から右手にトロトロと流れていて、ひょっとすると・・・と淡い期待を抱いてキャスティングを繰り返していた。
すると、間もなくしてコツと小さな反応が返って来た。
思った通り。今日は活性が高いのかも知れない・・・・と合わせを入れて喜んでリーリングに入ったが、青物のアジとは引き方が違う。
アリャ、もしや・・・と思いつゝ、抜き上げてみるとその主は、案の定、ロリ・カサゴで、愛嬌たっぷりのその呆けた顔を見てガックリ。

この日皮切りのアジが来たのは、19:33
チクと感じる典型的なアジの反応で、サイズは17cm前後のとは云え、比較的早い時間から来てくれたこともあって、独りニンマリ。
そして、それから間もない19:41に19cmを追加した所で、今日は良さそうだと思ったのだが・・・・・。
2匹目を最後にピタリと反応が消えてしまった。

20:00を回った頃だったか、入り口でヘッドランプの灯りがチラチラと見えるのに気が付いた。顔見知りの若者も黒鯛狙いのエサ師も引き揚げて行ったので、貸し切りになったと思っていたのだが、同好の士が来たことに、この時は何故かホッとした(後に分かったことだが、このヘッドランプの主は、昨年の12月以来の再会となるIKOKさんと彼の友人)。

アジの反応がないまゝ時間が過ぎ、遊覧船が左後ろに消えて行ってしまってから程なくして、コツン。
集中力が切れ掛かっていたものゝ、何とか合わせが決まって、この日最大の20cmをゲット。最近のKMI’sでは釣れて来るアジの殆どが17cm前後のサイズばかりだったので、20cmともなると殊の他良型に思えるのは、御愛嬌と云った所か。
そして、その直後にこの日最小の15cm程のを追加。
21:0021:02と立て続けに反応があったので、イヨイヨ、回って来たかと期待をしたが、これも期待外れ。

そこで、
ものは試し
駄目で元々
Sephia S809M/Fに組んだキャロライナ・システム5号の錘Shalow Freak Expanda(17.8g)に替えて、沖目に居る筈のアジを狙うことまでしてみたが、これも敢え無く空振り。

そうこうする内、ポツリポツリと雨が降り出して来た。
予報では台風1号の影響で23:00頃から降り出すとなっており、直ぐに本降りになる気配も感じられなかったが、これ幸いとばかりに、片付けに入った。

所で、KMI’sマゴチだが、現場で居合わせた黒鯛師によれば、今シーズンはまだ見ていないとのこと。また、IKOKさんによれば、キスが釣れ出してからでないと、KMI’sではマゴチは出ないとKMIさんが云っていた由。
となるとKMI’sでは少し早過ぎるのかも知れない。
次回は、少しでも可能性のありそうなHGS-OGSMを調査してみようかと思う。

2024年釣行記(30) – AJ&MG

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:05月23日(木) 18:30~22:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 6、カサゴ x 1、マゴチ x 0
同行者:単独、(SMTさん)

薫風5月も早くも下旬。ソロソロ、マゴチが釣れて出し手も良い頃になったので、KMI’sアジングが低空飛行を続けていることもあって、HGS-OGSMマゴチを狙って出掛ける積りで準備をしていた。
所が、アジの在庫を調べてみると小さなアジが3匹しか残っていない。拙宅は老夫婦の二人住まいとは云え、これでは中途半端。家庭争議を避けるためにも、出来るだけ早い内に在庫数を揃えておく必要がある。

と云う訳で、マゴチ調査は一旦棚上げにして、アジングに出掛けることにした。

18:00を少し回った頃に、現地到着。
早速、岸壁に出てみると、入り口には顔見知りの年配者、中央付近タコ狙いの若者の3人組、そして、最奥にはSMTさんの姿が見える。前回、SMTさんと一緒になった時は、敢えて離れた中央付近に釣り座を構えたのだが、無駄な抵抗に終わってしまった。出来れば入り口に入りたい所だが、先行者が居るのでそれは無い物ねだりと云うもの。結局、SMTさんの隣りに入らざるを得ないが、少し距離を置いて水道前に釣り座を構えて準備に入った。

今回は、夕間詰めの時間帯はマゴチを試して、暗くなってからアジングに切り替えるプランなので、持ち込んだロッドは、マゴチ用のSephia S809M/Fアジング用のSaltyStage改の2本。

18:20過ぎ、Sephia S809M/F5号のナス型錘で組んだキャロライナ・システムでキャスティングを開始。
ワームは、定番のパワーシャッドにしようかと考えたが、エコギア熟成スーパードジョウにした。このワームは、何年か前にタチウオ用に購入したものゝ、刀狩りドジョウ・テンヤにシフトしたため、殆んど出番がなくタンスの肥やしになっていたもの。このままでは廃棄せざるを得ないが、このワームでマゴチを爆釣していたYouTube動画を観た記憶があったので、廃物利用ではないが、今回敢えて持って来たもの。

小一時間、キャスティングを続けたが、マゴチからの反応は皆無。
この付近でマゴチと云えばHGS-OGSMの名称を良く目にするが、KMI’sでも何回か釣り上げている場面を見掛けている上、小生自身小振りだったが掛けたこともあるので、釣れない筈はないと思うのだが、時期的にまだ早いのも知れない。

19:00を回って、周囲が暗くなって来た所で、予定通りアジングに切り替えた。
風は右から左の南寄りがやゝ強め。潮は最近になく早い流れで、風とは逆の左から右なので、今回は1.0gのJHでスタート。

前回は、19:00を回った頃から反応が返って来たので期待をしたが、今回は何も返事がない。この分じゃ、遅い時間からの釣りになりそうだと思いながら、キャスティングを繰り返していると、隣りからジーッとドラグ音が聞こえて来た。
ありゃりゃ、今回もSMTさんが皮切りか・・・・
隣りに回って来たのだから、直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、案に相違して小生の所ではコツリとも来ない。にも拘わらず、隣りからはドラグ音が聞こえて来る。
このままでは前回の二の舞いになってしまう

そこで、更にSMTさんから離れて浮き輪ポイントに移動することにした。
これでドラグ音は聞こえ辛くなって集中し易くなったが、どうしてもSMTさんの様子が気になってしまう。見なければ良いのに、目を向ける度に抜き上げられるアジの白い魚体が見え、SMTさんの好調振りが伝わって来る。
対して、小生の所では全く反応がなく、前回のビデオを改めて見せ付けられている様なもの。

遊覧船が目の前を通り過ぎ左手後ろに消えて行った頃になっても、状況には変化がなく、その頃には完全試合を覚悟した程。
それでも、一方ではこのまま引き下がっては、昭和男子の名折れだと半ば以上にムキになってキャスティングを繰り返し、20:51、この日初めての反応で最初の獲物をゲット。
これでボーズはなくなったが、在庫補充とするには寂し過ぎる。何とか追加をと頑張ったが、単独行動のアジだったと見えて、後続がない。
この日の2匹目を手にしたのは、ほゞ諦めかけていた21:04のこと。

その後、1時間以上もの間、梨の礫でウンともスンとも反応がない。しかし、SMTさんは相変わらず好調にアジを釣り上げており、余りにも状況が違い過ぎることに、諦めを通り越して腹立たしくさえ思えて来る程。

そんな状況に堪らなくなったSMTさんが提案で、ポイントの入れ替えをしてみたが、爆釣を続けていたSMTさんのポイントに入った小生は全く釣れない。対して、アジの気配さえなかった小生のポイントに入ったSMTさんはキッチリと釣り上げており、ポイントの違いではないことが自明の理。
SMTさんアジングの腕はかなりのものだと思っていたが、これ程までに大きな差があるとは思いもしなかったので、大きな衝撃だった。そこで、SMTさんの釣り方を手を取り足を取りして教えて頂いたが、小生の釣り方とは全く違っていた。小生はどちらかと云うと潮の流れに逆らう釣り方なのだが、SMTさんは流れを利用し、流れに乗せてワームをアジの鼻先に届けている様な釣り方。
そこで、一通り教えて頂いた後、その釣り方を試してみたのだが、どうしても再現出来ない。何も考えずにひたすらSMT流を続けていれば、違った結果になったかも知れないが、セッカチな性分の小生は、どうしてもアジが反応して来るのが待ち切れない。結局、気が付けば元の釣り方に戻っていた。

すこうする内、時計は22:00を回りソロソロ引き上げようかと思い出して来た頃になって、思い付いてJHを手持ちの中では最も重たい1.3gに替えてみた。すると、これが良かったのか、小生の釣り方にも反応して来るアジが回って来たからなのか、
22:08 3匹目
22:11 4匹目
22:16 5匹目
22:19 6匹目
と良いテンポでコンタクトが続いて、遅ればせながら・・・と思ったが、潮の流れが止まってしまった。と同時にアジの反応も消えてしまって、この日のアジングは終了。
未練のキャスティングを繰り返し、22:30頃、片付けに入った。

と云う訳で、今回は、小生自身の腕の悪さを思い知らされた一晩だった。
次回はSMT流を徹底してみたい気持ちもあるが、HGS-OGSMマゴチもやりたい・・・・。
はてさて、どうするか?

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