2022年釣行記(74) – LEG&AJ

2022年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月19日(月) 16:20~21:45
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:ヒイカ x 2、カサゴ x 1
同行者:IKOKさん

今週前半は、月曜・火曜とも、夜間の風は1~2m程度と弱いが、月曜は西寄り、対して火曜日は東寄りと風向きは真逆の予報。風が弱いので、風向きは余り気にする必要はないとも云えるが、冬のこの時期では、風に吹かれるかどうかで、体感的な寒さには雲泥の差があるため、出来れば風の当たらない場所を選びたい。と云う訳で、月曜日にDKKに行くことにした。つまり、DKKは東に向いているため、西風なら背中で風を受けられる上、背後の建物や植栽に風が遮られるので、誠に好都合と云う訳。

15:50頃、現地に到着。
早速、道具を手に岸壁に出てみると、先行者の姿は皆無。最近は、夜のタチウオが終わり、豆アジも余り出なくなって来ていたが、どうやら、昼間の調子も下がって来たと見える。

今回のメイン・ターゲットはヒイカ
この時期の定番だったMHR-KGNでのメバリングも期待出来ず、豆アジも遊んでくれなくなったので、これからの冬季の期間をどうしようかと思っていた所に、前回のヒイカの結果。数も少なく、偶然の産物とも云えそうだが、少し光明が見えたと云う訳。

今回持ち込んだロッドは、エギ単用のEmeraldas改スッテを使ったキャロシステム用のTenryu改、そしてヒイカの保険としてのアジング用にSoareGame改の3本。

日没前で、陽もまだ高いので、先ずはボトム中心に狙うため、2.2gの錘を介したキャロシステムを組み、Tenryu改を先発に選んで、16:20頃、キャスティングを開始。

予報通り風は殆どなく、海はベッタリと凪いでいて、陸の状況は頗る良好だが、問題は海の中。
海中の状況が良くて、ヒイカが寄って来ていれば、獲物は独り占め捕らぬ狸の皮を数えながらキャスティングを繰り返したが、全く、コンタクトがない。
周囲が暗くなれば、反応が帰って来る筈だと敢えて前向きに考えて、その時を待ったが、待ち惚け。

ヒイカは浮いているのかも知れないエギ単に替えたり、ひょっとすると豆アジが・・・SoareGame改を引っ張り出してみたり。
しかし、全てが無駄な努力で、今年は冬の遊び相手を探すのに苦労しそうだなどと後ろ向きの考えが、頭に中に徐々に広がって来る始末。

19:00頃、到着すると云うIKOKさんを待ちながら、Tenryu改でボトムを狙ってキャスティングを繰り返していると、いきなりコン。
反射的に腕を煽って合わせを入れると、見事に針掛かりして魚の重たい引きが伝わって来た。
魚のくせに、スッテを喰って来るとは・・・と思いつゝ抜き上げてみると、その主は、良型のカサゴ。時刻は18:10過ぎのことで、この日始めての獲物が、イカには似ても似つかぬカサゴとはとも思うが、余りにも反応がなくて、ボーズを覚悟し始めていた時だったので、嬉しいお客さんだった。

これで少し気持を持ち直して、エギ端でボトム付近を狙ってみることにした。
そして、KMIさんがやっていた様に、岸壁に平行に軽くキャストしてボトムまで沈め、エギを持ち上げる様な小さなアクションをいれると、ジワーッと感じる軟体動物特有の重さが伝わって来て、待望のヒイカをゲット。
時刻は18:40頃。実釣開始後2時間20分にして始めての本命に、気持も新たに後続を狙ったが、その後は全く反応がなく、気持は風船が萎む様にヘナヘナ・・・・。

19:00頃、予定通りIKOKさんが到着。
仲間の顔を見て、気分転換も出来た所で、ヒイカを狙ってキャスティングを繰り返したが、さっぱり反応が返って来ない。

そんな中、小生の隣りに釣り座を構えてアジングを始めたIKOKさんは、間もなくして豆アジをゲット。
アジが続く様なら、小生も・・・と思いながら、IKOKさんの様子を見ていたが、どうやらアジも単発だった様で後続がないので、小生はそのまゝライト・エギングヒイカ狙いを継続。

その内、ライト・エギングに転向したIKOKさんが、ヒイカをゲット。しかし、残念ながら、これも後が続かない単発。

情報によれば、ヒイカアジと同じ様に群れで回遊しているとのことなので、情報通りとすれば、単独でウロウロとしている筈はないのだが、兎にも角にも、反応が続かずどうしようもない。

そして、忘れた頃にIKOKさんが、ヒイカを追加したが、これ又単発。

21:00を回った頃、余りにもコンタクトがないので、引き揚げるタイミングを図りながらキャスティングをしていると、何やらゴミを掛けた様な感触があって、スッテに抱き着いていたヒイカをゲット。しかし、これも交通事故で、その後は梨の礫

結局、この日は21:45頃に片付けを始めたのだが、
たまたまヒイカの寄りが良くなかったのか・・・・・、
活性が低くて反応が薄かったのか・・・・・、
そもそも、ヒイカが釣れること事態が、珍しいポイントなのか・・・・。
見極めを付けるためにも、次回もヒイカ・メインでDKKに行こうと思う。

2022年釣行記(73) – AJ&LEG

2022年 Ajing Eging 釣行記

日 時:12月16日(金) 16:15~21:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 1、ヒイカ x 5
同行者:KMIさん、(IKOKさん)

20:00頃になると北風が5m、以降は4mとDKKアジングにとっては極めて具合が悪い予報だったので、一旦は釣行を諦めた。しかし、20:00頃までなら、同じ北風でも1mと弱いとのこと。最近のDKKは、夕間詰めに地合いが来て、夜になるとコンタクトがあってもポツリポツリ程度になってしまう傾向が強い。となると、北風が強くなる20:00頃には、勝負は付いている筈。と云うことで、短時間勝負を前提に、出掛けることにした。

15:10頃、自宅を出発し、現地には15:50頃に到着。

岸壁に出てみると、入口付近にカゴ釣り師が一人、最奥には府中からやって来るお喋りな年配者の二人連れが長いロッドを振っていて、両端には入れない。仕方がないので、中央の入口に少し寄った所に、道具を置いて準備に取り掛かった。

今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのEmeraldas改SoareGame改、そしてスピニング・ロッドの8320#1Bの3本。ベイト・ロッドについては、風が強くなって来た時のために、Emeraldas改に3gのSキャリーを介したシステムを組み、SoareGame改は風の弱い時間帯にジグ単で使う予定。

3本のロッドにリールを取り付けラインを通しと準備を整え、先発のSoareGame改を手に、16:15頃、キャスティングを開始。
と云っても、初っ端からバック・ラッシュを連発した前回の轍を踏まない様に慎重にキャストし、どちらかと云うと、アジの居場所を探ると云うよりキャスティングの練習に比重を置いていた。
10分程の肩慣らしの後、本番に入ってアジからの反応を探ったが、予想に反して何も変化が感じられない。前回は、入釣した直後からコンタクトがあったので、大いに期待をしていたのだが、これはどうしたことか・・・・?

16:30頃、KMIさんが登場し、小生の左側に釣り座を構えて、アジングを開始したが、やはり、アジからのコンタクトは感じられないとのことで、二人して首を傾げるばかり。

それでも、この頃は風が殆んどなく状況も悪くなかったので、その内、回遊して来る筈だと気持を切らすことなく、キャスティングを続けていた。しかし、そんな二人を嘲笑う様に、18:00頃から冷たい北風が吹いて来て、体感気温は急降下。

余りにもアジからのコンタクトがないのに堪らず、ライト・エギングを始めて見事にヒイカを釣り上げたKMIさんを倣って、小生もエギングをしてみたが、小生は空振り。KMIさんの1杯も単独行動をしていたイカだった様で、後続がない。

そうこうする内、19:00頃、IKOKさんが登場。
3人での釣り談義の後、小生の右隣りでアジングを始めたIKOKさんは、何とその一投目で、見事にアジをゲット。
それまで、全くアタリを感じることもなく、今日は、アジが居ないと思っていたKMIさんと小生は、それを見て、アングリ。そこで、IKOKさんに釣り方のレクチャーを受けて、真似をして同じ様にした(?)のだが、二人とも再現出来ない。何故、アタリが出ない・・・・。ウーンと頭を抱えている間にも、IKOKさんアジを掛け、アッと云う間に4匹目をゲット。

北風は益々強くなり、指先がジンジンとして来て、思わずポケットカイロの封を切った程の寒さになり、JHを1.5g、2.0gと重たくしても全く釣りにならない。この頃には、パタパタとアジを掛けたIKOKさんからもアジは遠退き、フグウミタナゴに遊ばれる様になっていた。

アジよりもヒイカの方が可能性はあるかも知れないと考え、この後は引き揚げるまでライト・エギングに特化することにした。
しかし、強風のためにエギが沈んで行かない。そこで手製のアゴリグを噛ませて、強制的に沈めて何投目かのこと。風に膨らんだラインの動きに違和感があったので、そっとロッドを煽ってみると、モゾーッとした重さが伝わって来て、何年か振りのヒイカをゲット。時刻は、20:20頃のこと。

これに気を良くして、ボトム付近を狙ったが、それっきり音沙汰がない。

そこで、何年か前のFRYでの釣り方をしてみた。
風上に向かってキャストし、30カウント。大きく膨らんだラインを回収して、エギの所在を確認しようとラインを張るってみると、ジワーッとした重さがあって、見事にヒイカをゲット。この釣り方が功を奏し、3杯連続して取ったが、残念ながら、それを最後にコンタクトがなくなってしまった。

21:00頃、翌日の仕事に差し支えるのでと帰り支度を始めたIKOKさんに倣って、この日はStopFishingとした。

と云う訳で、今回は北風が強い中、敢えて釣行を強行したにも拘わらず、本命のアジには完全に無視される始末。にも拘わらず、見事に本命をゲットしたIKOKさんの釣り方を見学出来たのは収穫だった。
そして、ヒイカ狙いのライト・エギング
今回はアジングの保険としてのエギングだったが、結果は真逆。これから寒さが増してくるに連れて、豆アジと云えども釣れなくなる時期に当たり、新たな狙い目としてのヒイカを見付けられたのは、大きい。

次回は、久し振りにヒイカを専門に狙ってみようと思う。

2022年釣行記(72) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:12月13日(火) 16:30~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 22
同行者:(IKOKさん)

小生が癒やしの場として、冬場には通い詰めているMHR-KGNは、年初から調子が上がって来ないまゝ、今シーズンを迎えたと見えて、2回連続して悲惨な結果に終わってしまった。そんな状況にも拘わらず、敢えてMHR-KGNメバリングをしても、癒されるどころか、ストレスを抱え込んでしまう可能性が高い。対してDKKでは、釣れる時間帯に限りがあるとは云え、豆アジが遊んでくれる公算が高い。

と云う訳で、今回はDKK豆アジに癒やしてもらうことにした。

15:50頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、直前まで雨が降っていたせいか、先行者の姿は皆無だったので、貸し切りの岸壁を奥に進んで、お気に入りの最奥に釣り座を構えた。

予報では西寄りの風が1~2mとのことだが、背後の植栽に遮られて、岸壁では殆ど無風。しかも、海は凪状態で状況は云うことなし。

今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのEmeraldas改SoareGame改とスピニング・ロッドのSoare改の3本。その内、Emeraldas改を先発に選んで、先ずは、1.2gのJHを結んでキャスティングの肩慣らしを始めた。と云うのは、ベイト・アジングで使用しているAldebaran BFS XGのベアリングをセラミック・ベアリングに交換したので、その効果を確認したかったのがその理由。
そして、その結果だが、これまでと同じ様にキャストしている筈なのに、バック・ラッシュの連続。恐らくスプールの回転性能が上がったのが原因だろう。色々と試行錯誤を繰り返して、何とかキャスト出来る様になった所で、そろそろアジングに移ろうかと思いつゝキャストした途端、何の違和感もなくライン・ブレイク。

豆アジが遊んでくれるのは夕間詰めの時間帯に限られているので、余りキャスティングの練習ばかりしている訳には行かない。そこでSoare改を持ち出して、0.8gのJHを結んで、16:30過ぎに、この日のアジングを開始した。

海はベッタリと凪いでいて魚の気配が感じられない。果たして豆アジのコンタクトがあるのだろうかと心配しながら、カウントを取っていると、10カウント付近で、何やらモゾモゾとした違和感が伝わって来た。
ウン、アジ?
軽く合わせを入れると、何と1投目から本命のアジ。サイズも20cmには足りない18cm程だが、最近では良型(?)と云って良いサイズ。これはリリースしようと思ったが、背後で小生の釣りを見守ってくれているギャラリーの黒猫にプレゼントして、後続を狙った。

すると、またもや同じアタリで、同サイズをゲット。時刻は16:38。
そして、
16:47 3匹目
16:49 4匹目
と、最近にはない順調な滑り出しに気を良くしたが、フッとアタリがなくなって、5匹目を獲ったのは30分後の17:20。

その後は、
17:52 6匹目
17:55 7匹目
17:58 8匹目
18:07 9匹目
18:37 10匹目
18:38 11匹目
18:40 12匹目
18:47 13匹目
18:55 14匹目
と、前回は18:00頃にアタリがなくなってしまったが、今回はその様なことはなく、18:00以降も、退屈しない程度の間隔をおいて遊んでくれた。

19:00頃、コンタクトがなくなった所で、休憩がてら夕食のパンを齧っている所にIKOKさんが登場。
IKOKさんは、入口付近に釣り座を構えてアジングを開始。

そして、暫くアタリが遠のいたが、
19:30 15匹目
19:32 16匹目
19:35 17匹目
19:38 18匹目
20:05 19匹目
20:09 20匹目
20:17 21匹目
20:24 22匹目
とパタパタと来ては、暫く間を置いて、またパタパタと来るパターンの繰り返しだった。所が、20:30頃からはすっかり音沙汰がなくなってしまった。

それでも何とか30匹をと頑張ったが、腰の痛みも強くなって来たので、21:40頃、IKOKさんを置いて一足早く引き揚げて来た。

この日は、当初の予定通り殆どEmeraldas改を使い、1.2gのJHで通したが、アジのレンジが、前回の様に表層ではなく、中層からボトム付近だったことが幸いしていたのだろう。
今回は、ベアリング・チューンを施したAldebaranに慣れていないので、慎重を期して1.2gのJHを使ったのだが、表層付近を狙える様にするためにも、早く0.8gのJHを扱える様にしておきたいと思う。

2022年釣行記(71) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:12月09日(金) 16:30~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 11
同行者:ICNHさん

小生にとっての癒やしの場であるMHR-KGNは、前回、前々回の結果を見ても、年初からの状況が改善しているとも思えない。一方のDKKも、アジは出てもばかりで、タチウオはシーズン終盤に入り釣れても指2本程度と一時期よりも小型化してしまった様子でもう一つ冴えない状況になってしまった。

と云う訳で、どちらにしても、良い結果は出せないだろうし、今週は水曜日の釣行1回だけにしておこうかと思っていた。が、諦め切れずに予報をチェックすると、北or北東の風が1m程度とのこと。
予報通りとすれば、SoaeGame改を試すことは出来そう。このSoareGame改は、ベイトのショート・ロッドが欲しかったので、破損してお蔵入りになっていたSoareGameを組み直したもので、Emeraldas改よりも18cm程短い160cmで仕上げたもの。
このロッドの使い心地を試すことを主目的に、DKKに行くことにした。

現地に到着したのは、丁度、16:00頃。
所が、沢山の車が止まっていて、車を止めるスペースを見付けるのに難儀する程。お陰で、普段止めることがない離れた場所に、止めざるを得なかった。
釣り座を構えるスペースがないかも知れないと心配しつゝ、岸壁に出てみると、入り口に年配者、中央付近にルアー・マンの2人しか先行者の姿がない。あれ程の車の主は、何処に行ったのだろうと思ったが、空いている最奥に釣り座を構えることにした。

今回持ち込んだロッドは、組み終えたばかりのベイト・ロッドのSoareGame改、予備のSoare改、そして、ライト・エギング用の8320#1Bの3本。

予定通りSoareGame改を先発に選び1.0gのJHを結んで、16:15頃、キャスティングを始めた。所が、初めてキャスティングをするベイト・ロッドにも拘らず、1.0gのJHを使ったのが運の尽き。少々強目の横風だったことも一因とも云えそうだが、2~3投で見事にバック・ラッシュの憂き目。ここは慎重に1.5gのJHから始めるべきだったが、これは後の祭りと云うもの。
仕方がないので、改めてシステムを組み直し、又、他のスピニング・ロッドにもラインを通しなど準備をしている最中、ICNHさんが到着。

16:30頃、今度はSoare改を手に、改めてキャスティングを開始。

この日アジを最初に手にしたのは、後から来たICNHさん。始めの内は刀狩りをしていたICNHさんだが、小生がポロリポロリとアジを釣り落とすのを見て、いつの間にかアジに狙いを替えていたと見える。先を越されたのは悔しいが、肩から先(腕)の差なので、甘んじて受け入れざるを得ない。

小生にも来いと念じつゝキャスティングを繰り返していると、ゴソゴソとしたアタリがあって、15cmあるかないかのアジを抜き上げることが出来た。
時刻は丁度17:00頃のことで、前回、MHR-KGNで悲惨な結果に終わっていただけに、お約束の豆アジとは云え、殊の外嬉しい1匹だった。

そして、17:15頃に2匹目の豆アジを獲った所で、ベイト・ロッドのSoareGame改に持ち替えてベイト・アジングを始め、
17:28 3匹目
17:31 4匹目
17:39 5匹目
17:42 6匹目
17:55 7匹目
とここまでは極めて順調に豆アジをゲット。所が、好事魔多し。18:00頃になるとそれまでが嘘だった様に、ピタリとアタリがなくなってしまった。

そこで8320#1Bに持ち替えてライト・エギングで何年振りかでのヒイカを狙ったり、ICNHさん刀狩りをしたりと色々と試してみたが、ICNHさんがベルト・サイズのタチウオを掛けただけで、魚っ気が消えてしまった。

8匹目の豆アジを手にしたのは、20:07頃。
結局、7匹目を獲ってから2時間程の間は、我慢の時間帯だったと云うことになるが、今回は、ICNHさんが隣りでロッドを振っていたので、気持を切らすこともなかった。もし、小生独りでの釣行だったとすると、寒い星空の下で、単にキャスティングを繰り返すだけの2時間には耐え切れず、恐らく20:00頃には、諦めて引き揚げてしまっていただろう。
そして、その後は、
20:12 9匹目
20:17 10匹目
とポツリポツリと反応は返って来たが、直ぐにアタリは間遠くなってしまい、21:00頃に獲った11匹目を最後にコンタクトがなくなったので、21:30頃、StopFishingとした。

と、今回は予想通り豆アジのみの結果だったが、割り切って臨めば、それなりに楽しめることを痛感させられた。勿論、良型が来てくれれば、それに越したことはないが、MHR-KGNと比べると、豆アジが遊んでくれるだけでも、遥かに良しとしなければならないだろう。
例年ならば、この時期から来春までは、MHR-KGNに通っていたのだが、今年はDKKに通うことになりそう。と云っても、豆アジが姿を消すのも時間の問題だろうし、そうなると、何処で癒やしてもらえば良いのか・・・・

2022年釣行記(70) – MB

2022年 Mebaring 釣行記

日 時:12月07日(水) 16:30~21:20
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 4
同行者:単独

前回のMHR-KGNでのメバル調査は、向かい風になる北風の予報を無視してベイト・タックルを持ち出したのが敗因だったのか、或いは、年初からの不調が続いているのか、兎に角、可愛娘ちゃんに完全に無視されるパーフェクト・ゲームに終わってしまった。
と云う訳で、再調査をするチャンスを伺っていた所に、西or南西の風が1~2mとMHR-KGNでのメバリングには願ってもない予報を見て、喜び勇んで出掛けることにした。

現地到着は、16:20頃。

岸壁に出てみると、風は背後からの微風で一安心。
今回は、小生にとっては実質的なシーズン開幕になるので、先ずは可愛娘ちゃんの居場所を探るため、手前の18番スポット付近からチェックを始めることにした。

今回のロッドは、超軽量ジグから飛ばしウキを使った仕掛けまで、色々と応用の効くスピニング・ロッドのTenryu改にして、0.5gのJHを組み合わせて、18:30頃、キャスティングを始めた。

大潮の満潮直後のため、潮位はかなり高く、テトラ帯の殆どが海面下に沈んでいるので、開放感溢れる穏やかな海が広がっている。前回は、大量のゴミが吹き寄せられていて、閉口させられたが、今回はそのゴミも殆んど見えず、気持ちが良い。
これで、可愛娘ちゃんがコンタクトしてくれれば、云うことなし!!

所が、可愛娘ちゃんからの応答はない。それどころか、キャストする度に千切れたアマモの葉が針に掛かって来て、邪魔になって仕方がない。恐らく、海中には沢山の切れ藻が漂っているのだろう。

そこで、蟹の横ばい釣法でポイントを移動しつゝ、切れ藻がなく、可愛娘ちゃんの居るポイントを探したが、何処に行っても状況は変わらない。

ワームが駄目ならプラグではどうか・・・・
ものは試しと、MHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30SギガスクリュータイプA GS-A K2その他を試したが、完全に無視される始末で、どうしようもない。

18:30頃には、早くも凸部に達してしまった。凸部では、今年の初めに重たいジグを使ってYTさんが良い結果を出していたので、小生も倣って2.0gのJHを使ってボトム付近をチェックしてみた。すると、18:40頃、コンとこの日初めての反応があった。合わせも決まったが、引きの具合に違和感がある。ひょっとすると・・と思いつゝ抜き上げた正体は、やはり惚け顔のカサゴで、がっかり。

それでも、魚が動き出したのかも知れないと、儚い期待を胸にキャスティングを繰り返したが、根掛かりと切れ藻の連発で、気持は風前の灯。にも拘わらず、何とか可愛娘ちゃんに会いたい老いの一徹。一縷の望みを賭けて、蟹の横ばい釣法凸部の先にまで足を伸ばした。しかし、何年か前には、爆釣をしたポイントも、可愛娘ちゃん達は何処に行ってしまったのか、今回も梨の礫

20:10頃、更に足を伸ばす気力もなくなって、123番スポット付近で折り返しに入った。だが、往路と同じ釣法では、結果は見えている。往路とは違う方法で・・・と辛うじて消え残っていた気力を絞り出して、飛ばしウキを使ったシステムを組んで、沖目を狙うことにした。

しかし、沖目からも答えが返って来ず、空振り続きのまゝ35番スポット付近に戻って来た時、モゾとした違和感が伝わって来た。時刻は21:00頃のことで、実は、その頃には完全に気持も切れており、引き揚げようとしている時だったが、思わず知らず、ロッドを持つ手に力を入れると、生命体の反応があった。その引き具合から、カサゴではないだろうと思いつゝ抜き上げると、その正体は、待ちに待っていた可愛娘ちゃん。サイズは15cm程で、ナイス・サイズとは云えないが、二日掛かりでやっとの思いで手にしたメバルなので、殊の外嬉しかったが、時既に遅し。
待ち疲れと歩き気疲れのため、延長して釣り続ける気力もなく、付近を簡単にチェックしただけで、21:20頃、StopFishingとした。

このMHR-KGNは、小生にとっては、良型は望めないが数多くの可愛娘ちゃんが遊んでくれる癒やしの釣り場の位置付けだった。所が、昨年(2021年)末頃から状況が悪くなり、年が明けた2022年になっても、パッとしなかった。
そんな状況だったので、一夏過ぎた今シーズンは少しでも回復していることを祈りつゝ、調査をして来たのだが、残念ながら、嫌と云う程キャスティングを繰り返したにも拘らず、まぐれアタリがたったの一度しかなかったことを考えると、状況は更に悪くなって、付近のメバルは何処かに移動して行ってしまったのではないかと思う。釣り場で会った自転車で通っている地元のオッチャンもメバルが居なくなったと云っていたので、小生が受けた印象は間違っていなかったと思う。
しかし、これだけ広大な釣り場のメバルは、一体、何処に行ってしまったのだろう。釣り場全体では、数え切れない程数多くのメバルが生息していた筈で、その中の一匹も残さず居なくなってしまったとも考え難い。
出来れば、これは一時的な現象だと思いたい。そうでなければ、老齢の小生が楽しめる冬場の釣り場がなくなってしまう。

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