2020年釣行記(31) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:07月02日(木) 18:30~24:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10
同行者:tommyさん

tommyさんとのMHR-KGNメバリングでは、梅雨時の真っ最中のこと故、仕方がないとは云え、前回も前々回も雨が絡んだ天気状況だった。所が、今回は、久し振りに雨の心配の必要がない予報で、この点はラッキーだったが、南寄りの風が15:00頃には最大9mも吹くとのこと。これでは、いくら南風には強いMHR-KGNと云えども、釣りは厳しい。しかし、19:00頃には7mの強さが、時間の経過と共に6m、5m、4mとドンドン弱くなる由。
翌日の金曜日の夜は雨とのこと故順延するのも難しいので、風が弱くなると云う予報を信じて、決行することにした。

17:00頃に拙宅に着いたtommyさんの道具を積みかえて出発。現地には18:00過ぎに到着したが、今回も駐車スペースはほゞ満車。

実はtommyさんは、アジング・ロッドを新調するために、目下選定中だが、ショート・ロッドを使ったことがないとのこと。そこで、参考のため8326#1Bを使って貰うことにしているので、取り敢えずtommyさんのみ支度を整えて岸壁に出た。

岸壁に出て見ると、強い南寄りの風が、背後から吹き付けて来ていて、海面に出来た小さなさざ波が扇状に広がりながらサーッと走って行く程。ロッドが長ければ、この強い風に叩かれて釣り難いだろうが、8326#1Bは5フィートしかないのでこの点は問題はない。寧ろ有利と云うべきだろう。
キャストの仕方や注意すべき点などを説明し、数投して貰い問題がないことを確認した上で、tommyさんにはそのまゝへの字カーブの先の60番スポット付近に先行して貰い、小生は車に戻って、改めて釣り支度をして後を追った。

チューブラー・ティップのSSQC-742LT-BF-KRでキャスティングを始めたのは18:30頃。
すると2~3投目で、グングンとアタリがある。
今日も、幸先が良いぞ!!とほくそ笑みながら抜き揚げると、掛かっていたのは円らな瞳の可愛娘ちゃんではなく、MHR-KGNでは初めて目にするサイケな色をしたアナハゼ君で、ノッケから外道にガッカリ。
丁度その頃、61番スポット付近に入っていたtommyさんカサゴを掛けており、二人揃って外道での幕開けとなった。

前回の様な濁りも入っておらず、日没時刻を過ぎて徐々に暗さが増して来て、イヨイヨ、ゴールデン・タイムの到来。集中力を高めて可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、まるで音沙汰がない。MHR-KGNでは出足が遅くて20:00を回った頃からアタリが出始めることも、往々にしてあるので、時間的な問題かと思ったが、その時刻を回っても、コツリとも来ない。

おかしいなぁ。どうしたんだろう・・・・?
どんな時でも、何かしら信号を送って来て呉れていたのに、何処かに雲隠れしてしまった様子で、何の違和感も感じられないまゝ時間だけが過ぎて行く。
小生がこの日初めて可愛娘ちゃんとご対面できたのは、20:45頃のことで、実釣開始2時間後のことだった。
やっと、可愛娘ちゃんが動き出したか?
後続を期待したが、その後は全く気配が伝わって来ない。こうなると可愛娘ちゃんの居場所を探して釣り歩く方が良い。一ヶ所で粘りたがるtommyさんを急かせる様にして蟹の横這い釣法で探したが、それこそ忘れた頃にコツンと来るだけで、すべて単発。

ひょっとすると、この日は凸部の先に居るのかも知れない。
最近では余り芳しくない凸部を越えてその先まで足を延ばしても見たが、状況は全く変わらず、この日のツ抜け達成は、記憶は定かではないが23:00か23:30頃だったと思う。23:00と云えば、ソロソロ引き揚げ様かと云う時刻で、これ程ツ抜け達成に苦労したことは、最近では余りないことだった。

時間の経過に連れて弱くなる筈の風は、一向に弱まることもなく吹き続けていたが、23:30頃になって、やっと弱くなって来た。しかし、その頃には頻発するバック・ラッシュとアタリのなさに精神的にも体力的にも限界に差し掛かっていて、もう一つ気合が入らない。
結局、23:30頃にはこの日の釣りを諦め一足早くStopFishingとし、その後はtommyさんツ抜けを達成するのを現認して、24:00頃、二人揃って車に戻った。

それにしても、癒しのMHR-KGNで、これ程苦戦を強いられる結果になるとは思いもしなかったが、兎にも角にも、tommyさんの卸し立てのリールに無事鱗付けが出来たこと、又、ツ抜け達成も成ったことで、強風をおして強行した甲斐があったと云えるだろう。

所で、可愛娘ちゃんの活性が低くかった原因は何だろう?
季節的な要因、前日に激しく降った雨の影響で、海水の塩分濃度が下がったのか、或いは海水温が急に低下したのか、また、他にも原因があるのか・・・・・小生には判らないが、これも自然相手の遊びの面白さだろう。

更に、この日は可愛娘ちゃんからのコントクトが極めて少ない状況に加えて、バック・ラッシュが頻発するのにも閉口させられた。
と云うのは、今回は強風対策のため、いつものPEに替えて4lbのフロロを新しく巻いて臨んだのだが・・・・。
実は、フロロを使った経験はなかったので、不安な面もあったが、使って見るとトラブルもなく順調で一安心。所が、トラブルがなかったのは最初の3時間程の間だけで、時間の経過と共に徐々にバック・ラッシュが起きる頻度が高くなって来た。そこで、右手でのキャスト、左手でのキャスト、マグネット・ブレーキを強くしたり弱くしたり、色々と試して見たが、終わる頃にはキャストの度にバック・ラッシュする様になってしまった。
トラブルそのものは、釣りが出来なくなる程の重症でもなかったが、意識はどうしてもキャスティングに行ってしまう。すると、テンポは極めて悪くなってしまい、強い風にロッドが煽られることも重なって、小さなアタリが取れず貧果に結び付いたのかも知れない。

ベイト・リールにバック・ラッシュは憑き物とは云え、前回は殆どトラブルがなかったので、原因は判然としないが、大きく違う点は、PEかフロロかと云う点だけ。
固いフロロに軽いルアーの組み合わせだと、どうしてもこの様なトラブルが多くなるのだろう。
ブログを書いている今、思い付いたことだが、数投に1回位の割で指でテンションを掛けて巻き取るなどすれば、少しはトラブルを避けることが出来るのでは・・・・・。

2020年釣行記(30) – AJ&MB

2020年 Ajing Mebaring 釣行記

日 時:06月29日(月) 18:30~20:40 & 22:45~24:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK & MHR-KGN
釣 果:アジ x 0、メバル x 19、カサゴ x 1
同行者:単独

仕事が忙しかったYGWさんから、久し振りに日曜日の孤島釣行のお誘いを頂いた。
YGWさんとは10日の魔女狩り以来2週間振りだったこともあったので、これまでであれば一も二もなく受けていた。所が、孤島アジングの結果を振り返ると、6月7日は日付が変わる頃になってやっとアタリがあったものゝ、ツ抜けにも届かない貧果。そして、前々回の15日そして前回の21日は更に悪く、アタリ一つさえない屈辱のパーフェクト。更に、近隣の釣り施設でのアジの釣果は全く伸びておらず、何とか2桁に届いたと云った状況と来ては、今回も屈辱に塗れてしまう公算が大きい。
と云う訳で、君子危うきに近寄らず。鄭重にお断りさせて頂いた。

と云っても、釣りには行きたい。
当初はMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰おうと思ったが、暫くアジの刺身を口にしていないので、どうせならとアジが釣れる可能性のあるDKKに行くことにした。

17:30頃、自宅を出発。現地到着は18:10頃。
直ぐに道具を手に岸壁に出た所、入り口付近にルアーマンが2人、そして奥に投げサビキ師が1人だけで、いつも見掛ける地元の常連さん達の姿は見えない。と云うことは、釣れていない・・・・・?
不安が過ったが、そのまゝ奥に向かって進んでいると、丁度、サビキ師が竿を曲げてアジの取込みに掛かっている現場に遭遇。
オッ、居るじゃん・・・
途端に釣る気満々になったのは、云うまでもないことだが、海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、何となく雰囲気が悪く、今度は不安がムクムクと湧き上がって来る。
しかし、現にサビキにはアジが掛かっているし、ここはやってみるしかない。

サビキ師に断わって最奥に入れさせて貰い、18:30頃、Soare改0.8gのJHでキャスティングを開始。
風は南寄りの風で、右手から邪魔にならない程度の強さで吹いていて汗ばんだ身体には心地良い。潮は殆ど動いておらず、目の前のゴミが右に行ったり左に行ったりウロウロとしているだけで、全く離れて行く気配がない。

2投、3投・・・・・。
コツリとも来ない。隣りのサビキ師にも全くアタリがない。
日が暮れて暗くなったら、来るかも知れない

間もなく陽が暮れて、周囲が暗くなり、ゴールデン・タイムの到来。
しかし、コンタクトは、サビキ師にも小生にもないまゝ。

20:00頃になって、少し潮が左から右に動き出した。
チャンス到来! これで状況が変わって・・・・・と思ったのだが、アジからのコンタクトは全くない。こうなって来ると、MHR-KGN可愛娘ちゃんのことが、頭にチラチラと浮かんで来る。
今、ここを引き上げれば、MHR-KGNに行ける。どうしようか?
踏ん切りが付かないまゝ、キャスティングを続けたが、釣り場には生命感が全然感じられない。
結局、20cm程のカサゴを掛けただけで、20:40頃、諦めて隣りのサビキ師と一緒に引き上げることに。

今からであれば23:00には釣り始められるので、25:00までの2時間は釣りが出来そう・・・。
道楽部屋に戻る道を運転しながら、そんなことを考え、急ぎ支度を整えて、21:40頃、改めて出発。MHR-KGNに到着したのは、いつもなら引き揚げに掛かっている時刻の22:30を回った頃。
到着してビックリしたのは、月曜日のこんな時刻にも拘わらず、駐車スペースはほゞ満車状態。何とかスペースを見付けて車を止めることは出来たが、運が悪ければ、高速を使って来たのにあぶれる所。

今回は、兎に角2時間しかないので、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にへの字カーブの先に急行。
やはり、岸壁には釣り人の陰が点々とあるが、への字カーブを過ぎると途端にアングラーが少なくなり、好きな60番スポット付近はガラガラ。

急ぎ足で歩いて来たために汗をかいたので、斜め左後ろからの南西の風が気持ち良く、潮回りは小潮だが、満潮1時間前の潮位は高く、テトラ帯の殆どが水没している。
時々、波間から少し頭を出すテトラを目印にして、改めてキャスティングを開始したのは22:45頃。

するといきなりご挨拶があって、17cm程のグラマーな可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれた。
これだからMHR-KGNのメバリングは好きだよ!!
一人ほくそ笑んで、2匹目の可愛娘ちゃんを探したが、連続しては来ない。

兎に角、今回は短時間なので、積極的に探す方が勝負が速い蟹の横這い釣法に切り替えた。所が、一人の若者アングラーが小生を通り越して、移動方向の10m程先に入ってロッドを振り出した。渓流釣りで云う、所謂、頭を跳ねると云うことだが、岸壁を釣り場とする海釣りでは、文句を云える筋合いのものでもない。仕方がなく、60~61番スポット付近を行ったり来たりして、可愛娘ちゃんを拾いながらそのアングラーが居なくなるのを待った。

そして彼が居なくなったのを見計らって蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探したが、やはり先行者が叩いた直後のせいか、反応が鈍い。とは云え、この日のツ抜けは丁度真夜中の24:00頃だったので、1時間余りで10匹の結果は上々。

そして71番スポット付近で折り返しに入り、ポツリポツリと拾いながら戻り9匹追加。
切りの良い20匹で打ち止めにしようと考えたが、20匹目はテトラに巻かれて、敢え無くライン・ブレイク。仕掛けを作り直すのも面倒なので、24:40頃、StopFishingとして引き揚げて来た。

と云う訳で、今回は滅多にすることのない2本建て釣行を敢行して、何とか魚と遊ぶことが出来た次第。
しかし、アジは何処に行ってしまったのか?
あぁ、アジを釣りた~い!!

これは後日談で、釣りでは良くあることだが、その後の連絡によると日曜日の孤島では、ソコソコ、アジが釣れた由。
YGWAKTINUEさん達の手練れでソコソコとなれば、小生の腕では型を見る程度が精々かも知れないが、それでもボーズを喰らうことはなかっただろう。
YGWさんのお誘いを断らず、参加すべきだったかも・・・(笑)

2020年釣行記(29) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:06月25日(木) 18:40~24:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 25
同行者:tommyさん

毎日の日課である天気予報をチェックすると、この日の雨は午前中に上がって、午後は曇り、夜に入った所で晴れる時間帯もあり、しかも風は南寄りが3m程度と、絶好のMHR-KGNメバリング日和。
前回は濁りが原因だったのか、円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌が余り良くなくて、シトシトと小雨が降る中、老体に鞭打って頑張ったにも拘わらず、余り気持ち良く遊んで貰えず、スゴスゴと引き揚げる結果に終わってしまったので、こんな予報を見ると、ジッとしていることなど出来る筈もなく、tommyさんを誘ってのリベンジ釣行。

16:50頃、tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、意気揚々と自宅を出発。
所が、空を見上げると、何となく雲行きが怪しい様な・・。
梅雨時なので雨は憑き物とは云え、予報とは逆の気配が強く漂っていて一抹の不安が過る。そんな空模様のことなどを話しながら車を走らせていると、不安が的中。ポツリポツリと雨粒がフロント・ウィンドウに当たって来た。しかし、このまゝでは前回の二の舞になりそうな様子にも拘わらず、二人の口からは引き返そうの言葉は全く出て来ることなく、18:40頃、現地に到着。

ポツポツと降って来る雨を気にする様子もなく、釣りの準備をする二人の高齢者。新型コロナのこともあるので、雨の中、釣りなどしなくても良いのにと云われそうだが、雨が苦手な小生はtommyさんに引っ張られた格好で・・・と云うのは云い訳か。

二人連れ立って岸壁に出て海の様子をチェックすると、前回の様な濁りは完全に取れ、いつものMHR-KGNに戻っていて、一安心。潮位は、満潮時刻に近いためかなり高く、所々テトラ帯の頂上が頭を出しているだけなので、海は一際広く見え、風はソヨリと感じる程度で、雨がなければ絶好の条件。

雨は本降りになる訳でもなく、かと云って上がる気配もない。何とも中途半端な状態だが、降り続いているので、本降りになることも考えて、短時間で決着を付ける必要がある。と云う訳で、への字カーブの先の60番スポット付近に急行して、Tenryu改0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。

前回、型を見ただけに終わったtommyさんには、今回はもっと釣って貰いたいので、tommyさんの様子を見ながら、いつもの様に小さなアクションを付けてゆっくりとリーリングしていると、コン。
サイズは17cm位のアベレージだが、ぽっちゃりとしたグラマーな可愛娘ちゃん。時刻は19:10頃の日没直後の未だ薄明かりが残っている時のことで、前回に比べて、随分と出足が良い。続いてキャストすると、チクと小さいアタリながらもコンタクトがあり、今夜の活性は高そうなので、この分で行けば、tommyさんMHR-KGNメバリングを愉しめるのでは・・・・・。

所が、tommyさんに様子を訊ねると、アタリがないとの返事。ワームを通す方向やアクションの付け方などを説明し、何とか釣って貰おうとしたが、上手く行かない。所が、tommyさんの叩いた後をやってみると、小生にはアタリが感じられる。どうやら小さなアタリを見逃してる様子なので、その旨伝えたが、状況は変わらないとのこと。

そうこうする内、幸いにも雨は止んだので、ジックリと腰を落ち着けて出来そう。
そこで、tommyさんには74番スポット付近から凸部手前の角付近を攻めて貰うために移動して、小生はその手前の72番スポット付近を攻めることに。

暫くの間、夫々離れてキャスティングをして、tommyさんの様子を見に行くと、型はそれ程でもないが1匹獲れたとのこと。時刻は定かではないが、20:00頃ではなかったかと思う。

小生はtommyさんの様子を気にしながらのメバリングだったので、テンポ良く釣果を伸ばすことは出来なかったが、20:10頃、ツ抜け達成

その後は、tommyさんにもツ抜け達成をして貰うべく、小生はパイロット役に徹することにし、可愛娘ちゃんの居場所を見つけては後を任せるなどしたが結局、tommyさんは6匹、小生は25匹の釣果で、日付の変わった24:30頃、StopFishingとした。

所で、この日は、心配していた雨が上がるのと入れ違いになる様にしてモヤが出て来て、時間の経過に釣れて徐々に濃くなり、気が付くと遠くの対岸のビルの灯りもスッカリ見えなくなっていた。試しにヘッド・ライトを点けると、目の前の丸い光の中を霧が音もなく流れ、何とも幻想的。
引き揚げる頃になると、ヘッド・ライトで照らしても5~7m先のテトラ帯が目を凝らしても微かにしか見えない位に濃くなって、こうなると少し不気味な感じさえして来る。
最近では、これ程濃い霧に遭遇したことがなかったので、年甲斐もなく少し浮き浮きした気分で可愛娘ちゃんと遊ぶことが出来た。
願わくばtommyさんにもう少し釣果があればと思うが、ここはtommyさんにメバリングに慣れて貰うしかないだろう。6月もソロソロ終わって7月に入る頃なので、終盤戦に差し掛かっていると思うが、しかし、今回の様子では、まだ楽しめそう。機会を見付けて、もう一度位は誘って行って見ようと思う。

2020年釣行記(28) – AJ&TK

2020年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:06月21日(日)~22日(月) 16:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、タコ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(KRT、YRO、NSYM)各氏

前回の孤島アジングではアタリ一つ感じることもなくコテンパンに叩きのめされて帰って来た。その頃は、近隣の釣り施設でのアジの釣果が1桁台の日が1週間から10日程続いていたので、アジの群れが寄っていないことは明らかで、ある意味で仕方がないことだったかも知れない。
前々回の孤島アジングも情けない結果だったので、これで2連敗。次回こそは何とか結果を出したいと思い、釣り施設の釣果をチェックすると、16日までは一桁だったのが、17日には突然300匹近くに増え、18日には約1,000匹、19日、20日には若干落ちたが、それでも400匹強で推移しており、ようやく群れが回って来ている様子。
よし、チャンス到来!!。今度は何とか孤島アジングを楽しめそう。
そこで天気予報をチェックすると、天候は下り坂で月曜の朝から傘マークが付いているが、日曜日は何とか雨が降るまでにはならない様子。となれば日曜日に出撃するしかないが、日曜日の夜の風向きは最悪の北東で、一長一短の状況。と云う訳で、AKTさんに連絡を入れると、愚問ですねぇ~との返事で、当然、出撃するとのこと。

孤島にはAKTさんに迎えられて16:00過ぎに到着。
孤島の突堤には、日曜日であることに加えて県境を越えての移動自粛要請も解除されたこともあってか、結構な数のアングラーの姿があり、中には女性の姿も見える。

風は南東から若干強目に吹いており、曇天のため強い日差しもなく、全体として何となく薄暗い雰囲気がある。

街灯下のベスト・ポジションには最も岸寄りにAKTさん、その隣りにYROさんNSYMさんと仰るアジンガー、そしてINUEさんの順に釣り座を構えている。そこで、小生は、最も航路側の空いている場所に入れさせて貰って、この夜のアジング用の釣り座を確保して、魔女狩り用の支度に入った。

岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを開始したのは16:30頃。
AKTさんによれば、航路側に向かってキャストしていたアングラーが、型は大きくはないが数を出していたとのことで、自然と胸が膨らんだが、時合を逃した様で、答えが出ない。

日没時刻を過ぎてアジング・タイムになったので、魔女狩りは諦めてアジングに変更。
Soare改1gのJHを組み合わせてキャスティングを始めたが、嫌な予感がして何となく釣れる気がして来ない。それでも釣り施設の釣果が上がっているので、必ず回って来る筈と自身を鼓舞しながらキャスティングを続けたが、一向にコンタクトがない。

その内、前回、良型のタチウオを2本も出したKRTさんが、柳の下の2匹目のドジョウを狙い始めたので、見習ってタコエギをバッグに潜ませて来たタチウオ用のワームに替えて見たが、空振り。

20:00過ぎになり、2匹目のドジョウの捕獲に失敗したKRTさんが肩を落として引き揚げ、小生は裏側に釣り座を移してアジングに専念することに。
この時点で、突堤にはKRTさんと入れ違いに登場して来た2人のアジンガーを含めて7人が残り、夜を徹してのアジングをすることになった。

しかし、アジは表側にも裏側にも廻って来る気配はなく、たまにアタッて来るのはカサゴばかリ。しかもお土産にも出来ないロリ・サイズばかりで、釣趣ももう一つ。

時間が経ち日付が変わる頃になっても状況は全く変わらず、小生は早くも休憩タイムに突入。
02:00近くになって、アジングに復帰したが、アジからのコンタクトは皆無。30分もしない内に2度目の休憩に入り、空が白み始めた04:00頃になって、最後の足掻きで魔女狩りを試みたが、タコエギを地球に持って行かれただけの結果に終わって、結局、3連敗の結果に打ちのめされてStopFishingとせざるを得なかった。

この日のアジンガーは、途中で引き揚げて行ったKRTさんを含めて8人だったが、小生がアジを目にしたのはたったの2匹。小生が気が付かなかったアジもあるかも知れないが、少なくともAKTさんINUEさんアジ・ボーズだったので、小生の3連敗は当然の結果と云えるかも知れない。

念のため、帰宅後釣り施設のアジの釣果をチェックすると、21日の釣果は何と2匹だけで、例年になく好不調の波が大きい様な印象。
こうなると、次回の釣行をどうするか迷う所だが、アジの回遊を予測することなど出来る筈もないので、釣行日とアジの回遊がぶつかる偶然に賭けるしかない。
そうなると宝くじの様に偶然を待つか、或いは、釣行を重ねて確率を上げるしかないが・・・・・。

2020年釣行記(27) – MB

2020年 Mebaring 釣行記

日 時:06月18日(木) 18:30~22:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:tommyさん

2月21日以来久し振りにtommyさんとのコラボ・メバリング
天候は、週末に向かって下り坂とのことだが、予報では傘マークは金曜日になってから付いているので、釣りには支障はない。しかも、南寄りの風が3mなので、MHR-KGNでのメバリングには持って来い。
所が、時間が進むに連れて木曜日にも傘マークが付きだし、空を見上げても今にも降り出しそうな雲行き。しかも、tommyさんが拙宅に到着した頃にはシトシトと降り出して来る始末に、行くか行かざるべきか?
しかし、一旦着いた火を鎮めることは出来ず、兎に角、行って見よう

tommyさんの道具を我が愛車に積み替えて、17:00過ぎに自宅を出発し、現地到着は18:00を回った頃。

直ぐに支度を整えて、連れ立って岸壁に出て海の様子を見ると、黄土色に濁りが入っていて、底が見えない。いつもは近付いて来る人影を警戒して沖に向かって泳いで行く海鵜の姿も見えず生命感が全くない。予報では、4~5mと強く吹いている筈の南寄りの風は、殆ど感じられず、雨は降ったり止んだりの状態。しかし、岸壁には既に所々に水溜まりが出来ており、雲は低く垂れこめている。

気象状況が変わって、雨の降り出しが早くなっているので、今回は本降りになる前の短期勝負にならざるを得ず、余りノンビリとしては居られないない。そこで、tommyさんを急かす様にへの字カーブの先の60番スポット付近に急行して、先ずはtommyさんにキャスティングを始めて貰い、小生は少し戻った所で彼の様子を見ながら、SSQC-742LT6112ULS-BF-KRを手にキャスティングを開始。

この60番スポット付近は、かつては鉄板ポイントで楽しい思いをさせて貰った場所だが、最近は攻められ続けているせいか、ムラがあって余り出ない時の方が多くなっている印象。と云っても爆発する時もあるだけに、鼻から無視する訳にも行かない。特に、今回の様に時間が限られる場合は、に賭けたくなる。

所が、今回は濁りのせいか、時間的な問題か、或いはtommyさんを持っていなかったのか、全くコンタクトがない。そこで、tommyさんに少しづつ移動しながら探る様に促し、小生は後を追う様にしてチェックしたが、まるで音沙汰がないまゝ。

この日、最初のコンタクトがあったのは20:10頃。
tommyさんには進行方向の東に向かって斜めにキャストして貰い、小生は逆に西に向かってtommyさんが撃っていないと思われるポイントを重点的に攻めていると、ゴツゴツと感じるアタリ。
それまでは全くノー感じだったのに、いきなりのアタリで些か泡を喰ったが、合わせも決まって、ようやく可愛娘ちゃんの顔を拝むことが出来た。

過去にも出足が悪く20:00を回った頃から出始め、面白い釣りになったことがある。今回もそのパターンかと思ったが、どうやらその様ではなく後続がない。

MHR-KGNに慣れている筈の小生が、中々結果を出せない状況なので、年に数える程しかメバリングをしないtommyさんが苦労するのは、ある意味、当然のことかも知れない。そんなtommyさんに何とか1匹でもと願ったが状況が悪すぎる。

中々tommyさんにアタリがない中、雨が小降りになったのを見計らって、70番スポット付近に移動することに。
そして、tommyさんのシステムを手直した上で、キャスティングして貰い、小生は少し戻った所でキャスティングしていると、背後からtommyさんの叫び声が聞こえて来た。何事かと思って振り返ると、アベレージ・サイズだが待望の可愛娘ちゃんを抜き揚げている所で、案内役の小生としても役目が果たせて一息ついた格好。
と云っても、1匹では寂しいので2匹目、3匹目めを獲って貰いたくて、凸部手前角のポイントの狙い方をレクチャーして、小生は74番スポット付近に戻って夫々別々に可愛娘ちゃんを探すことにした。

しかし、濁りのせいか中々可愛娘ちゃんはアタッて来ずtommyさん凸部手前角でも空振りに終わり、小生は74番スポット付近で2匹拾って都合5匹になった所で、22:00頃、止まない雨とアタリのなさに嫌気が差して、StopFishingとした。

この日は、時折雨は小降りになることはあっても、シトシトと降り続いている中、ご老体が二人で良く頑張ったものだ。この頑張りに免じて円らな瞳の女神様が降臨してくれてもと思ったが、今回は期待外れ。
時期的にもメバルは終盤戦に入っているのだろうが、tommyさんにはメバリングの愉しさを味わって貰いたいので、もう一度位は、ご老体二人で挑戦してみたいと思う。

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