2020/06/15
2020年 Ajing 釣行記
日 時:06月15日(月)~16日(火) 18:30~06:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 多数
同行者:AKT、INUE、(TD、KRT、YRO他)各氏
昨日は強風の予報が出ていたので、一日順延しての孤島アジング。
前回は、かなり厳しい状況で、その日初めてのアジをゲット出来たのは日付が変わる直前になってのこと。それまではアタリ一つない厳しい状況だったため、ボーズを喰らうことを覚悟した程。
そんなに厳しい状況は永くは続かない筈で、今回はもう少し楽しいアジングが出来るだろうと期待したのだが、近隣の釣り施設でのアジの釣果が8日以降は一桁台が続いている程激減していることが気になる所。
18:00過ぎに、先行していたAKTさん、INUEさんに迎えられて突堤に到着。
すると小生に向かって手を振ってくれるアングラーの姿が目に入って来た。誰だろうと思って目を凝らして良く見ると、何とその御仁はYROさん。そして、街灯下にはTDさんの懐かしい顔がある。その他にもKRTさんや何度か見掛けたことのある2~3人のアジンガーがズラリと街灯下のベスト・ポジションに陣取っている。
元々、最後に登場して来てベスト・ポジションに釣り座を構えようなどとは考えもしていない上、街灯下が駄目なら、前回の様に裏でジックリと狙う積りで来ているので、街灯下に空きがないことに驚きはしないが、週の初めの月曜日にも拘わらず激混み状態になっていることには些かビックリ。
今回持ち込んだロッドは、逆ダン用のTenryu改、ジグ単用のSoare改、予備の8320#1Bの3本。
未だ明るい時間のため、裏に釣り座を構えるのは早いので、Tenryu改を持ってキャスティングを始めたのは18:30頃。海は穏やかで、汗ばんだ身体には心地良い位の風が吹いており、アジングを楽しむには状況は寧ろ良い方だろう。
これで、アジの回遊があれば云うことなし・・・・・!!
19:30頃、周囲の暗さが増して来た所で、裏側に移動してジックリとアジを狙うことにした。
すると程なくしてシーバスがウロウロとし始め、前回とは違って生命感は感じられる。前々回はこのシーバスの群れの下にアジが寄っていたので、ボトム付近をネチネチとやってみたが、今回は空振り。
シーバスがこれだけ寄ってい来ているんだから、アジもその内・・・と期待したが、今回は待てど暮らせどコンタクトがない。
20:00頃だったか、20:30頃だったか定かではないのだが、航路側でタチウオを狙っていたKRTさんが大きな声を出している。何事かと思って駆け寄るとタチウオを掛けてやり取りの最中で、抜き揚げられた魚体は指4~5本の良型。
KRTさんもこんなに早い時期から出るとは思っていなかった由で、しかも2投目で答えが出たことに些か興奮気味の様子。
そんなKRTさんの様子を横目に、裏側でのアジングに戻ったがアジからの音沙汰は皆無のまゝで、群れは回って来そうな気配もない。
前回は24:00までアタリがなかったので、今回も粘っていれば何とかなるかも・・・・。
しかし、日付が変わっても状況は変わらず、01:00頃には余りにもコンタクトがない状況に疲れたので、小休止に入ってウツラウツラ。そして、気が付いたのは03:00頃で、小生にしては珍しく2時間も休んでいたことになる。
眼が覚めて周囲を見ると、あちらこちらで休んでいる仲間達の姿があって、街灯下のベスポジでも、この日は絶不調の様子。
アジが駄目ならカサゴでも・・・と狙いを変えてワームをチャート系にしてみると、入れ掛かり状態。しかし、お土産にするには少し足りない中途半端なサイズばかり。しかも、アジ狙いからすると面白くない外道なので、満足度は今一つ。
結局、今回は1匹のアジも手にすることが出来ず、05:00頃には片付けに入りStopFishingとした。
釣り施設でのアジの釣果が激減しているのが気になりながらも、釣りは糸を垂らして見なければ判らないとばかりに孤島アジングに出掛けた訳だが、今回ばかりはAKT、INUE、TD、YRO他各氏の手練れが唸る程の状況が悪く、ツ抜けを達成したアジンガーは居なかったのではないだろうか。
そんな状況だったので、小生がパーフェクトに押さえ込まれるのは、ある意味当然のことかも知れないが、次回の爆釣を夢見ることにしよう。
所で、この日はYROさんが4kg超の大ダコをものにした由。又、明け方には小さいながらも2匹、3匹とタコを掛けていたし、KRTさんも前日の明るい内に2匹掛けたとのこと。
去年に続いて、今年もタコが好調の様子なので、タコの用意もしておくべきだろう。更には、良型のタチウオも回って来ているので、タチウオ用もある方が・・・。
となると、道具立てが大変になってしまうが・・・・・。
2020/06/10
2020年 Octopusing 釣行記
日 時:06月10日(水) 06:30~11:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:Y’s P
釣 果:タコ x 2
同行者:YGW、AKT、TKHS各氏
今回はYGWさんの音頭取りでY’s Pで魔女狩りをすることに。
06:00過ぎ、我々4人揃ってY’s Pに到着。今回は黒鯛師の若者1人も居たので、都合5人でY’s Pを楽しむことに。
到着するや否や黒鯛師は7~8番スポット方面に急行し、YGWさんは2番スポット付近の北向き、TKHSさんはベース・キャンプ付近の南向き、AKTさんは高見に登って北を向いて、夫々キャスティングを開始する中、小生は、余裕をかましてゆっくりと支度。
すると小生の支度が終わらない内にYGWさんはロッドを大きく曲げて、早速魔女狩りに成功。型はそれ程でもなかったが、ニコニコ顔で戻って来るのを見ながら、ようやく支度が終わり、1番スポット付近で真打登場とばかりに参戦したが、ノッケから大トラブル。
実は、前回の孤島での魔女狩りの際にも同じことをしでかして、全く学習効果がなく汗顔の至りだが、今回もリールのマグネット・ブレーキ調整を忘れて完全にフリーの状態で、50gのタコエギをキャストしたために、酷いバック・ラッシュを起こしてしまった。
余裕をかましてと思ったのは表面的なもので、内心は皆に置いて行かれて焦っていたと云う所かも知れないが、幸い、ラインは太い4号のPEだったので、時間を掛けてグチャグチャになったラインを何とか解くことが出来き、改めて参戦。
タコが居れば直ぐにでもコンタクトがあるかと思ったが、いつものことながら、これは期待外れ。そこでベース・キャンプ付近で粘っている3人を置いて、少しづつ突堤の中央付近に向かって蟹の横這い釣法で探ったが、異常なし。
タコは何処に居るんだろう?と思いながら周囲を見渡すと、突堤の西端に居た黒鯛師が戻って来るのが目に入って来た。突堤の西端では、昨年、釣り上げたタコ2匹に脱走されてしまった苦い思い出があるが、小生に取っては実績場所なので、直ぐにワープ。
するとこれが奏功して、移動後2~3投目で魔女狩りに成功。
型は500g程度でもう一つだが、実釣開始1時間も経っていない07:10頃のことで、出足は悪くない。
遠くまで歩いて来た甲斐があったと一人ほくそ笑んで2匹目、3匹目を狙ったが後が続かない。
08:00過ぎになって、空腹を覚えたので一旦ベース・キャンプに戻ることに。
ベース・キャンプに戻ってゆっくりとしてしまうと、ピーカンの暑い中、又々、西端まで歩いて行く気もすっかり失せてしまって、その後はベース・キャンプ付近でタコを探したが、音沙汰はない。
10:30を回った頃、意を決して8番スポット付近に移動。
しかし、この日はタコの活性が低いためか、SKさんが1週間前に8匹も抜いて行ったためか(笑)、兎に角YGWさんでさえここまで2匹の貧果と厳しい状態で、全く気配がない。
そこで、諦めてベース・キャンプに戻ることにしたのだが、唯何もせずに戻るのは面白くない。沖目にキャストし着底を確認してから、リーリングはせずにシェイク&シェイクしつゝ戻ることにした。所謂魔女狩りのテクトロと云った所だろう。
偶然の産物とは云え、この釣法が良かったのか、400g程のタコを追加出来た所で、11:30頃StopFishingとした。
2020/06/07
2020年 Ajing 釣行記
日 時:06月07日(日)~08日(月) 18:30~06:00
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 9、カサゴ x 5、台湾ガザニ x 1
同行者:AKT、IKD、INUE、KRT各氏
今季二度目の孤島での釣り。
前回は魔女狩りも予定していたので、日中の14:00過ぎから始めたのだが、10日の魔女狩りの予定があることを考えて、今回は、アジ一本に絞ることに。従って、前回程早くから孤島に乗り込む必要はないので、ゆっくりと自宅を出発し、孤島到着は18:00過ぎ。
孤島には前回と同じ様にAKT、IKD、INUE各氏が先着しており、今回はYGWさんの代わりに川越のKRTさんが久し振りに参戦。その他にも大勢のアングラーが長い竿を振っており、久し振りに見る賑やかな光景にびっくり。
今回持ち込んだSoare改、8320#1B、Soare30 S803ULT30の3本のロッドに夫々リールをセットしラインを通しなどゆっくりと準備を始めたが、背中からかなり強く吹き付けて来る南東の風が気になる。孤島に到着する前は、暑くて水をガブガブ飲む程だったのに、準備をしている間にも汗は引き寒さを感じて、念の為持って来ていた厚めの上着を羽織る程。
風の強さを考えてSoare改には1.2g、8320#1Bには1.5gのJHを組み合わせ、Soare30には6gの錘を使ったキャロ・システムを組み、先発はSoare30を選択。
しかし、風が強くて何をしているかサッパリ感じが掴めない。予報では、夜遅くには弱まるとのことなので、当たることを祈るしかないが、何となく出鼻を挫かれた格好で、中々集中してキャスティングをすることが出来ず、突堤の上をウロウロするだけ。
日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り徐々に暗さが増して来て、アジング・タイムになっても風は弱まる気配を見せず、20:00頃には粗方のアングラーが引き揚げて行き、我々5人の他は3人だけ。
20:30頃には、我々5人は表側を諦めて、少しでも風当たりが弱い裏側に移動。最も街灯寄りからINUEさん、IKDさん、KRTさん、小生、そしてAKTさんと並んでキャスティングをしたが、前回は池の鯉状態に集まって来たシーバスの姿も見えず、生命感が殆ど感じられない。
21:30頃、小生独り最も岸寄りに移動。
すると、元の場所から200mも離れていないのに、嘘の様に風が弱くてキャスティングはし易い。しかし、虫が目の前を飛び回って五月蠅くて仕方がない。強い風の元の場所では、蚊やブヨの襲来もなかったので虫除けを塗っていなかったことを少々後悔した程。
風の弱さに反比例して、こちらでは潮の流れが速過ぎてどうしようもない。重ためのJHを取りに戻るのも面倒なので、流れの弱くなった場所を探して立ち位置を替えて見たが、結局、アジからのコンタクトは全くないまゝで、22:30頃元の場所に引き返し、AKTさんの陸側の隣りに釣り座を構えた。
その頃になると、他の皆さんは何時もの調子とまでは行かないものゝ、ポツリポツリとアジを抜き揚げていたが、小生には皆目アタリが感じられない。
こうなると普段は歓迎しないカサゴでも良いから遊んで欲しいと願ったが、惚けた顔をしたカサゴからも見放されて、パーフェクトに押さえ込まれることを覚悟した位。
小生にこの日初めて来たアタリは日付が変わる頃。
台湾ガザニが目の前にユラユラと泳いで近付いて来たので、退屈凌ぎにアジングのシステムで引っ掛けて捕獲に成功。
そのカニをINUEさんにプレゼントしたことが良かったのか、その直後にチクと、待望のアタリ。
時計を見ると23:58のことで、兎に角、日付を越さなかったことで一安心。
サイズは20cmにも満たない小物だったが、この1匹は嬉しかった。
余りに嬉しくて記録写真を撮り忘れて壺抜きをしてしまい、後でそのことに気付き壺抜きした状態で改めて写真を撮った次第。
漸く小生の釣り座付近にも廻って来て呉れたと後続を期待したが、これぞ真のまぐれアタリで、その後は又元の木阿弥。
INUEさんやIKDさんのアタリが続かないとの声が聞こえて来るので、この日はアジの寄りが全体的に悪いのだろう。
02:00近くになった頃だと思うが、パタパタと3匹連続で来た瞬間がこの日の圧巻で、その後は、カサゴのオンパレード。
アタリすらなかった時間には、カサゴでも良いから・・と思っていたのに、数は少ないとは云えアジを何匹かものにした後では、正に外道扱いで、色が違うなどと悪態をついてしまい、釣り人根性丸出しの自らの姿に呆れてしまう。
結局、今回の孤島アジングでは、ツ抜け達成も成らず、12時間に及ぶ修行を終えて帰宅して来た。
2020/06/04
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:06月04日(木) 18:50~23:30
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 30、カサゴ x 1
同行者:単独
実は新型コロナ自粛明けの最初の釣りは、このMHR-KGNで円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶ積りで準備していた。しかし、釣りを自粛していたお陰で、ここ暫く新鮮なアジの刺身にもあり付いておらず、どうせ釣りに行くなら、お土産を楽しめるアジングの方が良かろうと、急遽DKKでのアジングに切り替えた経緯がある。
加えて、時期的にもメバルは精々今月一杯。
と云う訳で、今回はMHR-KGNでのメバリングをすることにした。
16:40頃、自宅を出発。
MHR-KGNまでは1時間半程度なので、18:00過ぎには現地に到着してしまい、この時期の日没時刻は18:50頃であることを考えると、少々早過ぎるきらいはある。しかし、この日はガソリンを補給したり、魔女狩り用のタコベイト等を調達する予定だったので、そうしたが、現地到着は18:30頃と計算通り。
準備を整えてSSQC-742LT-BF-KRを手に岸壁に出て見ると、予報の5m程とは違って、風はそれ程強くはない上、フォローになる南寄りなので、全く問題はなく、自然に期待が膨らんで来る。
潮位は140cm程と高く、テトラ帯とテトラ帯の間は大きく空いていて一際開放感のある海が広がっている。
18:50頃、への字カーブの先の60番スポット付近に到着し、TOTO42Sを結んでStartFishing。所が、キャストする方向を定めようとして、海面を良く見ると、至る所に海藻が漂っていて、ルアーを通すコースが限られてしまう。下げ潮に入ったばかりで、まだ潮位の高い今はまだ良いが、時間が経ちもっと潮が下がって来ると、益々海藻が邪魔になって来る筈。
となると、プラグは諦めてワームにする方が良いだろう。
と云う訳で、善は急げ。プラッキングは2~3投しただけで、車に戻ることにした。
Tenryu改を手に、元の場所に戻って来たのは、すっかり暗くなった19:20頃。
往復で20分程歩いたので、暑くて仕方がない。吹いて来る風が気持ち良いが、こんな時に限って止んでいる時間が長く、暑さに慣れていないので熱中症の危険もある。そこで、蚊の猛攻が怖かったが、上着を脱ぎ半袖になって、いつもの様に0.5gのJHを結んで改めてキャスティングを開始した。
時間的には夕間詰めのチャンス・タイムに当たっている筈なので、直ぐにでもコンタクトがあると思っていたが、案に相違してアタリがない。どうしたんだろうとキャスティングを繰り返している内に、西寄りに向きを変えた風が強く吹き出して来た。お蔭で暑さは凌げる上、蚊の攻撃もなくなり一石二鳥だが、ラインが煽られてアタリが出ないのかも知れない。今回はプラグを引くことも考えて使っているPEラインをエステルに替えることも考えたが、取り敢えずJHを少し重めの0.8gに替えることにした。
これで、少しワームが安定する筈・・・・。
しかし、それでもコンタクトがない。そこで、蟹の横這い釣法で可愛娘ちゃんの居場所を探すことにした。
すると、20:00頃、67番スポット付近でチクッと待望のアタリがあって、ロッドを曲げてくれたのは15cm程のロリ・メバル。
型はもう一つだが、元々MHR-KGNは型狙いと云うよりも数釣りの場なので、後続のアタリを狙ったが、例によってこれは期待外れ。そこで、蟹の横這い釣法を続けて少しづつ移動しながら拾っていると、71番スポット付近で、思い掛けないことに2匹、3匹と続いてコンタクトが出て来た。
と云っても、同じコースを流しているとアタリが続かない。立ち位置は同じでも少しコースや角度を変える等して、目先を変えないと無視される様な状況。
そこで、ワームに替えてアピール力の強いプラグではどうかとMHR-KGNでは鉄板のFinluckMinnow30Sを引っ張り出して見た。しかし、アタリは1度だけ。しかも、これは目の前のテトラに貼り付かれてしまって、獲れず仕舞い。
この日、ツ抜け出来たのは、20:50頃。出足こそ悪かったが、最初の獲物から1時間足らずで、10匹の釣果はマズマズと云った所。しかし、いつかの様な爆発的な釣れ方ではない上、徐々にアタリが間遠くなってしまったので、凸部を越えて大きくワープすることにした。
そして移動直後の1投目でコツと答えが出て、移動したのが正解だったと一人ほくそ笑んだが、アタリがあったのはこれだけで、テトラ帯の端を掠めても梨の礫。ならば、沖はどうか?とテトラ帯の入っているラインを越えて沖側にキャストすると海藻の餌食になってしまう。
今日は、こちら側は駄目かも知れない。向こうで粘っていた方が良かったかも・・・と、半ば諦めながらリーリングしていると、直ぐ足許でコツン。
アレッ。今日は足許に着いているの?
そこで、出来るだけ岸壁とテトラ帯の間を平行になる様にワームを流すと、ポツポツとアタリが出る様になった。
そんなアタリを拾って、22:20頃にやっと20匹。
その後、折り返しに入り、拾いながら何とか10匹を追加した所で、時刻も23:30近くになったので、StopFishingとした。
と云う訳で、出足こそ悪くてどうなることかと心配したが、終わって見れば30匹の釣果で、2ヶ月振りのMHR-KGNでのメバリングを楽しむことが出来た。
所で、写真のこのメバルだが、どう云う訳か眼が赤く写っている。
小生は、その日の最初の獲物は必ず写真に撮る様にしており、これまでに数え切れない程沢山の魚の写真を撮って来た。しかし、眼がこの様に赤く写った写真は初めて。深く透明感のあるブルーのメバルを見慣れている身には、少々異様に見えるのだが・・・・。
2020/05/31
2020年 Ajing Octopusing 釣行記
日 時:05月31日(日)~06月01日(月) 14:30~06:00
潮回り:小潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:タコ x 1、アジ x 11、カサゴ x 4
同行者:AKT、IKD、INUE、YGW各氏
コロナ自粛期間中は全く釣りに出掛けることもなく、道楽部屋で悶々とする毎日を過ごし、前回のDKKのアジングで、2ヶ月振りに開放感を楽しむことが出来た。しかし、肝心の釣果はと云うと、アジに限らず外道からのコンタクトも一度も感じられず、完膚なきまで打ちのめされスゴスゴと引き揚げる羽目になったのだが、早い海流に苦戦し、蚊の猛攻に辟易している最中にYGWさんから電話があり、31日、いつもの仲間で孤島に行くとのこと。
と云う訳で、未だ陽の高い時間帯は魔女狩りに精を出し、陽が暮れてからアジングをする計画で、今シーズンの孤島での幕開けをすることにした。
孤島には、14:00過ぎに、先着していた4人に迎えられて到着。
釣り場の突堤には他のアングラーの姿はなく、今回は我々5人の貸し切り状態なので、釣り座は選り取り見取り。慌てる必要はサラサラないので、殊更にゆっくりと支度を整えた。
魔女狩り用の岸蛸 CRX-B722H/Tacoを手にキャスティングを始めたのは14:30を回った頃。
風は予報通り南寄りで少々強目。40gのウェイトを付けたタコエギをキャストする魔女狩りには影響は殆どないが、アジングは少々苦労する程。空には灰色の雲が一面に広がっており、天候は下り坂なのは明白。予報によれば、風は時間が進むにつれて弱くなり、雨は翌日の6月1日の午後から降り出すとのことなので、取り敢えず心配することはなさそうだが、予報通りの展開になることを祈るしかない。
先に魔女狩りに出掛けたYGWさんを追い掛ける様にして、移動しながら探ったがそれらしいアタリは感じられない。
昨年の東京湾はタコが湧いたとのことで、小生でも何匹かはものすることが出来たが・・・・。
今年はどうか? 昨年ほどにはないかも知れない。
そんなことを考えながら折り返しに入った所で、根掛かり。
と思ったがラインを張って様子をみると何かがモソモソ動いている様な感触がある。魔女狩りでは、根掛かりと獲物を見分けるのは難しいが、兎に角、少なくとも固い障害物に掛かった感じはしない。そこで、思い切って合わせを入れると、重たいが確実に浮いて来ている感触があり、タコであることを確信。
そのまゝ抜き揚げたのは、500g程の魔女で、取り敢えずお土産の確保に成功。
時刻は15:30頃なので、まだまだアジングを始めるには早い。そこで2匹目3匹目を狙って突堤を徘徊したが、タコはこの1匹で終了。
日没には未だ早いが18:30頃アジングを開始。
ロッドはYGWさんの新作のショート・ロッドで、アユ竿を研磨したものとのこと。YGWさんによれば、リールの取り付け部分から後部に掛けては円錐状に広げてあり、リールから後ろのエンド・グリップもない。そのため所謂リールシートは使わずリールはビニール・テープで直付け。これらは全て、感度を追求するために無駄をトコトン省いた結果で、眼には見えないが、アーバーの取り付け位置も最も感度が高くなる場所にしている由。
この新作ロッドを、有難いことに、小生に使わせたくてわざわざ持って来てくれたとのこと。
そんなYGWさんの気持ちに応えるには、YGWロッドで爆釣するしかない。
そのため、今晩は小生のロッドは使わずにYGWロッドだけでとキャスティングを続けたが、肝心のアジからコンタクトがない。
日没時刻を過ぎ、陽が傾いて光量が徐々に減って来てゴールデン・タイムに入ったが、状況は変わらず仕舞いで、IKDさんが1~2匹を出しただけ(?)
20:00頃、駄目元で街灯の光りが届かない場所に移動。
するとこの日始めてのアタリ。今晩のアジの着き場はこっちかと思ったが、残念ながら揚がって来たのは、とぼけた顔をしたカサゴ。2ヶ月振りで味わう魚の引きでヤレヤレと云った所だが、外道なので嬉しさ半分と云った所。
そして2匹目もカサゴ。アジの着き場かと思ったが、どうやらカサゴの着き場の様で、しかもロリ・サイズばかり。
その内、裏に移動したINUEさんが、ポツリポツリとアジをものにし始めたので、小生もあやかりたいと隣りに入れさせて貰い、INUEさんに様子を訊ねた。すると、アジは、目の前をウロウロと泳いでいるシーバスの下に居ると云いながら、確実にヒットさせている。しかし、小生にはアタリが感じられない。
その内、AKTさんも移動して来たので、小生はINUEさんとAKTさんの間にプチ移動。
いつもならアジングに長けた二人に煽られてしまってペースが乱されることが確実なので、君子危うきに近寄らず。勧められてもそんな所に入ることなどはしないのだが、この時は何故か二人の間が良さそうに思えたため、敢えてそうして見た。
するとその甲斐があって、21:00頃、ようやくこの日最初の本命をゲット。
サイズはもう一つだが、兎にも角にも本命のアジで、嬉しさは一入と云った所。
アタリは極々小さなものだったので、YGWロッドでなければ取れなかったかも知れない。
そして3匹を獲った所で、自作のSoare改にロッドを換えさせてさせて貰った。
と云うのは、走ることに徹したフォーミュラー・カーが些細なミスで事故を起こすのと同じで、無駄を徹底的に削ぎ落とした繊細なYGWロッドを扱うには一寸したミスも許されず、破損させてしまっては申し訳ないと思う気持ちが徐々に強くなって来たため。
要するに、分不相応と云うことだろう。
自作のSoare改に持ち替えて、少し気も楽になり、両隣の二人には到底覚束ないながらもポツリポツリとアジの引きを楽しんだ。
この時、試したのがMHR-KGNでのメバリングのやり方。
ワームを使ったメバリングでは、唯引きが一般的な釣り方だと思うが、小生は唯引きをすることは皆目ないと云って良い程で、キャストして着水後直ぐにチョンチョンとロッドを小さく煽ってアクションを付けた後1~2秒程フォールさせて、アタリがなければ又チョンチョン、フォールを繰り返す釣り方しかしたことがない。
孤島では、所謂ボトム付近の釣りなので、これまでは、これ程浅い棚でこんな釣り方をしようとは考えもしなかったが、両隣の二人と同じ釣り方をしていても・・・・と敢えて、MHR-KGNでの釣り方をしてみようと云う気になった。
すると意外にも、これで反応を出すことが出来、一つ賢くなった様な気がした。
結局、今回は日付が変わってからは風も収まり、途中で予報とは違って霧雨が降って来たものゝ天候の面で状況は悪くはなかった。しかし、肝心のアジの寄りはもう一つ。サイズの面でも物足りないもので、本格的なアジング・シーズンには至っていないと云うことだろうか?
とは云え、気の合った仲間だけで過ごした一夜は、釣果が余り良くなかった点を割り引いても、やはり楽しいもので、釣りから戻った当日は、疲れと寝不足のために死んだ様になって、この歳での徹夜の釣りはソロソロ無理になったか・・・・。
所が、間を一日置いて疲れが取れ掛かって来ると、身体の芯にはまだズーンとした重さが残っていても、またぞろ行きたくなってしまう(笑)
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