2020/10/18
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:10月18日(日)~19日(月) 14:30~05:00
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:孤島
釣 果:タチウオ x 9、アジ x 5、イシモチ x 1
同行者:AKT、YGW、(INUE、AKT弟、UEHR)各氏
YGWさんから声を掛けて頂いていた18日の孤島アジングは、当時の天候が芳しくないことやアングラーの数が多くなりそうな予想があったため、見送らせて貰うことにしていた。所が、直前になってカミさんがタチウオをご所望であることが分かったので、前言を翻して、急遽、参加することに。
いつもよりかなり早い14:00過ぎに、先行しているAKTさんやYGWさんに迎えられて、岸壁に到着。
岸壁には黒鯛を狙うヘチ釣り師など沢山のアングラーで賑わていたが、こちらは、彼らが引き揚げて行った後からが本番なので、時間は有り余っている。と云う訳で、のんびりとAKTさんやYGWさんと釣り談義をし、持ち込んだタチウオ用のDAIKO BARS-86EML、ジグ単用のSoare改、8320#1Bに夫々ラインを通すなど、殊更にゆっくりと支度を整えたが、日没時刻がかなり早くなった時期とは云え、未だ未だ明るい時間帯。
釣りをするために釣り場にやって来たにも拘らず、2時間も3時間もの間、ロッドを振らないでジッとしていなければならないのは、釣り好きにとっては拷問に等しいことで、YGWさんやATKさんは、アングラーの居ない場所を選んで、魔女狩りや刀狩りをし始めた。
すると間もなく、AKTさんがロッドを曲げて、タチウオを抜き揚げて、ニコニコしながら小生に見せ付ける様にしてやって来る。サイズはF3.5程だが、立派な魔女。こんな場面を目にしては、ジッとしては居られない。AKTさんに倣って20gのメタル・ジグで、15:00頃、キャスティングを開始した。
風は、斜め左後ろから斜め右前方に吹き抜けて行く強い北風で、ラインが大きく吹けてしまう。やり難くさはあるが、ジグが重たいので何とかなりそう。
キャストする方向を変え、タチウオからのコンタクトを待っていると、いきなりココンとアタリが伝わって来た。
よし、来た~!!
喜んでリーリングを始めたが、どうもタチウオにしては引きが弱い。
何が掛かったのだろうと考えながら、抜き揚げて見ると、30cm近いイシモチの良型。
時刻は開始後間もない15:15頃のことで、外道とは云え、取り敢えず、ボーズ回避に成功。
次は、本命のタチウオをとキャスティングを再開したが、その何投目かのこと。手前は根があるので、早目に回収をしていたのだが、油断をして回収が遅れたため見事に根掛かり。引っ張る方向を変えて見たが、ガッチリと掛かって外れそうにもないので、ラインを手に巻いてグイッと引っ張ると、敢え無くライン・ブレイク。
システムを組み直して、キャスティングを再開したが、ラインが出切って仕舞う程しか長さが残っていない。この日の魔女狩りは、サンマの切り身とワームを使ったハイブリッド・テンヤが本命釣法なので、下手をすると、長い夜をアジングで過ごさなければならなくなる。いつもは予備のリールをバッグに忍ばせているのだが、生憎、この日はそれもない。
そこで、メタル・ジグよりも飛距離の出ないメタル・バイブに替えて見たが、結局、これは完全に時間潰しに終わってしまった。
時間が経ち日没時刻の17:02に近付いた所で、粗方のアングラーが引き揚げて行き、代わりに、英ことUEHRさんを含む数名のアジンガーが登場して来た。久し振りに会う挨拶を兼ねて近況を尋ねると、最近は孤島の裏側ですることが多いとのこと。彼は言葉通り裏側に釣り座を構え、小生は元の場所に戻ってキャスティングを再開。
そうこうする内、周囲が薄暗くなって来たので、そろそろ、頃も良かろうとハイブリッド・テンヤを使った本命釣法に切り替え。実の所、ドジョウを使いたかったのだが、入手困難なので、サンマの切り身とワームを組み合わせた苦肉の策。
ここは、何年か前には爆釣した釣り場だが、最近は余り成績が良くない。しかも、テンヤでタチウオを掛けた経験はない上、苦肉の策で編み出したハイブリッド・テンヤと来ては、タチウオがどんなアタリを出してくれるのか、期待と不安が綯い交ぜ状態。
何回かキャスティングを続けて何投目かの時のこと。コンタクトを期待しながら、リーリングをしていると、目の前でタチウオがギラリとヒラを打った瞬間が目に入って来た。
アッ、寄って来ている!!
そこで、アンダー・ハンドで直ぐ近くを狙ってキャストし、海面直下を流すと、ゴゴンと強烈なアタリが伝わって来て、本命のタチウオ。サイズはF4に少し足りない位だが、狙い通りに掛けた1匹で、大満足。
時刻は、日没直後の17:25頃のことで、釣りは始まったばかり。後続を狙ってキャスティングを続けた。
この日は、タチウオの活性が高かった様で、入れ掛かりとまでは行かないが、比較的アタリが多くて、2匹目、3匹目と釣果が伸びて行く。
アタリの出方も色々で、ゴゴンとテンヤを引っ手繰って行く様な強烈なものや、フォール中にコンと来るもの。この日、最も太いF4.5程の良型の場合は、ゴミが掛かった様にジワーッと重たくなる様なアタリだった。
19:00頃を回った頃、場を休めるためにテンヤを中断して、1.0gのJHを使ったアジングを始めることに。
相変わらず北風が強くて、軽いジグではやり難くて仕方がない。ジグを重た目の1.2gか1.5gに替えようかなど考えたが、この日はアジを何匹も持って帰る積りはない。潮の流れも余りないので、何とかなるだろうと無精をしてそのまゝ続けていると、19:30頃、コツンとハッキリと感じられるアタリで、22cmほどの良型のアジ。
20:00を回った頃、INUEさんとAKT弟さんが登場し、岸壁は10名程のコアなアジンガーが夜を徹して獲物を狙うことになった。
しかし、タチウオもアジもこの頃からアタリが遠くなって仕舞い、22:00頃には、釣り場全体にまったりしたムードが流れて、休憩に入るアングラーも多くなって来た。
小生もその例に漏れず、22:00には第一回目の休憩に入ってウツラウツラ。
23:00頃に釣りを再開したが、タチウオもアジも鳴かず飛ばずで、02:00頃から、これまでにないことだが、この日二回目の休憩。
03:00を回った頃から、名残のキャスティングを開始して、タチウオとアジをポツリポツリと拾った所で、05:00頃、StopFishingとした。
この日の本命のタチウオの釣果は、UEHRさんやAKT弟さんに引き取って貰った4匹を含めて都合9匹で、ドジョウの代わりのハイブリッド・テンヤが充分以上に釣れることが判ったのが収穫だった。
所で、タチウオは龍に似たゴツイ顔をしているが、思いの外生命力が弱く、キャッチ&リリースをしても、生き延びることが出来るか心許ない。となると、無駄な殺生を避けるためにも、釣る数は、処分出来るだけに止めざるを得ない。
処分先や方法に困ることさえなければ、タチウオの強烈な引きをもっと楽しめるのに・・・・・。
2020/10/14
2020年 Ajing 釣行記
日 時:10月14日(水) 17:30~22:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 30
同行者:単独
前回の釣行は月曜日だったので、通常なら木曜日か金曜日が週後半の釣行日なのだが、生憎、木・金は強目の風が吹く予報になっている。しかも、悪くすると雨が降ることもあるらしい。
と云うことで、前倒しして水曜日に行くことにした。しかし、DKK付近の風は、横風の北東・東の3mと微妙な所。
現地到着は前回と同じ17:10頃だが、駐車している車の数はかなり多い。
DKKは規模の小さい釣り場なだけに、いつも混雑具合が気になる所で、これだけ車があるので、ひょっとすると、アブレルかも知れないと心配しつつ岸壁に行って見ると、果たして、大勢のアングラーが竿を振っている。
無理をすれば入れそうな場所もあったが、そのまゝ奥に進んで行くと、最奥に居た二人組のオッチャンが、丁度、片付けに入った所だったので、幸運にも、その後に入れさせて貰うことが出来た。
その二人に様子を訊ねると、リリース・サイズの豆ばかりで、数も出ず、良くなかったとのこと。
今シーズンになって小生が通い出した10月からはずっとこの調子なので、特に驚くことはないが、竿を出す前から、余り耳にしたくない情報なのは確か。
今回も、持ち込んだ8320#1BとSoare改の2本の内、Soare改を先発に選んで、17:30頃、キャスティングを開始。
風は、右から左に、予報とは違ってかなり強めに吹いており、海面の泡も早いスピードで右から左に流れている。1gのJHでは軽過ぎるかも知れない・・・と思いつゝ、斜め右にキャストしたが、アッと云う間に流されて、左手から帰って来る始末。そして、JHを1.2gか1.5gのどちらにしようかと考えながらの2投目。
やはり、カウント15位で、ラインは斜め左に伸びてしまう程の流れの速さで、1.0gでは殆ど沈んでいない様子。そこで、回収しようと思ったと同時に、コン。
今シーズンになって、こんなに早い時間からアタリがあった例もなく、強い風と潮の流れの対処方法を考えていたので、これにはビックリ。
泡を喰ったが何とか抜き揚げると、22cm程のまぁまぁサイズの本命。
今日は、魚は浮いている!!
そのまゝ1gのJHで、同じ様に潮に乗せて流していると、直ぐに答が出て2匹目。
そして、実釣開始後1時間強の18:45頃には、ツ抜けを達成。いつもツ抜け達成を目標にしていたのだが、これ程までに簡単に達成出来るとは思いも出来ず、これは嬉しい誤算。
これまでは、18:00には空腹を感じて夕食のパンを齧り出していたのだが、この日は、そんな余裕もない。群れが去って行く前に釣らなくてはと、時間を惜しんでキャスティングをしていた。
所が、19:30頃から少しずつアタリが遠くなって、群れが去って行った様子。それでもポツリポツリと居残り組からのコンタクトがあって、20匹目を獲ったのは丁度20:00頃。獲物は20匹もあれば、ご近所分も含めても充分だが、夜は始まったばかりで、体力も気力も未だ未だ残っている。
獲物を獲り過ぎると後始末に困るのだが、これまで釣れなかった分を楽しませて貰おうと釣り人の性丸出しで、キャスティングを続けた。
21:00頃になり、それまで強く吹いていた風が収まり、潮の流れが緩やかになり、釣り易くなったが、アタリがなくなってしまった。そこで、ようやくこの夜の食事のパンにあり付いた。
腹がくちくなり、一息ついた所で、アジングを再開することにしたが、お土産以上の数は確保出来たので、INUEさんが良くやっている、極端に軽い0.5gのJHを試して見ることにした。
すると、アタリが出始め、次第に調子が出て来た。だが、調子に乗り過ぎるのは、後々困った問題になる。そこで、30匹達成、若しくは22:00の何れか早い方で、区切りを付けることにしたが、結果は同時。
続ければもっと釣果を出せた筈だが、30匹目を獲った22:00にStopFishingとした。
それにしても前々回のことだったか、AKT弟さんが30匹の好釣果を出したことがあると云っていたことを信じて通った甲斐があったと云うもので、腕の悪い小生でも、状況さえ良ければ・・・・・。
しかも、全てが21cm超で、半数は23~25cmと云った数・質ともに申し分のない結果で、大満足で終わったDKKアジングだった。
2020/10/12
2020年 Ajing 釣行記
日 時:10月12日(月) 17:30~22:00
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 2、サバ x 2、カサゴ x 1
同行者:単独
昨日の日曜日はAKTさんやIKDさんのお誘いを受けて孤島アジングをする予定だったが、台風14号の影響で終日北寄りの風が5~6mと強く吹く予報が出ていたので、残念ながら、小生はパスさせて頂いた。
その代わり、足繁く通っていれば良い時に当たるかも知れないと前回に続いてDKKに行くことにした。
現地到着は、丁度日没時刻の17:10頃。
先行者は、岸壁の入り口付近に若者2人、中央付近に地元のオッチャンが2人、中央の少し奥寄りにワインディングをしている若者の5人。その内オッチャン2人は直ぐに引き揚げて行ったので、残ったのは小生を含めて4人だけ。嵐の後の荒喰いを狙ったアングラーで混んでいるかと思ったが、これには若干拍子抜け。
幸い、小生のお気に入りの最奥は空いているので、ワインディングの若者に断わって入れさせて貰って、17:30頃、キャスティングを開始。
風は、前回とは違って右から左の微風でアジングにとっては好都合だが、こうなると、飛翔力のない蚊がブンブンと五月蠅く、車から岸壁に歩いて来る間に蚊に刺された左頬が痒くて仕方がない。歩いている時に頬に虫が止まった気配を感じたが、クーラーやロッドなどで両手が塞がっており、追い払うことも出来ず、易々とやられてしまった。
DKKは河口近くに位置しているだけに、三日三晩、降り続いた雨の影響が心配だったが、目視する限り濁りもなく透明度もそこそこある様に見える。寧ろ、水潮ではないかと別の心配が出て来る。
今回持ち込んだロッドは、8320#1BとSoare改の2本だが、風が弱いので、Soare改を先発に選び取り敢えず1.0gのJHを組み合わせた。しかし、潮に動きがないため、直ぐに0.8gに変更。
コンタクトがないまゝ時間が過ぎ、約1時間後の18:30頃、モゾ。
突然のアタリだったので、些か泡を喰ったが、合わせも決まった所で、リーリングを開始すると、思いの外引きが強い。
ノッケから良型とは、幸先が良いと一人ほくそ笑みながら抜き揚げたが、トングに挟んだ獲物は、ビリビリと高速振動をしており、残念ながら外道の小サバ(涙)
外道とは云え、兎に角、魚は動いている証で、期待が持てそう。
その後、10分程した所で、2匹目の小サバ。
サバならもう少し大きくないと、お土産にもならない。しかし、そうなるとラインがもたないだろうなどと考えている内に、サバのアタリもなくなって仕舞った。
時間が進み、以前、パタパタと釣れ出した実績の20:00間近になったが、一向にコンタクトはない。しかし、足許には大き目のメダカの様なベイトが集まって来て生命感はある。所が、ベイトの様子を見ていると、ノンビリとした様子でパニックを起こすこともない。
アジからのコンタクトを待ちながら、ベイトの動きをボーッと眺めている内に、潮の流れが幾分強くなって来た。すると、何処からともなく黒い影が現れて、時折、ベイトの群れ目掛けて突っ掛け始めた。アジングにはシーバスは邪魔な存在だが、前回よりも遥かに賑やかなので、自然と期待が高まる。
この日初めての獲物を手にしたのは、20:25頃。
実は、これよりも前から、何やらアタリはあったが、どうしても針掛かりさせられず、ベイトを追い掛け回しているシーバスだろうと思っていた。
しかし、アタリがあるのに掛けられないのは悔しい限り。
どうにかしてアタリの主の顔を見たいと集中して、何回目かのアタリで掛けたのが22cm程の本命のアジ。
どうやら、シーバスだと思っていたアタリはアジだった様子で、久し振りにアジが泳ぎ回っている様子が感じられる。
そして、2匹目の同サイズを掛け、これからだと思った所で、アジのアタリは遠退き、この日の短い地合いは過ぎてしまった。
それでも、風もなく生命感も感じられるので、21:00頃の干潮時刻を過ぎ、潮が上げに転じたら、状況が変わるかも知れないと粘ったが、やはりアジからのコンタクトはないまゝ。
22:00頃、気分転換を兼ねて10m程場所を移動して、一縷の望みに掛けたが、コンとハッキリとしたアタリで来たのは大きなシーバス。こいつは一度バシャッと水しぶきを上げた後、グンと伸してラインを切って逃げて行き、同時に、小生の気持ちも切れてしまってこの日はStopFishing。
と云う訳で、今回も、両目を開けただけの貧果に終わってしまったが、根拠はないものゝ、何となく次回に期待出来そうな印象を持って帰路に着いた。
2020/10/06
2020年 Ajing 釣行記
日 時:10月06日(火) 17:45~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1
同行者:単独
前回のDKKでは悲惨な結果に終わってしまったが、AKT弟さんによれば1週間程前には30匹を超える釣果だったとのこと。今シーズンのアジは全体としてムラが大きくDKKだけでなく孤島でも釣れたり釣れなかったりで、どうやら、小生は谷のタイミングで釣行している模様。まぁ、最近は釣行回数が少ないので山のタイミングに当たる確率が低いとも云えるが。
であれば、回数を増やして通うしかない。
と云う訳で、今回もDKKに行くことにした。
DKKの岸壁には17:30頃、到着。
先行者は、入り口付近に若者のグループ、中程に地元のオッチャンが二人、最も奥に餌釣り師が一人と意外にアングラーが少ない。
地元のオッチャンに声を掛けると今日は駄目だよ~との返事で、良く見れば引き揚げる所。更に、最奥のアングラーの様子を見れば22~23cm位のアジを7匹並べて記念撮影をしていて、14:00~15:00頃までの釣果で、以降はさっぱりとのこと。
予報では北東の風が4m、時間が進むに連れて東の3mと若干やり難そうだったが、釣り場の後ろには背の高い植え込みや建屋があるので、何とか躱せるだろうと安易に考えていたが、岸壁に立ってみると、かなり強目。しかも、風向きが右から左の横風で、最悪の状況。
加えて、芳しくないこんな情報では、竿を出す前から気持ちが萎えそう。
ひょっとするとこれからアジの回遊があるかも知れず、お気に入りの最奥に釣り座を構えられたので、兎に角、やってみよう!!
今回持ち込んだ8320#1BとSoare改の内、強い横風を考慮して8320#1Bに1.2gのJHをセットして、17:45頃、キャスティングを開始。
日没時刻から30分程経っているので、ゴールデン・タイムに差し掛かっている筈で、居れば直ぐにでもコンタクトがあっても良い雰囲気。しかし、強い風とバシャバシャと波立っていて、何となく落ち着かない。
周囲がすっかり暗くなった頃、フト気が付けば入り口に居た若者グループの姿も消え、月の光で薄明るい岸壁は貸切状態。
これでアジが回って呉れば、独り占め出来るのだが、一向にアタッて来る雰囲気がない。いつもはやたらと跳ね回るボラも見えず、全体として生命感がない。
19:00頃、強い風が幾分収まって来た様子に、気を取り直してキャスティングを繰り返したが、何の反応もないまゝ。その内、又々風が強く吹き出して来て、気持ちは風前の灯火。
19:40頃、入り口付近に、何やら人の気配がする。
何を狙っているのかは、距離もあり暗いのでサッパリ判らないが、何となくホッとした気持ちになった。
しかし、相変わらず気配は全く感じられない。
何年か前、20:00頃まではサッパリだったが、20:00を過ぎてからバタバタと釣れたことを思い出し、気持ちを入れ替えて、キャスティングしていると・・・・。
いきなり、何の前触れもなく、コツンとハッキリとしたアタリ。
アタリの感触やボトム付近だったこともあって、どうせカサゴだろうと思いながら、リーリングをすると、海面近くまで上がっても抵抗を続けているので、本命のアジであることを確信。
慎重に抜き揚げたのは22cm位のまぁまぁサイズ。
いつかの様に、アジが回って来た・・・・・?
アタリが続くことを期待しながらキャスティングを繰り返したが、梨の礫。
何処かに居る筈!!
キャストする方向を変え、距離を変えてアジの居場所を探したが、強い風で儘ならない。
21:00頃、又々、入り口付近にアングラーが登場。
今度は二人組で、どうやら同じアジンガーの様子。
21:30頃、根掛かりで高切れすると同時に気持ちもプツン。
入り口付近のアジンガーに釣れている様であれば、粘ろうかとも思ったが、闇を透かして見ても、そこまでは判らないので、この日唯一度のアタリを仕留められたことに救いを見付けて、StopFishingとした。
2020/10/03
2020年 Ajing 釣行記
日 時:10月03日(土)~04日(日) 17:30~03:30
潮回り:大潮(↓↑)
場 所:DKK、A’s P
釣 果:アジ x 2、カサゴ x 7
同行者:AKTさん、IKDさん、(AKT弟さん、SKさん、INUEさん)
毎週の様に、日曜日から月曜日に掛けて孤島に出掛けているAKTさんが、のっぴきならない用事のために、今度の日曜日は孤島には出来ないので、代わりに土曜日の3日にDKKに出撃するとのこと。
小生は、原則的に、土・日や祝祭日の釣行は避ける様にしていたが、久し振りにAKTさんやINUEさんに会えるので、混雑して釣りが出来ない惧れはあったが、兎に角、行くことにした。
DKKは釣り場としては規模が小さい上、大勢の餌釣りのオッチャン達で混み合っていることは必至なので、餌釣りのアングラーが引き揚げて行った後に、釣り座を構える積りで、遅めの17:00少し前に自宅を出発。現地到着は日没時刻を回った17:30頃。
道具を手に獣道の様な細い道を抜けて岸壁に出ると、入り口に一人、そして中央から奥に掛けては沢山のアングラーが入っている。しかし、入り口付近から中央付近に掛けてだけは、空いている状態。どうやら、長いロッドのエサ師は、頭上に張り出している木の枝を敬遠している様子。
出来れば奥に入りたい所だが、ない物強請りは出来ない。入り口の先行者に断わって、隣りに荷物を置かせて貰って取り敢えずの場所を確保。
そして、その旨をAKTさんに連絡しようとして、スマホを車に置き忘れて来たことに気が付き、車に戻って行く所で、IKDさんに声を掛けられた。小生は、5月27日以来のDKKで魚の着き具合などの情報が全くないため、少々不安な気持ちもあったので、大げさに言えば地獄で仏。
今回持ち込んだロッドは、8320#1Bと8326#1Bの2本で、先発に1.0gのJHをセットした8320#1Bを選んで、18:00頃(?)、IKDさんと並んでキャスティングを開始。
風は右から左の南寄りで微風。潮は左から右にトロトロと良い具合に流れていて、正にアジング日和。
キャスティングを始めて程なくして、隣りのIKDさんのあたった!!の声があって、この日最初の獲物をゲット。
居ますよ、居ます!!
と明るい声に、小生も直ぐにコンタクトがあるものと集中したが、小生には当たって来ない。こんなことはIKDさんと小生の肩から先の差を考えれば当然のこと。それから暫くしてIKDさんは2匹目をゲットしたが、小生にはコツンとも来ない。それでも、釣りを始めたばかりなので、体力・気力ともに充実した状態なので、回って来るのは時間の問題。その内、来るだろうと余裕を持っていた。
この先は、時間的な記憶が殆どないのだが・・・。
すっかり暗くなった頃、AKTさんが登場し、IKDさんの向こう隣りに釣り座を構えてキャスティングを開始。それからどの位経った頃か不明だが、AKT弟さんが連れを伴って登場し、岸壁の入り口から中央に掛けては、アジンガーで満員状態になったが、誰にもアジからのコンタクトがない。
20:00を回った頃、奥に居たエサ師達が引き揚げて行ったので、場所を移動。更に、それから30分程経った頃、最奥のアングラーも引き揚げて行ったので、AKTさんやIKDさんに勧められるまゝ、最奥に再度移動。
これで、やっと定位置に入れたので、気持ちも新たに、集中してアジからのコンタクトを待ったが、全く梨の礫状態。
そして21:00頃(?)、SKさんが登場。SKさんは朝から魔女狩りに精を出して来たとのことだが、20:00頃まで粘ったものゝ完全に空振りに終わった様子で、DKKで憂さ晴らしをしようと回って来た由。
その頃になると、7~8人のアジンガーがズラリと並び、餌釣り師は入り口付近に1人だけ。
しかし、これだけ多くのアジンガーがキャスティングを繰り返しているにも拘わらず、何処からもドラグ音も歓声も聞こえてこず、釣り場は沈黙したまゝ。
22:00頃だったか、時刻は定かではないが、AKTさんとIKDさんはDKKを見限ってA’s Pに大きく場所を替えると云って引き揚げて行った。小生も誘われたが、今更、場所移動は面倒。もう少し粘ってみたいとAKT弟さんやSKさんと居残ることに。
その頃には、多少吹いていた風もピタリとなくなり、海は油を流した様なべた凪で、潮の流れもなく、益々釣れる雰囲気がなくなってしまい、惰性でキャスティングを繰り返しているだけ。
アタリが全くないまゝ時が流れて干潮時刻の24:00を過ぎ、潮は上げに転じたので、状況が変わることが考えられたが、体力も気力も完全に底を着き、キャスティングを続ける気もなくなったので、24:30頃、AKT弟さんやSKさんを置いて引き揚げることに。
そのまゝ素直に自宅に戻れば良かったのだが、AKTさんに借りたランプを返却するためにA’s Pに寄り道をすることに。所が、ナビを使ったにも拘らず、途中で道に迷って付近をグルグル。何とかAKTさんとIKDさんが居る場所に辿り着いたのは01:30頃(?)。
しかし、間違えなく直ぐ間近に来ている筈だが、二人が何処でキャスティングをしているのかは判らない。そこで、電話を掛けると
ここですよ!!
と返事があり、小生の車のヘッド・ライトの光りに照らされたAKTさんが、抜き揚げたアジをぶら下げてニコニコしている。
取り敢えず借りたランプを返却して用事は済んだ筈だが、釣れている場面を目撃したのに、そのまゝ帰る訳にも行かないと悪魔の囁き。
様子を見るだけ・・・・と自分に云い聞かせて、改めて8320#1Bを取り出してキャスティングをしてみた。
すると、いきなりコン。底を取るとカサゴばっかりですよとのAKTさんの言葉の通り、トボケタ顔をしたカサゴがこの日最初の獲物。アジングで来た以上は外道には違いないが、6~7時間振りの魚を手に何となくホッとしたのは正直な所。
2匹、3匹と来るのはカサゴばかり。
何とか本命のアジを・・・と様子を見るだけの筈が、こうなるといつの間にか真剣になっている。
所が、その頃になるとアジの群れが去った行ったと見えて、AKTさんやIKDさんにもコンタクトがなくなってしまった。
02:30頃までキャスティングを繰り返したが、カサゴしか来ない。しかも時間が経つに連れて型が小さくなって、ロリ・カサゴのオンパレードに嫌気が差して、引き揚げようとした所、これからですよ。もう1時間粘って下さいとのAKTさんの勧め。
1時間延長となると、揚がりは03:30。自宅に戻り着くのは04:00頃になり、ほゞ徹夜の釣りになって仕舞うが、やって見よう。
改めてキャスティングを始めて30分。
やっとの思いで手にしたアジは20cm強で、サイズはもう一つだが、兎にも角にも、何とか手に出来た本命。
その後、暫く時間を置いて1匹追加し、03:30を回った所で、徹夜をすると云うAKTさんやIKDさんと別れてStopFishingとした。
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