2021年釣行記(18) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:04月16日(金) 17:30~22:15
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 26、カサゴ x 2
同行者:YTさん(ISBSさん、SGYMさん)

気になっていた夕方の傘マークがなくなったので、すっかりその気になっている所に、YTさんからMHR-KGNかNGTBNに出撃する積りだが、迷っているとの連絡が入った。
NGTBNは、何年か前に、YTさんと良く通っていた磯なので、久し振りに訪れたい気持ちになった。しかし、バランス感覚が衰えて来ている後期高齢者の身を考えれば、君子危うきに近寄らずで、MHR-KGNに行く旨を伝えた所、小生に合わせて呉れてMHR-KGNで会うことになった。

16:40頃、自宅を出たのだが、空はどんよりと曇っている上、霧の様な雨粒が顔に当たって来る。先行しているYTさんに連絡を入れると、全くその気配はないとのことなので、そのまゝ車を走らせ、高速に乗った所で本降りに代なって、アリャー!!
引き返そうかと思ったが、進行方向の遥か先の空は明るく高いので、局所的な雨だと考え、兎に角MHR-KGNに向うことにした。

現地到着は17:30頃。
現地付近には、雨が降った形跡は全くなく、空は高いので、何とか釣りは出来そう。直ぐに車を降りて、久し振りに会うYTさんの元気そうな顔を見ながら、ゆっくりと支度を整えて、岸壁に出た。

時刻は満潮の2時間程前だが、潮位は思いの外高くて、テトラ帯の殆どが海中に没していて、海が大きく広がっている。しかし、前回と同じ様に、海藻が広範囲に広がっていて、キャスト出来る範囲が極端に狭い。

いつもなら60番スポット付近に直行するところだが、今回はYTさんの意見を容れて、への字カーブの手前から、17:50頃、キャスティングを開始。
今回の先発メンバーは、Falcon改のロッドに0.4号のエステルライン0.8gのJHの組み合わせ。実は、プラッギングをしたいのだが、前回のこともあるので、取り敢えずワームで様子を見てから切り替えようとの算段。

への字カーブの手前は、MHR-KGNに通い始めた当初には入っていたが、余り釣れないこともあって、いつの頃からか、全く入ることはなかった。しかし、実際にキャストしてみると、思いの外コツコツと反応がある。反応はあるのだが、針掛りしない。

この日、最初にロッドを曲げてくれたのは、やけに色の黒いこの可愛い子ちゃん
サイズも15~16cm程しかないが、これまではパスしていた場所で来てくれたので、嬉しい1匹で、時刻は18:10頃。

これでボーズの回避は成ったが、場所が違うためか、何となく落ち着かない。そこでYTさんを置いて一人先に行くことにして、いつもの60番スポット付近に移動。

暫くして遅れて来たISBSさんYTさんは、小生を追い越して先に進んで行ったが、続いて反応があったので、小生は粘ることに。今回は、これが大正解で、入れ掛りまでは行かなかったが、コンスタントに反応があって、19:00前にはツ抜けを達成。

そこで、当初の予定通りジグ単をやめてプラグに切り替えたが、プラグには興味を示さない。釣りをしていてターゲットの反応が感じられないのは、寂しい。ジグ単に戻ろうかと考えたが、思い付いてスプーンを試してみることにした。
このスプーンアジング用として売られていたのだが、MHR-KGNでのメバリングにも使えそうだったので、2個だけ買ってタックル・ボックスに放り込んでいたもの。しかし、これまで1度も出番がなかったのに、この時は何を考えたのか、兎に角使ってみることにした。
1投目、2投目とコンタクトはなかったが、3投目のこと。ジグ単と同じ様に軽くリフト&フォールを繰り返していると、いきなりコンと明確な反応がある。抜き上げてみると、このスプーンを丸呑みしている。ジグ単でもなかったことなので、些かビックリ。

スプーンに対する反応が良かったので、プラグにも反応して来るのではないかと思ったが、やはりプラグには興味がない様子。そこでスプーンに戻して、ポツリポツリと退屈しない程度の頻度で来るアタリを楽しんで、20:15頃に20匹をゲット。

この頃になると、予報と違って風もなくなりメバリング日和になったが、潮が止まると反応も極端になくなってしまって、忘れた頃のアタリを拾うメバリングになってしまった。

そこで74番スポット付近のYTさんに合流して可愛い子ちゃんを探したが、コツとルアーを啄む様な小さなアタリはあるものゝ、針掛りさせられない。続けて同じコースにフォローを入れても、その時は音沙汰がなくなってしまう。
ジグ単YTさんに様子を聞いても、同じ状況とのことで、アーッとかクソーと云った声を交互に発するだけ。
凸部方面から戻って来たISBSさんに訊いても状況は変わらず、どうやらこの日のピークは満潮の潮止まりまでだった様子。

21:00頃(?)、一足早くISBSさんが引き揚げ、YTさんと二人で居残りをしたが、状況が好転することなく、未練のキャスティングをしながら引き返していると、への字カーブ付近でYTさんの知人に遭遇。SGYMさんと仰るその御仁と3人で釣り談義をしながらキャスティングを続けたが、この頃には、この日のMHR-KGNメバリングは、事実上の終了。

結局、26匹の可愛い子ちゃんと遊ぶことは出来たが、この日のトピックはあのスプーンで、この日の結果で1軍昇格としても良いと思うが、1個はテトラの餌食になってしまったので、手持ちは1個だけ。補充するかどうか迷う所。

尚、写真の魚について釣り場では色の黒いメバルだとばかり思っていたが、ひょっとするとソイかも知れない。写真では尾鰭が写っていない上、口も閉じていないので、判断が付かないが、取り敢えずメバルだと云うことにさせて頂きたいと思う。

2021年釣行記(17) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:04月12日(月) 18:00~22:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 14
同行者:単独

天気予報では、夕方頃には3m程の稍々強めだった風が、時間の経過と共に徐々に弱くなるとのことなので、この点については問題はないだろう。しかし、風向きが気になる所。と云うのは、一応が入ってはいるものゝ、の要素が強くて、どちらかと云うと南寄りの東風と云うべきで、MHR-KGNでは横風になってしまう。
しかし、翌日の火曜日の夜は雨模様なので、火曜の出撃はしたくない。と云う訳で、風の影響が少ないことを期待しつゝ、3月23日以来のMHR-KGNに行くことにした。

17:50頃、現地に到着。
岸壁に出て様子を見ると、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、テトラ帯の殆どが水没する程潮位は高いにも拘わらず、テトラ帯付近は云うに及ばず、テトラ帯と岸壁までの中間付近にまで、海藻が頭を出して漂っていて、キャストする場所が非常に限られている。加えて、東風が右手方向から稍々強めに吹いて来ていて、難儀しそうな予感がして来る。

18:10頃、60番スポット付近でTenryu改でキャスティングを開始。
この日は、プラッギングで遊ぶ予定なので、先発ルアーはTOTO-42S

沖に向かっては海藻の餌食になるのは解っているので、斜め右前方の海藻が見えないポイントを狙ったが、着水点が思いの外左側にズレている。因みに、斜め左前方を狙ってみると、今度は右側にズレている。強い東風に気を取られていたが、どうやら南も入っている様で、この点は予報がピタリと当たっていた。

2投、3投・・・とキャスティングを繰り返したが、コンタクトはない。
日没時刻を過ぎたばかりで、周囲はまだまだ明るさが残っているので、この点は織り込み済み。とは云え、海藻を避けてキャストしなければならないため、円らな瞳の可愛い子ちゃんの居場所を探すのも儘ならない。

20分ほど、TOTO-42Sを投げ続けたが、コツリとも来なかったので、試しにジグ単に切り替えてみた。JHは、いつもなら0.3g0.5gを使うのだが、風の影響を考えて0.8gと少々重めをチョイス。
すると、直ぐに答えが出て、18:30を回った頃、15cm程の小振りな可愛い子ちゃんをゲット。

1匹目を掛けてから、10分程経った18:45頃、コツとごく小さなアタリ。
合わせも決まってリーリングに入ったが、これまでにない強い引きに、アジング用に作ったTenryu改が満月の様に曲がり、ひょっとすると黒鯛でも掛けてしまったかと思う程。
何回かやり取りをした後、抜き上げたのは、25cm程の良型可愛い子ちゃん

この1匹を皮切りに、入れ掛り状態に入り、4匹連続。しかも、その全部が20cmを超える良型ばかり。

この日は、プラグをメインにと考えながら、場合によってはジグ単になるかも知れないと思って、どちらにも使えるTenryu改を持って来たのが、正解だった。

ツ抜けを達成したら、プラグに替えよう!
所が、6匹目を掛けた所で、ワームを待ち構える様に口を使っていたのが夢だった様に、ピタリと反応が消えてしまい、ワームを替えJHの重さを変えてみたが、悉く無視。
であれば、プラグはどうだ?
とプラッギングに切り替えてもみたが、音沙汰無し。

その後は、蟹の横這い釣法で、可愛い子ちゃんを探したが、忘れた頃にコツンと来るだけで、なかなか釣果が伸びず、何とかツ抜けを達成したのは、実釣開始後2時間も経った20:30頃のこと。

この頃には、予報通り風は弱くなり釣り易くはなったが、満潮時刻の17:24から3時間も経過しており潮位はかなり低くなってしまい、キャスト出来る隙間が益々狭くなって、状況は悪くなるばかり。

念のため、凸部の向こうの角の109番スポット付近にまで足を延ばしてみたが、これも空振りにおわり、21:45頃、諦めてStopFishingとして帰路に着いた。

2021年釣行記(16) – EG

2021年 Eging 釣行記

日 時:04月01日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:JGSM-NGTR-WN
釣 果:ヤリイカ x 1
同行者:単独

予報では、北or東の風が3m前後と微妙な強さだが、少なくとも南or西ではないので、何とかなりそうと自分に都合の良い判断をして、JGSMに行くことにした。

現地駐車場には、17:45頃、到着。
前回、敢えて入ることを見送ったNGTR-WNを第一候補に決めて、ロッド・ケースとバッカンを両手に下げて磯の入り口に立ち、NGTR-WN方面を遠望すると、幸いにもアングラーの姿が見えない。

起伏の激しい磯道を歩き、ポイントのNGTR-WNに到着したのは18:00少し前。
海は時々大き目のウネリはあるものゝ穏やかで、風は少々強めだがフォローになるので、釣りには支障はなさそう。時間的にも丁度日没時刻に当り、タイミングもバッチリ。
釣り座付近にはコマセも落ちておらず、どうやら、この日はアングラーが入っていなかった様子。であれば、魚もイカもスレていない筈。

と云う訳で、期待に胸を膨らませて、Sephia S806ML-S3.5号のエギの組み合わせで、18:00頃、キャスティングを開始。
しかし、期待に反してコンタクトがない。
2投、3投・・・・。
近隣の観測所のデータを見ても、海水温は16℃まで上がって来ているので、ソロソロ良いだろうと思ったのだが、扇状にキャスト方向を変え、根掛り覚悟で左手の離れ磯の根元を狙ったりもしたが、全て空振り。
こうなると、回遊して来るのを待つしかないが、このポイントが回遊ルートに当たっているかどうかさえ、心許ない。

20:00頃の満潮時刻を過ぎ、潮は下げに入ったので、状況が変わるかと期待をしたが、一向に変化がない。周囲にはアングラーがいる気配もなく、薄明るい磯に唯一人でキャスティングをしていると何となく寂しくさえなって来る。

21:00頃、気持ちも切り掛けた状態で、半ば惰性でキャスティングを続けていると、リールのハンドルを持つ手に微かな重さが伝わって来た。
アーァ、また海藻を掛けてしまった!!
この日何回か目の海藻を回収しようと抜き上げてみると、何やら白っぽい。ありゃ、ビニール袋か・・・・・。
と思ったが、エギと同じ位の大きさのヤリイカ(?)が掛かっていた。
この娘は写真撮影の後、直ぐに海に帰って貰ったが、この日エギに掛った最初で最後の生命体で、事実上、この日のエギングは終わったのも同然。

その後は、引き揚げる切っ掛けを探しながらキャスティングを続けていたが、21:30頃になって、北風が強く吹き出して来ると同時に、腰の痛みも強くなったのを幸いに、NGTR-WNを後にした。

10年以上も前、今と同じ様に緑のアイシャドウの可愛い子ちゃんを追い掛けていた頃、近場では余り良い釣りが出来ず、釣果を求めて西伊豆や南伊豆方面まで足を延ばしていた。
今年になって、何故かグイーン・グイーンの強い引きが懐かしなって、SOFKZKJGSMに釣行しているが、はやり思った様な結果が出ていない。年齢も年齢なので、年々遠征する体力・気力がなくなって来るのが目に見えている。西や南伊豆にまで出掛けるのは、今年辺りが最後のチャンスかも知れない。
近々、行ってみようか・・・・・との考えが頭の中をグルグルと回っている。

2021年釣行記(15) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:03月29日(月) 18:00~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:釣福丸
釣 果:アジ x 15、イシモチ x 2
同行者:AKT、AKT弟、AKT弟友人、IKD、KRT、SK、YGW(敬称略)

2021年になって初めてのアジングを仲間達8人と楽しむことになった。
集合時刻は18:30だが、早めの16:00過ぎにYGWさんの車に便乗して集合場所に向かっていると、16:40頃、AKTさんより着信があり、
船長の話では『夕間詰が良い』とのことなので、出船時刻を1時間程早くしたい。
IKDさんを除き、全員が揃っている。IKDさんも間もなく到着する筈。
とのこと。
1時間半も早く到着する積りでいたにも拘らず、もう、殆ど全員が揃っていると聞いて、呆れる程の出足の良さにYGWさんと顔を見合わせて苦笑い。

集合場所には17:00前に到着。
先着していた仲間達と久し振りに会う挨拶をし、釣り談義をしている内にIKDさんも到着して、全員が揃った所で乗船。小生は空いていた左舷おおともに釣り座を構えて、予定より1時間早い18:00頃、岸払い。

ポイントには10分も走らない内に到着し、船長の掛け声でこの夜の釣り会を開始。

今回はバチコン主体のアジングをする積りにしていたので、SSQC-6112ULS-BF-KRのロッドを手に、2021年のアジングの幕開けをした。
因みに仕掛けは5号のナス型錘を使った逆ダン仕掛け

開始早々船首方向から当たった・・・と声が聞こえて来るが、小生には全く感じられない。小生の出足の悪さはいつものことなので、暫く我慢をしていれば、当たって来る筈と思いキャスティングを続けたが、どうしたことか全く気配が感じられない。
隣のYGWさんアタリは小さいよとの言葉に、殊更以上に集中して違和感を感じ取ろうとしたが、コツリとも感じない。
当たった・・・! あっ、バレた・・・!
と賑やかな歓声が聞こえて来るのに、小生の釣り座付近だけは取り残されてしまった様に、静かな時間が流れ・・・・・。
何とかアタリを出したいとワームを替え、JHの重さを替えたりしたが、一向に埒が明かない。そうこうする内、エンジンの排気ガスがまともに当たる様になり、その臭いに辟易すると同時に、アジングに対するモチベーションが急降下。

見かねたYGWさんの提案で、ロッドを取り換えてみると、YGWさんのロッドでははっきりとアタリが判る。所が、小生のロッドを振ったYGWさんによると、アタリが判り難い。これでは向こう合わせでなければ駄目だろうとのこと。どうやら小生の肩から先の問題ではなく、ロッドに原因がありそうだ。

実は、当初はSoare30 S610LS30バチコンをする積りで準備万端整えていたのだが、自宅を出る直前になって、何を思ったか、ベイト・ロッドが振りたくなって、急遽入れ替えたもの。SSQC-6112アジングで使うのは初めてだが、メバリングでは使ったこともあるので、問題はないだろうと考えた。しかし、こんなにもアタリが判らないのであれば、ロッドを替えたのが裏目に出たとしか考えられない。
と云っても、このロッドの他にはジグ単用の8320#1Bしか持ち込んでいないので、バチコンであればSSQC-6112を使い続けるしかない。

一旦はジグ単に切り替えて8320#1Bを持ち出したが、1~2度程アタリを感じたものゝ掛けられず、釣れなくても良いからと再度SSQC-6112を引っ張り出してバチコンを続けることにした。

これまでバチコンで使ったJHの重さは、0.3g、0.5g、1.0gと重たくして来たのだが、結果が伴わなかったので、手持ちの中では最も軽い0.2gにしてみた。すると、ようやくチクと感じる小さなアタリが判るようになり、それからはポツリポツリと釣れる様になって来たが、0.3gと0.2gの違いは一体何だろう

兎に角、取り敢えずの答えを見付けるのに、既に2時間程も経過していた。
出足が悪いのは承知の上とは云え、少々時間が掛かり過ぎで、ようやく人様に付いて行けそうになった頃には、沖上がり時刻の22:00になり、何とも後ろ髪を引かれる思いでStopFishingとした。

2021年釣行記(14) – MB

2021年 Mebaring 釣行記

日 時:03月23日(火) 18:00~22:30
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 28
同行者:単独

17:40頃、現地に到着。
干潮時刻の1時間半前なので潮位はかなり低く、テトラ帯が連なって海面上に出ているので、海が狭く見える。今年になって、こんなに潮位が低い時間帯に入ることがなかったので、何故か懐かしさを感じてしまう。
風は、予報通りの弱い南風で、メバリングには好都合だが、テトラ帯とテトラ帯の切れ目には海藻がびっしりと漂っており、更に悪いことには、テトラ帯と岸壁の間には海藻とゴミが大きな塊になって浮かんでいて、満足にキャスト出来るかどうか・・・・。

海面を覗き込みながらへの字カーブの先に向かい、ようやく、55番スポット付近にキャスト出来そうな場所を見付けたので、ここから始めることにした。
今回のMHR-KGNでは、45cmと水深のない干潮時を挟んでの釣りになるので、Tenryu改0.3gのJHの組み合わせがスターティング・ラインナップ。本当の所は、プラッギングをしたいのだが、こんなにも水深がない状況では、根掛りラッシュになってしまう上、例え、根掛りが回避出来ても、海面を漂っている海藻やゴミの餌食になってしまうこと必至で、それでは釣りにならい。

キャスティングを開始したのは、18:00頃。
2投、3投・・・・・。日没時刻を過ぎたばかりのため、周囲はまだ明るいせいかコンタクトはない。
何投かしたが気配がないので、テトラ帯と岸壁の中間に配置されているテトラぎりぎりを狙った所、コツンと反応があって、円らな瞳の可愛い子ちゃんをゲット。
サイズは15cm内外のロリ・サイズだが、兎に角、その日の最初の獲物は嬉しいもの。
時刻は18:10頃のことで、良い出足と云えるだろう。

これに気を良くして2匹目、3匹目を狙ったが、反応はあるものゝ、針掛りさせられない。そこで、テトラの奥向こうにキャストしてテトラを掠める様に引っ張って来るために、JHを0.5gに替えた所、これが良かった。連続ヒットはなかったが、良いテンポで反応があって、直ぐにカウンターの数値が5、6と増えた。

そうこうする内、折角のポイントに海藻やゴミが流れて来て塞いでしまったので、キャスト出来そうな場所を探しながらの蟹の横這い釣法にして、早くも19:00過ぎにはツ抜けを達成。実釣開始後約1時間で、10匹ゲットなので、かなりのハイペースに、この分で行けば・・・・と甘い考えが頭に浮かんで来た途端にアタリが遠くなってしまった。

そこで、20:00頃、109番スポット付近にワープ。
今年は、この109番スポット付近も含めて凸部より先では、余り釣果が出ていないので、出来れば足を延ばさないでいたかった。しかし、凸部の手前ではキャスト出来るポイントが限られている。実際、75番スポット付近から凸部に掛けての場所は、それこそ海藻が一面にびっしりと繁茂していて、とてもロッドを振る気にもならない程だった。時間的にも、引き揚げるには早過ぎたので、駄目元で移動して来たのだが、この日は、結果的にそれが良かったと云える。

109番スポット付近では、何度かアタリはあったが、2連続バラシで場を潰してしまった。それからは、蟹の横這い釣法で、先に進みながらポツリポツリと拾うメバリングになり、21:00頃、やっと20匹目に到達。

21:00を回り、時間的にも良い頃であり、潮位も入釣した頃よりも高くなっている筈と云うことで、127番スポット付近から折り返しに入った。
所が、潮汐表では高くなっている潮位は、潮の動きがそれほど大きくない若潮と云うこともあってか、見た目では殆ど変わらず、相変わらず繁茂した海藻が煩くて、結局、この日はプラグの出番はなし。

その後も、キャスト出来そうな場所を探しながら続けたが、目ぼしい結果も得られず、22:30頃、根掛りで高切れしてしまったのを機にStopFishingとした。

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