2022年釣行記(45) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:09月06日(火) 18:10~21:15
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独

台風11号の影響で今週も南寄りの風が4~5m程との予報。と云う訳でDKKアジングを諦めて、今回も刀狩りに行くことにした。
場所は、MHR-KGNにするかUMB-FPにするか?
南寄りの風が4~5mとやや強目なので、MHR-KGNであれば追い風になるので、誠に都合が良いが、この所、パッとしない。対してUMB-FPであればMHR-KGNよりも釣果は期待出来るだろうが、横から風を受ける上、流し釣りの餌釣り師が多いので余計にやり難いだろう。
結局、貧果続きだったこともあって、釣果を求めて久し振りにUMB-FPに行くことにした。

16:40頃、自宅を出て、17:50頃、現地に到着。
直ぐにキャリヤーに道具を積み込んで、岸壁に出て見ると、相変わらずの混雑振りで、大勢のアングラーが長いロッドを振っている。

入れそうな場所を探しながら岸壁をトロトロと歩いて、第一ボラードの少し先に広めの空きを見付け、両隣りの先行者に挨拶をして、釣座を構えた。

18:10頃、キャスティングを開始。
この日持ち込んだロッドは、新調したNeostage AY 90MLB-S-4。このロッドは、ティップが柔らかいソリッドの鮎ルアーロッドで、勿論、をルアーで釣ることに興味があったので手に入れたものだが、寧ろ、長尺のベイト・ロッドが欲しかったと云う方が決め手。しかし、結局、では出番がありそうにもないので、この日、試しに持ち出してみたもの。

テンヤはいつもの快適波止タチウオテンヤSSで、最初は8gのSSSタイプをチョイスしたが、右から左への横風が強いので直ぐに11gのSSタイプに変更。それでも、正面にキャストしたテンヤが着水する頃にはかなり左に流される程で、二人置いた右手の餌師の電気ウキが小生の正面にまで流されてくることもシバシバ。
強い横風に加えて、帯状になって流れている切れ藻が、キャストの度に針に掛かって来て煩くて仕方がない。
こんなことならMHR-KGNにすれば良かった・・・?

この日、最初のコンタクトがあったのは、18:30頃。
横風をいなしながら、軽いリフト&フォールを繰り返していると、ジワーとした重さが伝わって来た。
ヤレヤレ、海藻が掛かってしまったか・・・と思いながら回収に掛かると、微かに生命体の反応があったので、タチウオであることを確信した次第。
鱗のないタチウオで云うのもおかしなことだが、これで無事Neostage AY 90MLB-S-4鱗付けが出来たと云うもの。

イヨイヨ、回って来た!!
後続を狙ってキャスティングを繰り返したが、全くコンタクトがなく、2匹目を釣ったのは20分後の18:50頃。
アタリとアタリの間隔は長いが、それでもこのペースであれば退屈することはなく刀狩りを楽しめるのだが、その後はピタリと気配がなくなってしまった。隣りの若者は大遠投をして沖目を狙っているが、全く反応がないとのこと。

この日の3匹目を獲ったのは、1時間以上も経った20:00を少し回った頃。
その間、一度コツンと反応があったものゝ、手が出ずにアッと思っただけ。やはり、左手の感度は良くないと見える。

その後は、またダンマリ状態に戻ってしまった所で、21:00頃、ウンと思う違和感があり、合わせも決まったが、やり取りを始めた瞬間にフッと軽くなって無念のバラシ。そして、これがこの日の最後のコンタクト。

結局、釣果を求める当初の思惑も虚しくMHR-KGNと変わらぬ結果に気持ちも切れてしまい、21:15頃、StopFishingとして、帰路に着いた。

2022年釣行記(44) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:09月01日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 1
同行者:ISBSさん

南寄りの風が4~5m程との予報を前提に考えると、先ずDKKアジングは無理。となるとUMB-FPMHR-KGNか、どちらかでの刀狩りとなる訳だが、UMB-FPでは強目の横風になってやり難い。しかし、混み具合次第で何とかなる・・・にしても、これは行ってみなければ何とも云えない。MHR-KGNであれば釣座に困ることはないが、厳しい刀狩りになりそう。
と、どちらにしても帯に短し襷に長しと云えそうだが・・・・、結局、今回もまたまた安直な所でUMB-FP刀狩りをすることにした。

16:50頃、自宅を出発し、17:40頃に現地に到着。
直ぐに道具をキャリヤーに積んで岸壁に出てみると、風向きこそ南寄りだが、予報程の強さではなく拍子抜け。しかも、時折無風状態になる時もあり、そうなるとベトーッとした蒸し暑さが纏わり付いて来て息苦しささえ感じる程。
こんなに風がないなら、UMB-FPに行けば良かったと思ったが、蒸し暑い中場所替えをするのも億劫なので、そのまゝ準備に入り、18:00頃、キャスティングを開始した。

この日のロッドは、SaltyStyleSSQC-742LT-BF-KR刀狩りに使うには少々パワー不足だと思ったが、ルアーのウェイトは1.5~18gとなっているので、何とかなるだろう。
テンヤは、いつもの通り快適波止タチウオテンヤSSだが軽目のSSSタイプをチョイス。と云うのは、今回はベイト・タックルでの釣りなので、テンヤは重目の方が扱い易いが、根掛かりリスクの高さを考えて8gのSSSタイプにしたもの。根掛かりリスクのないUMB-FPであれば、そんな心配も要らないのだが、仕方がない。

釣り座は24番スポット付近。この日も、入釣時刻の潮位は約160cmと高くてテトラ帯は海中に沈んでいるので、勝手知った22番スポット付近に釣り座を構えようと思ったが、生憎、そこには先行者の姿がある。そこで、その先の24番スポット付近に入った。しかし、このポイントは、前回来た時に、テトラ帯とテトラ帯の切れ目の正面に位置していることを確認しており、テンヤを沈めさえしなければ、根掛かりの心配はなく、その点は安心してロッドを振ることが出来る。

日没時刻の18:09を過ぎ、周囲の暗さが徐々に増して来て、雰囲気は良くなって来たが、不快な蒸し暑さは変わらず身体中に纏わり付いていて、汗が胸や背中を伝って落ちて行くのが分かる。
タチウオがコンタクトして来てくれれば、そんな暑さは吹き飛んでしまうが、そんなに都合良く事が運ぶ筈もなく、前回と同様全くその気配さえない。

18:40頃、ISBSさんが登場して来て、先行者が引き揚げて行った後の22番スポット付近に入って、キャスティングを始めた。22番24番なので、若干距離があるものゝ、仲間が近くに居るだけで、磯場と違って人の行き来がある釣りであっても、気分的に楽になる若しくは安心感が出て来る。

暫く、並んでキャスティングを続けたが、タチウオの回遊はなく一向に音沙汰がない。
前回、初めてコンタクトがあった19:40を回っても何も変化がなく、前回以上に厳しくなりそうな予感が徐々に強くなり、
ひょっとすると、今回は・・・・。

そんなことを考えながらキャスティングを続けていると、突然、何の前触れもなく北風が吹き出して来た。予報には北風の一文字もなかったので、これにはビックリしたが、汗ばんだ身体には寧ろ心地良い位。しかし、過ぎたるは及ばざるが如し。徐々に強さが増して来て、釣りには厳しい状況に変わってしまった。
時間は早いが引き揚げるか・・・と考え始めたが、踏ん切りが付かずにキャスティングを繰り返していると、嘘の様に何事もなく収まってしまった。

この日の最初のコンタクトがあったのは20:15頃。
いつもの様に表層付近をフワフワと漂わせるイメージでテンヤを泳がせていると、ジワーとした重さが伝わって来た。
しかし、不覚にも、当初はそれがタチウオのアタリとは判らず、こんな所にゴミが流れていたのか・・?と思い、そのゴミを回収する積りでラインにテンションを掛けた所、微かに生命体の動きが伝わって来た。そこで慌てて追い合わせを入れて寄せて来たのだが、海面付近でバシャバシャと激しく暴れるのを見て、これはタチウオじゃないな・・・・
しかし、抜き上げてみると尻尾付近が無くなっているものゝ、指4本サイズの立派なタチウオ。このタチウオはテンヤを丸呑みしており、トレーラー・フックが喉の奥のエラにまで達していて、針を外すのに難儀したが、所謂、居喰いをしていたのだろう。
と云う訳で、釣った感に乏しい結果だったが、兎にも角にもボーズは逃れられて一安心と云った所。

それを見たISBSさんが直ぐにファローのキャストを入れた所、反応があっが、これは空振りしたか、バラしたかで物には出来なかった様子。
近くに回って来ていることは確実・・・・
しかし、足早に去って行ったと見えて、コンタクトは続かず、強くなったり弱くなったりする風に邪魔をされながら、後続のコンタクトを待った。が、期待は見事に外れてその後は何の変化もないまゝ時間だけが過ぎ、21:30頃、この日初めてのバック・ラッシュをしたのを機にStopFishingとすることにした。
そして、片付けに入ったのだが、それと同時にパラパラと雨が降り出し、アッと云う間に本降りになってしまった。5分、10分早く終わっていればと思ったが、これは後の祭り。所が、不思議なことに車に辿り着いた頃には上がっており、ものの10分もない間の出来事で、突然の北風と云い何とも落ち着きのない刀狩りだった。

この日のISBSさんと云えば、余りにもコンタクトがないのに堪らず、小生を越してプチ移動した所で、この日の最初の1匹を掛け、更に移動した所で追加していた。
MHR-KGNでは、回遊してきたタチウオが足を止める要素が見当たらない。そのために、回遊して来たとしても、一瞬で通り過ぎ去ってしまうので、一箇所で粘るよりも、付き場を探して移動する方が良いのかも知れない。
そう考えると、この日のISBSさんの様に場所を変えながらタチウオの居場所を探す釣り方の方が、より適した釣り方と云えるだろう。この釣り方は、この場所でのメバリングでは常用しているのだが、道具立てが全く違うので、その点をどの様に解決するか・・・・。

2022年釣行記(43) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:08月26日(金) 18:30~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:タチウオ x 3
同行者:単独

予報によると、南寄りの風が2m程とのことだったので、前回のリベンジのためにDKKアジングを第一候補に考えた。しかし、近くの釣り公園での海水温をチェックすると27℃超とかなり高くなっている。となると、湾奥どん詰りDKKではそれ以上に上がっている筈で、アジも少しでも海水温が低い深場に落ちていて、岸近くまでには寄って来ることは殆どないのかも知れない。とすると、今回出張ったとしても、返り討ちになる惧れが強い。
と云うことで、安直だが、今回もMHR-KGN刀狩りをすることにした。

17:10頃に自宅を出発し、現地到着は18:15頃。
早速、道具を持って岸壁に出て見ると、大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、潮位が190cm超と極めて高くて、テトラ帯は全く見えず海が広く見える。
これでは、テトラ帯の位置が全く分からないので、様子の分かっている22番スポット付近に入ろうと思ったが、生憎、アングラーの姿が見える。と云うか、この日はどう云う理由だろうか、22番スポット付近からへの字カーブにかけた一帯にアングラーが集中して入っている。
仕方がないので、19番スポット付近に道具を置いて、釣座にすることにしたが、テトラ帯の正面になっているか、それともテトラ帯とテトラ帯に切れ目に面しているかは、次第。
悪くテトラ帯の正面に位置している場合のことを考え、少しでも根掛かりリスクを軽減させるために、今回のテンヤは快適波止タチウオテンヤSSのいつもより1段軽めのSSSをチョイスして、18:20頃、キャスティングを開始。

キャスティングを繰り返して暫くした所で、22番スポット付近の先行者が引き揚げて行ったので、直ぐに場所を移動。
やはり、勝手が判っているだけに、安心して釣りに集中出来る。

時間的には日没時刻を過ぎたばかりで、正に絶好のタイミングでの入釣に、自然に期待が膨らんで来る。風は南寄りだが予報程も強くなくて程良い感じだが、時折、無風状態になる。そうなると、蒸し暑さがベットリと纏わり付いて、汗が吹き出して来る。

時間の経過と共に周囲の暗さが増して来て、益々、良い雰囲気になって来るが、タチウオの反応は全くない。
19:00を回り、19:30を回っても、一向に音沙汰がなく、前回の二の舞いになるのではないかと不安になり始めた19:40頃、いきなりゴツンと手許にまで強く感じるアタリで、この日最初のタチウオがロッドを曲げてくれた。
アタリそのものは向こう合わせ的なもので、掛けた感に乏しいものだったが、兎にも角にもボーズを逃れて、ヤレヤレと云った所。

直ぐにでも後続があるかと思ったが、それっきり梨の礫で、正に交通事故。近くに寄って来ていれば、何かしらの雰囲気は伝わって来るのだが、それもない。

この日、やっとの思いで2匹目を掛けたのは、丁度、20:00。この時は、コツとした小さなアタリをタイミング良く取ったもので、この釣り方が続くと面白いのだが・・・・・。
しかし、アタリが続かない。

前回も19:30頃から20:00頃までの短い間だけしか反応がなかったので、粘っても無駄な努力に終わってしまうかも知れないと引き揚げるタイミングを考え出した21:00過ぎ、いきなりコツンと反応が返って来た。久し振りのアタリだったが、集中力も切れ掛かっていたこともあって、合わせが遅れて空振り。
あれーっ、寄って来た?
気持ちを新たにしてキャスティングを繰り返したが、反応がない。そこで先行者が引き揚げて行って空いた24番スポット付近に、プチ移動してみると、こちらでもコン。残念ながら、これも空振りだったが、21:20頃にあった反応には合わせも決まって、この日の3匹目をゲット。

その後も粘ることも考えたが、この頃には足腰に疲れが出ていたので、21:40頃に諦めて片付けに入った。

今シーズンに入ってからMHR-KGNでの刀狩りを始めたのだが、これまで通っていたUMB-FPに比べて、魚影がもう一つ薄い様な気がする。薄いと云うよりも、回遊して来るタチウオがウロウロと徘徊したくなる様な環境ではないため、アングラーからすれば通りすがりを狙う釣りになっている。
対してUMB-FPは、地形がL字になっており、しかも街灯の数が多いため、ベイトが溜まり易く付近に留まっているタチウオが多いのではないだろうか?
そんな印象を持っている。

2022年釣行記(42) – AJ

2022年 Ajing 釣行記

日 時:08月22日(月) 18:30~21:40
潮回り:長潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:ナシ
同行者:単独

予報では、南寄りの風が2mとのこと。この所、条件が良くなかったのでDKKでのアジングが出来ずにいたが、2m程度であれば横風になるにしても、何とかなりそう。
と云う訳で、勇躍、DKKに行くことにした。

17:40頃、自宅を出発し、現地には18:10頃に到着。
駐車スペースには、前回と同じ様に釣り人の物らしい車は殆ど見えず、まだまだ状況は回復していない様子。不安を胸に岸壁に出てみると、タコ狙いの若者と既に釣り終わって片付けに入っている年配者の2人だけで、相変わらずの不人気振りに、モチベーションは急降下。とは云え、他の釣り場に転戦する気にもならないので、兎に角、やってみることにした。

今回持ち込んだSoare改とベイト・ロッドのEmeraldas改の内、Emeraldas改を先発に選んで、18:30頃、キャスティングを始めた。
しかし、予報より遥かに強い南寄りの風が右から左に吹いていて、距離が出ない上、唯でさえ覚束ないベイト・ロッドでのキャスティングでは無理は禁物でトラブルの元。直ぐにロッドをSoare改に替えた。

JHはいつもの様に0.8gを結んだが、潮の流れが風向きと同じで右から左。しかもかなり早くて、潮上に向かって右60度にキャストしたJHが帰って来るのは左60度からで、どうにもならない。直ぐにJHを1.0gに替え、1.2gにしてみたが、どうしようもない程の強い流れでお手上げ状態。
この流れが緩んだ時がチャンスだと思いながらキャスティングを繰り返していると、19:30頃、突然、コンと小さいけれどハッキリと澄んだ反応があった。合わせも決まってやり取りを始めると、紛れなく懐かしいアジの引きで、思わず良し!!
しかし、残念ながらこの獲物は抜き上げに失敗してリリースしてしまった。とは云え、アジの群れが回って来た証拠だと寧ろモチベーション高くキャスティングを続けた。

だが、後続は全くなく、20:30頃に潮の流れが緩くなったものゝ、状況は変わらず、21:00頃になると、収まりかけた風が又々強く吹き出して来た。只でさえ、アジからの音沙汰がなくて切れ掛かっていた気持ちに、追い打ちを掛ける様な強い風だったが、釣りを止める踏ん切りがつかずに、ダラダラとキャスティングを続けていた。
そんな所に、21:40頃になると、今度は雨がポツリポツリと降り出して来た。こうなっては堪らない。降りが強くなる前に片付けようと、慌てて帰り支度に入ってスゴスゴと引き揚げて来た。

この日は、近くの釣り施設でのアジの釣果は、少し上向きになって来ているので、若干期待を持っていたのだが、結局、今回もアジの姿をチラリと目にしただけで、アジングでは8月2日に続いてのボーズ
湾奥のどん詰まりに位置する釣り場だけに、もう少し涼しくなるのを待つしかないのかも知れない。

2022年釣行記(41) – TC

2022年 Touching 釣行記

日 時:08月19日(金) 19:00~22:00
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:ナシ
同行者:単独

この所刀狩りが続いているので、目先を変えてアジングを考えていたのだが、予報では南寄りの風が5mとかなり強目。となると、DKKでは横風になるのでアジングには厳しい。と云うことで、代わり映えがしないが、今回もMHR-KGNでの刀狩りをすることにした。

17:40頃、自宅を出発。現地到着は18:40頃。
日没時刻を過ぎているので、急いで道具をキャリヤーに積み岸壁に出てみると、思いの外潮位が高くて、海面から頭を出しているテトラ帯は、1~2箇所しか見えない。もう少し早く来るんだったと後悔しても、仕方がない。波の様子でテトラ帯の位置を探ろうとしたがなかなか掴めず、結局、22番スポット付近に来てしまった。他の場所も試したかったが、この付近では根掛かりし難いことが分っているので、敢えてリスクを踏むこともないだろうと、この日の釣座を構えることにした。

この日の先発ロッドは、気分を変えるために、いつものSephia S809M/Fではなくベイト・ロッドのKRFC-704M-MBをチョイスし、これまでと同じ様に快適波止タチウオテンヤSS SSドジョウを括り付けたテンヤを組み合わせて、19:00頃キャスティングを開始。

風は、やゝ斜め右後ろからの南寄りで予報程強くはなく、穏やかな海が広がっており、この分だとアジングが出来たかも知れないと未練心が湧いて来る程。

19:30頃、ゴソゴソと感じるこの日最初のコンタクトがあった。残念ながら合わせられなかったが、銀色の輝く魚体を手にするのも、時間の問題。
キャスティングを初めて時間も経っていないので、体力も気力も充分あって、余裕を持っていたのだが・・・・・。

その後、2度、3度とコツンと感じるコンタクトはあったが、何れも空振り。小生は、スピニング・ロッドは利き腕の右手で扱うが、ベイト・ロッドは左手で扱っているのだが、どうやら、右手に比べて感度が悪い様に思える。
右手にロッドを持っている時は、コツとコンタクトを感じた瞬間、殆ど反射的に右手が反応しているのだが、今日の様に左手でロッドを持っている場合は、一旦コンタクトを頭で判断してから手が動いている様で、合わせが一拍遅れている様な印象。
しかし、場数を踏めば、左手の感度も上がって来る筈。次は絶対ものにするゾと集中力を高めて、キャスティングを繰り返したが、どうしたことかコンタクトがなくなってしまった。
前回も20:00頃を過ぎる頃から反応が消えてしまったので、この日も同じパターンかも知れない。とは云え回遊の時間がズレた可能性もある上、それでも前回は、忘れた頃に単発的にコンタクトがあったことを考えると、このまゝ尻尾を巻いて引き揚げる訳には行かない。
兎に角、ベイト・ロッドの操作に慣れるためにも続ける必要があるとキャスティングを続けたが、単発的な交通事故もない。

そして、コンタクトがないまゝ時間が過ぎて21:00頃、恐れていた根掛かりしてしまった。
どうやら、キャストした後、緩んでスプールに巻き付いたラインのテンションを張ろうとゴソゴソしている内に、テンヤが着底したと見える。飛距離が出ないベイト・ロッドとは云え、それでもテトラ帯の先10~15m程には着水しているので、テトラ帯に根掛ったとは思えないのだが、岩礁か何かあったのだろうか。ロッドを煽って外そうとしてみたが、テンヤの構造上一旦根掛かりしたら、容易には外せないので、ラインを手に巻いてグイッと引っ張ると、軽いショックと共にラインがプツン。

コンタクトがない状態が1時間半程も続いていて、気持ちも切れ掛かっていたので、このまゝ引き上げようかと思ったが、下げ潮に変わったばかりなので、潮が効き始めると状況が変わるかも知れない・・・・。
根拠もない期待に掛けることにして、22:00までの1時間延長を決定し、改めてスピニング・ロッドのSephia S809M/Fに替えてキャスティングを続行。

しかし、その甲斐もなく全く音沙汰がないまゝ1時間を経過し、22:00頃、スゴスゴと引き揚げて来た。

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