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2021年釣行記(37) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月15日(木) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:サバ x 1
同行者:単独

前回、隣り合った鎌倉の餌師の弁によれば、タチウオの寄りには斑があるとのこと。であれば、良い時に当たるのは時の運だが、その確率を上げるには足繁く通うしかない。と云う訳で、3回連続のUMB-FPでのタチウオ狙い釣行。

現地到着は、17:45頃。
直ぐに道具を持って岸壁に出てみると、相変わらずアングラーの数が多い。しかも、一見した所、前回もそうだったが、子供連れ、カップル、若者グループが多くて、小生の様な年寄りの姿は余りいない印象。メディアによると、最近は、コロナの影響で釣り人気が高くなっているそうだが、ウィーク・デイのまだ明るい時間帯にも拘らず、こんなに沢山の若者や現役世代の人間が遊んでいる情景を目の当たりにすると、何となく違和感を感じてしまう。

今回は、入口からそれ程遠くない場所に入ることを目論んでいたのだが、それは到底無理な相談。そこで、いつもの様に入れそうな場所を探しながら、奥に向かって進み、ようやくトイレを過ぎた辺りのスロープ付近に一人分のスペースを見付けて、準備に入った。

18:00頃、ティップの柔らかいSephia S806ML-SMar AmigoⅡの組み合わせでキャスティングを開始。
前回は、風がなくて蒸し暑さが身体中に纏わり付いて苦しい程だったが、今回は、南寄りの風が斜め右から吹いて来ているので、心地良い。しかし、足元の海には、前回、あれ程泳ぎ回っていたイワシの群れが見えない。思い返せば、来る途中でイワシが釣れている場面を眼にしなかったので、
フィッシュ・イーターのタチウオが寄って来るかどうか・・・?
そんなことを考えながら、キャスティングを続けていると、風向きや強さの加減によるのか、時々、嫌な臭いが漂って来るのに気が付いた。近くにあるトイレの臭いなのか、あるいは、コマセの臭いなのかは判らない。それ程強くもないので、我慢をしようと思えば出来るが、出来れば臭いのない場所で釣りをしたい。と云う訳で、場所を替えようと更に奥に進んだ所、見覚えのあるアングラーの姿が目に入って来た。
その主は、前回このUMB-FPで初めて会った鎌倉の餌師で、人柄の良さそうな対応だったので、出来れば隣に入れさせて貰いたいと思ったが、生憎、スペースがない。そこで、その鎌倉の餌師に断って更に奥に進み、最奥から2本目の街灯と3本目の街灯の中間に釣り座を構えて、20gのメタルジグを結んで、改めてキャスティングを開始した。

そして、その2投目。
19カウントで着底を確認して、しゃくり上げようとした所、見事に根掛りし、しかも、高切れまでする始末。
日没前のまだ明るい時間帯だったので、ベンチに腰を掛けてFGノットでラインシステムを組み直し、快適波止タチウオテンヤSS SSSにいつもの様にサンマの切り身ワームを重ねて結び付けるハイブリッド仕様で再々スタートを切ることになった。

すると、いきなりコツン。
3回連続で通って来て、初めての反応だったが、これは合わせ切れず、残念ながら空振り。姿を見た訳ではないので、タチウオだと断定することは出来ないが、自然に期待が高まって来る。そして、それから間もなく、隣の若者がロッドを大きく曲げてタチウオを抜き上げた所を見て、次は俺の番だとばかりに力を込めたが、反応はそれっきり。

日没時刻を過ぎ、周囲の暗さが増して来るに連れて、赤や緑色の電気ウキの灯りが増え、数えてみれば15個程。前回は、これ程の数はなかったので、調子は上向きなのかも知れない
所が、タチウオからのコンタクトは全く感じられない。
そこで、テンヤが駄目ならバイブレーションではどうか藁をも掴む気持ちでMar AmigoⅡに替えてキャストしリトリーブしていると、1/3程の所にまで回収して来た所でコツン。
バイブレーションが正解だったか・・・と喜びながら寄せに入ったのだが、タチウオにしては引き具合が可怪しい。何だろうと思いつゝ強引に寄せて来ると、掛かっていたのは大サバ
抜き上げるにしては大き過ぎる、どうしようかと思いながら、右に左に、ジーッとドラグを鳴らして突っ込む大サバをいなしていると、地獄に仏。大きな玉網が差し入れられ何とかゲット出来た。
玉網を入れてくれたのは、てっきり隣りの若者だとばかり思っていたのだが、実際には、その主は二人置いた3人目のアングラー。そんなに遠くから、ワザワザタモを持って駆け付けて呉れたことに大いに感激した次第。
この騒ぎは20:00頃のことだったが、これがこの日のハイライト。

バイブレーションを投げ続けて40cmもある大サバを釣るのも面白いが、玉網を持って来ていない上、飽くまでもターゲットはタチウオ。と云うことで、又々テンヤに替えて本命狙いに徹したが、以降は全く事故が起きることもなく。21:30頃StopFishingとした。

帰りは例の鎌倉の餌師と話しをしながら駐車場に向かったが、この日の彼の釣果は、本命のタチウオを1本、大サバを6本その他だったとのこと。どうやらこの日はサバの回遊が多かった様で、トイレで会った若者もやはり大サバを獲ったとのこと。

と云う訳で、これで3回連続してタチウオ・ボーズの結果だったが、群れは小さいにしてもタチウオが回って来ていない訳ではない。ひょっとすると活性がそこそこ高い時でなければ、サンマの切り身ハイブリッド仕様では喰って来ないのかも知れない。
となると、やはりタチウオには強いドジョウしかないか・・・・
そして、帰宅後、直ぐに冷凍ドジョウをポチッ。

4回目となる次回は、このドジョウでやってみよう。

2021年釣行記(36) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月12日(月) 18:15~21:25
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ
同行者:単独

前回に続いて、UMB-FPでのタチウオ調査に行って来た。
前回の結果、タチウオが回って来ていることは確認出来たが、どうやら沖目を回遊していた様子で、残念ながら、ベイト・ロッドでは届く距離ではなかった。今回は、その反省を踏まえて、沖目も狙えるスピニング・ロッドで臨むことにした。

現地到着は18:00頃。
相変わらず人出が多くて、釣り場の岸壁には一定の間隔でアングラーが竿を出している。見た所、家族連れや若者カップルが多い様なので、陽が沈めば場所は空く筈。従って、直ぐに釣座を構えられる場所がなければ待つ積りで、歩きながら様子を見ていると、サビキで3匹、4匹とイワシを掛けている。
そのまゝ歩を進めた所、岸壁の中央付近のトイレ前に入れそうな場所を見付けた。最近、歳と共にトイレが近くなったので、誠に都合が良い。先行者に声を掛けて、この日の釣座を構えることにした。

日没時刻にはまだ間があるので、先ずMar AmigoⅡを結んで、沖目のボトム狙って、18:15頃キャスティングを開始。ロッドはSephia S809M/F
足元にはイワシの群れがキラキラと絨毯状になって泳ぎ回っており、如何にもフィッシュ・イーターが寄って来ている雰囲気が濃く漂っていて、期待充分。

久し振りに手にする長いロッドを振り被りキャストすると、ルアーが遥か彼方にまで飛んで行って、気持ちが良くて、これはこれでストレス解消になりそう。しかし、着底を待っていると、どんどん止めどもなくラインが出て行って止りそうにない。そこでリトリーブに入ったのだが、正面に着水したルアーが、右45度の方向から帰って来る程、左から右への潮流が強い。この様な場合には斜め左前方に向かってキャストしたいのだが、混み合っている釣り場では、それも儘ならず、出来るだけ両隣のアングラーに迷惑を掛けないようにしながら、キャストを続けたがタチウオからのコンタクトはない。

日没時刻の18:57を過ぎた頃、いよいよテンヤの引き釣りの準備に入った。テンヤは少し軽めの快適波止タチウオテンヤSS SSに、サンマの切り身ワームを重ねて結び付けるハイブリッド仕様
この頃になると潮の流れが右から左になり、しかも、トロトロと丁度よい具合に変わって期待はマックス状態に膨れ上がったが、一向にコンタクトがない。

隣の鎌倉から来たと云うエサ師にもアタリはないとのこと。
右手の入り口方面に浮かんでいる電気ウキの青い光が、海中に引きずり込まれる様子もなく、釣り場全体に淀んだ空気が漂っていて、徐々にアングラーの数が減って来ている。

風はソヨリと吹くこともなく、蒸し暑さが身体に纏わり付いて離れず、汗が背中を伝って落ちて行くに連れて、徐々に諦めムードが広がって来る。
回って来る筈・・・・。
回って来れば・・・・。
回って来て呉れ・・・。
確信希望に変わり、その希望願いに変わった21:00頃、隣のエサ師が諦めて片付けに入りだした。
そんな様子を目の当たりにすると、こちらも里心がついて止めようかとも思ったが、せめてあと30分、21:30まで頑張ろう

しかし、これは完全に悪足掻きでしかなく、結局5分前の21:25頃、片付けに入った。

と云う訳で、前回に引き続き今回もアタリもないパーフェクト・ゲームを喰らってしまったのだが、隣のエサ師によれば、先週の木曜日(8日)は、釣り場全体で釣果が見られる程、好調で、その御仁はF4.5を釣ったとのこと。
この様な話しは、釣りには付き物だが、話し半分としても、日並み次第で釣れることもあるのだろう。となると、そんな少ないチャンスに遭遇するには、通う必要がありそうだ。

幸か不幸か、今シーズンは孤島アジングの機会はメッキリと減っている上、頼みのメバルもシーズン・オフに入って来ているので、暫くはタチウオ狙いを中心に考えようと思う。

2021年釣行記(35) – TC

2021年 Touching 釣行記

日 時:07月06日(火) 18:30~21:15
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:ナシ
同行者:単独

梅雨の時期だから当たり前のことだが、来る日も来る日も雨模様で、なかなか釣行するチャンスが巡って来ない。
ようやく傘マークが消えたので、出掛ける積りにしていたのだが、予報をチェックする度に傘マークが現れ増えて来て、結局、19:00頃までは降っていそうな予報に変わってしまった。こうなっては仕方がない。泣く泣くカミさん本日の釣りは中止する旨のメールを入れた。
所が、道楽部屋から見上げた雲は高く、所によっては薄っすらと青空が覗いている様に見える。
予報を信じるか、自分の目を信じるか・・・・?
先週の日曜日(?)のことだが、予報では一日中傘マークが付いていたが、実際には夕方にパラパラと降っただけで、大外れ。と云う訳で、自分の目を信じて、兎に角、行くだけ行ってみようと決めて、17:00過ぎに自宅を出発。

現地に到着したのは18:00過ぎ。
雨は自宅を出て直ぐにポツポツと降っていたが、酷くなる気配はないので、道具を肩に岸壁に出て、釣り場の様子を窺うと意外にも大勢のアングラーが入っている。来る前にネットで様子を調べた所、08:30現在で入場者は32名とのことだったので、これには些かびっくり。

雨の中、重たい道具を持ってウロウロと空きスペースを探すのも億劫だが、ここまで来た以上、竿は振りたいと、空いた場所を探しながら歩いたが、強引に割って入るには少々勇気が要る様な微妙な間隔しか空いていない。仕方がないので、そのまゝ歩を進めて、釣り場の中程にようやく空きを見付けて、両側の先行者に断りを入れるとどうぞ、どうぞ!と気持ちの良い返事。

釣り座が決まった所で、釣りの準備に掛かった。
今回は、7月に入りこのUMB-FPに近いMHR-KGN可愛娘ちゃんも厳しくなって来ているので、既に出始めているとの情報があるタチウオをターゲットに、その情報を確かめるのが目的。
と云う訳で、今回のタックルはXRFC-704M-MBのロッドに快適波止タチウオテンヤSS Sサンマの切り身ワームを重ねて結び付けるハイブリッド仕様で、キャスティングを始めたのは18:30を回った頃。

日没時刻の19:00には、まだ、間があったが、全体に薄暗いので、ひょっとするとコンタクトがあるかもと助平心が湧いたが、音沙汰はない。

19:30頃になって、ようやく雨が上がった。所が、それと同時にモヤが立ち込めて来てモアーとした蒸し暑さが纏わり付いて来て、開放的な海辺に居るのに、不快感がマックス状態。
その頃になって、タチウオ狙いの赤や青の浮きの灯りがポツポツと波間に見え始めて来た。それまでは、周囲にはタチウオを狙っているアングラーが居る様子は感じられなかったので、情報の真偽を思ったが、正直な所、少々安心出来た。

そうこうする内、10m程離れたアングラーがロッドを大きく曲げてやり取りを始めているのが目に入って来た。その前には、同じアングラーがバチバチとタチウオを抜き上げた時に暴れる音を出していたので、どうやら2匹目のタチウオを掛けた様子。
であれば、小生にもコンタクトがあるかも知れない
期待してキャスティングを続けたが、そのアングラーの赤い灯りのウキの位置までは、どうしても届かない。
届かなくても、タチウオは足元でも来るからと気を取り直したが、全く反応がないまゝ。

21:00を回った頃、又々、雨が降り出して来た。
こうなると、何とか持ち堪えていた気持ちもプツンと切れて、StopFishingとした。
引き揚げる途中、タチウオを掛けていたアングラーに様子を尋ねた所、アタリは4回あったが掛けたのは2匹。餌はサビキで釣ったイワシとのこと。

今回の調査の結果、盛期程ではないにしても、タチウオは回って来ていることは確認出来たので、次回は沖目も狙えるスピニング・ロッドで試してみようと思う。

2020年釣行記(59) – AJ&TC

2020年 Ajing Touching 釣行記

日 時:12月13日(日)~14日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 18、タチウオ x 0
同行者:AKT、INUE、IKD各氏

先週はカミさんの病院送迎のため、孤島釣行は泣く泣くパスせざるを得なかったので、今週は是非とも皆さんと一緒に孤島に行く積りでいた。
そして、前日になって天気予報をチェックしてみると、日曜日は弱い風で全く問題ないにも拘わらず、日付が変わった途端に南西の風が8~9mとなっており、これでは幾ら何でも無理だろうと気持ちはヘナヘナと萎えてしまった。するとAKTさんから先週は10m以上の風でも沢山釣れました悪魔の囁き。しかもメールの最後にでも無理しないで下さい(笑)と・・・・・。
最後の一文は、取り様によっては小生の軟弱さを揶揄する一言とも云えるが、行くか行かないか迷っている小生の背中を押すAKTさんの優しさの表れだとここは素直に思うことにしよう。
考えて見れば、単独で釣りに行った場合、釣りは22:00か23:00頃には終わって、その日の内に帰宅している。孤島に行ったとしても、日付が変わるまでの風が弱い時間帯に釣りをして、その後は休むことにすれば、単独釣行と同じ。
と云う訳で、日付が変わるまでの時間帯に釣りを楽しみ、その後は専ら休憩する予定で孤島に行くことにした。

孤島の突堤には、14:00過ぎ、AKTさんIKDさんと連れ立って到着。
風の弱い晴れた日曜日と云うこともあって、突堤には大勢のアングラーがいて、到底、釣り座を構えられる程の空きスペースはない。しかし、我々の釣りは夜釣りが主体なので、彼らが引き揚げて行ってから入れ替わって入れば良い。

今回持ち込んだタチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1B及びSoare改の3本の夫々にラインを通し云々、時間を掛けて支度を整え、AKTさんIKDさんと釣り談義をして時間を潰したが、潰し切れない程の時間がある。

そこで15:00前にSoare改を先発に選んで、アングラーの居ない空きスペースに立ってキャスティングを始めた。
すると1投目から、コツンとアタリがあって、惚けた顔のロリ・カサゴが顔を見せてくれた。本命のアジなら云うことなしだが、今は時間潰しにキャストしているだけなので、何かしら反応があるだけでも楽しい。2匹、3匹とロリ・カサゴと遊んだ所で、表側に移動。

足場の細くなった所でキャストしているIKDさんの隣りでキャストして見ると、こちら側でもアタリがある。
2回程空振りをしたが、何となくカサゴのアタリではない様な気がしたので、集中しているとチクッ。抜き揚げて見ると、何と22cm程の本命のアジ。時刻は15:15頃のまだまだ明るい時間帯のことで、これには些かビックリしながらもこんな時間帯から来るんだから、今日は良い釣りが出来そうと密かにニンマリ。

16:00を回った所で、昼間のアングラーが引き揚げて行き、入れ替わってINUEさんが登場。結局この日は、先行して入っていた若者アジンガー2人を含めて6名で夜を徹してアジングをすることになった。

明るい時間帯にアジが顔を見せてくれたので期待したが、日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに入って来ても、さっぱり音沙汰がない。

風向きは、到着した時から左から右に吹き抜ける北東の風が吹いていたが、強さはそれ程でもなかった。所が、18:00を回った頃になって、突然強く吹き付けて来る様になって、どうにもならない。
風が強くなることは覚悟していたが、これでは時間が速過ぎる上、向きも正反対。建物の陰に入ってやり過ごす以外にないが、一晩中、釣りも出来ずに釣り場に居るのは、餌を目の前に置かれたまゝお預けを喰らっている犬に等しい。何とか弱くなって欲しいと願ったが、一向に弱まる気配が見えず、早くも一回目の休憩。

ふと気が付くと、強い風の中、IKDさんAKTさんは果敢にロッドを振っておりアタリもあるとのこと。
ならばと二人に倣ってJHを1.8gや2.2gの重たいものに替えて見たが・・・・。

強い北東の風は、時間の経過と共に徐々に弱くなって、23:00頃には、これまでと打って変わって殆ど無風状態。

時系列的な記憶が定かではないのだが、2匹目のアジはこの時間帯だった様に思う。兎に角、音沙汰がない時間帯が長く続き、アジ1匹では老夫婦用のお土産にもならない。何とか2匹は持って帰りたい・・・と思っていたので、正直な所、ホッとした。
2匹目を獲った後も、余りテンポ良くアタッて来ることはなかったので、思い切ってJHを軽い0.6gにしてみた。これが良かったのか、どちらかと云うと小生の苦手にしている待ちの釣りだが、比較的、テンポが良くなり釣果を伸ばすことが出来た。

この日のツ抜けは、丁度、日付が変わる頃で、ご近所のお土産も出来てヤレヤレと云った所。

この頃から、風向きが、予報通り右から左への横風になる南西に変わって来たが、9m位の強風になると云う予報と違って、それ程でもない。風が強くならずこの状態が続いて欲しいと願ったが、その願いも空しく徐々に強さが増して来た所で、02:00頃、何度目かの休憩。

03:00頃、風が弱くなって来た所で、アジングを再開し、3匹程追加出来た所で、05:00頃、StopFishingとした。

尚、タチウオについてだが、この日もアジングの合間や明け方の04:30頃狙って見たが、一度もコンタクトはなかった。IKDさんにもアタリがなかったと云うことなので、ソロソロ終わりなのかも知れない。

兎に角、この日は、一言で云えば予報が外れて良かったと云った所。
つまり、キャスティングを始めた14:30頃から釣り終えた翌日の05:00頃までの14時間半の内、強い風に難儀したのは、18:00頃~21:00頃までの間と02:00前後の短時間の都合4~5時間程だけで、10時間程はほゞ問題なくアジングをすることが出来た。しかも、入れ掛かりとは云えないまでも、ポツリポツリと退屈しない程度にアタリがあり、サイズも23~25cmが殆どで、豆サイズを5匹含むとは云え、都合18匹の釣果は、小生にしては大満足な結果。

所で、右腕の状態だが、はやり痛みが取れておらず、ズーンとした鈍痛や時にはズキンとした痛みが走ることがある。筋肉痛ならこれ程長い間痛みが続くことはないので、恐らく腱を痛めたのではないだろうか・・・・。
と云う訳で、キャスティングは出来れば左手で行いたいが、スピニング・リールを使うアジングでは右手を使わざるを得ない。この日も、出来る限り力を抜いて軽くキャストしていたのだが、日付が変わる頃には、曲げても伸ばしても鈍痛がしていて、キャストするのも辛い状態だった。
医者は嫌いなので、何とか自力で治すか、痛みの出ないキャスティング方法を編み出すしかないか・・・・。

2020年釣行記(57) – TC&AJ

2020年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月29日(日)~30日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:タチウオ x 0、アジ x 8
同行者:AKT、INUE、(IKD、KRT)各氏

釣りにとってはベスト・シーズンとも云える10月から11月だが、今年に限っては、どう云う巡り合わせなのか、日曜から月曜に掛けて風が強く吹く週が続いたので、YGWさんAKTさんから、幾度となく声を掛けて頂いたにも拘らず、涙を飲んでパスしなければならなかった。
しかし、師走を目前にした11月最後の日曜日になって、やっとチャンス到来。と云っても、予報では、日付が変わってから4m程に強くなる時間帯がある予想なので、少々懸念は残るが、10月18日以来久し振りに孤島に行くことにした。

孤島と云えば小生に取ってはアジングの聖地なので、当然アジを狙いたい所だが、まだ右肘が本調子ではない。そこで、右肘を休めるために、左手で何とかキャスト出来るベイト・ロッドでタチウオをメインにして、アジは合間に狙う程度に抑えることにした。

14:00過ぎ、AKTさんINUEさんと連れ立って孤島の岸壁に到着。
日曜日とあって、岸壁には大勢のアングラーの姿があるが、幸いにして街灯下の中央から陸側の半分が空いているので、迷わず椅子を置いて場所を確保。

初冬の時期になり日没時刻は16:30頃とかなり早くなっているが、まだ2時間以上もある。アジにしろタチウオにしろ釣り始めるにはまで早過ぎるので、ゆっくりと支度に掛かった。と云っても、今回使用するロッドは、タチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1Bの2本だけのため、然程時間も掛からずに準備が終わってしまった。そこで、先ず、ベイトリースのブレーキをジックリと調整したり、AKTさんと釣り談義で時間を潰したり。

16:00過ぎに引き揚げて行った殆どのアングラーと入れ替わる様にしてIKDさんKRTさんが5~6名のアジンガーと共に登場。冬のこの寒い時期になったのに、敢えて徹夜をする程酔狂なアングラーはそんなに居ないだろうと思っていたが、結局、10名程が一夜を共にすることになった。メディアによると三密を避けることが出来る遊びとして釣りがブームになっているとのことだが、その影響があるのかも知れない。

日没時刻間近になった所で、IKDさんKRTさんと並んで航路に向かってテンヤをキャストしてタチウオを狙って見たが、全く気配が感じられない。釣りに来た以上、魚からのコンタクトを感じられないのは、如何にも寂しい。右肘を休めるために、タチウオをメインにとの初心は何処にやら、右肘の様子を見るためにも、少しなら良いだろう8320#1Bにロッドを替えてアジングを開始。

風は左から右に少々強目だが、何とかライン・コントロールは出来る程度。
1.0gのJHで、2投、3投・・・・・・。

30カウント程してアクションを付けるためにロッドを少し煽ろうとすると、何故か少し重たさがある。アレッと思いつゝラインを張って様子を窺うと、微かな生命体の反応が伝わって来た。そこで改めて軽く合わせを入れ、抜き揚げたのは23cm位のアジ。時刻は未だ明るい16:25頃のことで、釣った感には少し乏しいものゝ、嬉しい1匹。そして、次のキャストで、やはり30カウント程沈めた所で、今度は小さいながらもはっきりと判るチクッで、連チャン。
これには、釣った本人もビックリしたが、隣りのAKTさん始め他の手練れの皆は、いつもアタリがないとボヤいているヘボが、皆に先駆けて連チャンするのを目の当たりにして、小生以上にビックリしたことだろう。
小生に先を越されて目を丸くしている皆の顔を見て、余り大きな声では云えないが、少し気持ちが良かったのは、正直な所。

今日はアジの日か・・・?
腰を落ち着けて後続を狙ったが、その後はコンタクトがない。小生に触発されて一段と集中力を上げた他のアジンガーのロッドも曲がらない。

19:00頃だったか19:30頃だったか記憶が定かではないのだが、航路側で粘っていたIKDさんが2匹目のタチウオをぶら下げて来た。見れば5F位の良型で、ボトムをネチネチと狙った結果だとのこと。そこで、小生もタチウオ狙いに切り替えたのは云うまでもないことだが、短めのベイトロッドでは思った程距離が出ず、ボトムを取っても直ぐに岸壁の基礎にガリガリと当たってしまう。元々、表層近くに浮いて来ているタチウオを釣る前提の仕掛けなので、距離を稼ごうとして力を入れてキャストするとどうしてもバック・ラッシュする危険も高くなるので、無理は禁物。
先週のタチウオの地合いは朝方だったとのAKTさんの情報もあったので、暗い時間帯はアジングに専念することにして、足場の狭くなったポイントに移動してみた。

すると20:00少し前(?)、コツと微かなアタリが伝わって来た。合せも決まって久し振りにアジを掛けたと思いながらリーリングをしていると、突然ドラグがジーッと鳴って、次の瞬間にはプツン。
どうやら掛けたアジシーバスが持って行った様だが、兎に角アジが居るらしいことが分かったので、キャスティングを続けていると、コツ。キャストしてからアタリがあるまでじれったい程の時間が掛かって、小生に取っては極めて苦手にしている釣り方だが、仕方がない。ポツリポツリと拾って、6匹を追加。
この調子で行けば、22:00頃にはツ抜け・・・・?
所が、その後はサッパリ。ウンともスンとも云わなくなったので、タチウオに切り替えたが、こちらもお留守。

取り敢えず、老夫婦の刺身用とお隣へのお土産用のアジは確保出来たので余り無理をする必要はないと、21:00過ぎには、早くも1回目の休憩に入った。
軽いアジングロッドを振る分には、右肘にも大きな負担にはならないだろうと思ったのだが、徐々に痛みが消えなくなって、この頃にはだらりと腕を下げた状態でも痛みがある。痛いと云っても激しいものではなく、ズーンとした鈍いもので、我慢出来ない程のものではないが、普通は痛みを感じる場所ではないだけに、何となく気持ちが悪い。しかも、腕を曲げたり捻ったりすると、その方向によってはピリッとした痛みが手首から肘に掛けて走って、具合が悪い。

1回目の休憩以降も、少しの間キャスティングをしては、コーヒーを飲んだりカップ麺を喰ったり、又、ウツラウツラとまどろんでみたりで、殆ど釣りにならないまゝ明け方を迎えた。

AKT情報では、ソロソロ、タチウオが回って来ても良い頃。
IKDさんKRTさんは航路側と裏側でタチウオを狙い出し、小生も倣ってやりたいと思った。
しかし、その頃にはリールのハンドルを回すのも控えておいた方が良かろうと思える位に肘の痛みが酷くなっていたので、無理をしないで肘を休ませることにして、未練を断ち切るべく思い切りよく片付けに入った。

すると、裏手からKRTさんの叫び声が聞こえ、4F位のタチウオを持って姿を現した。
片付けるのが早過ぎたと思ったが後の祭り。改めてシステムを組み直す気力もなく只々指を咥えて見ているだけだった。

結局、この日のタチウオは夕間詰めにIKDさんが2匹、朝間詰めにKRTさんが2匹で、AKTさんと小生はボーズの結果。アジAKTさんINUEさん他の手練れが苦労する程で、全体としては余り芳しい状況ではなかった。
とは云え、気の合った仲間達と並んでロッドを振る楽しさを再確認出来た一夜だった。

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