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2021年釣行記(22) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:05月06日(木) 18:00~22:00
潮回り:長潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 1
同行者:単独

ようやく長かったGWが終わって、365連休の小生の出番が到来。しかし、釣行の再開は、場合によっては、翌週の9日(日)の週からと考えていた。所が、予報では、6日の夜は南寄りの風が弱いとのこと。となると、再開を延ばす理由がない。

次に何処に行くかだが、弱い南寄りの風ならMHR-KGNが第一候補にあがるが、生憎、この日は19:30頃が干潮時刻に当り、潮位は58cmとかなり低い。ただでさえ繁茂している海藻に手を焼くこの時期なので、潮位が低いのは致命的。
と云う訳で、MHR-KGNは止めてDKKに行くことにした。
この時期のDKKは、一昨年は良かったが、昨年は全く釣りにならず、今年も前回(04/19)は何とかアジの顔を見ることが出来ただけで、もう一つの感がある。しかし、その原因は、回遊して来る時間帯を外した結果かも知れない。だとすると、タイミングさえ合えば爆釣も夢ではないと、前向き(?)に考えることにした。

17:50頃、現地に到着し、岸壁に出てみてビックリ。岸壁には人影が全くない。岸壁が貸し切りになるのは喜ばしいことだが、地元のオッチャン連中が一人も姿を見せていないのは、釣れていないことの査証にもなるので、痛し痒し。前回のDKKも、アングラーは仲間内のアジンガーしかおらず、結果は惨憺たるものだったことを考えると、寧ろ、前途多難の予兆と考える方が妥当かも知れない。

今回持ち込んだロッドはSoare改Sephia S806ML-Sの2本。S806ML-Sエギング・ロッドだが、20g近くある重たい飛ばしウキを使って沖目に居る筈のアジを狙おうと云うもの。ティップの柔らかいS806ML-Sならば、充分成立するだろうと考えた。勿論、Soare改でのジグ単アジングを主体にするが、前回の結果からも、ジグ単で届く様な近場には回って来ていない可能性が高く、その様な場合を考えて、保険的に今回試してみようと考えて持ち込んだ次第。

18:00頃、S806ML-Sでキャスティングを開始。
波のない海面はのっぺりとしていて、まるで春の海の様。右手から左手に弱く吹いている南寄りの風で、0.3号のPEラインが大きくフケているが、飛ばしウキが重たいので、それ程の影響はなさそう。
2投、3投・・・・。
最初の内は、飛ばしウキフローティング・タイプのまゝ使っていたが、何も変化がない。そこで、シンカーを追加してシンキング・タイプにしてカウント数を増やしたり、扇状に広く探ったがやはり何も感じられない。

19:00頃になった所で、ロッドをSoare改に持ち替えて、0.8gのJHで近場を探ったが、足元の明かりに寄って来る水クラゲを除いては、生き物の気配が全く感じられない。
しかし、が凄い。小さな岸壁とは云え、の攻撃対象となるのは小生だけだからかも知れないが、ブンブンと纏わり着かれて煩くて仕方がない。念のためにと思って持って来た蚊取り線香を焚いて、少しは散ってくれた様だが、寄って来るのが本命のアジではなく、水クラゲばかりの状況に、実釣開始後1時間程で、早くも嫌気が差してくる始末。

そんな時にコンと当たって来たのがロリ・カサゴ
やっと魚が動き出した・・・・。
気持ちも新たにキャスティングを続けたが、魚からのコンタクトはそれっきり。

19:45頃、岸壁の入り口付近にヘッド・ライトの灯りがチラチラと見えるのに気が付いた。何を狙っているのかは判らないが、兎に角、同好の士が登場して来たので、正直な所、ホッとした。

20:30を回り干潮時刻を過ぎて1時間程経過した筈だが、潮が動きだすこともない。気が付けば、入り口付近のアングラーの気配も消えてしまい、マタマタ、貸し切り状態に戻った。

気分を変えるためにS806ML-Sで遠投を繰り返したり、Soare改でジグ単に切り替えたりしたが、全く効果がない。

21:00を回り、気持ちは既に切れてしまっていたが、回遊があれば・・・・と中々踏ん切りが付かず、結局22:00を回った所で、片付けに入った。

この日は、S806ML-Sを持ち込んで沖目のアジを狙ってみたのだが、その甲斐があったのか、なかったのか・・・・・。
兎に角、一度もアタリを感じることはなかったが、その原因がアジが居なかったからなのか、アタリがあったにも拘わらず、S806ML-Sでは感じられなかったのか、判断が出来ない。
元々、この釣り方はUMB-FPで試して見ようと考えていたものなので、次回はUMB-FPで試そうと思う。

2021年釣行記(19) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:04月19日(月) 18:30~22:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 1、カサゴ x 3
同行者:AKT、TKZW、IKD、AKT弟各氏

潮位は余り高くはないが、風が南若しくは南々西の2m前後との予報だったので、前回に続いてMHR-KGNに行く積りになって、すっかり準備も終わり出掛けるだけの段階になっていた。そんな所に、AKTさんからグループ・ラインでDKKに出撃する旨の連絡があり、IKDさんも遅れて合流するとのこと。
4月も半ばを過ぎ、ソロソロDKKにもアジが回って来ても良い頃なので、機会を見て調査に行こうと考えていた。そんなタイミングでこの様な連絡を貰ったので、急遽、場合によってはNGTBNからMHR-KGNに回って来ると云っていたYTさんにお断りの連絡を入れ、DKKに行くことにした。

現地到着は、17:45頃。
直ぐにタックルを手に岸壁に出てみると、入り口付近にAKTさん、奥にTKZWさんの二人しかアングラーがいない。小さな釣り場で、いつも地元のオッチャン達がいるので、アブレルことを心配するのが常なのだが、これにはビックリ。昨年の12月21日以来のDKKは、まるで雰囲気が違った印象。

と云う訳で、釣り場は3人の貸し切りだが、好きな最奥が空いていたので、TKZWさんに断って入らせて頂き、準備に掛ったが、久し振りの陸っぱりアジングで要領が悪い。何だかんだと外時間が掛かってしまい、Soare改を手にキャスティングを始めたのは18:20頃。

風はそよ風程度で、海はべったりと凪いでいて、アジングには好条件。しかし、右から左に向けての流れが強くて、手持ちの中では最も重たい2gのJHでも、直ぐに流されてしまってどうにもならない。
潮の流れが緩んだ時を待つしかない・・・・

しかし、流れの強さは多少弱まることはあっても、中々緩まない。

19:00(?)を回って来た頃、IKDさんが登場。
その頃になっても、一度もアジの反応はないまゝの状態。

この日、最初に魚からの反応を感じたのは20:00頃。
それまでの間、全く違和感がなかったので、寧ろ、極々小さなアタリにも素直に反応出来たと云うべきだろう。
しかし、針掛りした獲物の動きが、アジとは違っている。ひょっとするとアタリの主は・・・・と思った通り、惚けた顔をしたロリ・カサゴ。ようやく、潮の流れが収まって来て、魚も動き出したと次のアタリを期待をしたが、コンタクトがあったのはそれっきりで、又もや、何をしても無しの礫状態。

21:00頃になって、潮がこれまでと逆方向の左から右に流れ出した。強さはそれ程でもなく、寧ろアジの活性が上がって状況が好転するのではと前向きに考えもしたが、それも空振り。

その頃になると、余りにも反応がないので、皆、ロッドを置いて釣り談義を始める始末。そんな最中に、AKT弟さんが登場。
暫くは、5人での雑談に花を咲かせていたが、22:00頃、キャスティングを再開。

潮はトロトロと左から右に流れ、風もなく凪いだ状態で、アジングには絶好の条件になったが、相変わらずアジからのコンタクトはないまゝ。こうなると、集中力を維持するのは至難の業で、引き揚げるタイミングを考えながらのアジングになるのは、致し方がない所。

そんな惰性のキャスティングを続けていると、ムズとした違和感が伝わって来た。
今考えると、集中力が切れ掛かっていたのに、良く合わせられたものだと思うが、兎に角、合わせが決まってやり取りを始めた。
掛けた直後に感じた引きが直ぐに弱くなったので、これもカサゴだろうと思ったが、リーリングを始めると少し動きが違う。ひょっとして・・・と期待をしながら海面に浮かせると銀色の魚体が目に入って来た。

抜き上げたのは、20cm近い(?)立派な本命アジ。時計を見ると時刻は22:15で、実釣開始後約4時間の間で最初にして最後のアジのアタリ。

その後は、又、何もない状態に戻り、22:40頃、遂に気持ちも切れてしまったので、仲間の4人を置いて一足先にStopFishingとして帰路に着いた。

兎に角、この日はやっとの思いでボーズを逃れたが、まだまだアジの寄りは良くない印象。近くの釣り施設の釣果をチェックしても、二桁乃至精々多くても100台の三桁なので、回って来るにはもう少し時間が掛かるのかも知れない。
とは云え、この日1回の結果で判断するのは早計かも知れない。機会を見て出来る限り通ってみようと思う。

2021年釣行記(15) – AJ

2021年 Ajing 釣行記

日 時:03月29日(月) 18:00~22:00
潮回り:大潮(↓)
場 所:釣福丸
釣 果:アジ x 15、イシモチ x 2
同行者:AKT、AKT弟、AKT弟友人、IKD、KRT、SK、YGW(敬称略)

2021年になって初めてのアジングを仲間達8人と楽しむことになった。
集合時刻は18:30だが、早めの16:00過ぎにYGWさんの車に便乗して集合場所に向かっていると、16:40頃、AKTさんより着信があり、
船長の話では『夕間詰が良い』とのことなので、出船時刻を1時間程早くしたい。
IKDさんを除き、全員が揃っている。IKDさんも間もなく到着する筈。
とのこと。
1時間半も早く到着する積りでいたにも拘らず、もう、殆ど全員が揃っていると聞いて、呆れる程の出足の良さにYGWさんと顔を見合わせて苦笑い。

集合場所には17:00前に到着。
先着していた仲間達と久し振りに会う挨拶をし、釣り談義をしている内にIKDさんも到着して、全員が揃った所で乗船。小生は空いていた左舷おおともに釣り座を構えて、予定より1時間早い18:00頃、岸払い。

ポイントには10分も走らない内に到着し、船長の掛け声でこの夜の釣り会を開始。

今回はバチコン主体のアジングをする積りにしていたので、SSQC-6112ULS-BF-KRのロッドを手に、2021年のアジングの幕開けをした。
因みに仕掛けは5号のナス型錘を使った逆ダン仕掛け

開始早々船首方向から当たった・・・と声が聞こえて来るが、小生には全く感じられない。小生の出足の悪さはいつものことなので、暫く我慢をしていれば、当たって来る筈と思いキャスティングを続けたが、どうしたことか全く気配が感じられない。
隣のYGWさんアタリは小さいよとの言葉に、殊更以上に集中して違和感を感じ取ろうとしたが、コツリとも感じない。
当たった・・・! あっ、バレた・・・!
と賑やかな歓声が聞こえて来るのに、小生の釣り座付近だけは取り残されてしまった様に、静かな時間が流れ・・・・・。
何とかアタリを出したいとワームを替え、JHの重さを替えたりしたが、一向に埒が明かない。そうこうする内、エンジンの排気ガスがまともに当たる様になり、その臭いに辟易すると同時に、アジングに対するモチベーションが急降下。

見かねたYGWさんの提案で、ロッドを取り換えてみると、YGWさんのロッドでははっきりとアタリが判る。所が、小生のロッドを振ったYGWさんによると、アタリが判り難い。これでは向こう合わせでなければ駄目だろうとのこと。どうやら小生の肩から先の問題ではなく、ロッドに原因がありそうだ。

実は、当初はSoare30 S610LS30バチコンをする積りで準備万端整えていたのだが、自宅を出る直前になって、何を思ったか、ベイト・ロッドが振りたくなって、急遽入れ替えたもの。SSQC-6112アジングで使うのは初めてだが、メバリングでは使ったこともあるので、問題はないだろうと考えた。しかし、こんなにもアタリが判らないのであれば、ロッドを替えたのが裏目に出たとしか考えられない。
と云っても、このロッドの他にはジグ単用の8320#1Bしか持ち込んでいないので、バチコンであればSSQC-6112を使い続けるしかない。

一旦はジグ単に切り替えて8320#1Bを持ち出したが、1~2度程アタリを感じたものゝ掛けられず、釣れなくても良いからと再度SSQC-6112を引っ張り出してバチコンを続けることにした。

これまでバチコンで使ったJHの重さは、0.3g、0.5g、1.0gと重たくして来たのだが、結果が伴わなかったので、手持ちの中では最も軽い0.2gにしてみた。すると、ようやくチクと感じる小さなアタリが判るようになり、それからはポツリポツリと釣れる様になって来たが、0.3gと0.2gの違いは一体何だろう

兎に角、取り敢えずの答えを見付けるのに、既に2時間程も経過していた。
出足が悪いのは承知の上とは云え、少々時間が掛かり過ぎで、ようやく人様に付いて行けそうになった頃には、沖上がり時刻の22:00になり、何とも後ろ髪を引かれる思いでStopFishingとした。

2020年釣行記(63) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:12月29日(火)~30日(水) 14:30~04:00
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 3
同行者:AKT、AKT弟、INUE、NGHM、SK、YGW各氏

恒例の孤島釣り納め会に参加して来た。
実は、予報では南西の風が5~6mと強く吹く予想が出ていたので、躊躇する気持ちがあった。しかし、当日の29日朝、再度、予報をチェックすると、風は向きは変わらないものゝ、強さは3m程に弱くなると予報が変わっていたので、喜び勇んで出掛けることにした。

14:00過ぎ、先着していたAKTさんYGWさんに迎えられて、AKT弟さんSKさんNGHMさんと連れ立って孤島の突堤に到着。
駐車場にはギッシリと車があったので、突堤は混み合っているものと思っていたが、それ程でもない。と云っても、納竿のためにやって来るアングラーでソコソコ混んでいて、直ぐにロッドを出すことは出来ない。

と云う訳で、今回持ち込んだアジング用のSoare改8320#1Bの2本に加えて、タチウオ用のXRFC-704M-MBの3本にラインを通し等々、殊更にゆっくりと支度を整え、釣り談義をしたりして時間を稼いだ。と云っても、たかが知れている。直ぐに終わってしまったので、空いた場所を選んで、Soare改を先発に選んで0.8gのJHを組み合わせてキャスティングを開始。

風は予報とは違って北東から吹く横風で、少々強目なので、JHを重くしようかとも考えたが、明るい内は左手でのキャスティングの練習と割り切って、軽めのJHのまゝ続けることにした。

15:30頃になって、昼間のアングラー達が帰り支度を始めたので、空いた場所に入ったAKTさんが、まあまあサイズのアジをゲット。それを見て、小生を始め他の連中も、釣り座に着き、改めてキャスティングを開始。

強めの横風の中、軽いJHでしかも慣れない左手でのキャスティングでは、隣りのAKTさんに迷惑を掛けてしまうかも知れないと思いつゝ、無精を決め込んでキャスティングを続けていると、風に吹かれて円弧を描いているラインが、スッと入った様に見えた。
反射的な合わせが決まって、初めて左手で掛けたアジの引きを楽しみながらリーリングを開始したが、もう少しで海面に顔を出す所まで来た時に、敢え無くフック・アウト。
気を取り直して、キャスティングを繰り返すと、又々同じ様にラインがスッと入る動き。
今度は、途中でバレることもなく、無事抜き揚げに成功。サイズは21~22cmと云った所でそれ程大きいものではないが、左手で初めて獲った初の本命で、嬉しい1匹だった。
時刻は、16:00直前の日没前の明るい時間帯のことで、左隣りのAKT弟さんもロッドを曲げている。
この調子で行けば、直ぐにでも満クーになって仕舞うなどと捕らぬ狸の皮算用をしてしまった。

16:00過ぎに登場して来たINUEさんに入れ替わる様にして昼間のアングラーが引き揚げて行き、この日の徹夜組は親しい仲間内の7人だけ。

和気あいあいとした雰囲気の中で2020年納めのアジングをすることになったが、肝心のアジからのコンタクトがピタリとなくなって仕舞った。

時間が進み20:00、21:00頃になると、風が収まり寒さも全く感じることもなく快適な状況になったが、肝心のアジからの音沙汰がない。AKTさんYGWさんをはじめ他の手練れの皆さんも苦労しているので、アジの回遊が殆ど見られないのは確実で、肩から先に問題を抱えている小生にはどうしようもない。完全にお手上げ状態に落ちってしまい、22:20頃には最初の休憩に入ってしまった。

その後は、寝たり起きては一寸ロッドを振って、アタリがないのを確かめて又休みに入るの繰り返しで、日付が変わる頃から強く吹き出して来た南西の風に気持ちが切れてしまって、4:00頃には片付けに入ってしまった。

と云う訳で、2020年の竿納めの会は、釣果には恵まれない結果だったが、気の置けない仲間内だけで過ごした一夜は、楽しい時間だった。

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今年も、釣り仲間の皆さんには、色々とお世話になりました。
今年は、コロナ自粛期間があり、又、カミさんの病院通いの影響もあって、釣行回数は63回で終わり、エイジ・シュートの達成は残念ながら出来ませんでした。しかし、釣りの楽しさ・面白さを思う存分満喫することが出来、充実した1年間でした。
これも皆さんのお陰だと心から感謝申し上げたいと思います。
本当に有難うございました。

それでは、良い新年をお迎え下さい。

2020年釣行記(61) – AJ

2020年 Ajing 釣行記

日 時:12月21日(月) 16:45~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独

例年、この時期はYNGSMHRTKメッキを追い掛けているのだが、今年は右腕のテニス肘のために思い切ったキャストが出来ないので、残念ながら見送らざるを得ない。
だからと云って、釣りをせずに済ませることは出来ないので、何とか左手でキャスト出来るベイト・ロッド飛ばしウキを使ったメバリングで、そこそこの釣果を上げてを楽しんでいる。と云う訳で、この日もMHR-KGNに行く積りにしていたが、予報では生憎の北風。となると、北向きのMHR-KGNでは向かい風になってやり難い上に、極端に寒くなって仕舞う。
そこでベイト・ロッド飛ばしウキを使った釣り方でアジングが成立するかDKKで試そうと考えた。幸い、北風の2m程度なので、何とかなる筈との読み。

現地到着は16:30頃。
岸壁には先行者が、入り口付近に若者が2人、最奥に地元のオッチャンが1人と少ない。とは云え、お気に入りの最奥は入れないので、少々気落ちしながら中央付近に釣り座を構えた。

今回持ち込んだロッドは、SSQC-6112ULS-BF-KRSoare改の2本。
今回の目的からSSQCがメインとなるのだが、これでアタリが取れるなら、何も問題はない。しかし、アタリがない場合、本当にアジが寄って来ていないのか、アタリがあるのに感じ取れていないのか、単独なので判断が出来ない。そこで、Soare改のジグ単でアジの寄り具合を確認する必要があると云う訳。

キャスティングを開始したのは、16:45頃。
予報では風が1~2m程吹く予想だが、現地では無風で、海は油を流した様にベッタリとしている。潮は左から右にトロトロと流れていて、釣りには好条件。しかも、小生が岸壁に到着したタイミングで、最奥のオッチャンがアジを釣り上げていたので、ひょっとすると直ぐにでもコンと来るかと思ったが、何もコンタクトがない。
オッチャンのロッドも、それ以降、曲がった様子もない。

18:00頃、最奥のオッチャンが引き揚げて行ったので、お気に入りの最奥ポイントに移動し、気分も新たにキャスティングを続けたが、何も反応がない。
そこでSoare改0.8のJHアジの寄り具合をチェックして見たが・・・・。
やはり全くコンタクトがない。

SSQCにしたりSoare改にしたりしてアジを探したが、全く気配がなく、19:00を回る頃には、気持ちもスッカリなくなって引き揚げようとまで思い始めていた。

そう思いながらも、踏ん切りが付かず、ダラダラと惰性でキャスティングをしている時、ふと左手でスピニングを扱う練習をしてみようと思い立った。
幸い近くには誰も居ないので、他人に迷惑を変えることもない。

それから、21:30頃までの間は、ひたすら左手でキャストし、アジからのコンタクトを待つ練習をした。
最初の内は、違和感ばかりが先立って、リリース・ポイントも判らず、何度か諦め掛けた。しかし、キャストを続けている内に、徐々に違和感はなくなり、何とか様になって来て、タイミング良くリリースで来た時にはハンドルの回転数で22~23回、距離にして14~15m程キャスト出来る様になった。
無風で条件が良かったとは云え、0.8gのJHでの距離なので、まぁまぁだろう。
と云っても、もう少し距離が欲しい上に安定していない。更には、思っても居ない方向に飛んで行くこともある。又、今回はアジのアタリは全くなかったので、合わせの練習が出来ていない。アジ特有のあの極々小さなアタリに、利き腕ではない左手が上手く反応出来るかも心配ではある。
が、練習を始めた頃に比べると、雲泥の差。あとは慣れる以外にないので、極力左手を使う練習をしようと思う。

と云う訳で、この日の目的であるベイト・ロッド飛ばしウキを使った釣り方でアジングが出来るかについては、確認は出来なかったが、左手でスピニング・ロッドを扱うことについて光明が見えた点は、満足すべき結果だった。

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