2024年釣行記(40) – MG&AJ

2024年 Ajing SaltLure 釣行記

日 時:07月02日(火) 18:15~23:30
潮回り:中潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 21、マゴチ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

早いもので暦はもう7月になり、2024年も折り返しに入った所で、釣行回数は39回。これを単純に倍にすると78回で、何とかエイジ・シュート達成となるが・・・・。

予報では、KMI’s方面もMHR-KGN方面も1~2mの弱い南寄りの風が吹く予想が出ていて条件としては悪くない。しかし、KMI’sでは19:00と21:00に傘マークが付いている。一方のMHR-KGNには傘マークは見えない。
所が、念の為に降水確率を見ると、
 KMI’s  : 19:00 –> 20%、21:00 –> 30%
 MHR-KGN: 19:00 –> 40%、22:00 –> 30%
となっていて、降水確率からは傘マークの付き具合は、逆になっていて、どちらにするか迷う所。

結局、降水確率の方を信じて自宅を出たのだが、KMI’sに向けて走り出して程なくして雨粒がポツリポツリとフロント・ウィンドウに落ちて来た。
嘘だろう!!
この時間帯の降水確率は20%しかなかったのに・・・
と思ったが、兎に角、行ってみることにした。

現地到着は18:00頃。
岸壁の中央付近には、顔見知りの年配釣り師、最奥にはタコ釣りの若者の2人しか居らず、入り口は空いている。そこで、今回も入り口に釣り座を構えようと思ったが、久し振りのKMI’sなので、出来れば最奥に入りたいと、念の為、タコ狙いの若者に訊ねると、暗くなったら引き揚げるとのこと。
とう訳で、若者が引き揚げて行った後に入ることにして、取り敢えず、釣り支度を始めた。

頭上に見える雲は高く色も白くて、とても雨雲とは思えないが、雨は相変わらずポツポツと続いており、一方、風はソヨリとも吹いておらず、蒸し暑さが身体中に纏わり付いて、瞬く間に汗びっしょり。この時とばかりに四方八方から忽ちの内に寄って来たは、眼の前をチラチラしたり、耳元でプーンと羽音を鳴らしたりで煩いことこの上ない。
願わくば、もう少し風が吹いてくれれば、暑さも幾分和らぐだろうし、血を求めて寄って来る蚊も減るだろう。しかし、これは無い物ねだり。この環境で我慢をしてやるしかない。

この日は、明るいうちはマゴチを狙う予定で来ていたので、BlueCurrentⅢ 82/B5号のナス型錘で作った直リグを組み合わせて、18:15頃、キャスティングを開始。
マゴチを真面目に狙い始めて間もない超初心者なので、釣り方も動画で学んだだけで、どんなアタリ方をして来るかも分からない。リグワームも見様見真似。兎に角、海底からリグが離れない様に注意を払い、違和感があれば間髪入れずに合わせてやろうと身構えながらキャスティングを繰り返したが、何も違和感が伝わって来ない。
中央付近の年配釣り師は、小生の到着後間もなくして引き揚げて行ったので、最奥タコ狙いと二人っきりになった岸壁を、蟹の横這い釣法よろしく入口に向かって少しずつ移動しながらマゴチの居場所を探したが、判らない。

暗中模索の状態でマゴチ狙いのキャスティングを続けたが、反応がないまゝ19:00を廻った所で、タコ狙いの若者と入れ替わってアジングを始めることにした。

19:20にこの日最初の獲物をゲット。
本命とは云えサイズは17~18cm程しかなく、もう少しサイズが良くなっていること期待していたので、嬉しさも半減と云った所。しかし、久し振りに味わうスポーツ・カーの様な小気味の良い引きが楽しめたことに加えて、何よりも開始早々にそれ程間を置かずに反応が返って来てホッとした。

この日の口明けになるこのアジの写真を撮っている所にIKOKさんが登場。IKOKさんは小生の左隣りやゝ中央に寄ったポイントで、マゴチを狙うと云ってキャスティングを始めた。

2匹目の本命を獲ったのは19:27、そして3匹目19:34。サイズは18cm前後でもう一つだが、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度のテンポで来てくれるので、贅沢さえ云わなければ、これはこれで充分楽しめる。所が、その後は19:3919:4019:43と立て続けにゲットしテンポが上がって来たとほくそ笑んだ途端にピタリと反応が消えたしまった。

そこで、小生もマゴチに狙いを再開。
アジングについては手練れのIKOKさんと云えども、マゴチについては小生と同じ若葉マークが付いているので、はやり手探り状態。と云う訳で、要領を得ない二人が並んでキャストを繰り返してビギナーズ・ラックを期待するしかない。しかし、IKOKさんにも小生にも女神が微笑んでくれることはなく、小生は30分程で切り上げてアジングに復帰。
そして20:197匹目をゲットしてからは、退屈しない程度のインターバルでポツリポツリと反応が続き、20:39ツ抜けを達成。このペースはその後22:3516匹目をゲットした頃まで続いた。

その頃になって、一旦上がっていた雨が又々ポツリポツリと降り出して来たので、雨の振り方次第で直ぐにでも引き揚げられる様に、BlueCurrentⅢ 82/Bだけを残してアジングの道具を全て片付けて、再々度マゴチ狙いに切り替えた。
しかし、雨は本降りになることもなくいつの間にか上がり、IKOKさんは遂にマゴチを諦めてアジングを開始。
時間的には引き揚げても良い頃だったが、まだそれ程疲れを感じていなかったので、一旦片付けたロッドやリールを引っ張り出して、この日二度目のアジングの支度をして、アジ狙いを再開。

そして、23:0023:0223:05と立て続けに3匹をゲットして、都合19匹の釣果。こうなると、何とか切りの良い20匹を獲りたいと思うのは、釣人の性。普段なら就寝している時刻をとっくに過ぎているにも拘わらずキャスティングを続け、23:17に念願の20匹目を獲り、23:23にオマケの21匹目をゲットした所で、IKOKさんを残して引き揚げて来た。

所で、先行者のタコ狙いの若者の結果だが、結局、この日の釣果は、殆んどが200~300g程度の新仔だったが、9杯だった由。

 

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19:20 1匹目     20:51 11匹目
19:27 2匹目     20:54 12匹目
19:34 3匹目     20:56 13匹目
19:39 4匹目     21:02 14匹目
19:40 5匹目     22:33 15匹目
19:43 6匹目     22:35 16匹目
20:19 7匹目     23:00 17匹目
20:25 8匹目     23:02 18匹目
20:29 9匹目     23:05 19匹目
20:39 10匹目     23:17 20匹目
‘            23:23 21匹目

2024年釣行記(39) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:06月27日(木) 19:30~23:20
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6、ソイ x 2、カサゴ x 3
同行者:YTさん、SHGさん、(ISBSさん)

KMI’sでのアジングも上向いて来たとの情報が入って来たので、大いに気持ちが動いたが、今シーズン最後のメバリングに出掛けて来た。

19:00少し前、先着していたYTさんSHGさんに迎えられて現地に到着。この時期の日没時刻は19:00だが、この日は曇っているためか、既に周囲は薄暗くなっていたので、急いで支度を整えて3人揃って岸壁に出た。

海は、所々にテトラ帯の頂上が出ている程の潮位で、電気ウキの灯りが点々と暗い海に浮かんでいる。どうやら、タチウオが出始めた様子。
風は、右手からの横風になる東風がやゝ強めに吹いて来ているので、タチウオ狙いの左側はラインが風に吹かれてトラブルになる恐れがある。そこで、彼らを避けようと考えて先に進んだ所、結局、への字カーブの少し手前まで来てしまった。
ここまで来てしまったら、最近になってお気に入りになったポイントは目と鼻の先。と云う訳で、この日はへの字カーブを曲がった47番スポット付近からスタートすることにした。

今回もロッドはSoareXR改飛ばしウキを使ったワーミング・システムで、19:30頃、キャスティングを開始。

最近になって煩い海藻が殆んどなくなってジックリ狙えるので、小生としては嬉しい所だが、結果は、円らな瞳の可愛娘ちゃんのご機嫌次第。ご機嫌が良いことを願って、キャスティングを繰り返したが、音沙汰はない。
居れば、直ぐにでも反応がある筈だが・・・・・。

19:45頃(?)、ISBSさんが登場。
前日にはDr.TJさんと二人して、大爆釣を楽しんだ由で、夢よもう一度と連夜のメバリングにやって来たとのこと。

ISBSさんが、小生の左側でキャスティングを始めて程なくして、この日最初の可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は19:59、ポイントは50番スポット付近のことで、サイズは20cm程の良型。
ひょっとしたら、前回の二の舞いか・・・と思い始めていただけに、嬉しい1匹だった。

実は、それまでは、何処を流しても完全に無視される状態が続いていたので、ものは試しと、キャスト後直ちにロッドを水平にさびいて表層を狙ってみた。すると、思い掛けなく反応が帰って来た。これはリーリングを始めると直ぐにフック・アウト。バラしてしまったが、どうやら可愛娘ちゃんは表層に居るらしい。そこで、ワームに替えてバッグに忍ばせて来たオーシャン・ルーラーサルト・フライをノー・シンカーで結んで、表層を流してみた。すると、これが大正解。これまで無反応だったことが嘘だった様に、直ぐに答えが出た。そして、直後の20:032匹目をゲット。

MHR-KGNでのメバリングは、2km程もある岸壁を基本的にラン・ガンして可愛娘ちゃんの居場所を探す釣りなのだが、獲物を持ち帰りするとなると、それなりにクーラーなどの道具を持ち歩く必要が出て来る。持ち歩く道具が多くなればなる程、ラン・ガンし難くなるのは道理。そんなこともあって、キャッチ&リリースの釣り場として来たのだが、この日はカミさんの希望もあって、20cm超はお土産とすることにしていた。と云う訳で、1匹目をストリンガーに繋いで活かして置くことにしたが、これではラン・ガンし難い。その上、2匹目も間を置かずに来てくれたこともあって、今回に限っては50番スポット付近を中心にジックリと粘ることにした。

やがてISBSさんは、先に行きますと云って進んで行き、小生に追い付いたYTさんSHGさんも先に行ってしまい、小生は一人50番スポット付近に残ってキャスティングを続けた。

しかし、サルト・フライの効き目は続かず、又、元のワーミング・システムに戻して20:2020:21と追加。しかし、後が続かない。

そんな時、小生の右隣りに戻って来たSHGさんがポツリポツリと掛け始めた。様子を見ていると、かなり沖で掛けて引っ張って来ている。そこで何を使っているのか訊くとプラグを使っているとのこと。
元来、メバリングではワームよりもプラグで釣る方が好きだったので、これを聞いて、直ぐにプラッギングに変更。しかし、小生のプラグには反応が返って来ない。
結局、1時間程、プラグで格闘したが完全に無視される結果に終わってしまい、又々、元のワーミング・システムに戻して、21:29にようやく5匹目をゲット。

22:00を廻った頃、やはり、今シーズン最後の可愛娘ちゃんは、自作のビーズ・ルアーで獲りたいと考え、ビーズ・ルアーを結んでキャスティングを繰り返したが、中々反応が返って来ない。その内、気持ちも切れてYTさん達より一足早くStopFishingとしようかとも考えたが、そうする踏ん切りも付かずにズルズルと惰性でキャスティングを続けていた。

すると突然、コツンと明確な反応があり、思わずロッドを煽った腕に魚が針掛かりした感触が伝わって来た。その瞬間、我にかえってリーリングを始めた。が、残念ながら根に逃げ込まれてしまって、敢え無くバラしてしまった。しかし、この事故で完全に眼が覚めて次こそはとフォローのキャスティングを繰り返して、何投目かのこと。又々、コツン。
今度は無事抜き上げに成功して、22:30にこの日6匹目をゲット。

この日は、これが最後の可愛娘ちゃんで、23:20頃、全員揃ってStopFishingとして別れた。

 

今回は、今シーズン最後のMHR-KGNメバリングにする積りで出掛けたのだが・・・・。

今シーズンは、殆んどSoareXR改飛ばしウキを使ったワーミング・システムで臨んだのだが、結果はもう一つ。途中に飛ばしウキを介しているだけで、全く自分の釣りになっていない印象しか残っていない。しかも、この日のプラッギングについても、隣りのSHGさんと違って全く反応がなかった。これなどは、飛距離が大いに関係している様にも思える。
飛ばしウキを介さずに飛距離も稼げるタックルとなると、やはりベイト・リールは不利になる。折角、トラブルなく使える様になったベイト・リールだが、スピニング・ロッドを持ってもう一度MHR-KGNに出掛けてみようと思っている。

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19:59 1匹目 50番スポット付近
20:03 2匹目 50番スポット付近
20:20 3匹目 49番スポット付近
20:21 4匹目 49番スポット付近
21:29 5匹目 48番スポット付近
22:30 6匹目 50番スポット付近

2024年釣行記(38) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:06月24日(月) 19:30~23:20
潮回り:中潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、フグ x 1、メジナ x 1、カサゴ x 1
同行者:単独、(ISBSさん)

6月も最終週に入り、梅雨メバルもソロソロ終盤戦に入っているが、芳しくない状況が続いており、今シーズン13回のメバリングツ抜けを達成出来たのは僅かに2回だけと、何年か前までとは雲泥の違い。夢よもう一度ではないが、このまゝシーズンを終えるのは如何にも悔しいと云う訳で、有終の美を飾るべく、又々MHR-KGNに出掛けることにした。

いつもと同じ様に17:30頃に自宅を出発したが、事故渋滞に掴まっていつものICから高速に乗ることが出来ず、一つ先のICまで一般道で行ったために時間が掛かってしまい、現地到着は19:15頃。

早速、車から出て準備を始め様とした所、結構強い風が吹き込んで来ており、街路樹の枝も風に吹かれてワサワサと揺れている。予報では南西の風が6mと強めの予想だったので、覚悟はしていたが、それよりも強く吹いている印象。
若干不安になりつゝSoareXR改を手に岸壁に出てみた所、風は強めだが背後から吹いて来ているので、問題はなさそう。

19:30頃、この日のメバリングを開始。
今回は、飛ばしウキを使ったワームで、近場から凸部の手前までをジックリと攻める予定のため、滅多に攻めることのない12番スポット付近を開始地点にした。
海は、中潮の満潮時刻間際のため潮位が高く、テトラ帯は完全に海中に没しているので位置が全く判らない。となると、根掛かりリスクが高くなるが、どうしようもない。根掛かったら根掛かった時のことと割り切ってキャスティングを繰り返した。
すると、ある時コツンとハッキリとしたコンタクトがあり、合わせも決まってリーリングを始めた。しかし、引きが弱い。
型は小さいけれど、今日の可愛娘ちゃんの活性は高そうだし、久し振りにメバリングが楽しめるかも・・・と抜き上げてみれば、何とその正体はクサフグでがっかり。

気を取り直して、いつもよりテンポの遅い蟹の横這い釣法可愛娘ちゃんの居場所を探したが何処に居るのか判らない。
何処かに居る筈だと思いつゝキャスティングを繰り返していると、モゾと感じる反応があった。
反射的な合わせも決まってリーリングを始めた瞬間、トルクのある強い引きが伝わって来た。
これはデカイぞと喜びながらリールのハンドルを回したが、メバルにしては引きが強過ぎる。
ひょっとすると、黒鯛か・・・?と思いつゝ海面に浮かせてヘッドライトの光を当てて魚体を確認すると、何とその主は抜き上げられそうにもないまるまると太った大きなメジナ。外道なので記録は取っておらず、ポイントは不明だが、時刻は丁度20:00頃のこと。

さて、この獲物をどうするか?
ラインが切れることを覚悟して抜き上げてみても良いが、出来ればこのワームはなくしたくない。このワームは、1本だけ残っていたママワームアクションフィッシュ1.8で、このMHR-KGNでの当たりワームなのだが、amazonにも在庫がなて補充が出来ずにいるため、外道でなくしたくはない。
誰か玉網を持って来ているアングラーは居ないか?と周囲を見渡すと、30m程先に黒い人影が見える。ひょっとすると彼は玉網を持っているかも知れないと思い、時折見せる強い引きをいなしながら海面に浮かせたまゝ引き摺る様にしてその彼の許に寄って行った。しかし、生憎なことにその彼も玉網を持っていないと云う。だが、トレブル・フックの付いたルアーで引っ掛けられるかも知れないと云う彼の提案を試してみると、見事にメジナの背びれ付近に掛かり、抜き上げに成功。
メバリングにとっては、良型のメジナとは云え見事な外道だったので、ルアーで引っ掛けてワームを救ってくれた彼に進呈した。

丁度、その彼と話をしている最中に、ISBSさんが登場。
ISBSさんは、挨拶をして直ぐに先に進んで行ってしまった。こうなると、手練れが攻めた後の釣り残しを拾うしかなくなり、肩から先(腕)の問題に加えて客観的な状況も不利になってしまう。
あぁ、今日も先を越されてしまった!!
今日は凸部の手前までをジックリと探る計画だったので、残念ながら本命のポイントにはまだ到達していなかったが、結局、計画変更。本命ポイントを諦めてへの字カーブ付近に重点を入れることにした。しかし、への字カーブ付近もISBSさんが攻めていることも充分考えられる。そこで、時間を出来るだけ空けて場を休めるために、殊更に時間を掛けてへの字カーブの手前までをジックリとチェックしたが、何事も起きない。

そして、への字カーブに到達。
気分を新たに喜び勇んでキャスティングを始めようとしたのだが、進行方向に何やらアングラーの姿が薄ボンヤリと見える。
あ、痛!!
ここにも先行者が居る!!
このポイントを諦めるとしたら、凸部かその先まで足を伸ばす必要があるが、今更そこまでするのも面倒臭い。と云う訳で先行者から4~5m離れた手前でキャスティングを繰り返したのだが、先行者が攻めた後だったと見えて、全く反応が返って来ない。

そこで、その先行者を高巻いて先の51番スポット付近に入って、キャストすることにした。
そして、2投目か3投目で久し振りにコンとコンタクトがあった。残念ながらこれは合せることが出来ず空振りだったが、ようやく可愛娘ちゃんの居場所を見付けたと、フォローのキャストを入れて、ようやく本命の可愛娘ちゃんをゲット。時刻は実釣開始後約1時間半後の21:14のことだった。

取り敢えず、これでボーズは回避出来たと安心したが、
MHR-KGNはボーズ逃れに四苦八苦する様な釣り場でない筈。これを皮切りに・・・・
すると思いが通じたのか、直後にコンコンと小気味の良い反応が返って来て、ロリ・メバルだったが21:152匹目をゲット。

可愛娘ちゃんの居場所を見付けたと一旦は喜んだが、結果的にこの時間帯がハイライト。
その後は、何とか追加しようと粘りに粘ったが、ロリ・カサゴを追加しただけで、本命の可愛娘ちゃんは全くの不調。

結局、23:20頃、精根尽き果ててStopFishingとして帰路についた。

 

所で、飛ばしウキを使ったライン・システムのキャスティングだが・・。
今回も、最初の内は、キャスト直後に軽いショックと共に失速した飛ばしウキがヘナヘナと着水することが何度もあった。その都度、前回上手くキャスト出来た時の方法を試したり、ロッドを振るスピードを替えたりと色々と試してみたが、上手く行かない時は何をやっても駄目。しかし、時には何事もなかったかの様にスーッと距離が出る時もある。だが、再現性がなく小生には何が良くて何が悪いのか、さっぱり原因が判らない。

そんなことを繰り返している内、
こんなに苦労するなら、何もスピニング・リールを止めてベイト・リースに替える必要はなかったじゃないか・・・・・。
と徐々に腹立たしくなって来た。
そして、年甲斐もないことでお恥ずかしい限りだが、腹立ち紛れに少し力を入れて、と云うか、ハード・プラグをキャストする場合と変わらない力の入れ具合でキャストしてみた。この時は、ラインが切れることを覚悟してキャストしたのだが、あら、不思議。何事も起きずにラインがスルスルと伸びて行く。
直ぐに回収して、同じキャストの仕方を繰り返して見ると、やはり何事も起きない。
以降、この日はこのキャスト方法で通したのだが、一度も失速現象は生じなかった。おそらく、失速させない様に大事になり過ぎていたのだろう。

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21:14 1匹目 51番
21:15 2匹目 51番

2024年釣行記(37) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:06月20日(木) 18:40~23:20
潮回り:大潮
(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 6、カサゴ x 3
同行者:単独

MHR-KGNは、サイズは15~17cm程度と小振りだが、それでも行けば必ず円らな瞳の可愛娘ちゃんがロッドを曲げてくれ小気味の良い引きを楽しませてくれるので、小生にとっては正に癒やしの釣り場だった。従って、この釣り場では、キャッチ&リリースを前提とし、針は全てバーブを潰して出来るだけ可愛娘ちゃんにダメージを与えない様にして、大切にして来た。しかし、昨今の温暖化の影響なのか、2021年の冬頃から急につ抜けすることさえ難しい釣り場になってしまい、それ以前の釣れっぷりが嘘だったと思う程、様変わりしてしまった。
そんな状況のMHR-KGNなので、ある程度、苦戦することは覚悟していたが、前回、まさかボーズを回避するのに四苦八苦するとは露程も思いもせず、帰宅後も釈然と出来ないまゝだった。と云う訳で、前回のリベンジではないが、MHR-KGNに出掛けることにした。

現地到着は、18:20を廻った頃。
車から降りて準備に取り掛かったが、思いの外風が強く吹いており、街路樹の枝もかなり揺れている。出発する際にチェックした予報では南寄りの風が5mとあったが、それよりもかなり強く感じる程で、岸壁は道路より一段下がっているので幾分弱くなっている筈とは云え、少々心配になる。

SoareXR改を手に岸壁に出てみると、風は強いが背後から吹いて来ており、何とかなりそうなので一安心。海は、大潮の満潮から2時間程しか経っていないので、海面から頭を指しているテトラ帯の頂上が点々と見えるだけで、海藻は全く見えない。

前回の轍は踏みたくないので、今回はハード・プラグではなくワームの釣りに徹することにしていたため、先ずは飛ばしウキを使ったシステムを組んで、18:40頃、19番スポット付近から開始。

飛ばしウキは、ハヤブサのメバルロケットFを使うことが多いのだが、今回はタックル・ボックスから探し出して来たTICTのMフロートを使うことにした。自宅で計測した結果では双方とも重量は3.9g内外でほゞ同じだが、形状がMフロートは細長い紡錘形をしており、その分空気抵抗が減るので、飛距離も若干伸びるのではないかと考えた。

日没時刻前で周囲は明るいので、可愛娘ちゃん達が動き出すには早過ぎるため、先ずは飛距離の確認。
何投かするとタイミングが合った時には、テトラ帯の先2~3m程先に波紋が広がるのが見える。背後から吹いて来る風の影響も当然あるが、飛ばしウキの形状も飛距離に寄与している様子に、取り敢えず満足した。

所が、その内、ロッドを振り被ってキャストした次の瞬間に、カクンと軽いショックを残して飛ばしウキが失速し、テトラ帯と岸壁の中間付近にポチャンと落ちる現象が出て来た。キャストの仕方が悪いのかと思い、色々と工夫をしてみたが、現象が起きる時もあれば、何事も起きずに気持ち良く飛んで行く時もある。
ショックがあった時は、ラインとリーダーの結び目がガイドに引っ掛かった様な感触なので、ラインの通り具合をガイド一つ一つ確認をしたが問題はない。
前回、こんな症状を全く起こさなかった時と比較すると、ロッドもライン・システムも全く同じで、違っているのは飛ばしウキだけ。その飛ばしウキにしても重さは0.1g位の違いでしかなく、形状が違うだけ。それだけで、こんなにも結果が異なるのは説明し難いが、現象が起きる時よりも起きない時の方が多いので、原因の究明は後にしてこのまゝ釣りを続けようかと思った。しかし、心配しながらでは釣りに専念出来ない。
そこで、飛ばしウキを止めて、ハード・プラグをキャストしてみることにした。すると問題なく飛んで行く。この日はワームで通す算段だったが、プラグに反応してくれれば云うことなしと、暫くの間プラグをキャストし続けた。だが、ことはそんなに上手く行く筈もなく、目論見は見事に外れてしまった。

と云う訳で、また飛ばしウキを使ったシステムに戻して、戦々恐々としながらキャスティングを繰り返していた。そして、ロッドのティップから飛ばしウキまでの長さを詰めてキャストすれば、飛ばしウキがヘナヘナと失速する現象が起き難くなることを発見した。
それでも、油断をするとなってしまうが、滅多に起きなくなって安心して可愛娘ちゃんからのラブ・コールを待てる様になったが、肝心の反応は返って来ない。
そこで、蟹の横這い釣法で居場所を探すことにした。

この日の口明けは、実釣開始後約1時間半後の20:0236番スポット付近で来たこの
どの様なアタリだったのか、さっぱり記憶がないのだが、返り討ちの言葉が頭に浮かんで来てた頃のことだったので、ホッとした記憶は残っている。

そして2匹目は、20:32に丁度への字カーブの曲がりっぱなの46番スポットで獲ったのだが、このは仕掛けの着水とほゞ同時に反応して来たもの。そこで、今日のメバルは浮いていると考え、以降は出来るだけ表層近くを意識して通す様にした、コンタクトして来たのはこの1匹だけだった。

飛ばしウキを使う場合のJHの重さだが、この日もこれまでと同じ0.5gを使っていた。と云うのは、水深のないMHR-KGNでは、根掛かりリスクを減らすため、従来は0.3~0.5gのJHを使ったジグ単で楽しんでいたので、その流れで0.5gのJHをチョイスしていた。しかし、この日はもう少し重たい方が良さそうな気がしたので、思い切って0.8gのJHに替え、ワームもママワームアクションフィッシュ1.8を使ってみた。
すると、直ぐに答えが出て20:5154番スポット付近で、この日の3匹目をゲット。

これでこの日の答えが出たと思ったが、それは早計至極で、後が続かない。
そこで70番スポット付近に移動したが、ここでは空振りに終わりその少し先の73番スポット付近で、21:104匹目をゲットしただけ。

時刻は21:00を廻っていたので折り返しに入ろうかと考えたが、かつては良かった凸部の先が気になったので、ものは序でと様子を見に行くことにした。
しかし、こちら側でも可愛娘ちゃんの姿はなく、21:35120番スポット付近で5匹目となるロリ・サイズを追加出来ただけで、結局、21:45頃、125番スポット付近から折り返しに入った。

この頃になると、風は時折弱くなることはあるが、向きがコロコロと変わって、やり難くなってしまった。特に、海面に頭を出しているテトラ近くを狙う時は、風に吹かれたラインがテトラに絡んで餌食になるリスクが高くなるので、油断が出来ない。

復路に入って目ぼしいポイントを打ちながら戻ったが、反応して来るのはカサゴばかりで結局3匹ゲットし、肝心のメバル22:4750番スポット付近で6匹目を獲っただけ。

その後も、何とか追加出来ないかと小生にしては珍しく粘ったが、追加ならず、結局、23:20頃にStopFishingとした。

所で、この日の釣り場だったが、海藻が殆ど消えていたことには少なからず驚いた。
昨年だったか一昨年だったか、ビッシリと繁茂していた海藻が、台風の影響で綺麗サッパリなくなっていたことがあったので、今年も台風が来るまでは我慢を強いられると思っていた。所がこの日は、沖目にキャストしても殆んど海藻が邪魔をして来ることがなかった。
海藻がゴソゴソと針に触れて来る雑音のない中、ジックリと可愛娘ちゃんの反応を待つ釣りが出来て、もう少し数が出れば申し分のない所だが、満足することが出来た。

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20:02 1匹目 36番スポット付近
20:32 2匹目 46番スポット付近
20:51 3匹目 54番スポット付近
21:10 4匹目 73番スポット付近
21:35 5匹目 120番スポット付近
22:47 6匹目 50番スポット付近

2024年釣行記(36) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:06月17日(月) 18:50~22:30
潮回り:中潮
(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 1、カサゴ x 1
同行者:単独

HGS-OGSMマゴチを狙うか、MHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊ぶか・・・・。
叶うなら両方を狙いたいが、身体は一つなので、どちらかを選ぶしかない。
結局、マゴチはこれから本格的なシーズンを迎える。対して可愛娘ちゃんは精々7月一杯で終盤戦に差し掛かっている。であれば、残されたチャンスが少ない方を選ぶべきだろう。幸い、予報では、風は申し分のない南風が3~4m、潮位も干潮時で1m超もあるので条件面は悪くない。
と云う訳で、何とか狙いが絞れて、16:00頃に準備に取り掛かった。

18:30頃、現地に到着。

実は、この日はSoareXR-改BlueCurrentⅢ 82/Bの2本のロッドを持ち込んだのだが、どちらを使うか決めかねていた。
と云うのは、MHR-KGNでのメバリングでは、SozreXR-改を使い続けているのだが、前回、YTさんとコラボした際、少し飛距離が足りない。メバルが居る場所まで飛んでいないとの意見を頂いた。SoareXR-改であっても、もう少し距離を出すことは出来るが、無理をするとバック・ラッシュの危険性が高まってしまう。無理せずに距離を稼ぐには、スピニング・ロッドにするか、ベイト・ロッドであれば長くする以外にない。と云う訳で、SoareXR-改よりも長いBlueCurrentⅢ 82/Bも持って来たのだが、やはり、専らMHR-KGNでのメバリング用に自分の手で改造したSoareXR-改に愛着はあるし、この期に及んで駄目出しはしたくない。

散々迷った挙げ句、SoareXR-改を持って岸壁に出たのだが、予想外に風が弱い。追い風に乗せて距離を稼ぐ目論見もあっただけに、これは頂けない。仕方なく車の所に戻って、BlueCurrentⅢ 82/Bに取り替えて来た。

そんな行ったり来たりがあったため、キャスティング開始が遅くなり、18:50頃、21番スポット付近からStartFishingとした。
先発ルアーは、パイロット・ルアーとしての位置を確立した感のある自作ビーズ・ルアーの小。このルアーで可愛娘ちゃんと遊べれば云うことなしだが、果たして上手く話が進むかどうか・・・・・・。

海面には海藻らしいものは見えないが、少しルアーを沈めると、やはりゴソゴソと海藻が掛かって来る。それでも、処々に海藻が掛かってこないポイントがあるので、そんなポイントを探しながらキャスティングを繰り返したが可愛娘ちゃんからの反応は皆無。

当初は、比較的海藻の少ない18番スポット付近からへの字カーブの手前の間をジックリと攻める積もりで居たのだが、ウンともスンとも全く音沙汰がないので、気が変わってへの字カーブの直ぐ先に移動。しかし、このポイントでも相手にされないまゝ。

そこで前回入れなかった70番スポット付近にワープ。
このポイントは、海藻が絨毯の様に繁茂している時期であっても、比較的薄くて釣り易く好きな所で、ジックリと粘ってみようと思った。
しかし、ビーズ・ルアーには反応がない。TOTO42SRigge Slim60SSShallowMagic60BEAGLE SSS.P.M-55UMIBAKU LIPLESS 50SHydroupper 55S等試したが、悉く無視されるだけ。

20:00頃、ハード・プラグを諦めて飛ばしウキを使ったワームに切り替えることにした。

暗い中、ヘッドランプの灯りを頼りに何とかシステムを組み上げて、第一投。
やはり、ゴソゴソと海藻が掛かって来るが、その中に何か異なる感触があった。アレッと思った時には腕が勝手に動いており、次の瞬間には強い引きが伝わって来た。
しかし、ワームに替えて正解だったと一人ほくそ笑みながら寄せに入った途端、根に潜られてビタリと動かなくなった。そこで、ライン・テンション少しを緩めてみると動き出す気配がある。だが、寄せようとするとマタマタ根に貼り付く。そこで、またライン・テンションを緩め・・・を2~3回繰り返して、何とか根から剥がすことに成功し、抜き上げたのは23cm程の良型の。時刻は、実釣開始後約1時間半後の20:14のこと。

この1匹を皮切りにMHR-KGNのメバリングを楽しんでやろうと気分も新たにキャスティングを繰り返したが、その後はダンマリ。

凸部付近には海藻が余り茂っていなかったことを思い出し、久し振りに足を伸ばしたが、ここでも音沙汰なし。

21:00を廻った頃、折り返しに入ったが、その頃には殆んどのテトラ帯が海中に没していて、頂上のテトラが処々に頭を出しているだけ。

その頂上を目印にテトラ帯の上を通しても、一度カサゴが来てくれただけで、肝心要の可愛娘ちゃんはダンマリを決め込んでいて全く反応して来ない。

22:00を廻った頃、駄目で元々とルアーをハード・プラグに替えて、交通事故的なコンタクトがあるのを期待したが、これも空振りに終わってしまい、結局、22:30頃、精も根も尽き果ててStopFihingとした。

と云う訳で、今回は小生が判別出来た反応は2回だけで、合わせ切れなかったり、途中でバラすこともなかったことを考えると、非常に厳しい状況だった。ひょっとすると海藻が針掛かりしたと思っていたゴソゴソとした感触の中に、可愛娘ちゃんからのラブ・コールがあったにも拘わらず、見落としていただけかも知れないが、少なくとも、小生にはまるで生き物の気配が感じられなかった。
タチウオも今シーズンは不調とのことで、そんなこともあってアングラーが少なかったのかも知れない。

何年か前までは、6フィート程度の短いロッドに0.5gのJHを組み合わせたジグ単メバリングを楽しめたことを思うと、考えられない状況に変わってしまった感がある。これも、あるいは温暖化が原因なのかも知れないが、そんな状況があったことが懐かしく思えて仕方がない。

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