2024年釣行記(53) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:08月20日(火) 18:10~22:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 32、サバ x 2
同行者:単独

昨夜は、ようやくアジが回って来て、これからだと気合を入れたタイミングで、突然、強い北風が吹き始め、加えて雨も降り出し稲光の間隔が短くなって来てしまった。こうなると、釣りは避雷針を振り回している様なもので、落雷の危険性が高くなるので、結局、諦めて後ろ髪を引かれる思いで泣く泣く引き揚げて来た。

と云う訳で、その出直しアジングに行く積りで翌日の天気予報をチェックすると、降水確率は22:00頃に20%になるが、その他の時間帯は0%で、雨の心配はなさそう。風についても、19:00頃から2~3m程の北風が吹くとのこと。毎回、蒸し風呂の中で釣りをしていることを考えると、冷たい北風に吹かれるのは涼しくて気持ち良いだろうし、寧ろ、好都合。
となると、気象の面では釣行を阻む要素はない。問題は後期高齢者の体力があるかどうかだが、こればっかりは試してみる意外に方法はない。自信はないが、兎に角、行くことにした。

現地には、17:45頃に到着。
岸壁の入り口には、前日にも一緒になったタコ狙いの若者が一人、そして最奥にはルアー・マンが一人と先行者は二人しか居ないので、ガラガラ状態だが、残念ながら好きなポイントは両方とも塞がっている。
今日はお持ち帰りの予定がないノー・クーラー・デイなので、中央付近でノンビリやろうと考えながら歩を進めた所、最奥のルアー・マンは顔見知りの若者であることが判った。この若者は日没後には引き揚げて行くので、彼が帰った後に釣り座を構えることにして、準備に入った。

18:10頃、SaltyStage改1.0gのJHを組み合わせて、水道前付近でキャスティングを開始した。
風は、南風でかなり強く右手から左手に吹いているが、潮は逆に左から右にしかも、かなり早く走る様に流れており、1.0gのJHではアッと云う間に流されてしまう。そこで1.2gのJHに替えてみたが、殆んど効果はない。しかし、手持ちの中では1.2gが最も重たいJHなので、これで何とかするしかない。

18:50頃、ルアー・マンの若者が引き揚げて行ったので、改めて気を入れ直してアジングを始めた。
潮は相変わらず左から右に流れているが、少し緩んで来ており1.2gのJHでも釣りになりそう。昨日は19:00過ぎに反応が出始めたが、今日はどうか・・・・などと考えながらキャスティングを繰り返していると、モゾと微かな反応があった。
時刻は、昨日より若干早い18:55のこと。
どんな場合でも、その日の最初の獲物は嬉しいものだが、抜き上げたアジは所謂豆アジで、最近にない小ささに正直な所少々ガックリした。
それでも、後続を狙ってキャスティングを繰り返し、18:592匹目をゲット。
これも豆アジで、季節が何ヶ月か逆戻りした様だったが、この日は持ち帰る予定はないので、小さくても数を楽しめれば良いと考え直してキャスティングを続けた。
そして、少し間をおいた19:113匹目をゲット。これは最近のアベレージの20cmを超えるサイズで、このサイズならば納得。しかし、残念ながら、その後は反応が遠退いてしまった。
もう一つ調子が出ないなぁとボヤきたくなったが、8月も中旬を過ぎて海水温がかなり高くなっている筈なので、
季節的にはアジの調子が下がって来ても不思議ではない。それも巡り合わせなので受け入れるしかない。
半ば諦めながらキャスティングを続けて、30分近く経った19:35にやっと4匹目をゲット。そして19:3719:3919:475匹目6匹目7匹目と調子が上がって来たと思ったら小休止。

20:00を廻った頃から、風がなくなると共に蒸し暑さが足元から這い上がって来る様になって、やる気は風前の灯状態。それでも天気予報の北風2mに望みを託してキャスティングを続け、20:16つ抜けを達成。
その後は、パタパタと来て少し間を置き、又、パタパタと来て間を置く様な調子が続き、20:40から20:52迄に6匹の本命をゲットした約10分間を除いては、爆発的に釣れることはなかった。

そして、21:0320匹目を抜き上げたのだが、実は、20匹目を抜き上げた時刻は、22:00を廻った頃だとばかり思っており、22:00で20匹なら、充分なので、引き揚げよう。そこで、時刻を確かめようと時計を見ると、何とまだ21:00を廻ったばかり。一瞬、狐につままれたのかとスマホで確かめた次第。

何故、体内時計が1時間も狂ってしまったのか、その理由はサッパリ判らないのだが、であれば、もう少しアジングが出来ると、気を入れ直してキャスティングを続けることにした。

21:15頃になって、ようやく北風が吹き出して来て少しは楽になるかと思ったが、冷たい北風ではなく生暖かい北風でガックリ。それでもないよりはマシと思い直してアジングを続けた。

アジの出方は相変わらずパタパタと来ては小休止の繰り返しだが、20cm超のサイズが揃い、ノー・クーラー・デイとしたのが勿体なく思える程で楽しむことが出来た。

しかし、好事魔多し30匹目を抜き上げた21:54を過ぎた頃から、北風が強く吹き出してそれに連れて潮の流れが早くなり、大量のゴミが目の前に流れ着いてキャストすることも出来なくなったのを機にStopFishingとした。
そして、仲間に釣果報告のラインを入れて片付けに入った所で、海を見るとゴミは綺麗サッパリ流れ去っている。そおで、未練のキャスティングをしてみるとコツン。22:1822:23に追加した所で、踏ん切りをつけて切り上げた次第。

と云う訳で、2日連続のアジング釣行は無事終了した訳だが、その後の疲れの回復具合は・・・・・。
このブログを書いているのは釣行の翌日で、回復具合はいつもの通り横になれば直ぐに眠りに入ってしまう位。今晩一晩寝て回復してれば良いが、明日になっても残っている様であれば・・・・。

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18:55 1匹目  20:23 11匹目  21:06 21匹目
18:59 2匹目  20:24 12匹目  21:18 22匹目
19:11 3匹目  20:40 13匹目  21:19 23匹目
19:35 4匹目  20:42 14匹目  21:28 24匹目
19:37 5匹目  20:45 15匹目  21:29 25匹目
19:39 6匹目  20:47 16匹目  21:34 26匹目
19:47 7匹目  20:50 17匹目  21:39 27匹目
20:10 8匹目  20:52 18匹目  21:44 28匹目
20:11 9匹目  21:01 19匹目  21:52 29匹目
20:16 10匹目  21:03 20匹目  21:54 30匹目
‘                  22:18 31匹目
‘                  22:23 32匹目

2024年釣行記(52) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:08月19日(月) 18:15~19:30
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 3
同行者:単独

前回、前々回と連続して刀狩りをしたのだが、昨年と同じで余り状況は良くない印象で、釣れても指3本が精々。そのためにタチウオ狙いのアングラーが少なく釣り場も混んでいないので、この点は歓迎。しかし、肝心の獲物が釣れない、或いは釣れても小さいとなると、通い詰める気持ちもなくなって来る。
と云う訳で、今回は久し振りにKMI’sアジングをすることにした。

17:45頃、現地に到着。
釣り場の岸壁には、この岸壁の主の黒猫が長々と寝そべっており、アングラーはタコ狙いの口髭を生やした若者が一人だけで、お気に入りの最奥は空いている。そこで、迷うことなく最奥に釣り座を構えることにして準備に入った。

18:15頃、SaltyStage改1.0gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
予報では、風は南風が2~3m程度とのことだったが、現場では殆んど吹いておらず不快な蒸し暑さが纏わり付いて来る。潮は、左から右に向かって軽く流れていて期待充分。とは云え、時間的には日没前の明るい時間帯なので、本命のアジが来るのは少し早いだろうと思いながら、キャスティングを繰り返した。

日没時刻を過ぎ、周囲の光量が減り始めた頃、ミストの様な小さな雨粒が落ちて来た。アレーッ、雨か・・・・と思いつゝ空を見上げると、空一面に雲は広がっているが、白っぽくしかもかなり高いので、本降りになるとも思えない。本降りにならないことを願いながらキャスティングを繰り返していると、今度は、時折、空が白く光りだした。天気が荒れる場合は、内陸方面に当たる北の空に稲光が走ることが多いのだが、稲光は見えず、頭上の空全体がパッと白くなるだけで、雷鳴も聞こえない。

このまゝ何事もなく過ぎて欲しいと願いつゝキャスティングを続けたが、陽が落ち周囲がすっかり暗くなっても、全く気配がない。

そこで、JHを少し重めの1.2gに替えてみた。これは前回or前々回のアジングの際に、早い潮の流れ対策で使っていた1.2gのJHを、流れが収まった後も無精をして使い続けた所、1.0gのJHよりも反応が良かったことを思い出したもので、駄目元2匹目のドジョウを狙ってみた。

すると、これが奏功したと見えて、直ぐにモゾと反応が返って来て、この日の口明けの本命をゲット。
時刻は19:07、サイズは20cm内外で、ようやく反応があったことに安堵して、後続を狙った。

この頃には、雨が上がって一安心したが、空全体が白く光る稲光の方は相変わらずで、寧ろ間隔が詰まって来ている様にも思える。
何とか、このまゝ収まって欲しいと願いながらキャスティングを繰り返して、19:172匹目19:203匹目をゲット。
よし、これからだ・・・と気合を入れた所で、突然、強い北風が左から右に吹き抜けて行く様になって来た。と同時に大きめの雨粒がパラパラと落ちて来た。

突然、北風が強く吹き始めるのは、寒冷前線が通過する際に起きる現象で、過ぎ去ってしまえば、天候は回復する筈
操船免許を取る際に勉強して得た知識だが、遥か昔のこと故、正に錆びついた知識。この日の天候の急変が、これに当て嵌まるかどうか定かではないが、樹の下に避難して夕食のパンを齧りながら暫く様子を見ることにした。しかし、収まる気配はない。
そこで、天気予報をチェックしてみると、自宅を出る前とは真逆に変わっていて、24:00まで傘マークが見事に並んでいる。一過性の悪天候なら待つ積もりだったが、これではどうにもならない。

と云う訳で、19:30頃、あたふたと道具を片付けて車に乗り込んだ次第。

2024年釣行記(51) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:08月14日(水) 18:30~21:30
潮回り:若潮
(↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 2
同行者:単独

連日32℃以上の酷暑で、季節はなかなか進まず秋はまだまだ先だと思っていた。しかし、2~3日前からツクツクホウシが鳴きだし、夜には虫の声が聞こえて来る様になって、実感は全くないが確実に季節は進んでいる筈。とは云え、相変わらず猛暑・酷暑の毎日で嫌になって来るが、それでも、直射日光に晒されない夜になると、釣りの虫が蠢き出して来る。

と云う訳で、一般的にはお盆のこの時期に殺生をすることは避けるべきだろうが、墓の住人の一人は小生に釣りを教えてくれた親父なので、許してくれるだろうと誠に都合良く考えて、両親の墓参りをした帰りにUMB-FPに立ち寄って、刀狩りをすることにした。

18:10頃、現地に到着したが、お盆休みに入ったためか、駐車場はほゞ満車状態。
この様子では入る場所はないだろう。MHR-KGNにすれば良かったと思いつゝ、キャリヤーにクーラーやバッカンを積み込んで岸壁に出て見た。すると、心配した通り、大勢の家族連れやアングラーがズラリと並んでいて割り込む余地はなさそう。
どうしようか? 奥に行けば入る空きがあるかも知れない・・・?
などと考えながら、少し進んで行くと、前回と同じ第1ボラード近くに少し広めの空きを見付けた。よくよく見るとその空いた場所の中央付近に水を流した跡があって、直前までアングラーが居た様子。これは、ラッキー!!とばかりに、左右の先行者に断って、その場所に釣り座を構えることにした。

前回は、風がなかったので纏わり付いて来る蒸し暑さが不快に感じる程だったが、今回は弱いながらも予報通りの南風が吹いていて、幾分、まし。これで、湿気がなければ快適だろうと云うのは無い物ねだり。

18:30頃、BlueCurrentⅢ 82/B快適波止タチウオテンヤSS2Sを組み合わせて、キャスティングを開始。

陽が沈んだばかりの時間帯で周囲はまだまだ明るいので、タチウオが反応を返して来るには、まだ早いだろうなどと考えながらキャスティングし小さなリフト&フォールを繰り返していた。
すると、何投目かのこと、ロッドを持つ左手にジワーッとした重たさが伝わって来た。不覚にもそれがタチウオではなく海藻かゴミが掛かったと思って合わせを入れずに回収に掛かったのが悪かった。半分程まで回収して来た所で生命体の感触が伝わって来たが、次の瞬間にはフッとロッドが軽くなって、無念のフック・アウト。

しかし、まだそれ程暗くなっていない時間帯にも拘らず、タチウオの反応があったことに気を良くして、キャスティングを繰り返した。するとキャストの度に気配がある。今日は良いかも知れない・・・と胸をワクワクさせてキャスティングを続けたが、テンヤの近くをウロウロしているだけの様子で、喰いの反応が出ない。
そこでテンヤのアシスト・フックをシングルからダブルに交換してみた。するとこれが功を奏して、19:02にようやくこの日初のタチウオをゲット。
UMB-FPでの今季初の獲物に気を良くしたが、残念ながら太さは指2.5本程のベルト・サイズ。
そこで写真撮影後リリースしようとしていると、近くに居たカップル・アングラーが欲しいと仰る。こんなに細いので、食べる所は余りないよ。それでも良ければと進呈し後続を狙ったが、その後は完全に気配が消えてしまった。

周囲を見回してみても、電気ウキの灯りは2~3個程しか見えず、状況は前回と変わっていない様子で、20:00を廻った頃から、引き揚げて行くアングラーが増えた印象。

それでも、テンヤを1S4Sなど重さを替えて試してみたが、完全に音無しでコツリとも来ない。前回は20:00を廻った頃でも、近くをウロウロしている気配が何となく伝わって来たことが再三あった。しかし、今回は、それもない。

時計は20:30を周り、残り1時間となった所で、ラインを太くすることを思い立った。動画情報によると、関西方面ではテンヤの沈下速度を遅くするために太めのPEラインを使っているとのこと。
であれば、駄目で元々。兎に角、やるだけやってみよう!
1.2号のラインを巻いている予備のリールに取り替えてみた。

するとこれが正解だったのか、20:40にこの日2匹目をゲット。これもギリギリ指3本の太さしかないので通り掛かった若者に進呈して、次を狙った。

しかし、ラインを太くしたのが正解とは早計の至で、この2匹目交通事故だったと見えて、後続の反応は皆無。

前回は21:00前にMHR-KGNに転戦したが、今回は最後まで粘ってみようとキャスティングを続けた。しかし、奇跡が起きることもないまゝ、結局、21:30頃にStopFishingとして片付けに入った。

一昨年迄の様に日没時刻を過ぎてからも、反応が続く状況に戻って欲しいのだが、前回も、今回も、時合は日没時刻の前後を挟んだ極僅かな時間しかなく、昨年からの良くない状況は変わっていない印象。
地上は、猛暑・酷暑、豪雨など異常気象が続いているが、海の中も異常な状況になって来ているのだろう。となると、元の状況に戻ることは考えられないのだが・・・・・。

2024年釣行記(50) – TC

2024年 Touching 釣行記

日 時:08月08日(木) 18:30~22:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 0
同行者:単独

前回、前々回とアジングが続いたので、今回は刀狩りをすることにしていたが、タチウオの在庫はまだ残っているため、在庫の積み増しは家人に喜ばれないだろう。ご近所に配るにしても、マダマダ魚体が細いためお土産にするには少々少し気が引ける。しかし、小生としてはあの強烈な引きを楽しみたい。
と云う訳で、余程の大物でない限り持ち帰らずに近くのアングラーに引き取って貰うことを考えた。となると、MHR-KGNよりもお隣りさんとの距離が近いUMB-FPの方が、何かと都合が良い。そこで、一昨年までは良かったが昨年は絶不調だったので、回復しているかどうかのチェックを兼ねてUMB-FPに行くことにした。

18:15頃、現地に到着。
早速、クーラーやバッカンをキャリヤーに積んで釣り場となる岸壁に出てみると、意外な程にアングラーの姿がない。一昨年などは狭い間隔で長いロッドを振っているアングラーがずらりと並んでいたのに。
アレーッ、どうしたんだろう?
やはり、調子が悪いまゝで、釣れていないのか・・・?
不安な気持ちを抱いたまゝ岸壁を進んで、第一スロープ第一ボラードの間に広めに空いている場所を見付けた。この付近はお気に入りのポイントなので、これはラッキー!! 両側の先行者に断って釣り座を構えることにした。

予報では南寄りの風が2mとあったが、岸壁に立ってみると殆んど吹いておらず、ベトーッとした不快な暑さが纏わり付いて来て堪らない。首に掛けたタオルで汗を拭き拭き、準備に取り掛かった。

18:30頃、BlueCurrentⅢ 82/B快適波止タチウオテンヤSS2Sを組み合わせてキャスティングを開始。
この時期の日没時刻は18:38なので、入釣するタイミングとしてはドンピシャ。

日没時刻を過ぎたばかりでまだ薄明るい中、左隣りのアングラーがタチウオを抜き上げた。見た所、指3本あるかどうかで良型とは云い難いが、寄って来た気配に期待感が膨らんで来る。
そして、間もなくしてガツン。来た!!と腕を煽って合わせを入れたが、これは残念ながら空振り。それでも、寄って来たので、ゲットするのは時間の問題と余裕を持ってキャスティングを繰り返していた。すると程なくして右隣りのアングラーがタチウオをゲット。
小生はすっ飛ばされた格好になるが、刀狩りを開始したばかりで体力的にも精神的にも余裕がある。
その内、来るさ・・・

所が、その後はコツンとあっただけで、合わせを入れる様な喰いアタリがない。両隣りにも反応はない様子。電気ウキの灯りは、右手に、左手にが夫々1個しか見えず、やはり不人気振りが良く判る。

タチウオからの反応がないまゝ時間が経ち19:30を回る頃には、引き揚げて行くアングラーが眼に付き始め、20:00頃になると両隣りも帰って行った。

それでも、寂しくなった岸壁に残ってキャスティングを続けていると、20:30頃、直ぐ近くで突然ガツン。何とか針掛りさせボーズは免れた!!と思って遣り取りを開始した途端、敢え無くフック・アウト。
これがこの日味わえた唯一のタチウオの引きで、その後は完全に無視され続けた。

それでも、昭和世代の粘りを発揮したが、全く気配がない。こうなるとMHR-KGNにすれば良かったのかも知れないとの思いが浮かんで来のは自然の成り行きで、21:00頃、様子を見るために移動を決断。

21:00過ぎにMH-KGN22番スポット付近に立って、キャスティングを始めたが、こちらでも全く反応はなく、22:00頃、諦めてStopFishingとして帰路に着いた。

結局、時合は日没直後の極短い時間帯だけで、サイズもそれ程太くなくもう一つで、調子が戻ったとは云えそうにもない。とは云え、一度だけの結果で判断するのも早計だろう。
近々お盆に入り、UMB-FPの近くにある親父の墓参りに行くので、その帰りに寄って再度チェックして見ようと思う。

2024年釣行記(49) – AJ&TK

2024年 Ajing Octopusing 釣行記

日 時:08月05日(月) 17:30~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 35、タコ x 3
同行者:単独

拙宅は後期高齢者だけの二人住まいなので、釣果を持ち帰るにしても、それ程の量は要らない。しかし、アングラーは釣ることに夢中になるので、気が付けば、二人の後期高齢者が消費出来る量を遥かに超えてしまう。超えた分は冷凍して保存したり、ご近所に配るなどしていたが、それにも限りがあるので、キャッチ&リリースの日を設けたりしているのだが・・・・。

前回はアジングだったので、今回は刀狩りに行きたかったのだが、タチウオの在庫はまだ残っている上、ご近所さんがタチウオを受け入れてくれるか定かではない。と云う訳で、今回も刀狩りは諦めてKMI’sアジングをすることにしたが、アジの在庫は、前回の釣果は全て仲間に引き取って貰ったにも拘らず、まだ残っている。そこで、今回は良型に限ってのみ持ち帰ることにして出掛けた。

現地到着は、17:20頃。
直ぐに道具を手に岸壁に出てみると、岸壁の主である黒猫が寝そべっているだけ。と云う訳で、人影のない岸壁を奥に進み、お気に入りの最奥に釣り座を構えた。

今回は、明るい時間帯は魔女狩り、夕マヅメにはマゴチを狙い、暗くなってからアジングに切り替える予定なので、先ずBlueCurrentⅢ 82/B3号のエギを組み合わせて、17:30過ぎにキャスティングを開始した。

魔女狩りは、前回の釣行でSMTさんタコを掛けた場面に出会したので、小生も肖ろうと考えたもの。
先ずアンダー・ハンドで軽くキャストして着底を待って、シャクろうとすると何やら重たい。
アレッ、1投目から根掛かりか・・・と思いながらラインを張ってみると、根掛かりではなさそう。そこでハンドルを回してみると、重たいが巻けるので、タコであることを確信。そこで、追い合わせを入れて抜き上げた所、エギを抱いていたのは精々200gもなさそうな新仔ダコ
このは余りにも小さいので、写真を撮影後直ぐにリリース。そして、少し中央寄りに立ち位置を替えて、斜め右前方にアンダー・ハンド・キャストをして着底させ、極々軽くリフト&フォールを繰り返していると、又々、エギが動かせなくなって、2杯目をゲット。これは少し大きくなって250~300gの新仔ダコ。これも小さいので、そのまゝリリースしようと思ったが、今シーズン初めてのタコであり、これ以上大きなタコが釣れる確証もないので、一旦キープ。

そして、更に中央寄りに移動して同じ様にキャスト。すると、又々タコの反応があって、今度は300~400g程度。これは2杯目のタコと入れ替えてキープ。

魔女狩りを始めて時間もそれ程経っていないのに、早くも3杯。しかも、サイズがその都度良くなっている。
この調子で行けばもう少し大きなタコが釣れるかも・・・・・・。
と欲をかいたのが、運の尽き。エギが動かなくなったので、タコだと思って合わせを入れたが、掛かっていたのはタコではなく地球で敢え無くライン・ブレイク
時間は充分あるので、ここでライン・システムを組み直そうとしたが、生憎、太めのリーダーをバッカンに入れ忘れたと見えて、見付からない。残念だが、タコマゴチ狙いはここで断念し、少し、早いがアジングに切り替えることにした。

今回のタックルは、Soare改のロッドにリールはAldebaran BFSX、そして1.0gのJHの組み合わせ。

風は、右手から左手に吹き抜けて行く南寄りで、若干強め。海は少し波立っているものゝ、流れは殆んどない。
明るい時間帯でも反応が返って来ることがあるが、この日は、これまで通り、全く反応がない。夕日でピンク色に染まって青空をバックに浮かんでいる雲を眺めながら、休み休みキャスティングを繰り返して、時間を潰した。

日没時刻の18:41を過ぎ、周囲が薄暗くなって来た頃、この日初めて極々微かなモゾとした反応があって、口明けの1匹目をゲット。時刻は18:58。サイズは20cmに少し足りない大きさだったが、思い掛けなく早い時間から来てくれたことに感謝。
これはリリースしようと思ったが、背後でジッと小生の釣りを見守ってくれていた黒猫にプレゼントし、キャスティングを続けた。すると時を置かずに2匹目をゲット。時刻は19:02のことで、連続して反応があったことに気を良くして一人ほくそ笑んでいた。所が、その頃から何艘もの屋形船が東から西に向かって通り過ぎて行くのが見え、その理由が花火大会であることに思い至った。
道理で、途中の運河を渡る橋の上にカメラを構えた人が沢山居た筈だ
何年か前にも花火大会に遭遇した際、花火の音がドンドンと響き始めた途端、ピタリと反応がなくなったことがあったので、今回も、そうなるのかも・・・と心配しながらキャスティングを繰り返していた。
すると大きなウネリが次から次に押し寄せて来るようになって来た。どうやら屋形船の引き波の影響の様で、潮位が194cmもある大潮の満潮時刻前後のことだったため、時には岸壁に這い上がって来そうになる程。その大きな波にラインが遊ばれてしまってやり難いが、仕方がない。
その内、波も治まる筈だとキャスティングを繰り返していると、波がフッとなくなったタイミングで反応があって、19:133匹目をゲット。
その後も、ポツリポツリと反応があって、それから約15分の間に更に3匹を追加出来た。この調子で・・・と思ったが、19:30を回るとイヨイヨ花火大会が始まったと見えて、背後からドーンドーンと腹に響く音が伝わって来た。
これで、大会が終わるまでは釣りにならないなと覚悟をしたが、この日は様相が違っていて、反応が返って来るペースは変わらず、大会が終わる20:00までの30分間で8匹もゲット。
20:00を過ぎて花火を打ち上げる音が響かなくなりこれで、落ち着いて釣りが出来ると釣果の上積みを狙ったが、逆に反応は間遠くなってしまった。

所が、20:30頃から、潮が左から右に少し動き出して来たのを機に、アジの活性が高くなって20:3117匹目をゲットしてから21:10までの約40分間が、この日のハイライト。この間に14匹もものにすることが出来た。

この日は、良型のみ持ち帰ることにしていたので、それまでに10匹近くをリリースしたり、黒猫に食べてもらったりしていたが、それでも20匹程はクーラーの中に収まっている。
これまでの状況からみて、続ければ更に釣果を伸ばすことは出来るだろうが、これ以上のアジを持ち帰っても、処分に困るだけと考えて、この時点でStopFishingとすることにして、片付けに入った。

しかし、千載一遇のチャンスをミスミス見逃すのは勿体ない
粗方片付けが終わった所で、未練のキャスティングをしてみると、やはり反応が返って来て、21:4031匹目をゲット。こうなると止めるに止められない。キャスティングを繰り返して21:5835匹目を抜き上げた所で、これ以上続けても切りがないと踏ん切りを付けて、泣く泣く釣り場を後にして帰って来た。

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18:58 1匹目 19:52 11匹目 20:41 21匹目 21:40 31匹目
19:02 2匹目 19:55 12匹目 20:46 22匹目 21:48 32匹目
19:13 3匹目 19:57 13匹目 20:50 23匹目 21:50 33匹目
19:16 4匹目 19:59 14匹目 20:53 24匹目 21:56 34匹目
19:20 5匹目 20:01 15匹目 20:54 25匹目 21:58 35匹目
19:27 6匹目 20:11 16匹目 20:59 26匹目
19:37 7匹目 20:31 17匹目 21:03 27匹目
19:45 8匹目 20:33 18匹目 21:07 28匹目
19:47 9匹目 20:35 19匹目 21:08 29匹目
19:50 10匹目 20:37 20匹目 21:10 30匹目

17:36 タコ

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