2023/05/01
2023年 Ajing 釣行記
日 時:05月01日(月) 18:00~21:20
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0
同行者:KMIさん
世間はゴールデン・ウィークの真っただ中で、有給休暇を上手く使えば、最長で9連休になるとのこと。とは云え、365連休の小生にとっては、連休だろうが9連休だろうが、所詮は他人事。どちらでも良いのだが、唯一困るのは、釣行のチャンスが減ってしまうこと。つまり、土・日や祝祭日は出来るだけ現役の皆さんに譲ろうと思っているため、それだけ、小生が釣行出来るチャンスが減ることになってしまう。例えば、今週は1~2日の月・火以外は全て祝祭日になっているので、釣りに行けるのはその二日に限られてしまう。
と云う訳で、気象の状況が多少悪くても、月曜か火曜のどちらかに釣りに出掛ける積りにし、若干状況の良さそうな1日(月)にDKKに行くことにした。
17:00過ぎに自宅を出発し、17:40頃、現地に到着。
KMIさんはまだ到着しておらず、釣り場の岸壁には、入り口付近と中央付近に2人の先行者の姿があるだけで若干寂しい気がするが、お気に入りの最奥に釣り座を構えることが出来たのは幸運だった・・・・・・?
日没時刻の18:27までは時間があるので、ゆっくりと支度をしている所に、KMIさんが登場し、小生の隣り、少し中央に寄った場所に釣り座を構えた。
今回持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのSoareGame改とスピニング・ロッドの8320#1Bの2本で、SoareGame改を先発に選んで、18:00頃、キャスティングを開始。
風は、右手から左手の南風が稍々強めで、若干気になる程度だが、釣りには余り支障はなさそう。波もなく穏やかな海は、少し透明度が高い様な印象だが、これが釣りにどの様に影響するか、兎にも角にも、反応があってから対応を考えれば良い・・・・・。
アジからの反応を今か今かと待ちながら、キャスティングを繰り返したが音沙汰がない。
日没時刻を過ぎて、いつ時合が来てもおかしくはないが、交通事故的なアタリもない。
変だ・・・・。
アタリがない・・・・。
隣りで竿を振っているKMIさんと、愚痴を交わしながらキャスティングを繰り返したが、海からは何も応えが返って来ない。
いつ来るかも分からない時合を逃さないために、独りで釣りをしている時は、黙々とキャスティングを続けるしかないが、今回の様に仲間が居ると、休みを交代しながら時合を待てるので、都合が良い。夕食のパンを齧りながらKMIさんの釣りを眺め、小生がキャスティングを繰り返している間に、KMIさんが休憩等々
しかし、待てど暮らせどアジの回遊がない。
その内、KMIさんはロリ・カサゴと遊びだす始末で、それ程までにアジからのコンタクトがない状況が続いた。
遊覧船が目の前を通過して行く20:30頃になり、強かった風も弱くなって正にアジング日和となったが、潮は全く動かず、相変わらず海からは生き物の気配が伝わって来ない。前回、あれだけ集まって来たクラゲの姿も殆ど見えず、目にしたバチは1匹だけ。
土曜日は21:00頃になって時合が来たとのKMIさんの弁に、此処はジッと我慢・・・と自分に云い聞かせてキャスティングを繰り返したが、交通事故的なアタリもなく、引き揚げりタイミングを意識する様になっていた。
21:00近くになり、予報通り南風が北風に変わり、海の中の状況にも少しは変化が出るかと期待したが、変わったのは空模様で、21:00を回る頃にはポツポツと雨が降って来た。
予報では、夜になると空気が不安定になって所によっては雨が降り、雷も鳴る所も出るとあったので、ポツポツと来たのを勿怪の幸いとばかりに、直ぐに道具の片付けに入った。
所が、雨はポツポツと来ただけで直ぐに止んでしまった。
片付けるのは一寸早過ぎたか・・・と若干後悔したが、北風が強く吹き出して来たので、KMIさんを残して、21:20頃、小生のみStopFishingとして引き揚げた。
独り残ったKMIさんは、その後、1時間程アジングを続けたが、アタリはなかったとのことで、この日のDKKは、最近になく厳しい状況だった。
2023/04/27
2023年 Ajing 釣行記
日 時:04月27日(木) 17:50~21:40
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 8
同行者:単独、(IKOKさん)
この所、DKKでのアジングが続いていた上、調子が上向いて来ているとの情報があったので、久し振りにMHR-KGNに行こうと考えた。そこで、潮汐表をチェックすると、潮位が1mを超えて来るのは20:00以降になるとのこと。海藻が絨毯の様に繁茂しているこの時期のMHR-KGNでは、潮位は少なくとも1mは欲しい。でなければ、メバルよりも海藻を釣る方が遥かに多くなるのは明らかで、これではフラストレーションが溜まってしまう。となると、20:00過ぎに釣りを始めなければならないが、そうなると、竿を出している時間が限られてしまう。
散々迷ったが、結局、今回もDKKに行くことにした。
17:30頃、現地に到着し岸壁に出てみると、釣り場の岸壁には人影が見えず、今回も最奥に釣り座を構え、準備に入った。
前回、使用するロッドは、Emeraldas改。
実は、このロッドはMHR-KGNでのメバリング用に作ったベイト・ロッドだが、最近のMHR-KGNの状況を考えると、当分出番が回って来そうにもない。そこで、今回、使うことにしたものだが、前回使ったSoareGame改よりも19cm程長く、素材の違いもあってキャスト・フィールはかなり違っている。
そこで、前回と同じ様にSキャリーで、暫く、キャスティングの練習をしてから、1.0のJHを結んで、17:50頃、この日のアジングを開始した。
風は、右から左の南風が少し強めに吹いていてやり難そうだが、何とかなりそう。海は、昨日の雨のせいか濁りもなく、いつもより澄んでいる様な印象で、いつのことだったかKMIさんが潮は濁っている方が良いと云っていた言葉が浮かんで来る。
時間が経ち周囲が暗くなって来たが、アジからの反応は皆無。
誰か来ないかと思いつゝ岸壁の入り口方向に目をやっても、誰も来る気配はない。
この日、最初の獲物は19:15頃に来た17cm程の本命アジ。
実はこの直前にカサとかコソと云った違和感があったので、次のキャストで神経を研ぎ澄ませてコンタクトを待っていたもの。
どの様な場合でも、その日の最初の獲物は嬉しいものだが、もう一つ自信が持てなかったEmeraldas改での狙って獲れたもので、嬉しさもひとしおといった所。
時間的にも、良い釣りが出来た前々回と同じ時間帯なので、この1匹を皮切りに・・・と期待をしたが、正に柳の下のドジョウ。
ガッカリしながらキャスティングを続けている所に、19:30頃、IKOKさんが登場。IKOKさんは、昨夜も強風をおして来ていたので、今夜で二日連荘。小生も若ければ・・・・・。
アジからのコンタクトは相変わらずないまゝ時間が経ち、20:00を回った頃、思い切って海面直下を攻めてみた。これまでも表層を探ったものゝ、アジの反応がなかったので、今回はそれよりも浅い海面直下を狙うことにした。海面直下を狙う方法は、MHR-KGNでは多用しているのだが、着水と同時に極々小さなリフト&フォールをしながらリーリングをするもので、これが正解だったとみえ、
20:02 2匹目
20:04 3匹目
20:06 4匹目
20:12 5匹目
20:19 6匹目
と正に前々回の再現か・・・・・。
所が、群れが去って行ったと見えて、その後は、それまでが嘘だった様にピタリと反応がなくなり、
21:14 7匹目
21:31 8匹目
と追加した所で、ライン・トラブルが発生し、と同時に気持ちも切れて21:40頃StopFishingとした。
所で、この日のライン・トラブルだが・・・。
ベイト・リールを使っていてライン・トラブルと云えば、バック・ラッシュを思い浮かべるが、この日のトラブルはそれとは違うものだった。1gの軽量のジグをベイト・リールで扱う場合、小生は飛距離よりもトラブル回避に重点を置きブレーキを強めに設定している。そのため、前回・今回通して、バック・ラッシュを起こしたのは1度か2度しかなく、そのバック・ラッシュも軽い物で、大事にはなっていない。
しかし、バック・ラッシュにまでは至らなくても、スプールに巻かれたラインが緩むことは、良くある。疲れが出て来て集中力がなくなって来た終盤になると頻発するのだが、こんな時は、ラインを摘まんでソーッと引っ張り出せば問題解決で、釣りには支障がない。
しかし、この日のトラブルは、この緩んだラインが、スプール・エッジとボディの極めて細い隙間に入り込んでしまって、ラインが巻けなくなってしまう事象だった。こんな時は、一旦スプールを取り外して巻き込んだラインを解かなければどうしようもないが、暗い岸壁でスプールを取り外す作業をしなければならないのは、別のトラブルの元。
この日は、このトラブルが2度も起きてしまった。確かに、取説にはこの点についての注意書きがあった様に思うが、避ける方法はないだろうか?
2023/04/24
2023年 Ajing 釣行記
日 時:04月24日(月) 17:50~22:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3
同行者:単独、(IKOKさん)
予報では、月曜日の夜は弱い南東の風で、潮位は1~1.35mとソコソコあるのでMHR-KGNでのメバリングには好条件。しかも、釣り仲間のISBSさんから海藻は相変わらず凄いが、調子は上向いて来ているとの情報が寄せられ、調子が上がって来ているならと大いに心動かされた。しかし、今回はDKKでベイト・アジングをする予定にしていたので、MHR-KGNは次回以降に譲ることにした。
と云う訳で、いつもより少し早い16:45頃にDKKに向けて自宅を出発し、現地には17:30頃に到着。
岸壁に出て、独り最奥で長いロッドを振っているNKYMさんに様子を訊ねると風がないから来たのに、潮は動いていないし、アジが2匹だけとのことで、早くも引き揚げる支度を始めていた。
期待に胸を膨らませて出て来たのに、のっけから耳にしたくない情報だが、夜になって潮が動き出せば、状況も変わるだろうと根拠のない前向き思考で、NKYMさんと入れ替わって、最奥に釣り座を構えた。
今回、持ち込んだロッドは、ベイト・ロッドのSareGame改と8320#1Bの2本。今回はベイト・アジングで通す積りで来ていたので、先発には、当然SoareGame改をチョイス。
しかし、久し振りのベイト・ロッドでのキャスティングが、上手く出来るか心許ない。そこで、先ずは34(サーティーフォー)のSキャリー3gだけで2投、3投、そして1g軽いSキャリー2gに替えて更に2投、3投した後、1.0gのJHをセットして、17:50頃、キャスティングを開始。
この時期の日没時刻は18:20頃なので、周囲はまだまだ明るい。しかも、NKYMさんの情報からも、アジが直ぐに反応して来るとは考え難い。と云う訳で、日が暮れて周囲が暗くなるまでは、専らキャスティングの練習の時間とした。
そして、時間が経ち周囲の光量が徐々に落ちて来て、ゴールデン・タイムに入った所で、イヨイヨ期待の本番。
前回、反応が返って来始めた19:00を回った頃から、一段と集中力を高めたが、何も変化がない。
もうソロソロ来るか・・・?
もうソロソロ来る筈・・・!
やはり反応が返って来ないので、前々回のSMTさんを見習って誰も居ない岸壁を移動して探ってみたが、アジの居場所を見付けられず、何となく嫌な予感がして来る。
他にアジンガーが居れば、そのアジンガーの様子で、アジが回って来ているのかどうか何とか窺えるのだが、貸し切りとあっては、それも出来ない。腕が悪いためアジからのコンタクトが判別出来ていないのか、あるいは、アジが居ないのか、全ては自分自身で判断する以外にないが・・・。
誰か来ないかなぁと思っていると、19:50頃、岸壁の入り口付近にヘッド・ランプの青白い光が見えて、ホッ!
その灯りの主は友人と二人でやって来たIKOKさんで、二人は入り口付近に釣り座を構えるとのこと。
20:00を回った頃、この日初めての反応がコツッと返って来た。反射的に腕が動いて、見事に合わせは決まった。が、しかし、良し、掛けたと思った次の瞬間には魚の感触だけを残してバレてしまった。
どんな場合でも、バラスことは悔しいし、アングラーにとっては屈辱的なことだが、実釣を開始して2時間もの間、全くアタリがなかっただけに、ようやくアジが動き出した気配が伝わって来たことで、勇気凛々。次のアタリは逃すまじと集中したが、残念ながら後続のコンタクトはない。
情況に変化がないまゝ時間が経ち、この日、2度目のアタリでボーズ逃れの獲物をゲット。時刻は、20:25頃。
この時のレンジは、ボトム付近だったので、その後もボトム付近を重点的に狙ってみたが、後続はない。
前回は、20:00を回った頃から、ガクンとアタリが少なくなったが、それでも、ポツリポツリとではあるが反応はあった。しかし、今回はその時よりも遥かにはアタリが少ない。しかも、入釣して以来同じ状況が続いていて、始末が悪い。
この日の2匹目をゲットしたのは、21:05頃。
この時のレンジは、カウント5程度の表層だった。しかし、次に同じ様に表層を狙っても反応は返って来ない。
この頃になると、余りにも反応がない時間帯が長く続き、しかも、耳元でプーンと羽音を立てる蚊が煩くて、アジングを続ける気持ちは風前の灯火。
それでも未練のキャスティングを繰り返し、ソロソロ、止めようと思いつゝカーブフォールをさせていると、21:50頃、突然、ロッドを引っ手繰る様な強いアタリでこの日の3匹目をゲット。
結局、22:00まで粘った所で、精魂尽き果てゝStopFishingとした。
因みに、遅れてやって来たIKOKさんも、この日は惨敗だった由。
と云うことは、この日の貧果の原因は、腕の問題と云うよりも、アジの回遊に巡り会えなかったと云うのが、正解と云っても良い・・・・(?)
2023/04/20
2023年 Ajing 釣行記
日 時:04月20日(木) 18:00~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 14
同行者:単独、(IKOKさん)
予報では、残念ながら金曜日の夜の20:00頃から傘マークが付いているので、釣行は出来そうにもない。と云う訳で、前回の釣行から中一日しか空いておらず、後期高齢者には少々きついが、前倒して木曜日に釣行することにした。
木曜の夜は雨の心配はないが、南西の風が5~6mと稍々強めに吹くとのこと。であれば、南寄りの風には滅法強いMHR-KGNが、真っ先に候補に上がって来る。しかし、MHR-KGNには、3月30日を最後に4月に入ってからは一度も行っていないので、直近の状況は不明だが、調子が戻って来ているとは考え難い上、海藻の繁茂状況は相変わらずだろうし、寧ろ酷くなっている可能性が高い。となると、行っても満足に釣りをするにも難儀しそう。
そこで、今回もDKKでアジングをすることにした。
いつもの様に、17:00頃に自宅を出て、現地には17:40頃に到着。
岸壁には最奥に二人の黒鯛狙いのアングラーが居たので、今回は中央付近で一人ジックリとアジ狙いに徹することにして、準備を始めた。
風は、車を止めた地点では予報通りかなり強く吹いていたが、釣り座に立つと、背後の高い建物や植栽に阻まれて、それ程強くは感じない。しかし、時折、回り込んだ風が強く吹き抜けて行く。海は、満潮時刻を過ぎたばかりで潮位はかなり高く、強い風のせいか若干波立っているものゝ、状況としては悪くはなさそう。
今回もロッドはSoare改に、風の影響を考え0.8gのJHを組み合わせて、18:00少し前にキャスティングを開始
18:40頃、先行者の二人組が引き揚げて行ったので、岸壁は小生に貸し切りになった。となると、お気に入りの最奥のポイントが気になって仕方がない。
この日入った中央付近で釣れれば云うことなしだが、釣れなければお気に入りポイントに入れば良かったと悔いることになる。逆に、お気に入りポイントで釣果が出なくても、諦めはつく。
と云う訳で、釣り座の移動を決行し、改めてキャスティングを開始した。
小生は、アジングではボトム付近を狙うことが多く、表層や中層を狙うことは殆どない。表層や中層を狙う場合であっても、反応がなければ、直ぐにボトム狙いにしてしまうのが常だった。しかし、仲間からアジの泳層は浅いとの情報に従って、この日は表層や中層を集中して狙うことにした。
そして、キャスティング後5~10カウント位で、ラインを張って小さなリフト&フォールを繰り返して、アジからのコンタクトを待つことを徹底してみた。
すると、コンと反応が返って来るが、残念ながら、リーリングを始めた途端にフック・アウト。こんなことを何回か繰り返したが、アジが居ることははっきりとしている。何とか掛けてやろうと闘争本能に火が付き、益々、集中力も増して来る。
何度かバラシや空振りをした後、やっと本命を手にしたのは19:10頃。
サイズは、前回の豆より一回り程大きな17cm前後で、何とかお持ち帰り出来そう。
そして、この1匹を皮切りに、
19:14 2匹目
19:17 3匹目
19:24 4匹目
19:27 5匹目
19:32 6匹目
19:40 7匹目
とこれまでになく順調なペースに一人ルンルン気分。
この頃、仕事帰りのIKOKさんが友人と一緒に登場して来て、岸壁の入り口付近でキャスティングを開始。
小生の方は、相変わらず順調で、
19:49 8匹目
19:50 9匹目
19:51 10匹目
と、20:00前には、早くもツ抜けを達成。
所が、その後は、群れが去って行ったと見えて、ガクンとペースが落ちてそれまでが嘘だと思える程になり、以降は、
20:21 11匹目
20:32 12匹目
20:38 13匹目
20:42 14匹目
とポツリポツリだった。
21:00頃になると、夥しいゴミが帯になって流れて来る様になり、ラインに引っ掛かったり、JHが沈まなくなったりで釣りにならず、アタリも遠のいたこともあって、21:30頃、StopFishingとした。
所で、この日の20:00以降の様子だが、こうして改めて振り返ってみると、決して悪いペースとは云えだろう。寧ろ、前回のDKKアジングと比べると、良いペースと云っても良い様に思う。にも拘らず、反応がピタリと消えてしまったと感じたのは、20:00までのペースが良過ぎた故のことだろう。
次回も、又、こんなペースで遊べれば、少なくとも、この日の20:00以降のペースで釣りが出来れば・・・・・・と思うが。
2023/04/18
2023年 Ajing 釣行記
日 時:04月18日(火) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3
同行者:単独、(SMTさん)
予報では、4~5mの南西の風でこの点はまぁまぁだが、21:00~22:00の時間帯には傘マークが付いている。しかも、20:00台は傘マークはないものゝ、降水確率は50%で、もう一つ思わしくない。
どうしようかと迷ったが、結局、雨の降り出しが遅れることを期待して、行くだけ行ってみることにした。
17:00過ぎに自宅を出発。現地には17:40頃に到着し、直ぐに岸壁に向かった。
細い獣道を通って岸壁に出て、いつもの様に先行者の有無をチェックした所、意外なことに、先行者の姿が見えない。これはラッキー!!とばかりに、お気に入りの最奥ポイントに道具を置いて、ゆっくりと支度を始めた。
すると、その最中にSMTさんが登場。
実は、DKKアジングは今回で4回目だが、前3回は全く実績が出せていないので、単独では若干不安があった。しかし、パイロットになる仲間の登場で勇気百倍。
これで、今夜は二人で楽しめそう・・・・と思いつゝ支度を続けていると、驚いたことに、SMTさんは早速キャスティングを始めている。
18:00頃、SMTさんを追い掛ける様にして、Soare改のロッドに0.8gのJHを組み合わせて、小生もキャスティングを開始。
予報では、南西の風が4mとなっていたのだが、現場に立ってみると左から右手方向の横風となる北寄りで、しかも、少々強めで些かやり難い。
とは云え、本命が遊んでくれれば、気にならなくなる筈。
しかし、キャスティングを繰り返しても、期待に反して反応が返って来ない。
SMTさんは、早くも、当初の釣り座を離れて、ポイントを移動してアジを探し始めている。
流石に上手い人は、見切りが早いなぁと思ったが、この日はその効果もなく、ロリ・カサゴだけだったとのこと。
日没時刻を過ぎ、周囲が徐々に暗さを増して来て、ゴールデン・タイムに入っても状況は変わらず、二人で首を傾げるばかり。
そこで、気分を換える為に、少々横風は強かったが、JHを軽めの0.5gに替え、ワームを細長いアジキャロスワンプに替えてみた。このワームは、前回、KMIさんに随分大きなワームを使っているねと指摘されたものだが、どう云う訳か、このワームに対するアジの反応が良い印象があった。そこで、今回も敢えて持ち出してみた訳だが、駄目なものは駄目。完全に無視された格好でチクリとも来ない。
早くも嫌気が差して来たが、そのまゝキャスティングを繰り返していて、小生が、この日初めての本命をゲットしたのは19:00を少し回った頃のことだった。
この日は、バチの泳ぐ姿も見えず、海には生命体の気配がなかったのだが、この頃から、海面直下を猛スピードで泳ぎ回る(恐らく)アジの姿が見える様になって来ており、ようやく、魚の気配が感じられる様になった直後のことだった。
ワームにアクションを加えようとしてティップを少し持ち上げた所、僅かに重みを感じたので合わせてみたら、掛ったと云うもの。微かなものであっても、チクッ、コンと云ったアタリで掛けたものではないだけに、もう一つ釣った感に欠けるものだったが、本命は本命。何とかボーズ逃れに成功して一安心。
ようやく、回って来た!!
後続のアジを期待して、キャスティングをする手にも力が入ったが、どうやら迷子アジだった様で、その後は、又々、ダンマリ。
2匹目を掛けたのは、1匹目を掛けてから1時間以上も経った20:15頃。
この時は、風上となる斜め左前方にキャストしてフォールさせている最中に、ロッドを引っ手繰る様なアタリで来たもので、これも向こう合わせで釣った感はゼロ。
そして、それから20分後の20:35頃に、3匹目をゲット。
この時は、モゾとしたアタリを取ったものだが、この直前に隣りのSMTさんがゲットし、連続だったので、待望の地合いの到来を確信。しかし、それは儚い夢で、その後は完全に音沙汰無しの状態に戻ってしまった。
それでも、一縷の望みを掛けてキャスティングを繰り返していたが、21:00頃になると、一枚の皮で繋がっていた気持ちも、完全に切れてしまい、プーンと耳元に纏わり付いて来る蚊を手で追い払いながら、引き揚げるタイミングを計っていた。
隣りでロッドを振っていたSMTさんも同じ気持ちだったと見えて、21:30になったら揚がりましょうとのことで、結局、その後も何も事故も起きることもなく、予定通り21:30頃、二人揃ってStopFishingとした。
仲間からの調子が上向いて来たとの情報で、期待をして出張ったのだが、この日は、バラシも空振りもない100発100中ながらも、釣果は3匹だけ。自然相手の遊びなので、山あり谷ありは当然のことだが、願わくば、山の日に巡り会いたいと痛切に思った次第。
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