2020/12/21
2020年 Ajing 釣行記
日 時:12月21日(月) 16:45~21:40
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 2
同行者:単独
例年、この時期はYNGSMやHRTKでメッキを追い掛けているのだが、今年は右腕のテニス肘のために思い切ったキャストが出来ないので、残念ながら見送らざるを得ない。
だからと云って、釣りをせずに済ませることは出来ないので、何とか左手でキャスト出来るベイト・ロッドに飛ばしウキを使ったメバリングで、そこそこの釣果を上げてを楽しんでいる。と云う訳で、この日もMHR-KGNに行く積りにしていたが、予報では生憎の北風。となると、北向きのMHR-KGNでは向かい風になってやり難い上に、極端に寒くなって仕舞う。
そこでベイト・ロッドに飛ばしウキを使った釣り方でアジングが成立するかDKKで試そうと考えた。幸い、北風の2m程度なので、何とかなる筈との読み。
現地到着は16:30頃。
岸壁には先行者が、入り口付近に若者が2人、最奥に地元のオッチャンが1人と少ない。とは云え、お気に入りの最奥は入れないので、少々気落ちしながら中央付近に釣り座を構えた。
今回持ち込んだロッドは、SSQC-6112ULS-BF-KRにSoare改の2本。
今回の目的からSSQCがメインとなるのだが、これでアタリが取れるなら、何も問題はない。しかし、アタリがない場合、本当にアジが寄って来ていないのか、アタリがあるのに感じ取れていないのか、単独なので判断が出来ない。そこで、Soare改のジグ単でアジの寄り具合を確認する必要があると云う訳。
キャスティングを開始したのは、16:45頃。
予報では風が1~2m程吹く予想だが、現地では無風で、海は油を流した様にベッタリとしている。潮は左から右にトロトロと流れていて、釣りには好条件。しかも、小生が岸壁に到着したタイミングで、最奥のオッチャンがアジを釣り上げていたので、ひょっとすると直ぐにでもコンと来るかと思ったが、何もコンタクトがない。
オッチャンのロッドも、それ以降、曲がった様子もない。
18:00頃、最奥のオッチャンが引き揚げて行ったので、お気に入りの最奥ポイントに移動し、気分も新たにキャスティングを続けたが、何も反応がない。
そこでSoare改に0.8のJHでアジの寄り具合をチェックして見たが・・・・。
やはり全くコンタクトがない。
SSQCにしたりSoare改にしたりしてアジを探したが、全く気配がなく、19:00を回る頃には、気持ちもスッカリなくなって引き揚げようとまで思い始めていた。
そう思いながらも、踏ん切りが付かず、ダラダラと惰性でキャスティングをしている時、ふと左手でスピニングを扱う練習をしてみようと思い立った。
幸い近くには誰も居ないので、他人に迷惑を変えることもない。
それから、21:30頃までの間は、ひたすら左手でキャストし、アジからのコンタクトを待つ練習をした。
最初の内は、違和感ばかりが先立って、リリース・ポイントも判らず、何度か諦め掛けた。しかし、キャストを続けている内に、徐々に違和感はなくなり、何とか様になって来て、タイミング良くリリースで来た時にはハンドルの回転数で22~23回、距離にして14~15m程キャスト出来る様になった。
無風で条件が良かったとは云え、0.8gのJHでの距離なので、まぁまぁだろう。
と云っても、もう少し距離が欲しい上に安定していない。更には、思っても居ない方向に飛んで行くこともある。又、今回はアジのアタリは全くなかったので、合わせの練習が出来ていない。アジ特有のあの極々小さなアタリに、利き腕ではない左手が上手く反応出来るかも心配ではある。
が、練習を始めた頃に比べると、雲泥の差。あとは慣れる以外にないので、極力左手を使う練習をしようと思う。
と云う訳で、この日の目的であるベイト・ロッドに飛ばしウキを使った釣り方でアジングが出来るかについては、確認は出来なかったが、左手でスピニング・ロッドを扱うことについて光明が見えた点は、満足すべき結果だった。
2020/12/18
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:12月18日(金) 17:15~20:30
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 20、アナハゼ x 1
同行者:単独
小生の右肘は、ネットで色々と調べて見るとどうやらテニス肘と云われているもので、その治療方法にはストレッチ、湿布、ステロイドの注射、手術があり、テニス肘用のバンド装着も有効らしいことが解った。注射や手術は病院に行く必要があるので願い下げにしたいが、バンド装着ならば直ぐにでも試すことが出来る。と云う訳で、ロッド・ベルトを肘の少し下に巻いてみた。すると、不思議なことに、完全にはなくなった訳ではないが、かなりの程度に痛みが収まって来た。
とは云え、右腕の使用は出来るだけ控えなければならない。となると、この状態で釣りをするをするとすれば、ベイト・リールが使えるMHR-KGNでのメバリングしか、小生にはない。
幸い、予報によると、金曜日の夜の風は5~6mと少々強いが、向きは南西あるいは西とのことなので、MHR-KGNに行くことにした。
現地到着は16:20頃。SSQC-742LT-BF-KRを手に、16:30頃、60番スポット付近に到着。
風は斜め左後ろからの微風で、波もなく絶好のメバリング日和に期待に胸を膨らませて、16:40頃、キャスティングを開始。
すると、早くも2投目でココン。
合わせも決まってリーリングを開始したが、もう一つ引き方に力強さがない。それもその筈で、顔を見せてくれたのは良型のアナハゼ。
MHR-KGNに通い始めて久しく、ここ数年は、冬になると週に2回にもなる程足繁く訪れているのだが、アナハゼは初めての釣果。
釣れたとは云え、外道なので諸手を上げて喜ぶ訳にはいかないが、魚の活性は高そう・・・。
釣りはまだ始まったばかり。可愛娘ちゃんからのコンタクトを期待してキャスティングし続けたが、丸で気配がないので、蟹の横這い釣法で居場所を探すことに。
結局、この日、初めて可愛娘ちゃんの顔を見たのは、18:10頃。実釣開始後1時間半も経っており、場所も69番スポット付近にまで移動していた。
その後も移動しながら30分程可愛娘ちゃんを探し続けたが、どうにも気配が感じられない。
そこで凸部の手前は見切りを付けて、凸部の先にワープすることにし、18:35頃、110番スポット付近に到着。
すると、これが大正解で、5分後の18:40頃には2匹目をゲット。やっと見付けたと喜んだが、後が続かない。仕方がないので、又々蟹の横這い釣法で探すことにした。
そして、123番スポット付近で3匹目をゲット。続いては来ないだろうと半ば諦めながらキャストすると、意外なことにコツンと来て、何とこのポイントでツ抜けを達成。時刻は19:25頃のことで、30分程の間に8匹をゲットした計算。このポイントに到達するまでは、この日の可愛娘ちゃん達の活性は、かなり低かったため、ツ抜けすることなど完全に諦めていたので、嬉しい誤算。
このポイントでは、アタッて来るのは、テトラ帯とテトラ帯を結んだライン付近で、沖目にキャストし引いて来て、このラインに差し掛かった時に、コンと来るケースが多かった。
しかし、同じポイントで二桁近くも掛けると、流石にアタリも遠くなって仕舞う。そこで、又々、移動しながら探ると、退屈しない程度の間隔でコンタクトがあって、131番スポット付近に到達する頃には、8匹追加し都合18匹。
こうなると、何とか切りの良い20匹をとなるのは自然の流れだが、その頃から、風向きが横風になる西に変わり、しかも、海面に細かい波が扇状に走る程の強さになって、体感気温は急降下。
そこで、20:20頃、折り返しに入ったが、ラインが風に吹かれてしまって、どうしようもない。ロッドを寝かせてサビク様にして、何とか2匹追加出来たのは20:45頃だったが、その後は全く掛けられず、21:30頃、StopFishingとした。
今回は、131番スポット付近までの間を往復した訳だが、凸部の手前で来たのは1匹だけで、サッパリだった。この傾向は前回も感じたが、今回は凸部の手前と先では極端に違っており、一昨年と同じ状況になっていた。
凸部の先までは、車を止めている場所から1km以上もあるので、出来れば去年の様に凸部の手前で楽しみたいと思うのだが・・・・。
2020/12/13
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:12月13日(日)~14日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 18、タチウオ x 0
同行者:AKT、INUE、IKD各氏
先週はカミさんの病院送迎のため、孤島釣行は泣く泣くパスせざるを得なかったので、今週は是非とも皆さんと一緒に孤島に行く積りでいた。
そして、前日になって天気予報をチェックしてみると、日曜日は弱い風で全く問題ないにも拘わらず、日付が変わった途端に南西の風が8~9mとなっており、これでは幾ら何でも無理だろうと気持ちはヘナヘナと萎えてしまった。するとAKTさんから先週は10m以上の風でも沢山釣れましたと悪魔の囁き。しかもメールの最後にでも無理しないで下さい(笑)と・・・・・。
最後の一文は、取り様によっては小生の軟弱さを揶揄する一言とも云えるが、行くか行かないか迷っている小生の背中を押すAKTさんの優しさの表れだとここは素直に思うことにしよう。
考えて見れば、単独で釣りに行った場合、釣りは22:00か23:00頃には終わって、その日の内に帰宅している。孤島に行ったとしても、日付が変わるまでの風が弱い時間帯に釣りをして、その後は休むことにすれば、単独釣行と同じ。
と云う訳で、日付が変わるまでの時間帯に釣りを楽しみ、その後は専ら休憩する予定で孤島に行くことにした。
孤島の突堤には、14:00過ぎ、AKTさんやIKDさんと連れ立って到着。
風の弱い晴れた日曜日と云うこともあって、突堤には大勢のアングラーがいて、到底、釣り座を構えられる程の空きスペースはない。しかし、我々の釣りは夜釣りが主体なので、彼らが引き揚げて行ってから入れ替わって入れば良い。
今回持ち込んだタチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1B及びSoare改の3本の夫々にラインを通し云々、時間を掛けて支度を整え、AKTさんやIKDさんと釣り談義をして時間を潰したが、潰し切れない程の時間がある。
そこで15:00前にSoare改を先発に選んで、アングラーの居ない空きスペースに立ってキャスティングを始めた。
すると1投目から、コツンとアタリがあって、惚けた顔のロリ・カサゴが顔を見せてくれた。本命のアジなら云うことなしだが、今は時間潰しにキャストしているだけなので、何かしら反応があるだけでも楽しい。2匹、3匹とロリ・カサゴと遊んだ所で、表側に移動。
足場の細くなった所でキャストしているIKDさんの隣りでキャストして見ると、こちら側でもアタリがある。
2回程空振りをしたが、何となくカサゴのアタリではない様な気がしたので、集中しているとチクッ。抜き揚げて見ると、何と22cm程の本命のアジ。時刻は15:15頃のまだまだ明るい時間帯のことで、これには些かビックリしながらもこんな時間帯から来るんだから、今日は良い釣りが出来そうと密かにニンマリ。
16:00を回った所で、昼間のアングラーが引き揚げて行き、入れ替わってINUEさんが登場。結局この日は、先行して入っていた若者アジンガー2人を含めて6名で夜を徹してアジングをすることになった。
明るい時間帯にアジが顔を見せてくれたので期待したが、日没時刻を過ぎてゴールデン・タイムに入って来ても、さっぱり音沙汰がない。
風向きは、到着した時から左から右に吹き抜ける北東の風が吹いていたが、強さはそれ程でもなかった。所が、18:00を回った頃になって、突然強く吹き付けて来る様になって、どうにもならない。
風が強くなることは覚悟していたが、これでは時間が速過ぎる上、向きも正反対。建物の陰に入ってやり過ごす以外にないが、一晩中、釣りも出来ずに釣り場に居るのは、餌を目の前に置かれたまゝお預けを喰らっている犬に等しい。何とか弱くなって欲しいと願ったが、一向に弱まる気配が見えず、早くも一回目の休憩。
ふと気が付くと、強い風の中、IKDさんとAKTさんは果敢にロッドを振っておりアタリもあるとのこと。
ならばと二人に倣ってJHを1.8gや2.2gの重たいものに替えて見たが・・・・。
強い北東の風は、時間の経過と共に徐々に弱くなって、23:00頃には、これまでと打って変わって殆ど無風状態。
時系列的な記憶が定かではないのだが、2匹目のアジはこの時間帯だった様に思う。兎に角、音沙汰がない時間帯が長く続き、アジ1匹では老夫婦用のお土産にもならない。何とか2匹は持って帰りたい・・・と思っていたので、正直な所、ホッとした。
2匹目を獲った後も、余りテンポ良くアタッて来ることはなかったので、思い切ってJHを軽い0.6gにしてみた。これが良かったのか、どちらかと云うと小生の苦手にしている待ちの釣りだが、比較的、テンポが良くなり釣果を伸ばすことが出来た。
この日のツ抜けは、丁度、日付が変わる頃で、ご近所のお土産も出来てヤレヤレと云った所。
この頃から、風向きが、予報通り右から左への横風になる南西に変わって来たが、9m位の強風になると云う予報と違って、それ程でもない。風が強くならずこの状態が続いて欲しいと願ったが、その願いも空しく徐々に強さが増して来た所で、02:00頃、何度目かの休憩。
03:00頃、風が弱くなって来た所で、アジングを再開し、3匹程追加出来た所で、05:00頃、StopFishingとした。
尚、タチウオについてだが、この日もアジングの合間や明け方の04:30頃狙って見たが、一度もコンタクトはなかった。IKDさんにもアタリがなかったと云うことなので、ソロソロ終わりなのかも知れない。
兎に角、この日は、一言で云えば予報が外れて良かったと云った所。
つまり、キャスティングを始めた14:30頃から釣り終えた翌日の05:00頃までの14時間半の内、強い風に難儀したのは、18:00頃~21:00頃までの間と02:00前後の短時間の都合4~5時間程だけで、10時間程はほゞ問題なくアジングをすることが出来た。しかも、入れ掛かりとは云えないまでも、ポツリポツリと退屈しない程度にアタリがあり、サイズも23~25cmが殆どで、豆サイズを5匹含むとは云え、都合18匹の釣果は、小生にしては大満足な結果。
所で、右腕の状態だが、はやり痛みが取れておらず、ズーンとした鈍痛や時にはズキンとした痛みが走ることがある。筋肉痛ならこれ程長い間痛みが続くことはないので、恐らく腱を痛めたのではないだろうか・・・・。
と云う訳で、キャスティングは出来れば左手で行いたいが、スピニング・リールを使うアジングでは右手を使わざるを得ない。この日も、出来る限り力を抜いて軽くキャストしていたのだが、日付が変わる頃には、曲げても伸ばしても鈍痛がしていて、キャストするのも辛い状態だった。
医者は嫌いなので、何とか自力で治すか、痛みの出ないキャスティング方法を編み出すしかないか・・・・。
2020/12/07
2020年 Mebaring 釣行記
日 時:12月07日(月) 17:15~20:30
潮回り:小潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 17
同行者:単独
先週の孤島ではそれ程良い釣果を上げられなかったが、次の火曜~水曜に再度行く約束をして別れて来た。所が、帰宅後になって、水曜にはカミさんを病院に連れて行くことになっていることを思い出し、この約束は泣く泣く反故にさせて貰った。しかし、孤島に行きたい気持ちは抑えられず、月曜~火曜に単独で行く積りになって、すっかり支度も整えていた。
所が、当日の朝になって何となく不安な気持ちが膨らんで来た。
2~3年前であれば、考えもしなかったことだが、バランス感覚が去年あたりからとみに衰えて来ている自覚があるので、単独での孤島釣行は控え、孤島に行くのは仲間の誰かが一緒である時に限る様にして来た。しかし、ここでその禁を破って単独で行って、仮に事故でも起こす様なことになると、釣り場の存続が問題視されることになり兼ねないし、引いては多くのアングラーの皆さんに迷惑を掛けてしまうことになる。
孤島を諦めて、何処に行くか・・・・?
天気予報をチェックすると、幸いにもMHR-KGN方面は21:00頃までは弱い南寄りの風で、21:00を回ると北風に変わるが1m程度とのこと。
と云う訳で、行先を急遽MHR-KGNに変えて、14:40頃、自宅を出発。
実を云うと、MHR-KGNに向かって車を運転している時も、孤島に行けば良かったかも・・・・と未練タラタラ。
現地には16:15頃に到着。
NSL-S702UL/BFを手に、60番スポット付近に到着したのは16:30頃。予報では南寄りの風が1mとあった筈だが、現場に立ってみると殆ど無風。しかし、海はザワザワと波っ気があって、落ち着かない。
16:40頃、キャスティングを開始。
時間的には、日没時刻の16:29を過ぎたばかりで、まだまだ明かるい時間帯なので、可愛娘ちゃん達の活性が上がるにはまだ早いだろうとは思うが、ドキドキする一瞬。
案の定、キャスティングを繰り返しても、全くコンタクトがない。
今回は凸部の手前までをジックリと探る積りなので、余り横移動をせずに扇状にキャストして、居場所を探したが判らず仕舞い。
この日、最初のコンタクトは、釣り始めて30分後の17:10頃。
今シーズンは、テトラ帯が配置されているライン付近でアタッて来ることが多く、テトラ帯と岸壁の間では殆ど結果が出ていなかった。しかし、この娘は、テトラ帯と岸壁の中間に置かれているテトラの陰から飛び出して来た様子。
今日は、可愛娘ちゃんは手前に居る・・・。
そこで、斜め右前方にキャストして、テトラ帯と岸壁の間を斜めにワームを通す様にしたが、反応がない。
2匹目は、17:20頃。
この娘は、最初の娘とは違ってテトラ帯のライン付近で来たもので、活性の高い個体が広く動き回っているのであれば良いが、どうやらポツンポツンと散らばっている様子で、アタリが続かない。
コンタクトがないまゝ、70番スポット付近に来た時に、ようやくこの日3匹目をゲット。
時刻は17:40頃で、2匹目を出してからの20分間は梨の礫。
そして、その直後に4匹目をゲット。
やっと、居所を見付けられた。
続いてキャスティングを続けたが、それ以降は反応がない。
付近で粘って居場所を探したが、完全に無駄骨。そこで当初の予定を変えて、凸部の先に行って見ることにした。
18:30頃、109番スポット付近にワープして来たが、生憎、そこには先行者の姿があったので、その少し先の斜め付近でキャスティングを再開。
すると、その1投目で反応が返って来た。
しかし、後続がない。
一昨年までは、どちらかと云うと、凸部の手前よりは良かったので、こちら側ばかりを攻めていた。所が、去年あたりからは、可愛娘ちゃんの着き場が変わったと見えて、余り出なくなったので、専ら60番スポット付近から凸部の手前までに重点を置いていた。
そんなことがあったので、駄目で元々。空振りを覚悟して蟹の横這い釣法でやってみるとこにした。しかし、全く反応がない。
やっぱり、駄目だったか・・・・と、125番スポット付近から、一旦は引き返すことにしたが、さらに先の129番スポット付近が何となく気になった。そこで、時間は未だタップリ残っているので、様子を見るために移動。
結論から云うと、これが良かった。
テトラ帯が入っているラインよりも沖側で、アタリが続いた。と云っても、好調時の様な入れ掛かりには程遠いが、それでも退屈しない程度の間隔で反応があって、19:30頃にツ抜けを達成。
この日釣りを始めた頃には、到底ツ抜け出来るとは思えない状況だったので、思わぬ結果にニコニコ。
その後も、付近でポツリポツリと追加し、反応もなくなった所で、20:10頃折り返しに入り、21:40頃、都合17匹の結果でStopFishingとした。
所で、この日の特記事項・・・・・。
11月3日にMHR-KGNで初めて見掛けたアオサギだが、その3日後に見掛けて以来姿を見なかったので、何処かに行ったのだとばかり思っていた。
所が、この日凸部の先に移動した時のこと。
123番スポット付近でキャストしていたが、反応がないので、横移動しようとフト横を見ると、グレーがかった様な白っぽい人影らしいものが目に入って来た。
いつの間に入って来たんだろう?
暗いのでてっきりアングラーだとばかリ思っていたので、追い越して先に行こうと近付いて行くと、アングラーではなく、例のアオサギが首を伸ばして立っていたと云う訳。
で、このアオサギだが、小生の移動に合わせて、小生との距離を保つ様にちょこちょこと動いては、ジーッと小生の様子を窺っている素振り。
そして、何をもって判断出来たのか分からないが、小生が可愛娘ちゃんを掛けると、近寄って来るではないか。
試しに、アオサギに向かって投げ与えて見ると、アッと云う間に丸飲み。
野鳥をこうして餌付けするのは、感心出来ることではないと思っているので、余程、MHR-KGNで美味しい思いをしたと見え、人を恐れずに逆に餌を強請るこのアオサギを目の当たりにして、複雑な思いをさせられた夜だった。
2020/11/29
2020年 Ajing Touching 釣行記
日 時:11月29日(日)~30日(月) 14:30~05:00
潮回り:大潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:タチウオ x 0、アジ x 8
同行者:AKT、INUE、(IKD、KRT)各氏
釣りにとってはベスト・シーズンとも云える10月から11月だが、今年に限っては、どう云う巡り合わせなのか、日曜から月曜に掛けて風が強く吹く週が続いたので、YGWさんやAKTさんから、幾度となく声を掛けて頂いたにも拘らず、涙を飲んでパスしなければならなかった。
しかし、師走を目前にした11月最後の日曜日になって、やっとチャンス到来。と云っても、予報では、日付が変わってから4m程に強くなる時間帯がある予想なので、少々懸念は残るが、10月18日以来久し振りに孤島に行くことにした。
孤島と云えば小生に取ってはアジングの聖地なので、当然アジを狙いたい所だが、まだ右肘が本調子ではない。そこで、右肘を休めるために、左手で何とかキャスト出来るベイト・ロッドでタチウオをメインにして、アジは合間に狙う程度に抑えることにした。
14:00過ぎ、AKTさんやINUEさんと連れ立って孤島の岸壁に到着。
日曜日とあって、岸壁には大勢のアングラーの姿があるが、幸いにして街灯下の中央から陸側の半分が空いているので、迷わず椅子を置いて場所を確保。
初冬の時期になり日没時刻は16:30頃とかなり早くなっているが、まだ2時間以上もある。アジにしろタチウオにしろ釣り始めるにはまで早過ぎるので、ゆっくりと支度に掛かった。と云っても、今回使用するロッドは、タチウオ用のXRFC-704M-MBとアジング用の8320#1Bの2本だけのため、然程時間も掛からずに準備が終わってしまった。そこで、先ず、ベイトリースのブレーキをジックリと調整したり、AKTさんと釣り談義で時間を潰したり。
16:00過ぎに引き揚げて行った殆どのアングラーと入れ替わる様にしてIKDさんとKRTさんが5~6名のアジンガーと共に登場。冬のこの寒い時期になったのに、敢えて徹夜をする程酔狂なアングラーはそんなに居ないだろうと思っていたが、結局、10名程が一夜を共にすることになった。メディアによると三密を避けることが出来る遊びとして釣りがブームになっているとのことだが、その影響があるのかも知れない。
日没時刻間近になった所で、IKDさん、KRTさんと並んで航路に向かってテンヤをキャストしてタチウオを狙って見たが、全く気配が感じられない。釣りに来た以上、魚からのコンタクトを感じられないのは、如何にも寂しい。右肘を休めるために、タチウオをメインにとの初心は何処にやら、右肘の様子を見るためにも、少しなら良いだろうと8320#1Bにロッドを替えてアジングを開始。
風は左から右に少々強目だが、何とかライン・コントロールは出来る程度。
1.0gのJHで、2投、3投・・・・・・。
30カウント程してアクションを付けるためにロッドを少し煽ろうとすると、何故か少し重たさがある。アレッと思いつゝラインを張って様子を窺うと、微かな生命体の反応が伝わって来た。そこで改めて軽く合わせを入れ、抜き揚げたのは23cm位のアジ。時刻は未だ明るい16:25頃のことで、釣った感には少し乏しいものゝ、嬉しい1匹。そして、次のキャストで、やはり30カウント程沈めた所で、今度は小さいながらもはっきりと判るチクッで、連チャン。
これには、釣った本人もビックリしたが、隣りのAKTさん始め他の手練れの皆は、いつもアタリがないとボヤいているヘボが、皆に先駆けて連チャンするのを目の当たりにして、小生以上にビックリしたことだろう。
小生に先を越されて目を丸くしている皆の顔を見て、余り大きな声では云えないが、少し気持ちが良かったのは、正直な所。
今日はアジの日か・・・?
腰を落ち着けて後続を狙ったが、その後はコンタクトがない。小生に触発されて一段と集中力を上げた他のアジンガーのロッドも曲がらない。
19:00頃だったか19:30頃だったか記憶が定かではないのだが、航路側で粘っていたIKDさんが2匹目のタチウオをぶら下げて来た。見れば5F位の良型で、ボトムをネチネチと狙った結果だとのこと。そこで、小生もタチウオ狙いに切り替えたのは云うまでもないことだが、短めのベイトロッドでは思った程距離が出ず、ボトムを取っても直ぐに岸壁の基礎にガリガリと当たってしまう。元々、表層近くに浮いて来ているタチウオを釣る前提の仕掛けなので、距離を稼ごうとして力を入れてキャストするとどうしてもバック・ラッシュする危険も高くなるので、無理は禁物。
先週のタチウオの地合いは朝方だったとのAKTさんの情報もあったので、暗い時間帯はアジングに専念することにして、足場の狭くなったポイントに移動してみた。
すると20:00少し前(?)、コツと微かなアタリが伝わって来た。合せも決まって久し振りにアジを掛けたと思いながらリーリングをしていると、突然ドラグがジーッと鳴って、次の瞬間にはプツン。
どうやら掛けたアジをシーバスが持って行った様だが、兎に角アジが居るらしいことが分かったので、キャスティングを続けていると、コツ。キャストしてからアタリがあるまでじれったい程の時間が掛かって、小生に取っては極めて苦手にしている釣り方だが、仕方がない。ポツリポツリと拾って、6匹を追加。
この調子で行けば、22:00頃にはツ抜け・・・・?
所が、その後はサッパリ。ウンともスンとも云わなくなったので、タチウオに切り替えたが、こちらもお留守。
取り敢えず、老夫婦の刺身用とお隣へのお土産用のアジは確保出来たので余り無理をする必要はないと、21:00過ぎには、早くも1回目の休憩に入った。
軽いアジングロッドを振る分には、右肘にも大きな負担にはならないだろうと思ったのだが、徐々に痛みが消えなくなって、この頃にはだらりと腕を下げた状態でも痛みがある。痛いと云っても激しいものではなく、ズーンとした鈍いもので、我慢出来ない程のものではないが、普通は痛みを感じる場所ではないだけに、何となく気持ちが悪い。しかも、腕を曲げたり捻ったりすると、その方向によってはピリッとした痛みが手首から肘に掛けて走って、具合が悪い。
1回目の休憩以降も、少しの間キャスティングをしては、コーヒーを飲んだりカップ麺を喰ったり、又、ウツラウツラとまどろんでみたりで、殆ど釣りにならないまゝ明け方を迎えた。
AKT情報では、ソロソロ、タチウオが回って来ても良い頃。
IKDさんとKRTさんは航路側と裏側でタチウオを狙い出し、小生も倣ってやりたいと思った。
しかし、その頃にはリールのハンドルを回すのも控えておいた方が良かろうと思える位に肘の痛みが酷くなっていたので、無理をしないで肘を休ませることにして、未練を断ち切るべく思い切りよく片付けに入った。
すると、裏手からKRTさんの叫び声が聞こえ、4F位のタチウオを持って姿を現した。
片付けるのが早過ぎたと思ったが後の祭り。改めてシステムを組み直す気力もなく只々指を咥えて見ているだけだった。
結局、この日のタチウオは夕間詰めにIKDさんが2匹、朝間詰めにKRTさんが2匹で、AKTさんと小生はボーズの結果。アジもAKTさんやINUEさん他の手練れが苦労する程で、全体としては余り芳しい状況ではなかった。
とは云え、気の合った仲間達と並んでロッドを振る楽しさを再確認出来た一夜だった。
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