2023年釣行記(18) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:04月18日(火) 18:00~21:30
潮回り:中潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 3
同行者:単独、(SMTさん)

予報では、4~5mの南西の風でこの点はまぁまぁだが、21:00~22:00の時間帯には傘マークが付いている。しかも、20:00台は傘マークはないものゝ、降水確率は50%で、もう一つ思わしくない。
どうしようかと迷ったが、結局、雨の降り出しが遅れることを期待して、行くだけ行ってみることにした。

17:00過ぎに自宅を出発。現地には17:40頃に到着し、直ぐに岸壁に向かった。

細い獣道を通って岸壁に出て、いつもの様に先行者の有無をチェックした所、意外なことに、先行者の姿が見えない。これはラッキー!!とばかりに、お気に入りの最奥ポイントに道具を置いて、ゆっくりと支度を始めた。
すると、その最中にSMTさんが登場。
実は、DKKアジングは今回で4回目だが、前3回は全く実績が出せていないので、単独では若干不安があった。しかし、パイロットになる仲間の登場で勇気百倍。
これで、今夜は二人で楽しめそう・・・・と思いつゝ支度を続けていると、驚いたことに、SMTさんは早速キャスティングを始めている。

18:00頃、SMTさんを追い掛ける様にして、Soare改のロッドに0.8gのJHを組み合わせて、小生もキャスティングを開始。

予報では、南西の風が4mとなっていたのだが、現場に立ってみると左から右手方向の横風となる北寄りで、しかも、少々強めで些かやり難い。
とは云え、本命が遊んでくれれば、気にならなくなる筈。

しかし、キャスティングを繰り返しても、期待に反して反応が返って来ない。
SMTさんは、早くも、当初の釣り座を離れて、ポイントを移動してアジを探し始めている。
流石に上手い人は、見切りが早いなぁと思ったが、この日はその効果もなく、ロリ・カサゴだけだったとのこと。

日没時刻を過ぎ、周囲が徐々に暗さを増して来て、ゴールデン・タイムに入っても状況は変わらず、二人で首を傾げるばかり。

そこで、気分を換える為に、少々横風は強かったが、JHを軽めの0.5gに替え、ワームを細長いアジキャロスワンプに替えてみた。このワームは、前回、KMIさん随分大きなワームを使っているねと指摘されたものだが、どう云う訳か、このワームに対するアジの反応が良い印象があった。そこで、今回も敢えて持ち出してみた訳だが、駄目なものは駄目。完全に無視された格好でチクリとも来ない。

早くも嫌気が差して来たが、そのまゝキャスティングを繰り返していて、小生が、この日初めての本命をゲットしたのは19:00を少し回った頃のことだった。
この日は、バチの泳ぐ姿も見えず、海には生命体の気配がなかったのだが、この頃から、海面直下を猛スピードで泳ぎ回る(恐らく)アジの姿が見える様になって来ており、ようやく、魚の気配が感じられる様になった直後のことだった。
ワームにアクションを加えようとしてティップを少し持ち上げた所、僅かに重みを感じたので合わせてみたら、掛ったと云うもの。微かなものであっても、チクッ、コンと云ったアタリで掛けたものではないだけに、もう一つ釣った感に欠けるものだったが、本命は本命。何とかボーズ逃れに成功して一安心。

ようやく、回って来た!!
後続のアジを期待して、キャスティングをする手にも力が入ったが、どうやら迷子アジだった様で、その後は、又々、ダンマリ。

2匹目を掛けたのは、1匹目を掛けてから1時間以上も経った20:15頃。
この時は、風上となる斜め左前方にキャストしてフォールさせている最中に、ロッドを引っ手繰る様なアタリで来たもので、これも向こう合わせで釣った感はゼロ。

そして、それから20分後の20:35頃に、3匹目をゲット。
この時は、モゾとしたアタリを取ったものだが、この直前に隣りのSMTさんがゲットし、連続だったので、待望の地合いの到来を確信。しかし、それは儚い夢で、その後は完全に音沙汰無しの状態に戻ってしまった。

それでも、一縷の望みを掛けてキャスティングを繰り返していたが、21:00頃になると、一枚の皮で繋がっていた気持ちも、完全に切れてしまい、プーンと耳元に纏わり付いて来る蚊を手で追い払いながら、引き揚げるタイミングを計っていた。
隣りでロッドを振っていたSMTさんも同じ気持ちだったと見えて、21:30になったら揚がりましょうとのことで、結局、その後も何も事故も起きることもなく、予定通り21:30頃、二人揃ってStopFishingとした。

仲間からの調子が上向いて来たとの情報で、期待をして出張ったのだが、この日は、バラシも空振りもない100発100中ながらも、釣果は3匹だけ。自然相手の遊びなので、山あり谷ありは当然のことだが、願わくば、山の日に巡り会いたいと痛切に思った次第。

2023年釣行記(17) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:04月13日(木) 18:15~22:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 2
同行者:単独、(KMIさん、IKOKさん)

今週は強風の毎日で、木曜も金曜も南寄りの風が5~6m。しかし、前回の釣行の結果、多少強い風であっても南寄りならば、何とかなると解っていたので、DKKに釣行することにした。

17:15頃、自宅を出発し、現地には18:50頃に到着。

この日の先行者は、最奥のNKYMさんとその隣りの赤いジャケットを着たKMIさんの二人だけ。昨年末以来久し振りに再会するKMIさんに挨拶をして、道具を置いた中央付近に戻ろうとした所、エサ釣りのNKYMさんは引き揚げる所だとのこと。そこで、KMIさんに断って最奥に入らせて貰うことにした。

今回もロッドは8320#1Bの1本だけ。このロッドに0.8gのJHを組み合わせて18:15頃、キャスティングを開始。

この日の風向きは、前回の月曜よりも南に寄っているせいか、右から左への横風になっている。そのため、それ程強くないものゝ、少々やり難い。

アジからのコンタクトがないまゝ時間が経ち、周囲が暗くなって来てゴールデン・タイムに突入したが、状況に変化が見られない。
その内、隣りのKMIさんが、豆アジだが本命を抜き上げ、漸く群れが回って来た気配が出て来た。
よし、次は、小生の番だと期待をしたが、小生にはコンタクトが感じられない。
ムムム。おかしい。何故アタリがない?
まぁ、こんなことは良くあることで、肩から先(腕)の悪さを思い知らされる瞬間。とは云え、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たるでキャスティングを繰り返していれば、気迷ったアジがコンタクトして来ることも多く、小生の釣果はそんなアジが殆どだろうと思っているが、まぐれアタリさえない。
JHの重さを替えたり、ワームを替えたりして、何とかアジの気を引こうとしていると、突然、ゴンとロッドを引っ手繰る様な強いアタリ。
オオッと慌てて合わせを入れるが、空振り。
モソーッとした弱い違和感に上手く反応出来たと思っても、針掛りした感触だけを残してスカ。おかしい、何故だ?と思いつゝ、こんなことを繰り返している内に、コンタクトもなくなってしまい、元の木阿弥

小生が、苦労の末何とか本命を手に出来たのは、19:50頃。
実釣を始めて2時間近く掛かってしまったが、豆アジとは云えこの1匹を皮切りに、ポツリポツリとでも来てくれれば云うことなしとなる訳だが、その後は音沙汰がない。

 

20:00を回った頃だったと思うが、IKOKさんが登場。
所が、久し振りに釣りが出来ることに舞い上がってしまって、夜釣りにはなくてはならないランプを忘れて来たとのこと。そこで、小生の予備の灯りを使ってもらうことにして、小生、IKOKさんKMIさんと、3人仲良く並んでアジングをすることにした。
すると、小生は相変わらず全くアタリが出せず、KMIさんも決して調子良いとは云えずポツリポツリと云った状況にも拘わらず、IKOKさんは、1投目から本命をゲットするや否や調子良くアジを掛け始める始末。

21:00頃、コーヒー・ブレイクの後、気を取り直してアジングを再開したが、状況に変化はないまゝで、小生は完全に惰性でキャスティングを続けているだけ。

結局、22:00頃、IKOKさんは、後から来て11匹の釣果を挙げて意気揚々と引き揚げて行き、7匹の釣果だったKMIさんと2匹しか獲れず意気消沈した小生は、少し遅れて釣り場の岸壁を後にして、この日のアジングを終了。

今シーズンに入って3度目となるこの日のアジングで、又もや、釣りの下手さ加減を厭と云う程思い知らされる結果だった。とは云え、反射神経がめっきりと衰えて来ている後期高齢者としては、皆さんと張り合おうなどと云う大それた気持ちはサラサラなく、これはこれで受け入れるしかないと思っているし、歳相応に楽しめれば良いと思っている。
所で、何年もアジングをしていて、この日初めて、手許には何も感じはしないが、ロッドのティップだけがピクピクと動くアタリを経験した。この時は、アレッ、何だろうと思いつゝ合わせを入れたのだが、魚の重さを感じた途端にバラシてしまったので、魚種は判らない。しかし、その主は恐らくアジだろうと思うし、そう思いたい。
今日、一緒だったKMIさんIKOKさんや他の手練れの面々は、こんなアタリも見逃さずにものにしているのだろうか? これまで小生は、ロッドを通して伝わって来るコンやチクッと云った感触や、ティップから海面に垂れているラインの動きには注意を払っていた。しかし、ティップの動きには、正直な所頓着していなかった。
恐らく、こんな所も腕の差の一因なのだろう・・・・。

2023年釣行記(16) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:04月10日(月) 18:30~21:40
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 7
同行者:単独

今年は、どう云う訳か、天候の巡り合わせが悪くて釣行するチャンスが中々巡って来ない。今週も、月曜日、火曜日と雨の心配はないが、南寄りの風が8~9mと吹き荒れるとのこと。ここまで強いと、幾ら南風に強いMHR-KGNと云えども釣りをするには厳しい。順送りにして水曜日はどうか?、と云うと、南風は4~5mと弱くなるが、一難去ってまた一難で、夜になると雨模様との予報。
結局、今週前半の釣りは諦めざるを得ない状況だったが、釣り仲間のKMIさんが、DKKなら、多少南風が強くても何とか釣りは出来ると云っていたことを思い出し、改めて月曜と火曜の南風の状況を比べてみた。すると、若干だが、月曜日の方が多少弱いとの予報だったので、駄目元で行ってみることにした。

17:30頃、自宅を出発し、現地には18:00頃に到着。
早速、車を降りて道具を出していると、やはり、強めの風が吹いていて釣りが出来るかどうか心配になって来る。とは云え、岸壁に出てみなければ判らないと、道具を両手に持って兎に角岸壁に出てみた。
すると、風は変わらず吹いてはいるが、意外にも車を止めた場所よりも弱めでこれなら何とかなりそうと一安心。

強風を敬遠したと見えて、地元のオッチャン連中の姿は見えず、アングラーは2人しかいない。しかし、残念ながら、その2人は最奥付近で長い竿を出している。仕方がないので中央付近の長テーブルに道具を置いて、様子を訊きに行くと、高校時代からの友達同士で来たと云う若者は、最奥に入るのなら、どうぞ・・・と有難いお言葉。
一旦は遠慮をしたが、結局、その有難い言葉に甘えさせて貰って、最奥に釣り座を構えることが出来た。

18:30頃、8320#1Bのロッドに0.8gのJHを組み合わせて、キャスティングを開始。
風は背後の高い建物や植栽に阻まれて、かなり弱くなっているが、それでも小生にとっては強めに感じる位。しかも、風向きが一定せずにクルクルと変わり、時には、右手方向から吹いて来る筈の南風が、左手の北から吹いて来たりと、やり難い。

潮は、前回と同じ様に左から右にトロトロと流れていて、直ぐにでも反応があっても良いと思えたが、それはアングラーの欲目で、音沙汰がない。

その内、辺りの光量が減って暗くなって来るに連れて、小さなベイトの群れが右に行ったり左に行ったりと賑やかになって来た。その群れの俊敏な動きから見て、恐らく、そのベイトは豆アジだと思うが、中には海面に漂っているプランクトン(?)を獲るためにパシャッと飛沫を立ててライズする奴まで出て来る始末。
しかし、海面付近の賑やかさに反して、コンタクトがない。

この日、最初のアジをゲットしたのは、19:00を少し回った頃。
アジの顔を見たのは、昨年の12月24日以来久し振りことだが、サイズは15cm程度の豆アジ。この時期にDKKで20cmを超える獲物を期待するのは、無理があるが、正直な所、あと一回り二回り大きければ、立派なお土産に出来るのに・・・
とは云え、前回は完全に抑え込まれたことを考えると、兎に角、ボーズを回避出来ただけでも、良しとしなければならないだろう。

そして、
19:08 2匹目
19:10 3匹目
と立て続けに本命をゲット。
何れも15m程度の豆アジだが、
我慢をして遊んでいれば、中には、お土産サイズのアジも来てくれるだろう。
豆アジと遊ぶ積りになった途端、ピタリとアタリがなくなり、呆気なく地合いが去って行ってしまった様子にガッカリ。

19:30頃、若者二人組が引き揚げて行き、岸壁は小生の貸し切りになり、誰に遠慮することなく、好きな方向にキャスト出来る様になったので、扇状にチェックしたが、完全に無視されたまゝ。

二人が引き揚げて行って間もなくして、気が付けば、あれ程海面付近を泳ぎ回っていたベイトの姿も見えなくなり、付近から生命感が消えてしまった。風は右から吹いて来たり左に変わったり、時にはピタッと吹き止んだりで相変わらずだったが、思い切ってJHを0.5gに替えてみた。
常識的には、強い風の中では、安定させるためにJHを重くするのが常識だろうと思うが、貸し切りなので、何があっても他人に迷惑を掛けることはない。駄目で元々と試したのだが、これが良かったと見えて、アジからの反応が返って来る様になり、
20:08 4匹目
20:11 5匹目
と立て続けに豆アジをゲット。

JHを軽くして正解だ!!
しかし、喜んだのは束の間で
20:26 6匹目
と5匹目をゲットしてから15分後に、漸く6匹目を獲り、更に、7匹目をゲットするのに40分も要してしまった所で、気持ちが切れてしまって、21:40頃、StopFishingとした。

2023年釣行記(15) – AJ

2023年 Ajing 釣行記

日 時:04月04日(火) 18:10~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:DKK
釣 果:アジ x 0、カサゴ x 9
同行者:(SMTさん)

アジがオフ・シーズンに入ってからは、喜寿になった小生が安心して楽しめる釣りは、MHR-KGNでのメバリングの一択だったので、雨や風などの条件によっては釣りに出掛けられず、道楽部屋で燻っていることが多くなった。しかも、2~3年程前から、異常と思える程繁茂する様になった海藻に反比例して、肝心要のメバルが釣れずツ抜けすることさえ難しくなってしまい、多少の条件の悪さを押してでも行こうとする気持ちも徐々に薄れて来てしまった。
そんな所に、アジが出始めたとの情報が入って来た。まだ4月に入ったばかりなので、時期的に少し早い気はしたが、今シーズンのアジングの開幕戦をDKKですることにした。

17:15頃、自宅を出発し、現地到着は18:00少し前。
直ぐに道具を両手に持ち、細い獣道を通って岸壁に出てみると、最奥から中央付近にかけて3~4人のアングラーの姿がある。そこで、取り敢えず、道具を入口付近に置いて様子を見るために奥に向かった。すると、中央付近でロッドを振っているアングラーは、アジが出始めたとの第一報を入れてくれたSMTさんご本人。訊けばまだ、ロリ・カサゴが1匹だけとのこと。SMTさんから奥には餌釣りの2人のアングラーが長い竿を出しており、釣り座を構えるスペースがない。出来れば最奥に入りたかったが仕方がない、この夜は、入口付近で頑張ることにして、準備に入った。

18:10頃、Soare改0.8gのJHを組み合わせて、今シーズンのアジングを開幕。

風は微風で、潮は左から右に少し流れており、状況は悪くない。
これで、アジがロッドを曲げてくれるのを待つだけ・・・・。

待つだけ・・・・・。

待つだけ・・・・・。

水深のないDKKなので、アジが居着いていることはなく、回遊して来るのを待つ以外にないのだが・・・・。
果たして、回遊して来るのだろうか?
回遊して来るとして、それは何時になるのか?

餌釣り師が引き揚げて行った後の最奥に移動していたSMTさんに様子を尋ねると、豆アジだが7匹獲れたとのこと。しかも、沖目よりも岸壁に平行に流す方が反応が多いと釣り方まで教授頂き、自分の釣り座に戻り倣ってやってみたが、ロッドを曲げてくれるのはカサゴばかりで肝心のアジからの音沙汰はないまゝ。

20:30頃、残っていた餌釣り師も引き揚げて行ったので、SMTさんの隣りに移動。
気持ちを新たにしてキャスティングを繰り返したが、隣りのSMTさんは本命のアジをポツリポツリと掛けているのに、小生に来るのはカサゴ

21:00を回った頃、明日の仕事に差し支えるからSMTさんは引き揚げて行き、小生は一人残って残業をしたのだが、その努力も空振りに終わってしまい、結局、21:40頃、精も根も尽き果てた所でStopFishingとした。

2023年釣行記(14) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:03月30日(金) 21:10~25:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4、ソイ x 1
同行者:YTさん、(ISBSさん)

時期的に菜種梅雨と云うには少し早過ぎる気もするが、兎に角、梅雨の様な雨模様の日が続き、毎日、悶々としていた。そんな所にYTさんから電話が・・・・。
実は、この日は久し振りに雨の心配もなく南寄りの風の予報だったので、潮の状況さえ良ければ釣行する積りだった。しかし、残念ながら、潮位が1mを超えるのは夜半過ぎの潮回りだったので、諦めていた。そんなタイミングでYTさんの電話があった訳だが、YTさん曰く21:00頃からなら、釣りは出来るでしょうとのこと。電話で話をしながら、改めて潮汐表をチェックすると、21:00の潮位は70cm前後。これなら何とかなるかも知れないとその気になり、久し振りに釣りに行くことにした。

20:00頃、自宅を出発。途中、PAに先着していたYTさんと落ち合って釣り場に向かい、現地には21:00頃に到着。

早速、二人連れ立って岸壁に出てみると、風は背後からの微風、海は波もなく穏やかで、メバリングには持って来い。しかし、テトラ帯と岸壁の間は云うに及ばずテオラ帯の沖側にも海藻がびっしりと絨毯の様に広がっていて、とても釣りが出来る状況ではない。

少しでも海藻が薄そうな場所を探しながら、岸壁を進んで行くと、70番スポット付近(?)で黒い影となっているISBSさんと遭遇。20:30頃に入釣したと云うISBSさんによれば、先週の10日(金)は良い釣りが出来て楽しめたとのことだが、今日は全然良くないとのこと。
夢を打ち砕く無情な情報だが、来た以上、このまゝ何もせずに引き揚げる訳には行かない。暫く、ISBSさんと四方山話をしながらSoareXR1.0gのJHの組み合わせでキャスティングをしてみたが、はやりキャストの度に海藻が掛かって釣りにならない。そこで、YTさんを追い掛けて凸部に急行。

最近のMHR-KGNは、釣り場全体に海藻が繁茂していて竿を出せるポイントを探し出すのが第一の関門だが、どう云う訳か凸部付近だけは海藻が薄くなっているので、釣りの邪魔になる心配はかなり低くなる。だが、それでもフル・キャストすると沖の海藻が掛かって来るので、油断は出来ない。
ようやく、釣りに集中出来る様になりキャスティングを繰り返したが、海藻が掛かって来なければ、可愛娘ちゃんからのコンタクトもない。
隣りのYTさんには、ロリ・メバルだがアタリはあるとのこと。ロリでも良い。兎に角、何かしら反応が欲しいとキャスティングを続けたが、小生には何もコンタクトがない。
今シーズンに入ってMHR-KGNでのメバリングは、プラグ縛りで通すことにしていた。しかし、余りにも釣果がない日が続いていたので、少しでも釣果を伸ばしたいと、この日は方針を替えてジグ単で臨むことにして来た。しかし、入釣して1時間以上も経っても、コツリとも来ないことに、早くも嫌気が差して来た。とは云え、スゴスゴと引き揚げて帰る訳にはいかない。そこで、気分転換も兼ねて、ShallowMagic50FinluckMinnow30Sなどを試してみたが、これも空振り。

余りにもコンタクトがないので、海藻の繁茂状態のチェックを兼ねて凸部を超えて岸壁の反対側の端にまで足を伸ばしてみたが、何処も2週間前の前回よりも酷くなっており、竿を出すポイントさえ見付からず仕舞い。
結局、凸部付近にしか掛かれるポイントがないことを確認しただけに終わり、仕方がないので、戻って凸部付近で粘ることにした。

この日、小生が初めて可愛娘ちゃんをゲットしたのは、23:15頃の104番スポット付近でのこと。
それまで、全くコンタクトがなく集中力も切れる寸前だったが、ワームが着水するのと同時にコンと反応があったので、何とか獲れたと云う訳。
こうなると現金なもので、集中力が戻って来て、2匹目を狙う腕にも力が入ろうというもの。

そして、23:30頃、98番スポット付近で待望の2匹目をゲット。すると、その直後に隣りのYTさんから来たよ!!と声が上がり、どうやら可愛娘ちゃんの活性が上がって来た様子。
そこで可愛娘ちゃんのご機嫌が変わらぬ内にと集中力を込めてキャスティングを繰り返したが、なかなか反応が返って来ない。とは云え、これまでと違って釣れそうな雰囲気はある。何とか釣れてくれないかと思っていると、23:45頃に、コツッ。そして、その感触が消え去ってしまった30分後の24:15頃に何とか追加に成功。

しかし、その後は腰の痛みが強くなって来たこともあって、戻ることにしたが、2~3年前の好調時に比べると、足元にも及ばない成績とは云え、釣果が後半に集中したことが幸いして、終わり良ければ、全て良し。貧果ながらも楽しかった想いを胸に25:00頃、StopFishingとした。

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