2023年釣行記(12) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:03月11日(土) 18:30~21:45
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 3
同行者:単独

南東の風が1~2mとのことで、しかも、潮位が高い時間帯での釣りになるので、土曜日だったが、出来ればMHR-KGNに行きたいと考えていた。
所が、その土曜の朝、いつもの様に道楽部屋に来て、そして、いつもの様にパソコンの電源を入れてから台所に行き、熱いコーヒーを淹れて戻って来て画面を見てビックリ。何と、画面にはインターネットに繋がらない旨のエラーメッセージが表示されている。昨日は何事もなかったのにと思いつゝパソコンをリセットして再起動したのだが、画面の表示は変わらないまゝ。
何があったのだろう?

これ以降の状況については、パソコンの部屋にアップするが、兎にも角にも夕方になっても復旧せず、このまゝ作業を続けても一晩で解決出来る見通しもなく、長期戦になるのは必定。
と云う訳で、この日の内の復旧は諦めて、気分転換を兼ねてMHR-KGNに行くことにした。

パソコン事故対応のため、いつもよりも遅い17:15頃、自宅を出発し、18:20頃に現地に到着。
直ぐにSoareXRを手に岸壁に出てみると、流石に土曜日だけのことはあってアングラーの姿が点々と見える。MHR-KGNは2kmもある長い釣り場だが、海藻が繁茂しているので入れるポイントは限られる。少し心配になりつゝ歩を進めたが、幸いなことに60番スポット付近から先のアングラーは、疎らになっているので、67番スポット付近からメバリングを開始することにして、18:30頃、キャスティングを開始。

この日の満潮時刻は19:23のため、入釣時の潮位は最高に近く、テトラ帯は背の高い一部を残して殆どが海に沈んでいるので、テトラ帯の沖を狙うには都合が良い。とは云え、海藻の状況が心配なのでTOTO42Sをパイロット・プラグに選んだが、音沙汰がない。
はやり、今日も駄目か・・・・?
沖目なら何とか来てくれるかも知れない
と密かに期待をしていただけに、少し気落ちしながら蟹の横這い釣法可愛い娘ちゃんの居場所を探すことにして71番スポット付近に到達。

実は、この付近からは凸部の手前までを重点的にチェックする積りだったが、74番スポット付近には先行者の影が黒く見えるので仕方がない。71番スポット付近をジックリと狙うことにした。

この付近は、海藻の繁茂状態がそれ程でもないことが分かっていたので、プラグを前々回良かったShallowMagic60に替えてみた。
すると、突然、コンタクトがあって、20cm程の可愛い娘ちゃんをゲット。
18:50頃のことだったので、実釣開始後20分程しか経っておらず、最近になく幸先の良いスタートが切れたと内心ホクホクしながら、後続を狙うと、直ぐに答えが出てコン。
合わせも決まって、今日は調子が良さそうだと思いつゝ寄せに入ったが、その瞬間強烈な引きが伝わって来てドラグがジーッ。テトラ帯に逃げ込まれまいとドラグを締めた所で、フッと軽くなって敢え無くライン・ブレイク。回収したラインを見ると、リーダーが10cm程残っているだけで、ShallowMagic60は海の藻屑になってしまった。

釣りは始まったばかり。
しかも、この日の可愛い娘ちゃんのご機嫌は、これまでになく良さそう。

焦る気持ちを抑えながら、暗い中、ヘッド・ランプの明かりを頼りに何とかライン・システムを組み直してキャスティングを再開。

しかし、バラシた影響なのかコンタクトがなくなってしまった。そこで、手に入れたばかりのMegabassHydroUpper55Sを使ってみることにした。すると、それまでが嘘だった様にコツンと反応が返って来る。が、なかなか針掛かりさせられない。
レンジが違うのかも知れないと思いRigge60SSS.P.M55に替えたが反応はなく、更に海面を漂うZoea Lipple45Fも投入してみたが、これも空振り。しかし、HydroUpper55Sに戻すとコツとコンタクトがある。こんなにも反応が返って来ることが珍しくなっている状況が続いているので、キャストの度に何らかの反応が返って来るのは楽しい。

と云う訳で、HydroUpper55Sを使い続けて、2度程バラした後に、19:20頃、やっとの思いで20cm強をゲット。

所が、好事魔多しで、これはテトラに掛けてしまった。掛けた相手が海藻なら、ラインをジワーッと引っ張るとズルズルと抜けて来て、事なきを得ることが多いのだが、この時は相手が悪かった。ラインをジワーッと引っ張ったが、びくともしない。弱ったなぁと思いつゝ、グイと力を入れるとプチン。先程結んだFGノットの締め込みが弱かったのか、リーダーがすっぽ抜けてしまって、この日2個目のプラグ・ロスト。

と云う訳で、これまでに経験がないことだが、この日2度目の現場でのライン・システムの組み直しをせざるを得ない羽目に・・・。

何とか体制を立て直して、キャスティングを再開したが、地合いが去ってしまったのか、さっぱり音沙汰がなくなり、最近のMHR-KGNに戻ってしまった。

そこで、入る場所がなければ諦めて引き揚げる積りで凸部に移動してみた。すると、中央付近に空きがある。背後にはクーラーやバッグが置かれているので先行者が居る筈だが、竿を振っているアングラーの姿は見えない。どうやら道具を置いて、別の場所で釣りをしているのだろう。
主が戻って来たら譲ることにしてキャスティングを開始。

ここでも、半ば諦め気味にプラグを色々と替えてみたが、さっぱり答えが見付からない。
まだ20:00を回った頃だったが、引き揚げることを意識し始めた所で、何の前触れもなくいきなりブルブルとしたアタリがあり、やっと、この日の3匹目をゲット。
この時のプラグはRigge60SS、時刻は20:45頃のことで、サイズはやはり20cm内外と云った所。

その後は、居場所を探しながら戻ったが、1度抜き上げに失敗しただけで、21:45頃StopFishingとした。

この日も3匹の貧果に終わったが、いつもよりもアタリの回数が多く、その点では楽しめた。しかも、3匹とも20cm内外のMHR-KGNとしては良型に属するサイズだったのは良かった。しかし、写真を見る限り3匹ともリアではなくフロント・フックに掛かっており、小生の知識では、活性の高い時の掛かり方。であるとすれば、もう少し数が伸びても良かったのでは・・・・。

2023年釣行記(11) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:03月08日(水) 18:00~21:15
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:YTさん、(ISBSさん)

3月に入って南風が吹く日が増えて来たのは、MHR-KGNでのメバリングにとっては朗報だが、残念ながら、この時期の夕方から夜半に掛けては、潮位が低いため、繁茂している海藻が海面を覆う様になって来ているのが難点。
と云う訳で、どうしても、潮位が高く、且つ、南寄りの風が吹く日を選びたくなってしまい、天気予報と潮汐表をチェックする毎日だったが、漸く、チャンス到来。爆釣を夢見て16:45頃、自宅を出発した。

途中のPAでトイレ休憩の後、YTさんに連絡を入れると、既に釣り始めていて、71番スポット付近に居るとのこと。この時期の日没時刻は、17:40頃なので早過ぎると思ったが、心持ちアクセルを踏み加減で道中を急ぎ、現地到着は、17:40頃。

直ぐに車から出て準備を始めようとしたが、かなり強い風が吹き抜けて行く。
道理で、途中、車のハンドルが取られた筈だ
しかし、予報では、この時間帯の風は南の4mだが、徐々に弱くなる傾向にあるとあったので、それ程心配することもなく準備に入った。

この日のメバリングは、この所スピニング・ロッドが続いていたので、ベイト・ロッドを使うことにしてQuadConcept SSQC-742LT-BF-KRを選択。
YTさんはかなり先にまで行っているとのことだが、途中、何もせずに唯追い掛けて行くのも面白くない。少しでも海藻が薄そうに見えるポイントをチェックしながら進むことにして、先発プラグにダイワ澪示威を選んで、18:00頃、59番スポット付近から、この日のプラッギングをスタートさせた。

大潮の満潮時刻を過ぎたばかりで、潮位は高いため、一見海藻がなさそうに見えても、海面下には海藻の絨毯がある筈で、油断は出来ないと思ったが、直ぐに海藻が絡んで来る。それでも、ラインを持ってジワーッと引っ張るとゴゾゴゾとした感触が伝わって来た後に、フッと軽くなって無事プラグを回収することが出来る。海藻対策のためにPEラインを太めの0.4号にして来て良かったと思ったが、海藻の陰に身を潜めている可愛娘ちゃんの警戒心を呼び起こすことにもなりかねず、案の定、反応が返って来ない。

2月の初めにRigge60SSで良い釣りをした72番スポット付近で粘って見たが、此処でも完全に無視される始末で、海からは生き物の気配が感じられない。
そこで、YTさんに追い付こうと途中を飛ばして凸部に移動。
しかし、YTさんは更に先に行っている様で、YTさんの姿が見えない。そのまゝ歩を進めようと思ったが、どう云う訳か、この凸部付近は海藻が少ないので、駄目元でキャストしてみることにした。が、予想した通り、やはり反応がない。
そこで、前回良かったShallowMagic60を使ってみることにした。すると、突然、反応が返って来て、この日初めての可愛娘ちゃんをゲット。
時刻は、実釣開始後1時間経った19:00頃で、ポイントは95番スポット付近。

この日、YTさん持ち帰ると云っていたので、連絡を入れると、少し先のポイントでシーバスを掛けて格闘中とのこと。残念ながら、抜き上げる際にラインが切れて取り込みには失敗したが、沖にゆったりと体をくねらせて戻っていく魚体を見ると70~80cm位はありそうだった。

シーバス騒動が終わって、YTさんがライン・システムを組み直している間に、同じShallowMagic60をキャストすると、又もやコンと反応が返って来た。残念ながら、これは抜き上げる寸前にバレてしまった。
前回と同じ様に、今回もShallowMagic60が良さそう
漸く、この日の当たりプラグを見付けたと喜んだが、その後は、又々、梨の礫

YTさんこの日はシーバス以外にはアタリがないと云う程の状況に、最近は滅多に行くことがなくなった凸部の先をチェックすることにした。
しかし、相変わらずコンタクトがない。

20:00少し前、それまでに色々とプラグを替えて可愛娘ちゃんの気を惹こうとして来たが、悉く無視されてしまい、嫌気が差して来た頃、以前、Dr.TJさんが、スロー・フローティングのプラグをゆっくりと動かして釣っていたことを思い出した。Dr.TJさんのこの釣り方は焦れったくて、小生は不得手なのだが、兎に角、試してみることにしてGracySFを結んでみた。
すると、直ぐに答えが出て121番スポット付近でこの日の2匹目をゲット。
この時は、ゆっくりと移動しているプラグを追尾して来て口を使ったと見えて、リア・フックに掛かっていたが、恥ずかしながら、小生には、全くアタリが判らなかった。不得手とは云え、この動かし方が正解かも知れないと、その後も続けたが、再現性はなし。

21:00近くになり、潮位がかなり下がって来たので、折り返しに入ったが、可愛娘ちゃんのご機嫌は治らず、結局、21:15頃、精も根も尽き果てゝStopFishingとした。

所で、復路に入った80番スポット付近(?)でISBSさんに出会った。
21:00頃には、車に乗っていなければならないと云って、殆ど言葉を交わす時間もなく、直ぐに帰って行ったのだが、YTさんと二人連れ立って車の所に戻って、帰り支度をしていると、何処からともなくISBSさんが姿を現して来た。
小生達は21:15頃に釣りを終えて、ゆっくりと歩いて戻って来たので、21:30近くになっており、当然、その頃にはISBSさんはハンドルを握っている筈・・・・。
訊けば、サービス残業をしていたとのこと(爆笑)

2023年釣行記(10) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月27日(月) 19:00~22:10
潮回り:小潮(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 4
同行者:単独

予報では、南風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには申し分のない状況なので、文字通り江戸の仇を長崎でとばかりに、前回のHYKWのリベンジを果たすべくMHR-KGNに行くことにしていた。所が、いつも釣りをしている時間帯の潮位は、かなり低くて40~90cm程しかなく、繁茂して来ている海藻が海面を覆っていて、釣りを楽しむ所ではない。
と云う訳で、少し時間を後ろにずらして、少しでも潮位が高い時間帯で釣りをすることにした。

17:40頃、自宅を出発し、現地には18:45頃に到着したのだが、驚いたことにいつもの駐車スペースには、1台の車も見えない。何年もの間、シーズンになると週に2回も通っている釣り場だが、この様な場面に出くわしたことがなかったので、空いていて良かったと云うよりも寧ろ、何か不気味さを感じる程だった。
とは云え、次の瞬間には、何事もなかった様に釣り支度を始めたのは云う間でもないが・・・・。

SoareXRを手に岸壁に出てみると、潮位は75cm程度にまで上がって来ている筈だが、テトラ帯は大きく海面から姿を出しており、そのテトラ帯から岸壁の際までの間には、海藻がビッシリと繁茂しているのが見え、とても釣りが出来る状況ではない。
駐車スペースに車がなかったのは、こんな状況を嫌ってアングラーが来なかったのかも知れないと思いつゝ、少しでも海藻の密度が低い場所を探しながら、岸壁を歩いたが、結局、59番スポット付近に到達した所で、キャスティングを始めることにした。

念のため、岸壁の手摺に手をついて覗き込んでみると、海面に頭を出している海藻は疎らだが、ルアーを通すコースを見付けるのは難儀しそう。そこで、海藻に掛かってもすり抜けし易そうな手持ちの中では最も小さなFinluckMinnow30Sを先発に選んで、19:10頃、この日のメバリングをスタートさせた。

案の定、海藻にはキャストの度に掛かったが、可愛い娘ちゃんからのコンタクトはない。
そこで、いつもよりもかなり速いテンポの蟹の横這い釣法で、居場所を探し71番スポット付近にまで来た。前々回、この付近でRigge60SSで面白い釣りが出来たので、2匹目のドジョウを期待をしたのだが、留守にしているのか・活性が低いのか、S.P.M55など色々とプラグを替えて気を引こうとしたが、今回は完全に空振り。

これ程まで反応がないとは思ってもいなかったので、当初は、足を延ばさず凸部の手前までをジックリと狙う積りだったが、このままではHYKWの二の舞いになる公算が大。
それだけは、何としてでも回避したい。
と云う訳で、凸部に移動。

そして、91番スポット付近でのこと。
これまで実績のあるプラグを色々と取り換えてみたが、全く反応が返って来なかったので、正直な所、途方に暮れていた。
そんな時、ふと、ShallowMagic50のことを思い出し、駄目で元々と使ってみる気になった。このプラグはゴロタ場メバリング用に持っていたのだが、最近は磯場にもゴロタ場にも出向くことがなかったので、全然出番がなく、プラグ・ボックスで燻っていたもの。

すると、思い掛けなく可愛い娘ちゃんからの反応が返って来た。時刻は、実釣開始後1時間程経った20:10頃のことで、この日初めての反応だった。
サイズは、MHR-KGNのアベレージの17cm程だが、兎にも角にも、これでボーズは回避出来、嬉しい1匹だった。

漸く当たりプラグが見付かったと思ったが、コンタクトがあったのは、これ切りで後続は皆無。

2匹目を獲ったのは、97番スポット付近で、20:40頃。
この時は、1匹目を獲ってから後は、余りにも反応がなかったので、ShallowMagic50を諦め色々と替え、FinluckMinnow30Sを結んでいた。
MHR-KGNで困った時は、FinluckMinnow30S
MHR-KGNでは滅法強いと信じているこのプラグでも、後続の獲物を引っ張り出せず、21:00頃に110番スポット付近で掛けた3匹目は、又々、ShallowMagic50

ShallowMagic50には反応があることから、この日の可愛い娘ちゃんは海面直下を意識しているのだろうと考え、他のプラグで海面直下を通すこともしてみたが、それには無反応。
と云う訳で、以降は、最も興味を示しそうなShallowMagic50で通すことにしたが、コンタクトがないまゝ時間が過ぎ、折り返しに入って71番スポット付近で、漸く、4匹目をゲット。これは、22:00頃のことで、3匹目を獲ってから1時間も経っており、その間は完全に無反応。

22:00頃になって、潮位は1m程にまで上がってはいたが、反応が余りにも少なく、予報と違って左から右に抜けて行く西寄りの風がかなり強く吹いていたため、粘る気持ちもなく、22:10頃、StopFishingとした。

結局、この日は、潮位が低く、横風が強い状況下でのプラッギングで4匹の釣果。
この4匹全てがプラグのリア・フックに掛かっていたもので、丸呑みサイズの全長が3cmしかないFinluckMinnow30Sでも、辛うじてリア・フックに掛かっていた。活性が高い場合には、フロント・フックに掛かることが多いので、やはり、この日は活性が低かったと云えるのだろう。
そんな状況下での4匹の釣果だが、実は、前回のMHR-KGNと同じくツ抜けを頭に描いていただけに、この結果には不満が残る所で、これでHYKWのリベンジが成ったと云うには、少々寂しく中途半端な印象は拭えない所。

2023年釣行記(09) – MB

2023年 Mebaring 釣行記

日 時:02月22日(水) 17:00~21:00
潮回り:中潮(↓)
場 所:HYKW
釣 果:ナシ
同行者:YTさん、AKWさん

予報では、南風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには最適な条件なので、その積りにしていたが、YTさんAKWさんHYKWに行く予定とのこと。
HYKWと云えば、この時期には尺メバルが出るポイントで、小生の記録の32cmメバルもここで出したものだが、この2~3年はすっかりご無沙汰していた。しかし、行けば久し振りに2人に会えることもあって、出掛けることにした。

15:20過ぎに自宅を出発、久し振りに東海道を下って目的地に向かい、16:40頃、2人に合流。暫く、3人で釣り談義をして後、釣り場の突堤に向かった。

この時期の日没時刻は17:30頃なので、周囲はまだ明るく、メバリングを始めるには早過ぎる。
しかし、ゆったりと煙草を燻らしているYTさんを除いて、AKWさんと小生は、海を目の前にしてじっとしていることなど出来る筈もなく、早速、キャスティングを開始。

この日の先発タックルは、Soare S803ULT30のロッドに、プラグはS.P.M75の組み合わせにした。と云うのは、思い掛けず強めの風だったので、その対策で重めのプラグにしたのだが、予報では2~3mの南風となっていた筈。しかし、突堤に立ってみると、風向きも強さも全く外れの西寄りで、かなりの強風。
今回も天気予報に騙されたのか・・・・?
実は、2日前の月曜日に、北寄りの風1~2mの予報を信じて南端ヤリイカを狙いに行ったのだが、正面から吹き付けて来る南寄りの爆風のため、殆どロッドを振ることもなく引き揚げて来ざるを得なかった。その帰り道では強風波浪注意報発令中との電光掲示板を見て、
何でこうなるの?
と腹立たしく思ったのだが・・・・。
しかし、この日は日没時刻を迎える頃になって、風も収まり予報通りの穏やかな状況になったのは幸いだった。

キャスティングを開始したと云っても、本命の可愛娘ちゃんが来てくれれば儲けもので、寧ろ、時間を潰すための肩慣らしと云った所だったが、ここで下ろしたてのS.P.M75を奉納する羽目に・・・・(涙)

日没時刻が過ぎ、徐々に周囲の光量が減って来て、夕間詰めのゴールデン・タイムの到来。いつ可愛娘ちゃんからのコンタクトがあっても良い様に集中力を高くして、キャスティングを繰り返したが、全く気配がない。

満を持して参戦したYTさんも首を傾げるばかり。
暫くは、3人並んでキャスティングを繰り返していたが、何も反応が帰ってこないことに嫌気が差して、AKWさん奥の様子を見て来ると移動。

その後1時間程は、残ったYTさんと2人でキャスティングを続けていたが、YTさん奥の突堤に行って来ると移動。結局、3人夫々の場所で、尺メバルからの反応を探ることになった。

独り元の場所に残された小生は、色々とプラグを替え、2gのJHでのジグ単でボトムを叩いてみたが、メバルどころかフグにも相手にされず、まるで魚の居ないプールで釣りをしている様相。

すっかり気持ちが萎えきって、岸壁に腰を下ろして惰性のキャスティングをしている所に、奥に行っていた二人が連れ立って戻って来た。訊けば、奥でもアタリもなかった由で、翌日の仕事に差し障りがあるからと20:20頃引き揚げて行った。

一度でも反応があれば、気持ちの持ち様も変わろうと云うものだが、3時間程キャスティングを続けているのに、完全に梨の礫。このまゝ続けたとしても、念願のには遠く及ばないロリ・メバルであっても、手に出来る確率は宝くじ以下だろう。しかし、ここで引き揚げるのは早過ぎる
と云う訳で、残業をすることにしたが、気持ちを立て直すことは叶わず、21:00になるのを待って、StopFishingとした。

この日は尺メバルを夢見て何年か振りにHYKWに行ったのだが、結局、高価なルアーを奉納しただけで、尺メバル夢のまた夢に終わった。
しかし、その代わりに元気にしているYTさんAKWさんに久し振りに会うことが出来たのが、褒美と云うべきだろう。

2023年釣行記(08) – EG

2023年 Eging 釣行記

日 時:02月16日(木) 18:00~22:10
潮回り:若潮(↓↑)
場 所:南端
釣 果:スミイカ x 1
同行者:単独

時期的にヤリイカが回って来る頃。
昨年まではヤリイカを狙ってSOFKZKまで出掛けていたので、今年も行こうと思っていたのだが、SOFKZKまでは片道100kmもある。若い頃なら、何ら問題のない距離だが、喜寿を迎えた高齢者にとっては、若干厳しいものがある。どうしようかと思っている所に、南端でも出始めたらしいとの情報が入って来た。南端であれば、片道50km程度なので問題はない。
と云う訳で、すっかりその積りになって準備万端整えたにも拘らず、強い風や雨などでチャンスは巡って来ない。来る日も来る日も、天気予報を見てはため息をつく毎日だったが、降水確率0%、北東の風1~2mと、待ちに待った釣りには問題のない予報が出て、喜び勇んで出掛けることにした。

16:20頃、自宅を出発。途中で渋滞にあったため、予定より20分近く遅れて17:50頃に現地に到着。
車から降りて、釣り場の岸壁を見回すと、2隻の船が停泊しているため、掛かり場が少なくなっていることもあるが、意外にもアングラーの姿が少なく、何処となく寂しさが漂っている。釣れている様であれば、掛かり場の多少に拘わらず、地元のオッチャン連中を含めてアングラーの数は多く、活気も伝わって来るのだが、何となく不安な気持ちになる。
だからと云って、そのまゝ何もせずに引き揚げることなど、微塵も考えることもなく、北風を背負える南向きの岸壁の街灯近くに釣り座を構えて、準備に入った。

18:00頃、Sephia S806ML-Sのロッドに邪道エギのV1ササミを縛り付けてキャスティングを開始
風は殆ど吹いておらず、海は油を流した様にベッタリと凪いでいて、潮の流れもなく、まるで湖面の趣で、全く生き物の気配が感じられない。

それでも、千載一遇のチャンスを期待して、キャスティングを繰り返した。
しかし、何にも反応が返って来ない。

ひょっとすると、アオリイカならコンタクトして来るかもSephia SS S76ML-Sを引っ張り出し、3.5号のエギを組み合わせてキャスティングを始めたが、こちらも音沙汰はないまゝ。
隣りの先行者も、何を狙っているのか判らないが、全く竿を曲げることなく黙々と釣りを続けている。その向こう隣りはカゴ釣りの様だが、こちらもダンマリを続けていて、岸壁の何処からも歓声が聞こえて来ない。

近くの誰かが獲物をゲットする場面を眼にすれば、気持ちの持ち様も変わって来るが、余りにも静かな釣り場に、実釣を開始して1時間半程で、早くもこの日のボーズを覚悟した程。

この調子じゃ、上げ潮が効き始める21:00頃まで、期待出来ないなぁ。

そんなことを考えつゝ半ば惰性でキャスティングを繰り返していた時のこと。着底したエギを暫く放置した後に、アクションを加えようとしてロッドを煽った途端、ドスン。
釣った感が全くない、釣れちゃった感満載の結果だったが、
やっと、来た・・・
と喜んで回収に入った。所が、やけに重たい。
ヤリイカにしては重過ぎる。ひょっとするとアオリイカか?
所が、アオリイカのあのグイーングイーンとロッドをお辞儀させる程の、強いジェット噴射の手応えがない。ひょっとすると、ゴミ?
正体を確かめようとラインを張ったまゝじっと様子を窺ってみると、微かだがジェット噴射の気配は伝わって来る。
ジェット噴射の様子からは雌のヤリイカの様だが、重さはアオリイカ
一体、正体は何だろう・・・?

足元まで寄せて来た獲物は重過ぎて抜き上げるのは、難儀しそう。どうしようかと足元の獲物を見ながら考えている所に、隣りの先行者も駆け付けてくれたが、彼の手には玉網がない。仕方がないので、ラインが切れることを覚悟して、何とか抜き上げた獲物は、1kg近い大物のスミイカ
隣りの先行者の連れの女性も駆け付けて来て、凄いですね~。今晩、この岸壁で始めて見た釣果ですヨ。

これでボーズはなくなったが、ヤリイカアオリイカをものにしていたらその女性に差し上げたか、リリースする対象の外道なので、嬉しさも半ばと云った所。

21:00頃、隣りの先行者は引き揚げて行ったのを機に、ポロポロとアングラーが帰って行き、気が付けば南向きの岸壁には、小生が独りだけ。こうなると小生にも里心が付いて、引き揚げることを強く考えだしたが、10日振りの釣りであることに加えて、潮が動き出せばチャンスが来る可能性があると22:00まで頑張ることにした。

頑張ることにしたのは良いが、イカ様からのコンタクトは一向になく、潮も全く動き出す気配もない。やはり、引き揚げれば良かったと思いつゝキャスティングを繰り返していると、21:30を回った頃から、一人、二人とアングラーがやって来た。この日の干潮時刻は20:11なので、どうやら、上げ潮が効き始める時間帯を狙ってのことらしい。
彼らと同じ様に、イカ様も上げ潮に乗ってやって来てくれればと考え、22:00過ぎまでキャスティングを続けたが、何も結果を得ることはなく、StopFishingとした。

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