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2017年釣行記(24) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:4月18日(火)~19日(水)
潮回り:小潮(↑↓↑)

場 所:孤島
釣 果:メバル X 3、サバ X 1、カサゴ 多数

同行者:SGMRさん、FKGW女史、(TDさんと友人)

気の早い連中は、アジの群れが岸近くまで寄って来るのを待ち切れず、4月に入るや否や孤島でのアジングを開幕させていた。しかし、魚の釣れない釣り程面白くないものはないので、小生は少しでも可能性が高いMHR-KGN円らな瞳の可愛娘ちゃんと遊びながら、アジが寄って来るのを待っていた。
そして、この日も、孤島に出張るのはまだ早いと思い、MHR-KGNに行く積りにしていたのだが・・・・。

そんな朝、SGMRさんから、孤島アジングのお誘いがあり、その直後、追い掛ける様にFKGW女史からもお誘いが入って来た。そこで、孤島付近の海水温や風の様子をチェックした所、風は1m内外と弱く、海水温は14度を超えソロソロ開幕しても良さそうな状況。
お二人にはこれまでも何度もお誘いを頂いていたし、お誘いを頂いている内が花とばかりに、今シーズン初めて孤島でのアジングをすることにした。

今回はSGMRさんの車に便乗させて頂き、駐車場でFKGW女史と落ち合って、17:00少し前に孤島に到着。
この日は、午前中から午後に掛けて強風が吹いていたせいか、先行者は黒鯛師が1人だけ。アジング・シーズンははしりもはしりと云った所なので、この後、アジンガーが登場して来ることも考え難く、この日は我々グループの貸し切りになりそう。
と云う訳で、足場の広いベスト・ポジションの最も航路側にSGMRさん、中央にFKGW女史、その右隣に小生と、3人が広めに間を空けて釣り座を構えることにした。
今晩は、ゆったりとアジングが楽しめそう。
この点は良かったが、しかし、予報では収まっている筈の風は、まだ南寄りから強目に吹いて来ていて、少々やり難そう。自然相手の遊びなので、全てがこちらの都合良く運ぶ筈はないのは重々承知しているが・・・・。

今回持ち込んだロッドは、Soare改Emeraldas改8326#1Bの3本で、先発はお気に入りのSoare改に、風を考慮して少し重めの1.3gのJHでキャスティングを開始。

横風を避けて航路に向かってキャスティングを繰り返しているSGMRさんに倣って、小生もその隣りに座ってキャスティングをしていると、その何投目かのこと。
JHが足許近くまで寄って来た時、思いがけずコツッとしたアタリがあり、反射的な合わせが決まった途端、走り出す獲物。
アジならば良型だが、アジにしては引き具合がおかしい。シーバスか?

生憎、3人共迂闊なことに玉網の用意をして来ていない。仕方がないので、半ば強引に抜き揚げてみた所、25cmはあるサバ

外道とは云え、実釣開始後30分程で、魚の感触を味わえたのはラッキーと云えばラッキーだが、しかし、桜が散ったばかりの初夏にもならないこんな時期に、サバが来るとは・・・・・・。

17:00少し前になって、思いがけずアジンガーが二人登場。
アジンガーは我々3人だけだろうと思い込んでいただけに、これには些かビックリしたが、登場して来たのはスマイリーさんことTDさんと彼の友人の二人で、結局、この夜は5人でアジングをすることに。

風は相変わらずの状況なので、航路に向かってキャスティングしていると隣りのSGMRさんがロッドを曲げ、本命のアジをゲット。
訊けば、重たい潮の中にいるとのこと。
確かに、キャスト後リーリングしていると、ジワーッと重たくなる場所がある。その重さを感じる様にラインを張ってコンタクトを待ったが、小生には来ない。
おかしい。何故来ない・・?
と思っていると、SGMRさんは2匹目をゲット。

疑心暗鬼になり掛ける気持ちを抑えながら、潮の重たい場所ではアクションを控えジッと待つことを繰り返し、何投目かのこと。
重たさを感じながら待っていると、コツッと小さいけれどハッキリとしたアタリがあって、漸く、今シーズンの幕開けの本命。時計を見ると丁度19:00のこと。

航路側の左端に陣取っていたTDさんの友人も、2匹、3匹と好調に本命を抜き揚げ、シーズン初めにしては良いかも知れない・・・・・

FKGW女史に声を掛け、航路側に来て貰ったが、丁度その頃から変わってしまった潮の流れと共にアジの群れも去って行った様子で、短い地合いは終了。

20:00前に、横風の影響を避けるために裏側に移動。
そこで豆アジを獲ったものゝ、黒鯛師が引き揚げて行った20:30頃を廻った頃から、風が益々強く吹き出して来てキャストするどころではなくなり、強制的な休憩で時間潰しをする以外に為すすべもない状況に変わってしまった。
念のために、改めて予報をチェックしてみた所、現場では体感的には10mにも感じられる程の強風が吹き荒れているのに、何と1m。
ピンポイント予報にも拘らず、この違いは一体何だろう?

5人の願いが通じたのか、日付が変わった頃から徐々に風が収まり始め、雰囲気は頗る良くなって来たが、アジからのコンタクトは感じられない。
そんな中、SGMRさんは他の4人を尻目に独りロッドを曲げ始めた。
訊けば、去年の春先のパターンだと云うので、倣って遠くの深場を狙う様にしたが、小生には音沙汰なし。

結局、今シーズン幕開けの孤島アジングは、豆2匹を含む3匹だけの貧果だったが、群れの寄りも本格的ではないだけに、姿を見ることが出来ただけでも良しとしようと自らを慰め、5:00頃StopFishingとした。

それにしても、FKGW女史のタフさには、甚だ畏れ入ってしまう。
訊けば、金曜日、日曜日に加えて火曜日の今回と一日置きの3連チャン。しかも男連中が仮眠を取っている間も休まずロッドを振り続け、帰りは自らハンドルを握って東京まで・・・・。
やはり、これだけの努力は無駄にはならなず、この日、本命のアジは良型ばかりの4~5匹の釣果。
小生にも、これだけの体力・気力が欲しい・・・と痛感した次第。

2017年釣行記(3) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:1月11日(水)
潮回り:大潮(↓↑)

場 所:ボートアジング
釣 果:アジ x 5、メバル x 4
同行者:FKGW女史

前回のボートアジングは小生にとって初体験だったが、期待にほど遠い結果だったこともあってモヤモヤとした気分が残っていた。ボートアジングはコストが高いので、年金生活者には経済的に少々厳しいものがある。しかし、こんな気持ちを抱えたまゝ、シーズンを終わる訳には行かない。そこで、近い内に例え単独であっても再度チャレンジしようと密かに考えていた。
そんな所に、FKGW女史から行ってみたいとアプローチがあり、ボートアジングの常連のブリーデンインチョー先生との3人でボートに乗ることに。

18:30頃、FKGW女史には拙宅に来て貰い、小生のリムジンに乗り換えて船宿に向けて出発。するとその途中、船長からインチョー先生が急用でキャンセルになった旨の連絡が入り、今回は期せずしてボートアジング初心者の二人だけで乗り込むことになった。
と云っても、乗り合いではなくチャーター船なので、他のアングラーに迷惑もかけることはないし、寧ろ好都合・・・・。

20:00頃、岸払い。
風は思った程も吹いておらず、波もない凪状態の海を走って着いた最初のポイントは、前回と同じクレーン船の際で、フッコのライズが至る所にあり、海面直下をスクールしている黒い影も見え生命感が溢れている。

前回と違って、今回はミヨシに二人、サウスポーのFKGW女史は左舷、小生は右舷に並んだが、ミヨシに設置されている手摺は腰近くの高さがあるので、身体を預けるのに誠に具合が良い。多少の波で揺れても、全く気にすることもなく、釣りに集中することが出来た。

ここで最初にアジを掛けたのはFKGW女史で、2匹、3匹と順調に数を伸ばし、目標の5匹は目前。
対して、小生は、前回と同じ8326#1Bのロッドに1.5gのJHで始めたが、中々アタリが出せず、サブの積りで持って来たSoare改1.3gのJHの組み合わせに替えて、何とか1匹を掛け取り敢えずボーズを回避。
その後、アタリが遠退き、小生がフッコを掛けた所でポイント移動。

こうした場合、孤島の様な場所であれば、次の回遊を待つ所だが、ボートではアジの居場所を探して移動する。これはボートアジングのメリットだが、一方で、一つのポイントの様子を掴むには時間が短過ぎる様に思うし、落ち着いて釣りをすることが難しくなる様に思った。
特に、今回はFKGW女史と二人だけなので、船長にもう少しここでやりたいとリクエストしても良かったのかも知れないが、そこは初心者で、付近のポイントを熟知している船長に従う方が良いと考えた。

次のポイントも前回と同じ大きな貨物船とバースの隙間。
前回は、比較的アタリが多く、特に沖上がり直前に入った際には障害物にJHを掛けてしまって悔しい思いをしたが、良型を3連続ゲットしたポイント。今回は、そんなミスをしない様に気を付けてアタリを待ったが、1度コンタクトを感じただけ。
この頃から、海の様子が徐々におかしくなり、どのポイントに入ってもアタリを感じることが、極端に減ってしまった。

船長に云わせれば、大潮の干潮で時間帯が良くないとのことだが、前回、回ることのなかったポイントも含めて何か所回ったことだろうか?
延べて10ヶ所以上になったと思うが、何とか釣らせようとあちらこちらにボートを走らせた船長には、申し訳ないことに随分と苦労をさせてしまった。
と云っても、船長と同じ位、若しくはそれ以上にアタリを出そうとアングラー二人は苦労はしたのだが・・・・・・。

船長は、行く先々のポイントで、魚探には魚影が映っているよと励ましてくれたが、これが初心者にはかえってプレッシャーで、
アジが居るのにアタリが出せない

アタリが出せないから出そうと焦る

焦ると冷静さをなくしじっくりと待てない

益々釣れなくなる
こんな悪循環に陥った面も否定は出来ないと思う。

風もなく寒さもそれ程ではなかったので、1時間延長したが、状況は大きくは変わらず、前回以上の貧果で終わってしまった。

 

これで、ボートアジングを2回経験した訳だが、コストが安ければこれからも機会を見てやろうと思うが、如何せんコストが高過ぎる様に思う。
又、コストは別にしても、爆釣ポイントに連れて行って貰い束釣りをした所で、そのアジを処分をするのに一苦労しそうだし、小生には孤島で精々30匹程度を目標にしているのが妥当な所か・・・・。

と云う訳で、不本意ながら、モヤモヤ感を払拭することが出来ないまゝ、アジングシーズンを終えることにした。

2017年釣行記(2) – AJ

2017年 Ajing 釣行記

日 時:1月6日(金)
潮回り:小潮(↑↓)

場 所:ボートアジング
釣 果:アジ x 8、メバル x 4
同行者:KIさん、AKTKさん、SHJさん

金曜日の夜は久し振りに風が弱い予報なので、孤島に行こうと思ったが、翌朝の土曜の早朝には3度まで気温が下がるとのこと。ここまで気温が下がると、幾ら風が弱いと云っても厳しい寒さになることは必至。
更に、孤島では、去年の暮れからアタリがあるのは精々夜中の24:00前後までで、以降は殆どアタリもなくなってしまう傾向が強くなっている。と云うことは、最も寒い時間帯は、ただ我慢しているだけになってしまう惧れが強い。

と云う訳で、元旦に全くの貧果に終わってしまったMHR-KGNメバルの様子を再度チェックすることにしていた所に、ボートアジングをするとの仲間からの連絡。
ボートアジングのコストが高いのは充分承知していたが、以前から興味を持っていたこともあって話のタネに一度は行ってみたいと思っていたので、即、リアクションバイト。

20:15頃、待ち合わせ場所のコンビニでKIさんと落ち合って、船宿近くの駐車場まで先導して貰い、準備をしている所にAKTKさんSHJさんが到着して、この夜のメンバーが勢揃い。

21:00頃、AKTKさんSHJさんはミヨシ、KIさんと小生はトモに席を決めて岸払い。
ボートはアングラー4人と船長の5人で満杯になる程で、思っていたよりもはるかに小さいが、後になってこの小ささが武器であることを知った次第。

最初のポイントは、大きなクレーン船の際で、作業用だと思うがライトが明るく周囲を照らしており、その灯りに寄って来たアジを狙うとのこと。頭上に走っている太い係留ロープにJHを掛けない様に注意してキャストする必要があるが、距離は必要ないので、何とかなりそう。

8326#1Bのロッドに1.3gのJHの組み合わせでキャスティングを始めようと、立ち上がった瞬間ヨロヨロ。ボートが波に大きく揺れた訳ではなく、他の3人がキャスティングを始めようとして立ち上がったり体の位置を少し変えた際の小さな揺れだと思うが、バランス感覚や足腰がとみに衰えて来たこの身では、小さな揺れでも足を踏ん張って堪えることが出来なかったと云う訳。

KIさんや船長から手摺に身体の一部を預ければ安定するとアドバイスを受けたが、トモに設置されている手摺の高さは膝頭よりも少し低い。そのために、膝を少し曲げて身体を預けて何とか安定させることは出来たが、この姿勢を続けることは誠に辛いものがある。幸い舷側と船尾板の角付近に腰を掛けられたので、以降は殆どその場所に陣取っていた。

この日の最初の獲物は23cm位のメバル
身体の安定化が出来た所で、気を入れ直してみたが、身体は波の影響で常に上下に揺れており、加えて潮の流れや風の影響でボートが左右に動いている状態であることに変わりがなく、どうにも落ち着かず、ボトムが取れたかどうかもさえも覚束ない。
ジワーッとロッドに重さが加わって来たので、ウン、アタリ?と思ったらボートが少し動いたためにJHが引っ張られたのが原因だったり、ボートが動いたからジワーッと重くなったのかと思うと、アタリだったり・・・・。
このメバルはジワーッと重くなったのでボートが動いたんだと思いつゝ念の為にリーリングしてみると掛かっていたと云う訳で、およそ釣ったと云うには程遠い結果。

次に移動した先は、巨大な貨物船の船首部分とバースとの隙間と云って良い程の場所。小さいボートが武器になることを、ここに来て実感した次第で、乗り合い釣り船の様な大きなボートでは、こんなポイントに入り込むこと等出来る筈はなく、小ささ故のメリットを活かしたポイント巡りだろう。
ここも作業用のライトが煌々と周囲を明るく照らしている場所だが、真横から立ち上がっている舷側がカーブを描きながら圧し掛かって来る様に頭上に張り出しており、圧迫感を強く感じると同時に、その迫力に圧倒されそう。
ここではミヨシの二人が調子を上げ、小生もKIさんに勧められてミヨシに移動してやっと本命のアジを2匹ゲット。

その後、同じ様にライトが明るく照らしている場所を3か所ほど巡ったが、比較的コンスタントに竿を絞っているミヨシの二人とドウノマに移ったKIさんに対して、トモから動けない小生は、忘れた頃にアタリを感じるのが精一杯の所。

1時間延長した沖上がり時刻寸前に、再度、貨物船とバースの隙間に戻った所で、KIさんに促されてミヨシに移った第一投目。
ボトムまで沈めようとしてカウントダウン中のこと。30カウントまで数えた所で何やら違和感が伝わって来た。ボトムには届いていない筈だが?と思いつゝ軽く合わせを入れてみると、力強い引きと共に揚がって来たのは良型のアジ
そして、その後連続してパタパタと2匹を掛けることが出来た。何れもフォール中のワームにアタッたもので、釣った感よりも釣れちゃった感が強くて釣趣の点では今一つだが、贅沢は云ってられない。
4連続ゲットを狙ってキャストした所・・・・・、
こんな時に限ってミスが出るもので、障害物に掛けてしまって敢え無く高切れしてしまう始末。直ぐにでもシステムを組み直そうと思ったが、船長からの残り5分の声を聞いて、その気もなくなり、3人が連続して揚げているのを指を咥えて眺めているだけで、初めてのボートアジングを終了とした。

今回、初めてボートアジングを経験した訳だが、そのポイントは揺れに尽きるだろうと痛切に感じた。
事前にKIさんから揺れるから難しいと聞いてはいたが、百聞は一見に如かずで、これ程、陸っパリと違って身体が揺れることの影響が大きいとは思いもしなかった。
身体が揺れることのない陸っパリでは、ロッドを通して伝わって来る違和感の殆ど全ては魚からのコンタクトだと思っても良いが、揺れるボートの上からでは色々な雑音がロッドを通して伝わって来る。
コンとハッキリとアタリが出る場合は兎も角、魚の活性が低く小さなアタリしか出ない場合は特にその雑音を除去するフィルターが必要になる訳で、そのためにはある程度場数を踏むことが必要だろうと思った。

2016年釣行記(77) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↓↑↓)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 30
同行者:FKGW女史

今年最後(?)の釣りを、クリスマス当日にFKGW女史孤島でコラボすることになった。

女性と待ち合わせをするのは何年振りのことだろう?
絶えて久しくなかったことで、艶っぽい話でもないのに、年甲斐もなく胸をドキドキさせながら、駐車場で落ち合い、16:00頃に孤島に到着。

釣り場には、コバ横付近と陸側の先端に餌釣り師が入っているだけで、アングラーは小生達二人を入れて僅か4人だけで、日曜日は意外と空いている場合が多いと聞いていた通り。

FKGW女史街灯下の中央付近に釣り座を構えて、早速、キャスティングを開始。対して小生は、17:00に引き揚げると云う餌釣り師の後に入りたかったので、ゆっくりと支度をして時間調整。今回の先発は、向かい風の強さを考えて、8326#1B1.3gのJHの組み合わせにして、先ずは様子見のキャスティング。
風は予報通りの東寄りだが少々強目で、JHが思い通りに飛ばない。2~3投した所で、アジングでは殆ど入ることもない裏側に移って、追い風にJHを乗せる様にしてキャストし着底を待ってアクションを付けながら探っていると、中程まで近付いて来た所で、ジワーッとした重さがティップに伝わって来た。
アレッ、根掛かり?

ラインを張って様子を窺うと微かに生命感が感じられる。そこで、思い切って合わせを入れてみると、23cm位のまぁまぁサイズの本命が掛かって来た。

アタリの出方に若干納得が出来ない点もあったが、日没時刻の16:35を廻った頃のことで、こんなに早くボーズを逃れることが出来たのは嬉しい誤算。

早速、FKGW女史に声を掛けて裏側に来てもらった所、直ぐに彼女もゲット。小生も、同じ様なアタリで続けて2匹目と好調な開幕を遂げることが出来たが、最近の傾向は最初だけの竜頭蛇尾に終わることが多いので油断がならない。
心配した通り、2匹を揚げた所で早くもアタリがなくなり、裏側でのアジングは終了。

17:00を回った頃、二人の餌釣り師が引き揚げて行き、入れ違いに一人や二人のアジンガーが登場して来ると思っていたが、案に相違して誰もやって来ず、期せずしてFKGW女史と二人だけのクリスマスの一夜となった次第。

こうなると孤島は二人だけの世界。
誰に遠慮をすることもなく、好きな所で好きな様にキャスティングが出来るのだが、FKGW女史裏側の下段に陣取り、小生は街灯下の中央付近で、殆ど場所移動をすることもなく一晩を通した。しかし、アタリは間遠くもう一つ調子が出ない。まるで、前回の状況のフラッシュバックの様相で、ツ抜け達成は20:00頃、20匹超えは24:00頃、孤島での目標の30匹達成は4:00頃と一晩を通して20~30分に1匹。

一方、風向きが変わって向かい風になる北風を正面から受ける様になっても、裏側の下段で頑張ったFKGW女史は、20匹を達成出来た由で、2016年の納竿を自己記録で飾れたのは、小生としても嬉しい限り。

この日のアタリの出方は、何れもジワーッと重くなるものばかりで、チクッ、モゾとかコンと云ったアタリの出方は数える程もなかった。ヘラブナ釣りで浮子には何の変化も現れない居喰いと云うのがあるが、それに似た様なものかも知れない。
FKGW女史も同じ印象を持ったとのことなので、この日のアタリの出方だったのかも知れないが、最初の内はこのアタリの出方に納得が出来ず、何とかチクッ等のアタリを出そうと試行錯誤を繰り返した。しかし、結局は、無駄な作業に終わってしまい、この日はジワーッとしたのがアタリの出方だと割り切ることにしたのだが・・・・。

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2016年も残す所あと僅か。
今年の釣行回数は77回を数え、昨年よりも1回少ないとは云え、年齢以上の回数を達成することが出来ました。これも釣り場で出会った皆さんから、若さを分けて頂いた(奪取した?)お蔭だと感謝しております。
本当に有難うございました。

この年齢ですから、体力の衰えも年々顕著になって来ていますが、新年も元気に釣り場に通いたいと思っております。
釣り場でひげ面の高齢者をお見掛けになった節には、気軽に声を掛けて頂ければと思います。

良い、新年をお迎え下さい。

2016年釣行記(76) – AJ

2016年 Ajing 釣行記

潮回り:中潮(↑↓↑)
場 所:孤島
釣 果:アジ x 22
同行者:MZOさん(INUさん)

定例釣行日の火曜日は、都合で孤島に行けないので月曜に釣行することにした。月曜日は、『年明けから休みが土日になるので、一緒に釣りをする機会がなくなる』と云うMZOさんが遠路遥々つくばから来ると云うので、今回はMZOさんとのコラボ。幸い、予報では風も弱く2~3m程なので、この点も申し分ない所。

孤島にはMZOさんより一足早く14:00過ぎに到着。
釣り場には良く見掛ける餌釣り師2人、反対側の端に黒鯛師が2人と先行者は4人。アジンガーは一緒に到着した若者と小生の2人と都合6人だけで、思った以上にアングラーの数が少ない。
所が、餌釣り師の2人は、航路側のコバの曲がり角付近から常夜灯下まで占拠しており、第一希望のコバ横に釣り座を構えるのは無理。同時に来た若者はその餌釣り師の置いているロッドの隣り、常夜灯下中央に入ったので、小生はその陸側にMZOさんと二人分の釣り座を確保。

15:00過ぎになって、MZOさんが遅れて登場。
最近の日没時刻は16:30過ぎで、陽はまだ高くアジングには早過ぎるので、Soare Xtune S709ULTのキャロシステムで時間潰しをし、16:00を廻って日没時刻間近になった所で、Soare改1.0gのJHでアジングを開始。

風は斜め左前方からやゝ強目なので、風上に向かってキャストすると潮は右から左に結構早く流れていて、やり難い。試行錯誤を繰り返している内に17:00少し前になって2人組の餌釣り師が引き揚げる準備を始めたので、直ぐにコバ横に移動。

そして、移動後2~3投でこの日のファースト・フィッシュをゲット。しかも、24cm程の最近の傾向からすると良型の部類と云って良い本命のアジ

17:00を廻って餌釣り師の2人組が引き揚げて行って間もなくINUさんが登場して来て、この夜はアジンガー4人で徹夜アジングをすることに決定。

この日はコバ横に移動したのが大正解で、ポツリポツリとアジからのコンタクトがあった。と云っても、アタリとアタリの間隔は長く焦れて待てなくなることもしばしばで、好調と云うのは難しい状況だが、それでも他の3人よりは良いペース。しかもアタッてくれば23~25cmの良型で、19:00前には6匹。
このペースで行けば・・・・などと考えると調子が悪くなるのが決まり事の様で、この日も徐々にペースダウン。それでも、21:00前には何とかツ抜けを達成したので悪くはないが、その内、アタリが全くなくなってしまったので、裏側に移動。
裏側は北風を正面から受けるので、北風が強い場合は余り入りたくないが、この日はそれ程気にする程の風でもなく、それよりも、潮は左から右に強過ぎもせず弱すぎもせず丁度良いトロトロとした流れで、条件は良い。

アタリがある時は、案外一投目からコツンと感じることが多いのだが、この日は空振り。少しガッカリしながらキャスティングを続け、4投目か5投目のこと。ハッキリと感じた訳ではないが、微かな違和感に反応すると、表側より一回り小振りのアジ
この1匹を皮切りに若干遅めのペースだがアタリが続き、22:00過ぎには裏側でもツ抜け。所が、その後はサッパリ。

MZOさんINUさん、そして小生は釣り場をウロウロしてアジの居場所を探したが、何処に行ってしまったのか、気配はなく、忘れた頃に来るアタリをじっと待つ修行の釣りになってしまった。

堪らずMZOさんINUさんが休憩に入り、小生も2:30頃から1時間程仮眠を取って、3:30頃から再開したが、朝間詰めのフィーバーもなく5:00過ぎには片付けに入ってしまった。

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