2024年釣行記(10) – SL

2024年 SaltLure 釣行記

日 時:03月07日(木) 12:20~15:30
潮回り:中潮
(↑)
場 所:HRTK
釣 果:カマス x 0
同行者:YTさん、SHGさん

前回のHRTKでは、紛れ当たりでカマスを1匹掛けただけで、初めての釣りで要領を得ていなかったことを割り引いても、極めて厳しい結果に終わってしまった。
と云う訳で、再度挑戦しようと考えていたのだが、予報では3~4mの北東の風。HRTKは東向きなので強い向かい風の中の釣りになるため、YTさんに連絡を入れると、この程度なら、充分釣りは出来るよとのこと。

現地の駐車場には、前回とほゞ同じ時刻の12:00少し前に到着。
直ぐに釣り場の岸壁に向かい、先着していたYTさんSHGさんに合流したが、釣り場にはアングラーの姿がそれ程見えずガラガラ状態。釣り場が空いているのは大歓迎だが、それが風のせいであればまだしも、釣れなくなったのであれば由々しいことだが・・・・。

風は、予報通り斜め左前方から強めに吹いて来ている。出来ればいつもの様にベイト・ロッドでやりたかったが、風の影響を考えて、よりトラブル危険性が低いスピニング・ロッドTenryu改を選んで臨むことにした。

12:20頃、湘南の達人であるYTさんカマスの名人であるSHGさんに挟まれて、手練の二人と同じスプリットを組んでキャスティングを開始。

風は強めだが、潮位が高く足許近くに海面があるので、距離が出ないことを除いては殆んど影響がない。飛距離についても、カマスは比較的岸壁近くを回遊しているので気にする必要もない。と云う訳で、釣りを楽しむ条件は整った。残るはカマスが回遊して来るかどうか・・・・。




しかし、待てど暮らせどカマスが回って来ている様子がない。
今回が2回目の小生だけが云っているのであれば、単に小生が反応を感じ取れていないだけで、実際には何度もコンタクトして来ているのかも知れないし、大いに有り得ること。しかし、達人名人アタリがないと云っているので、カマスが回遊して来ていないことは確かだろう。
と云うことは、回遊して来るまで待てるかどうかだが、14:00を前にして、早くも小生の気持ちは、皮一枚で何とか繋がっている状態。

達人名人カマスの居場所を探し出すために、場所を色々と変えてキャスティングを繰り返しているが、結局、スゴスゴと戻って来ることを見ても、カマスは近くには居ないことは確かだろう。

にも拘わらず、干潮時刻の14:48を状況が変わるだろう達人名人は集中してキャスティングを繰り返しているが、小生は引き揚げるタイミングを測っている始末。
そして、二人の予想通り、15:00を回った頃から反応が出始めた様子だが、一旦切れた小生の気持ちが繋がることはなく、15:30頃、二人を置いて小生独りStopFisingとして、予定より早めに帰路に着いた。

と云う訳で、2回目のカマス狙いはパーフェクトに抑え込まれてしまったが、小生の知識ではカマス夏の夜間に狙うターゲット。そのターゲットを正反対の真冬の昼間に狙おうと云うのだから、無理があるのかも知れない。
にも拘わらず、達人名人はそれなりに釣果を上げて楽しんでいるので、流石の一言だろう。

2024年釣行記(09) – SL

2024年 SaltLure 釣行記

日 時:03月04日(月) 12:20~15:45
潮回り:小潮
(↓)
場 所:HRTK
釣 果:カマス x 1
同行者:YTさん、(Dr.TJ、ISBS両氏)

天候の巡り合わせが悪くて、結局、2月の釣行は2回のみに終わってしまい、早くもエイジ・シュート達成に不安に覚える程。
月が変われば、少しは良くなるのではないかと期待をしていたが、3月3日から始まる週も傘マークが付いていない日は月・水の2日だけ。しかも、その二日も風は北寄りで強めに吹く予報が出ているので、MHR-KGNメバリングは難しそう。

そんな所に湘南の達人のYTさんより連絡があり、HRTKでカマスと遊ばないか?とのお誘いを頂いた。実は、これまでも何度かお誘いを頂いていたのだが、駐車場の問題などがあって、ご一緒することは出来ずにいた。しかし、今回のお誘いは、昼間に狙うとのこと。昼間であれば、近くの有料駐車場が使えるので、問題解消。
と云う訳で、久し振りにHRTKに出掛けることにした。

11:00頃、自宅を出発。途中、渋滞の名所を2箇所通過する必要があるのだが、幸運なことに、この日は車の流れは比較的スムーズだったので、現地の駐車場に到着したのは、丁度1時間後の12:00頃。
早速、YTさんに連絡を入れて、合流。

この日持ち込んだロッドは、ベイト・リール用に改造したばかりのSoareXR改とスピニング・ロッドのTenryu改の2本。
予報では背後からの西風が吹くとのことだったが、現地では右手から左手に吹き抜けて行く南寄りの風がやゝ強めだったので、少し迷ったが、先発にはSoareXR改を選び、飛ばしウキオーシャンルーラーソルト・フライを組み合わせた仕掛けでキャスティングを開始。

明るい時間帯に見る広い釣り場は、ここ数年間は夜釣りしかやっていなかったこともあって、殊更に開放的で新鮮に感じられて気持ちが良い。
これで本命のカマスが遊んでくれれば云うことなしだが、小生の知識ではカマスは夜釣りのターゲット。今回の様に昼間の明るい時間帯に狙うことなど考えもしなかったが、小生が始めて程なくして、隣りのYTさんがロッドを大きく曲げているのを見て、認識を改めた次第。
YTさんによれば、2ヶ月ほど前までは40cm程の良型が良く釣れたが、最近は型も小さくなって数も少なくなった。それでも退屈しない程度に遊んでくれるとのこと。
これで小生も肖りたいと俄然、やる気になったが、小生にはコンともコツツとも反応がない。そこで、SoareXR改からTenryu改にロッドを持ち替えて、YTさんご推奨の仕掛けに替えてみた。しかし、小生にはコンタクトが感じられない。にも拘わらず、隣りのYTさんからは
あたった・・・・!!
バレた・・・・・!!
と間を置かずに声が上がって来る。
YTさんと知り合う切っ掛けになったメッキでもそうだが、兎に角、YTさんには小生の様な凡人にはない好感度の感性があると見えて、独りロッドを曲げていることがままある。この時も小生を始め、沢山の餌釣り師が釣れていない中、YTさんだけが釣っていた。

この日、小生がカマスをゲットしたのは、実釣を開始して2時間近く経過した13:50頃。この時の反応は、グンとロッドを引っ手繰る大きな向こう合わせだったので、釣れちゃった感満載で釣趣としては物足りないが、兎にも角にも、狙って獲った本命なので、歓びも一入と云った所。

これに気を良くして2匹目を狙ったが、後続の反応が返って来ない。

15:00過ぎにやって来たDr.TJさんは、粘ってプラグをキャストし続けて、1匹掛けたが、その後は苦労をしている様子。小生はYTさんに譲って貰ったワームを付けてみたが、何も変化は感じられず、にも拘わらず、隣りのYTさんはポツリポツリだが、着実に釣果を伸ばしており、Dr.TJさんと小生は、顔を見合わせてアングリ。

16:00少し前になって、ISBSさんが自転車に乗ってやって来たが、帰りの渋滞を避けるために、小生はStopFishingとして入れ替わって引き上げた。

今回は、初めてのカマスのデイ・ゲームでYTさんに色々と教えて頂いたとは云え、要領が全く解らず手探り状態だった。時期的には外れていると思うのだが、近々、再挑戦してみようと思う。

2024年釣行記(08) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:02月29日(木) 17:20~21:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独

今年の2月は、どう云う巡り合わせなのか天候の条件が思わしくなくて、来る日も来る日も雨模様だったり、雨が降らない日は強い北風が吹いたりで、毎日空を見上げて長嘆息をつく毎日。
この分で行けば、2月の釣行は1回切りになってしまうと思っていた。
所が、27日に見た予報では、29日の夜の20:00以降には傘マークが付いているものゝ、風は弱い南東の風となっている。出来れば南西の風であって欲しいが、贅沢は云っておられず、行く積りになっていた。しかし、当日の29日の朝の予報では、条件は悪い方に変わっていて、傘マークは19:00から付き風向きもになっていた。
これまでなら、釣行は当然見送る条件だったが、2月の釣行回数を1回だけで終わらせる訳には行かない。風向きも悪い上、雨が降り出すまでの短い時間しか出来ないが、兎に角、行ってみることにした。

17:00頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみたが、風は殆んど吹いておらず、予報は良い方向に外れた様子。しかし、空は今にも泣き出しそうなので、最近のお気に入りポイントであるへの字カーブの先を重点的に探ってみることにした。

今回使用するロッドは、スピニング・ロッドであるSoareXR S76UL-Tベイト仕様に改造したもの。

17:20頃、47番スポット付近から、例によって自作のビーズ・ルアーの小を結んで、今月2度目となるメバリングを開始。

そして、その1投目。
キャストして、いつもの様に軽くリフト&フォールを始めると、何やらがガサゴゾとルアーに当たって来る感触が伝わって来て、手元に回収したルアーには海藻の切れ端が掛かっている。
そこで、改めて海の様子をチェックした所、海面にまで達している海藻の塊がアチラコチラに見える。昨年の2月には、海藻がびっしりと海面を覆っていてキャストするポイントを探すにも一苦労だったが、それ程ではないにしても、キャストの度に邪魔をして来るので煩わしくて仕方がない。これでは釣りにならないので、久し振りに飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。

そして、岸壁にしゃがみ込んでシステムを組み直して、改めてキャスティングを始めようとしたタイミングを見計らった様に、風が強く吹き出して来た。しかも、横風となる東風で、極めて具合が悪い。
とは云え、釣りを始めたばかりなので、引き揚げるには早過ぎるし、高速道路代が無駄になる。もう少し粘ってみようとキャスティングを続けたが、指先がジンジンとして来る。それでも、可愛娘ちゃんからのコンタクトがあれば我慢が出来ると云うものだが、何も反応がない。蟹の横這い釣法のテンポを早めて59番スポット付近、67番スポット付近と探ったが、反応は感じられない。

18:00少し前、71番スポット付近で、気分を変えるために夕食のパンを囓って一呼吸入れて、キャスティングを繰り返したが、強い風の影響でワームを通すコースは完全に風任せ状態。
これじゃ、釣りにならない・・・・
と半ば諦め気味にキャスティングを繰り返していると、ふと風が息をつく様に弱くなる瞬間が出て来て、正に緩んだタイミングでゴツンと手許にまで感じる強いアタリがあった。
時刻は18:12。ポイントは72番スポット付近のことで、向こう合わせ気味の15cm程のサイズだったが、この強風下では仕方がない。
兎に角、諦め気味だったSoareXR改鱗付が成って初期の目標は達成!!

そして、18:16、同じポイントでやはり風が弱くなったタイミングで、20cmクラスをゲット。
これで調子が出て来たか・・・と期待をしたが、風が息をついて弱くなる時間は短く、右から左の強い横風は相変わらず吹き止まない。
更に、悪いことには雨がシトシトと振り始めて来てしまった。予報では、明朝までこのまゝ降り続くとのことなので、本降りになったら直ぐに車に戻れる様にと少し早いが、74番スポット付近から折返しに入った。

復路に入ると風は幾分弱くなって来て、釣りはし易くはなったが、キャストの度に海藻が引っ掛かる状況には変わりはなく、たまにあるコンタクトを拾うだけ。
そして、20:00少し前には雨が本降りの様相となって来た。粘れば、つ抜け達成となったかも知れないが、冬の雨に打たれて風邪を引くと家人に何を云われるか・・・・。
と云う訳で、20:1032番スポット付近で8匹目をゲットしたのを最後に、20:15頃、StopFishingとした。

所で、この日見たアオサギだが・・・。
この釣り場で、小生が初めてアオサギを目撃したのは2020年11月のことで、この日の個体と同じものではないかも知れないが、最近になって度々姿を見る様になった(写真は2020年11月撮影したもの)。
この日は、アングラーが少なかったためか、このアオサギは小生に纏わりついて離れず、3~4m程の間隔を保って小生の後をついて来ており、18:00少し前に小生が小休止を取った際にも少し離れた所からジッと小生の様子を伺っていた。
そこで、可哀想に思って、食べていたパンを少し千切って投げ与えてみた。魚を喰っているアオサギがパンを喰うとは思わなかったが、どうするか見ていると、オズオズとした様子でパンを咥えて少し離れた所に離れていった。
そして、暫くすると、また戻って来て小生の様子を伺っている。
偶然にも、このタイミングでこの日の1匹目のメバルを掛けたのだが、アオサギにも魚であることが判るらしく、何か落ち着かない様子に変わったので、投げ与えて見た。すると、パンの時とは全く違ってバタバタと小さく羽ばたいて慌てた様子でメバルに近付き、咥えて離れて行って、暫くして戻って来た。
そして、2匹目のメバルを与えると、これも嬉しそうに咥えて離れていったが、これで満足したのか、その後は戻って来ることはなかった。

この日のアオサギは、こうしてアングラーから獲物のお裾分けを得たことが過去にもあって、アングラーを見ると近寄って来る様になったのだろうが、野生の動物をこの様に餌付けするのは、やはり避けるべきだろう。
この日、小生は戯れにパンを与え、獲物の魚を与えてしまったのだが、理由の如何を問わずすべきことではなかった。大いに反省する次第。

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18:12 1匹目 72番
18:16 2匹目 72番
18:49 3匹目 68番
19:26 4匹目 57番
19:55 5匹目 51番
20:07 6匹目 40番
20:04 7匹目 39番
20:10 8匹目 32番

2024年釣行記(07) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:02月14日(水) 17:20~21:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5、カサゴ x 3
同行者:YT、SHG、(Dr.TJ、ISBS)各氏

2月に入ってから、北風、強風、雪等々でなかなかチャンスが巡って来ず、来る日も来る日も溜め息ばかりの毎日だったが、13日、14日、15日の3日間の風向きは南寄りになるとのこと。待ちに待っていた予報に、眼の前がパッと明るくなったが、詳細をチェックすると、13日は西南西の風が7m、14日は南西の風が3m、そして15日は南西の風だが8mと予想されている。
この様な気象条件での釣行を考えると、迷うことなく14日の南西の風3mの一択だが、10日以上もの間待たされていたので、出来れば13日に行き、中一日を空けて15日にも行きたい所。何とかならないかと、ない知恵を絞っては見たが、どうしようもない。
結局、YTさんと相談の上、14日の水曜日に釣行することにした。

現地到着は、16:50頃。
YTさんの到着を待ちながら、支度をしている所に見覚えのある黒のSUVが滑り込んで来て、昨年の6月以来となるDr.TJさんが登場。久し振りに会うDr.TJさんと四方山話をしている所にYTさんSHGさんを伴って到着。

この日持ち込んだロッドはSoareXR S76UL-T
実は、このロッドをベイト・リール用に改造して、MHR-KGNでのメバリングに使う積りにしているのだが、そのためには、幾つかのガイドとグリップの交換が必要となる。しかし、オリジナルのグリップの握り具合が良いので、ベイト・リール用のものに交換せずにそのまゝ流用しようと考えている。もし流用出来れば、簡単なガイドの交換だけで改造は終わるので、非常に楽な作業になる。そのためには、トリガーのないグリップでベイト・リールを扱うのに問題はないのか、確かめる必要がある。また、ベイト・ロッドとしての使い心地も確認しておきたい。
と云う訳で、今回はスピニング・ロッドベイト・リールを組み合わせると云う変則的な使い方をすることにした。

実釣に入る前に、先ず、SoareXRでの飛距離を確認したかったので、準備の終えていないDr.TJさんをおいて一足早く岸壁に出て、自作のビーズ・ルアー小(2.2g)を結んでキャストしてみた。
すると、想像していた通り柔らかいロッドにルアーの重さが乗る感触があって、フィーリングは頗る良い。しかし、残念なことに着水点が見えず、距離が分からない。そこで、遅れてやって来たDr.TJさんに確認して貰った所、丁度、テトラ帯が並んでいるライン付近が着水点だとのこと。正直な所、もう少し距離が出ていると思っていたので、少しがっかりしたが、ロッドに慣れてくれば、距離は伸びる筈で、まぁまぁ合格だろう・・。

試投が済んだ所で、17:20頃、18番スポット付近から、この日のメバリングを開始。
岸壁では、風は微風で波もなく海は穏やか。昨年のこの時期には、海面を漂っている塊を避けてキャストしなければならないことが嫌になる程の海藻の繁茂状況だったが、今年はどう云う訳か殆ど見当たらないので、気分的にも楽に釣りに専念出来るのは有り難い。

時刻は、まだ日没を過ぎたばかりで、周囲はまだまだ明るくMHR-KGNの可愛娘ちゃんが動き出すにはまだ早いだろうと思ったが、やはり、何もコンタクトがない。
とは云え、活性が高い時には、明るい時間帯でも何かしらの反応はあるので、油断は出来ない。いつ反応が返って来ても良い様に心の準備を整え、反応が返ってくることを期待しつゝキャスティングを繰り返した。
しかし、音沙汰はない。

そこで、前回良かったへの字カーブを過ぎたばかりの47番スポット付近にプチ移動。爆釣した訳ではないが、実績場所だけにこれまでのポイントとは違って、何となく安心してキャストが出来る。所が、案に相違して梨の礫

アレ~、今日は駄目か・・・・・と思いつゝ可愛娘ちゃんからのラブ・コールを思い描きながらキャストしラインを張ってテンション・フォールをさせていると、突然、コツと小さいながらもはっきりとした反応が返って来た。
タイミング良く合わせが決まったが、針掛かりさせた瞬間に強い引きが伝わって来て良型であることを確信。
しかし、40cmクラスのメジナを掛けたポイントでもあるので、姿を見るまで油断は出来ない。ドラグを締めて根に巻かれない様に慎重に寄せに入り、抜き上げた獲物は22cm程もありそうな良型の本命。
時刻は、実釣開始後40分を経過した17:57のことで、ポイントは48番スポット付近。

これに気を良くして、2匹目のドジョウならぬメバルを狙ったが、紛れ当たりだったと見えて何も反応が返って来ない。こんな筈では・・と思いつゝキャスティングを繰り返し、2匹目を掛けたのは30分近く後の18:14のことで、サイズはガクンと落ちて15~16cm。それでも活性が上がって来たと見えて18:26に同サイズの追加に成功。

しかし、この付近では、それっきりコンタクトがなくなってしまったので、何年か前には好んで入っていた59番スポット付近に移動することにした。
その途中でYTさんに声を掛けて様子を尋ねると、結構、反応が続いており、しかも良型だとのこと。そして、YTさんの7~8m程隣りに入っていたDr.TJさんに尋ねても連続して反応がある由。
そこで、Dr.TJさんの直ぐ隣りに入らせて貰っって、キャストすると直ぐに答えが出て、MHR-KGNでのアベレージ・サイズを58番スポット付近で18:36にゲット。だが、後が続かず、更に奥に進んだ60番スポット付近で18:46に良型を掛けたのが、結論から云えば、この日の最後。

60番スポット付近で5匹目をゲットして以降ピタリと反応がなくなったので、69~70番スポット付近にワープしようと歩を進めたが、生憎、目的のポイントには赤い電気ウキの灯りがプカプカと浮かんでいる。仕方がないので、その先に進んだが、空振り。更にその先の凸部にも入ってみたが、この頃には、早くも釣れる気がせず、集中力も首の皮一枚状態。

ひょっとして、凸部の先の124~129番スポット付近なら、何とか遊んでくれるかも・・・溺れる者藁をも掴むで枯れる寸前の気持ちを絞り出して、行ってみたが答えは出ず、20:00前に、124番スポット付近から折り返し入った。

復路に入っても反応がないので、凸部100番スポット付近(?)でグズグズとしたキャスティングを繰り返している所に、ISBSさんが登場。Dr.TJさんからの連絡を見るのが遅くなったとのことで、急いでやって来た由。
遅ればせながら新年の挨拶をし、暫く釣り談義をした後、ISBSさん86番スポット付近に移動して行き、小生は付近に居残ったが可愛娘ちゃんには無視されっ放し。
そこで、往路では入れなかった70番スポット付近に入ろうと戻ったが、先行者は引き上げておらず、已むなく更に戻って67番スポット付近でキャストすると、思いもしなかった反応があった。
残念ながら、これは根に潜られて獲れず切歯扼腕。しかし、久し振りのコンタクトに気持ちも新たにキャスティングを繰り返したが、可愛娘ちゃんからの反応はそれっきり。

そこで柳の下の2匹目のどじょうを狙うべく往路で入った48番スポット付近にまで戻ってみたが、これも空振り。

結局、遅れて戻って来た連中と一緒に21:40頃、StopFishingとした。

この日も、前回と同様、手作りのビーズ・ルアーで通したが、これがYTさん他の仲間に比べて貧果に終わった理由だろう。
いつもは、色々なプラグを試して、その日の反応の良いルアーを探し出すために、種類の異なるルアーを沢山バッグに入れて持ち込んでいる。にも拘わらず、この日は、色違いはあるにしろビーズ・ルアーのみ。
自作のビーズ・ルアー爆釣が出来れば万々歳だが、その様なことは夢のまた夢であり得ないことで、釣果を望むなら、もっと柔軟に考えてビーズ・ルアー以外のプラグも試すべきだった。
そう云う意味では、この日は何とも中途半端な釣をしてしまった。

所で、ロッドの改造だが、格安で手に入れたSoareBB S76UL-Tを素材として使う積りでいたが、この先の出番の多寡を考えて、少しでも使う機会の多そうなSoareXR S76UL-Tを潰そうと考えている。
そう考えたので、この日はSoareXRを持ち込んで使ってみたのだが、スピニング・リール用のトリガーのないグリップにベイト・リールをセットして使っても、それ程問題なく使えることが分かった。
と云う訳で、3~4個のガイドを交換するだけで終えそうだ。

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17:57 1匹目 48番
18:14 2匹目 50番
18:26 3匹目 50番
18:36 4匹目 58番
18:46 5匹目 60番

2024年釣行記(06) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月31日(水) 17:00~21:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5、カサゴ x 1
同行者:YT、AKW、SHG各氏

前回の釣行は月曜日だったので、順当ならば次回の釣行は木曜日か金曜日になる筈だが、残念ながら両日とも北風が吹く予報。対して水曜日はこの時期にしては珍しく南西の風になるとのこと。風力は6mと少々強めだが、MHR-KGNではフォローの風になるので、釣りに支障はない筈。
と云う訳で、月曜日の釣行から中一日しか経っていないが、行く気になっていた。そんな所に、タイミング良く湘南の達人YTさんからMHR-KGNに行くよとの連絡が入り、1年振りのコラボ釣行をすることになった。

16:40頃、現地に到着し、先着していたYTさんAKWさんそしてYTさんの友人のSHGさんと合流。

来る途中の高速でハンドルが取られる感覚があったので、少し心配だったのだが、案の定、現地ではかなり強い風が吹いておりありゃ、判断を間違えたか?
しかし、BlueCurrentⅢ 69/Bを手に岸壁に出てみると、風に吹かれたさざ波が扇状にサーッと広がって行く程の強い風だが、風向きは斜め左後方からの南西の風なので、何とかなりそう
と云う訳で、自作のビーズ・ルアーを結んで、先ずキャスティングの練習を始めた。と云うのは、テトラ帯より沖目を狙うには69/Bでは短いと思い、前回、前々回は82/Bを使ったのだが、やはりMHR-KGNでのメバリングには強過ぎて面白みに欠ける。そこで、69/Bでの飛距離を実際に目で見て確認しようと考えた次第。
その結果だが、空気抵抗の少ないシンペンなどであれば、何とかなりそうだが、やはりテトラ帯より沖目を狙うには少し足りない印象。ロッドの強さの点ではMHR-KGNでのメバリング向きだと思うのだが、82/B69/Bではやはり帯に短し襷に長し。以前の様に岸壁とテトラ帯の間に可愛娘ちゃんが屯しているなら、69/B一択でこんな悩みは要らないのに・・・・。

結果は結果として、この日は69/Bのロッドにルアーはビーズ・ルアー縛りで通すことにして、17:00頃、30番スポット付近(?)からメバリングを開始した。ビーズ・ルアーは前回のデビュー戦で4匹も連れて来てくれたが、もう一つ自信がない。前回がフロックでないことを証明するために、今回も何とか反応してくれと考えて、他のルアーにはご遠慮願おうと考えた次第。

この日は、小生にしては珍しくへの字カーブの手前をジックリとチェックしたが、可愛娘ちゃんからのラブ・コールはない。そして、そのまゝ居場所を探して蟹の横這い釣法を続けへの字カーブを過ぎた辺りに来た頃、風の強さが増して来て、更に悪いことに向きが西に寄って来てしまった。こうなると横から風を受けるので、ラインが大きく吹けてしまって、ルアーの操作感は完全に消えてしまって、どうしようもない。

幸いへの字カーブ付近は、テトラ帯と岸壁の中間にテトラは置かれていないので、ルアーが風に流されて思わぬ所に流されたとしても、根掛かりのリスクは幾分軽減される。仮に、YTさん達の様に可愛娘ちゃんの居場所を求めて先に進んで行っても、この風では思い通りにルアーを通すことも儘ならないのは必至。であれば、移動して行なくても状況に大きな変わりはないだろうと無精を決め込んで、小生はへの字カーブ付近で粘ることにして、キャスティングを続けた。しかし、ルアーを操作している感覚は全く無く、例え、可愛娘ちゃんが反応してくれても、引っ手繰って行く様な大きなアタリでなければ、到底感知出来ない状況が続き、モティベーションは早くも風前の灯

それでも、小生一人早上がりをする訳にも行かず、キャスティングを繰り返していると、フッと風が弱くなったタイミングに合わせるようにしてチクと小さな反応が伝わって来た。
メバルの反応かどうか確信のないまゝ半信半疑でロッドを煽ってみると、生命体の動きが伝わって来てこの日初めての獲物をゲット。
時刻は、17:47のことで、大中小ある自作のビーズ・ルアーで初めて獲った20cm程の良型。
では、前回、抜き上げに失敗したことがあり、では実績があるので、これで大中小の全てに何らかの反応があったことになる。作った者の欲目と云えそうだが、取り敢えずビーズ・ルアーは成功と云っても良いだろう。

1匹目は何とか獲れてボーズ回避はなったが、横風は相変わらず強いまゝでどうしようもない。

しかし、18:30を回った頃から徐々に息継ぎをする様に風が弱くなる瞬間が増えて来て、これで幾分気持ちの持ち直しが出来、18:43にようやく2匹目をゲット。そして、風が弱くなるタイミングを狙って19:09から19:29の20分間で3匹をゲット。

20:00頃からやっと風が収まって来て、釣りがし易くなると同時に反応も増えて来た。しかし、どう云う訳か針掛かりさせられず空振り続き。こうなると、何とか釣り上げてやろうと熱くなるのは、釣り人の性で、小生も躍起になってキャスティングを繰り返したが、ものに出来ず、その内に反応も途絶えがちになってしまった。

丁度、その頃になって奥に行っていた3人が戻って来た所で、小生のメバリングは事実上の終了とし、その後は3人の釣りを見学したり、釣り談義をしたりをして、21:00頃、全員揃ってStopFishingとして、分かれて家路についた。

自作のビーズ・ルアーを使ってのメバリングは、今回で2回目だが、小生の釣り方にマッチしていると見えて、非常に面白く感じたので、これから出番が増えることだろうと思う。
また、ロッドについては、本日、ヤフオクで中古のSoareBB S76ULTを格安で落札した。到着次第、これをベイト・ロッドに改造してMHR-KGNでのメバリングに使おうと思う。

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17:47 1匹目 49番
18:43 2匹目 48番
18:49 カサゴ
19:09 3匹目 47番
19:11 4匹目 47番
19:29 5匹目 48番

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