2024年釣行記(65) – EG

2024年 Eging 釣行記

日 時:10月11日(金) 17:25~22:20
潮回り:小潮
(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:アオリイカ x 9
同行者:単独

釣りには行きたいが、アジタチウオも在庫はある。アオリイカも前回タチウオと交換にIKOKさんから頂いたものが残っている。となると小生の釣り物で残っているのはカワハギ位しかないが、朝早く起きて出掛けるのも億劫だ。
さてどうするか?
ノークーラー・デイにしてホームのKMI’sでアジングをするか・・・?
色々とない頭を絞って考えた結果、アオリイカの在庫はあるとは云え、1杯だけなので、追加があっても文句を云われることはないだろう
と云う訳で、ボーズ覚悟でMHR-KGNでのアオリ調査をすることにした。
元々MHR-KGNメバリングで足繁く通った場所だが、数年前からメバルが余り釣れなくなり、代わりにタチウオが出る様になって、今シーズンも8~9月には刀狩りで通っていた。
そんなポイントだが、
湾奥のKMI’sでアオリイカが出るならMHR-KGNでも出るのではないか?
昔からアオリイカとメバルのポイントは被っていると云われており、しかも最近はアジングも成立していることを考えると、浅場を回遊している新仔アオリなら充分可能性があるのではないか?
と考えた次第。

現地到着は、17:15頃。
これまでこのMHR-KGNでは全く狙ったことのないアオリイカなので、何処に着いているかも分からない。兎に角、岸壁の最も手前の7番スポット付近から少なくとも凸部付近までは、じっくりとチェックする計画で岸壁に出て見ると、小潮とは云え夕方の干潮時でも140cmも潮位が高いため、テトラ帯の殆どが海面下に没していて、海が広く見える。風は、予報では南南東or東風が2mとのことだったが、殆んど吹いておらず、ウィンド・ブレーカーを着ていると少々汗ばむ位で、潮の動きが余りない小潮の潮回りを除けば、条件としては良い方だろう。

この日は、出来ればベイト・ロッドを使いたかったが、MHR-KGNでは遠投出来る方が何かと優利なので、ロッドはスピニング・ロッドSephia S806ML-Sを選択し、2.5号のエギを組み合わせて、17:25頃、キャスティングを開始。

このMHR-KGNはテトラ帯と岸壁の間は激浅なので、油断をすると直ぐに根掛かりをしてしまって釣りにならないため、底を取らずに中層を攻めることにしたが、エギを何処まで沈めるか?
使用するエギの沈下速度は、5.5秒/mとのことだが、テンション・フォールをさせれば更に沈下速度は遅くなる筈。となると、キャスト後ライン・テンションを張っていれば、エギが着水してから5カウントでは、1mも沈んでいないだろうし、潮位の高い時間帯での釣りなので、根掛かりリスクはないだろう。
そこで、キャスト後5カウント程テンション・フォールをさせた後小さく鋭いシャクリを2~3回入れて、そのまゝ5カウント程テンション・フォールをさせるか、サビいて反応を待ち、反応がなければ又小さく鋭いシャクリを2~3回入れて・・・・を繰り返すことにした。
しかし、動画を見て秋イカの狙い方を勉強した筈だが、畳の上の水練と同じで、どうにも要領を得ない。
一度でも反応があれば、その答えが出るのだが、これで良いのか?と自問自答してキャスティングを繰り返した。しかし、反応は返って来ない。動画では、極端な場合1投しただけで、ポイント移動をしてアオリイカの居場所を探していたので、小生も同じポイントで粘ることはせずに蟹の横這い釣法で探すことにした。

所が、この日はアングラーの数が多くて、への字カーブの手前までほゞ等間隔に先行者の姿があって、間を割って入るには少々勇気が居る。無理をして入り込んでも正面にテトラ帯があっては、どうにもならない。正面にテトラ帯のないことが分っている20番24番26番スポット付近には、当然、アングラーの姿がある。
結局、7番スポット付近をチェックしただけで、への字カーブに到達してしまったが、そのへの字カーブの曲がり角にも人影がある。仕方がないので、更に進んで49番スポット付近から調査を再開することにした。

この付近はテトラ帯と岸壁の間にはテトラが入っていない筈なので、右斜め前方にキャストして、やはり5カウント程沈めて鋭くシャクった後テンション・フォールで反応を待ちをして・・・・回収、又、キャストして云々を2回繰り返して、無反応なら少し移動して・・・を繰り返して救命浮き輪付近に来た時のこと。
同じ様にキャストして5カウント沈めてシャクった後、テンション・フォールをさせていると、ビニール状のゴミを拾った様なジワーッとした重さを感じた。
あれ、何だ! ゴミか・・・と思っていると、グイーングイーンと余り強くはないが、明らかにイカの引きと判る感触が伝わって来た。
抜き上げた緑のアイシャドウした可愛娘ちゃんは200g程度の新仔だったが、初めて狙う場所の初めて獲った獲物で、殊の外嬉しい1杯だった。幸か不幸かこの日は単独釣行だったので、一人ニヤニヤするだけだったが、近くに知り合いが居れば、出たよ~と大声を上げていたことだろう。
時刻は実釣開始後約30分経った17:50のことで、手探りの状態だったにしては良い出足だった。

そして、後続を狙おうとした時、への字カーブの曲がった所の人影が居なくなっているのに気が付いた。そこで、少し戻って曲がり角に立って、右斜め前方にキャストして・・・・。
蟹の横這い釣法で居場所を探りながら救命浮き輪付近に戻って来た18:16、1杯目と全く同じ様な反応で1杯目よりはやや大きめの可愛娘ちゃんをゲット。アオリイカを1時間で2杯は出来過ぎだよと思いながら、キャスティングを繰り返したが、反応は続かなかった。

その後は18:463杯目19:094杯目19:205杯目と移動しながらの拾い釣りだったが、アオリイカにしては順調な結果に気を良くして、今日は調査に来たのだから、凸部の先もチェックしておこうと、足を伸ばした。
しかし、凸部の先では反応がなかったので、20:12119番スポット付近で折り返しに入った。

復路に入ってからも無反応状態が続き、半ば諦めながら90番スポット付近でキャスティングを繰り返していると、久し振りに忘れ掛けていた反応が返って来て、20:546杯目をゲット。これは目測300g程の、この時期にしては良い型だった。
これに気を良くして、テトラ帯の反対側の角を狙った所、エギが着水すると同時に反応が返って来た。一瞬、何かが掛かった感触はあったが、空振りに終わったので、再度同じポイントを狙い、7杯目となる300~350gをゲット。時刻は21:04のことだった。
そして、21:118杯目がこの日のハイライト。
7杯目とは逆の側のテトラ帯の角狙ってキャストして、5カウント沈めシャクリを入れてテンション・フォールをさせていると、コンとはっきりとしたアタリがあった。
合わせも決まって、やり取りを始めた所、グィーングィーンとこれまでになく強い引きが伝わって来た。何年か振りに味わうアオリイカの強い独特な引きに、ドキドキしながら抜き上げた獲物は、445g(自宅計量値)もあるこの時期にしては立派な獲物。

同じ90番スポット付近で、3杯も連続して掛けたことに気を良くして、又々テトラ帯の角を狙ってキャスト。しかし、今度は見事にテトラ帯に掛けてしまって、折角の当たりエギを海の神様に奉納する始末。

何事も、調子に乗りすぎるのは良くないことの典型だが、今度は手に入れたばかりのエギ王Kシャロー3号を結んで、キャスティングを続けた。

そして21:4691番スポット付近で250g程度のアオリを掛けて、9杯目
こうなると、何とか切りの良いつ抜けを狙うのは、アングラーとしては当然のことで、キャスティングを続けていた所、何の前触れもなく強い引きの獲物が掛かって来た。
イカにしては変だぞと思いつゝ、海面にまで浮かせて来るとバシャバシャと暴れまわっている。イカではなく魚であることは判ったが、魚種までは判らない。この日のターゲットは新仔アオリなので、玉網までは持って来ていないため、抜き上げるしかない。2個めのエギをなくすのは辛いが、ラインが切れることを覚悟して抜き上げに掛かった。幸いライン・ブレイクすることなく抜き上げに成功したが、魚を見てビックリ。その主は大きなフグで、目の付近にエギのカンナが刺さっていた。

この出来事が21:56のことで、この後は目についたポイントをチェックしながら戻って、22:20頃、StopFishingとした。

それにしても、この日の結果は出来過ぎ!!
全く実績のないポイントで予想外に良い結果に恵まれて、一人ニヤついてハンドルを握って帰路に着いていたのは、云うまでもない・・・😁

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17:50 1杯目 50番スポット付近
18:16 2杯目 50番スポット付近
18:46 3杯目 70番スポット付近
19:09 4杯目 74番スポット付近
19:20 5杯目 109番スポット付近
20:54 6杯目 90番スポット付近
21:04 7杯目 90番スポット付近
21:11 8杯目 90番スポット付近
21:46 9杯目 91番スポット付近

 

2024年釣行記(64) – EG&TC

2024年 Eging Touching 釣行記

日 時:10月07日(月) 16:20~21:30
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アオリイカ x 0、タチウオ x 6
同行者:単独、(AIYM、FJKW、NT、YRO夫妻、IKOK&友人各氏)

予報によると、月曜日の夜は南南西の風が6mとやゝ強目、翌火曜日は終日雨模様とのこと。となると、週の前半の釣行日は必然的に月曜日になり、南寄りの強い風を考慮すると、MHR-KGN刀狩りをするのが順当な所。しかし、我が家の冷蔵庫の冷凍室には、まだタチウオが残っているので、持ち帰ってもカミさんに喜ばれることはないだろう。
と云う訳で、MHR-KGNは却下。次に考えられる候補地はKMI’sになるのだが、アジも前回の釣果が残っているため、お持ち帰りはし辛い。
こうなると何処に行くにしてもノー・クーラー・デイとして持ち帰らないか、又は、アジタチウオ以外の別の魚種をターゲットにする必要がある。
そこで、前回果たせなかった緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんをターゲットにしようと考えた。アオリイカであれば、カミさんにもきっと喜んで貰える筈。と云う訳で、アオリイカをメイン・ターゲットにしてタチウオはサブにする計画でKMI’sに行くことにした。

16:10頃、現地に到着。
早速、岸壁に出てみると、思いの外混んでいて、入り口AIYMさん最奥FJKWさん水道前付近にスバル505NTさんが入っており、岸壁の中央付近にしか入れそうな場所がない。出来れば最奥入り口に入りたかったが、今回はアジは狙わないので、場所に拘る必要はないだろうと考えて、空いている中央付近のやゝ入り口に寄った所にバッカンやクーラーを置いて、支度に掛かった。

今回持ち込んだロッドは、エギング用のSephia S806ML-S刀狩り用のSephia S809M/Fの2本で、日が沈むまでの明るい時間帯はアオリイカ、暗くなってからは、状況によってタチウオに切り替える算段で、Sephia S806ML-Sを先発に選び3号のエギを組み合わせて、16:20頃、キャスティングを開始。

緑のアイシャドウをしたアオリイカは、20年程前から約10年間、夢中になって追い掛け回していた獲物で、その頃は専ら地磯を釣り場にしており、KMI’sの様な湾奥の岸壁でアオリイカを狙うことなどあり得なかった。が、温暖化の影響なのか東京湾の環境が良くなっったのか、理由は判らないが、新仔とは云えアオリイカが釣りの対象になったことに、10年一昔と云われているが隔世の感がする。

岸壁では、風は予報通りかなり強目だが、背後から吹いて来るので、釣りには全く影響はなく、寧ろ、蚊が寄って来ることもなく、涼しくて気持ちが良い。これで緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが遊びに来てくれれば云うことはないのだが・・・・・。

そんなことを考えながらキャスティングを繰り返したが、何も反応は返って来ない。

記憶が定かではないのだが、17:00を廻った頃、YROさん奥さんを伴って登場し、NTさんと小生の間に釣り座を構えて夫婦水入らずアジングを開始。

日没時刻を回り、周囲の光量が減って来た所でタチウオを狙い始めた最奥FJKWさん入り口AIYMさんの赤い電気ウキの灯りを左右に見ながら、アオリイカの反応が返って来るのを待ったが、音沙汰はない。右や左の電気ウキの灯りが海中に沈んで行く様子もなく、隣りのYROさんアジを掛けた様子も見えず、岸壁全体に活気がない。

余りにも岸壁全体が静かなので、最奥FJKWさんに様子を確かめに行ってみた。すると、指4本クラスを1匹釣り上げたと水汲みバケツに入っている銀色に輝く魚体を見せてくれた。タチウオが寄って来たかどうかの目安になるので、電気ウキの動きには注意を払っていた筈だが、全く気が付かなかった。しかし、寄って来ていることは確実。
そこでエギングを諦めて刀狩りに切り替えることにしたが、FJKWさんの電気ウキが浮かんでいる場所は、到底テンヤが届きそうにもない遥か沖。しかし、岸壁近くまでタチウオが寄って来るのは時間の問題だろうし、寄って来れば必ず反応が返って来る筈。

18:00頃、ロッドをSephia S809M/Fに持ち替え、11gのテンヤを組み合わせて刀狩りを開始した。
しかし、タチウオは中々寄って来る気配を見せない。入り口AIYMさんの電気ウキは、相変わらず波間を漂っているだけで、海中に引き込まれる様子はなく、遥か遠くに小さく見えるFJKWさんの電気ウキは、波の谷間に落ち込んで時々消えるだけ。

その内来るだろうと思いながらも、一方では今日はひょっとして駄目かも・・・と右に左に揺れる気持ちを抱えながらキャストし、軽いリフト&フォールを繰り返していると、それまでとは違った違和感が伝わって来た。
あれっ!ひょっとすると寄って来たのかも知れないと思ったが、所謂、お触りだけだったため、そのまゝ次のキャストに移った。すると今度はコツンとはっきりとした反応が返って来て、この日最初の獲物をゲット。
時刻は19:16のことで、抜き上げた獲物のサイズは指4本の良型。お恥ずかしい限りだが、待ちに待ってようやく手にした獲物に年甲斐もなく興奮して、AIYMさん、来たよー!!と大きな声を掛けていた。

この日は、タチウオのお持ち帰り予定はなかったので、この獲物はAIYMさんに引き取って頂けて助かった。しかし、アングラーとしてはこの1匹だけで終わるのは面白くない。と云っても、釣れても処分に困る。釣りたいのか、釣りたくないのか、何とも中途半端な気持ちのまゝキャスティングを続けたが、幸か不幸か、後続の反応は暫くの間返って来ることはなかった。
そして、この日は1匹だけで終わりそうだと弱気の虫が動き出した頃、1匹目から約20分経った19:39に、テンヤを押さえ込む様な反応があって、2匹目をゲット。そして、それから約10分後の19:503匹目を掛け、2匹目も3匹目もAIYMさんに引取って貰った。

この頃から調子が出て来て5分後の19:554匹目をゲット。
頼めば引き受けて貰えるだろうが、余り無理を云うのも良くないと考えて、これ以降は持ち帰ることにした。

20:00頃、IKOKさんと友人の二人が登場して来て、状況の説明をしている最中にコン。これは針掛かりさせた途端にバレてしまったが、それから10分後の20:105匹目をゲット。

IKOKさんと友人の二人はAIYMさんが引き揚げて行った後の入り口に釣り座を構えて、エギングアジングを始めたので、アオリイカタチウオを交換する提案をして、刀狩りを続けた。

所が、その頃からはピタリと反応がなくなってしまった。そこで、気分転換のためにFJKWさんの隣りのNTさんの帰った後に移動。この時点でFJKWさんの釣果は6匹程だったが、やはり、気配はなくなったとのこと。

暫く、FJKWさんと話をしながらキャスティングを繰り返し、20:546匹目を掛け、IKOKさんが掛けた新仔アオリイカと交換して、何とかカミさんの喜ぶお土産を確保することが出来た。

その後も刀狩りを続けていたのだが、21:00を回った頃から霧雨が降り出して来た。予報よりも少し降り出しが早まった様だが、雨には滅法弱い小生であっても、何とか我慢が出来る程度の降り具合だった。
しかし、タチウオからもアオリイカからも反応がないため、嫌気が差して来ており、しかも、8フィートを超える長いロッドを5~6時間もの間降り続けていて、かなり疲れが溜まっていたので、21:30頃、StopFishingとし、22:00過ぎに帰路に着いた。

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19:16 1匹目
19:39 2匹目
19:50 3匹目
19:55 4匹目
20:10 5匹目
20:54 6匹目

2024年釣行記(63) – AJ&EG

2024年 Ajing Eging 釣行記

日 時:10月04日(金) 17:00~22:00
潮回り:大潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 18、サバ x 8
同行者:単独、(ICNH、HRD、KMI各氏)

光陰矢の如しとは良く云ったもので、今年も残す所、3ヶ月・・・・。
この3ヶ月で、更に15回の釣行を重ねれば、今年も又目出度くエイジ・シュート達成となる訳で、何となくゴールが視界に入って来た。しかし、ここで気を緩めて病気を患うのはもっての外。酷暑・猛暑を乗り切った勢いのまゝ、風邪などに気を付けて見事達成しようと思っている。

今回は、KMI’sで欲張ってアオリイカアジの2本立て。
アオリイカは、小生が20年前に淡水系の釣りから海釣りに転向する切っ掛けとなった獲物で、当時はアオリイカの独特な引きを求めて伊豆半島の先端や西伊豆まで、毎週の様に通っていた。しかし、歳を取るに連れて遠征するのが億劫になり、最近はすっかりご無沙汰していた。所が、2~3年前から、このKMI’sIKOKさんが新仔ながらアオリイカを掛ける様になってから、やはり思い入れのあるアオリイカのことなので、自然に気になっていた。とは云え、小生にとってのアオリイカは500~800gの所謂食べ頃サイズが対象で、新仔サイズは対象外。
しかしながら、年々、遠征をしたり近場であっても地磯に入ることがなくなり、自ずとアオリイカから遠ざかる結果になって仕舞い、このまゝだと、あのアオリイカの独特な引きを味わうことが、この先、ないかも知れないと思う様になり、そして新仔サイズでも・・・と趣旨替えをすることにした。

KMI’s到着は、16:30頃。
早速釣り場の岸壁に出てみると、残念なことに最奥水道前に年配の餌釣り師が入っている。今日は、最奥は諦めなければならないか・・・と思いつゝが、様子を訊ねると、顔見知りのその二人組みは朝からやっているが全然駄目。サバしか来ない。18:00頃には引き揚げるとのこと。
と云う訳で、アジングは彼らが引き揚げた後にすることにして、それまでの間はエギングアオリイカを狙うことにして、準備に取り掛かった。

今回、エギング用に持ち込んだロッドはSaltyStyle SSQC-742LT-BF-KRで、このロッドに3号のエギを組み合わせて、17:00頃、キャスティングを開始。
久し振りのエギングでしかも左手で扱うベイト・ロッドでの操作なので、シャクリ方が覚束ない。兎に角、慣れるしかないとキャスティングを繰り返している所にICNHさんが、ニコニコと笑いながら登場。

ICNHさんエギングでこの日の釣りを始める様子で、長めのロッドを持って空いている入り口に立ってキャスティングを始めた。すると、直ぐに何やら騒ぎ出したので、目をやると、何ということかロッドが大きく曲がっている。
嘘だろと思いつゝICNHさんの傍に寄って様子を見ていると、やがて海面に姿を表したのは、紛れもないアオリイカ。しかも、見た所300~400g程のこの時期としては良型と云ってサイズに、ICNHさんはしてやったりと得意満面。一方の小生は、後から入って来て、先に釣り上げるとは何事ぞ!!切歯扼腕
しかし、釣りの世界では良くあることで見返すには、小生も緑のアイシャドウをしたアオリイカを釣る以外にないが・・・・。
結局、アオリイカを釣る代わりに3号のエギを、ラインの高切れですっ飛ばしただけに終わってしまった。

17:30頃になって、二人組みが片付けに入ったので、小生はアジングの準備に取り掛かった。
丁度、その頃HRDさんが登場して来て、最奥から小生、HRDさんそしてICNHさんと並んでアジングをすることになった。

今回のロッドは、G-TECXSC-59ST-Pro
このロッドは2023年04月に最初のロットが発売されたが、僅か4分で完売となった程の人気ロッドで、当然、小生は入手叶わず、以降、数度に渡って発売、完売を繰り返していたもの。この様な状況では入手することは出来ないと諦めて、同じトモ清水氏がAbuGrcia時代に手掛けたSaltyStage Prototypeベイト・ロッドに改造して使っていた。
そんな所に、XSC-59ST-Proの何回目かのロットの発売の情報があり、注文受付開始時刻よりも1時間程遅れていたが、駄目元でアクセスシてみた。すると、今回は完売になっておらず、ようやく手に入れることが出来たもの。

と云う訳で、憧れのロッドを携えてのアジング・・・・・。
キャスティング開始は、17:45頃。初めて手にするロッドだが、1.2gのJHをキャストしてみるとSaltyStage改に良く似たフィーリングで、何の違和感もなく直ぐに馴染むことが出来た。こうなると、敢えて新しく導入する必要はなかったかも知れないと少し後悔の気持ちが出来たが、試しに一段軽い1.0gのJHにしてみた。すると、SaltyStage改よりもスムーズなキャスティングが出来る。そこで、潮の流れが早くてやり難さはあったが、使い続けることにした。

そして、待望の反応を感じたのは17:55のこと。微かにモゾとした違和感に合わせが決まって抜き上げた獲物は、20cmに僅かに届かなかったものゝ、湾奥のこのKMI’sでは良型と云って良いサイズ。
と云う訳で、XSC-59ST-Pro鱗付は呆気なく終了してしまった。

その後、2匹目3匹目4匹目までは、まぁまぁのペースで反応が返って来たが、4匹目18:15に掛けてからは、ピタリと反応がなくなってしまった。

ならば、アオリイカはどうか?とアオリ調査に切り替えたが、音沙汰はない。
アオリイカタチウオと同じ様に何の前触れもなく突然反応して来るので、油断が出来ない。滅多にない千載一遇のチャンスを逃さないためにも、休む訳には行かないとキャスティングを繰り返したが、結局、梨の礫

小一時間程の間エギングを続けたがアオリイカを諦めて又アジングに戻ることにした。そして、10分程経った19:30にようやくこの日の5匹目をゲット。これからの約40分間が、この日のハイライトで、入れ掛かりとは云えないものゝ、退屈しない程度の間隔で反応が返って来て、20:03つ抜けを達成し、更に20:0711匹目をゲット。逆算すると、6分間に1匹の割合だったので、ペースとしては悪くはない。

しかし、20:1612匹目をものにした頃から、徐々に反応が間遠くなって、21:1118匹目をゲットしてからは、ピタリと気配が消えてしまった。
そこで、アジが駄目ならアオリがあるさとばかりに、22:00までの約40分間はエギングに集中することにして、ひたすらエギを投げ続けた。しかし、この日はアオリイカのご機嫌が良くなかったのか、近くに寄って来ていなかったのか、それらしい反応は全くなく、結局、予定の22:00を廻った所で、小生のみ一足早くStopFishingとした。

所で、この日初めて使用したXSC-59ST-Proだが、今回は潮の流れや強めの風が吹いていたため、0.8gのJHを試さなかった。しかし、1.0gのJHではSaltyStage改よりも良い感触だったので、次回は、状況次第だが、0.8gのJHを試してみようと思う。SaltyStage改でも0.8gのJHを扱うことは出来ていたが、やはり、キャストするには少々気を使わければならない。XSC-59ST-Proでは、この点が少しでも緩和されるのではないかと期待をしている。

また、この日のアジは、19cm以下は全くおらず、掛かれば20cm超の良型ばかりで、数はそれ程伸ばせなかったが、強い引きを充分楽しむことが出来、謂わば量より質と云った所。
いつもであれば、釣れても豆アジばかりになる夏枯れの時期がある筈だが、今シーズンはその様なこともなく、このまゝこの好調さが続けば・・・・と思うのは小生ばかりではないだろう。

次にアオリイカについてだが、この日初めて左手で扱うベイト・ロッドエギングをやってみた。しかし、心配していた通り左手でのシャクリには、もう一つの感がある。とは云え、慣れれば少しは様(サマ)になって来るだろう。
様になれば釣れると云う保証もなく、ある意味で運次第だが、ここは我慢をして左手シャクリを続けるべきだろうか?
それとも、右手で操作するスピニング・ロッドのお出ましを願うべきだろうか?
出来れば、ベイト・ロッドアオリイカをものにしたいと願っているのだが・・・・。

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17:55 1匹目 20:07 11匹目
17:59 2匹目 20:16 12匹目
18:03 3匹目 20:20 13匹目
18:15 4匹目 20:30 14匹目
19:30 5匹目 20:40 15匹目
19:35 6匹目 21:06 16匹目
19:46 7匹目 21:08 17匹目
19:50 8匹目 21:11 18匹目
19:53 9匹目
20:03 10匹目

2024年釣行記(62) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:09月26日(木) 17:15~21:40
潮回り:小潮
(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 22、サバ x 1、キビレ x 1
同行者:単独、(IKOK、FJKW両氏他)

今週は、月曜日が秋分の日の振替休日ため、平日釣行派の小生はお休み。翌火曜日、水曜日は、北寄りの風が6~7mと強く吹く予報のため見送ったので、久し振りに、週の前半は釣行することが出来なかった。
週の後半は、と云うと・・・・・。
金曜日、土曜日と雨模様で釣りに行けそうにもない。唯一、木曜日だけは、風は3m程度と強くはなさそうなので、釣行するのに支障はなさそうだが、風向きは正面から受ける東寄り。釣りは向かい風を釣れと云われているが、小生は余り好きな風向きではない。しかし、だからと云って木曜日もパスしてしまうと、今週の釣行はないことになる。
と云う訳で、行って駄目だったら、引き揚げて来ることにして、兎に角、行くことにした。

16:50頃、現地に到着し、岸壁に出てみると、入り口からスバル505の年配者、IKOKさんIKOKさんの友人、顔見知りの若者、小生より一足早く到着した2人組、そして最奥には初めて見る顔の若者が長いロッドを振っており、先行者は総勢6人で、釣り場はほゞ満員状態。
これじゃ、入る場所はないかと思ったが、IKOKさんの友人と顔見知りの若者の間が少し広めに空いているので、岸壁のほゞ中央付近に当たるその場所に釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

今回持ち込んだロッドはSoareXR改
アジングでは短いロッドを使うことが多く、最近では短い5’5″SaltyStage改を使うことが多いのだが、今回は7’6″の長いロッドを試してみることにした。
と云うのは・・・・。
ベイト・アジングでは1.0gを中心にして、軽くする場合は0.8g、重くする場合には1.2gのJHを使って来たのだが、最近では潮の流れや風の強さに関係なく1.2gのJHを通して使うことが多なっている。1.2gのJHでも充分釣果は上がっている上、キャスト後着水してから沈んで行くリズム感が1.0gのJHよりも自分には合っている印象なので、多用しているのだが、1.2gのJHを使うジグ単であれば、SoareXR改でも何とか使えるのではないかと思い付いた。
元々このSoareXR改は、MHR-KGNでのメバリング用にSoareXR S76UL-Tベイト・ロッドに改造したもので、飛ばしウキプラグを使っており、ジグ単で使ったことはなかった。しかし、この日は、お持ち帰りの必要もないノー・クーラー・ディのため、実験するには丁度良いチャンスだと考えたもの。

と云う訳で、SoareXR改1.2gのJHを使ったジグ単の組み合わせで、17:15頃、キャスティングを開始。
しかし、やはり60cmもロッドの長さが変わると勝手が違って、全く飛距離が出ない。小生のアジングでは、飛距離はそれ程必要はないのだが、長いロッドを使う以上、それなりの飛距離は欲しい。ロッドを振るスピードを変え、リリース・ポイントを確認し、ブレーキを調整したりして何とかそれなりの飛距離が出る様になった頃、小生の一足先に入った2人組が引き揚げて行った。そこで、これはラッキーとばかりにその2人組の後の事務机前に移動して、改めてキャスティングを繰り返していた。
そんな所に、FJKWさんが登場して来て、小生が入っていたポイントに釣り座を構えて準備を始めた。FJKWさんは、今回はテンヤ餌釣り刀狩りをし、アジングもするとのこと。

長いロッドでのジグ単では、どんな反応を感じることが出来るのだろうか?
と思いつゝキャスティングを繰り返していると、突然トンと反応が返って来て、17:49にこの日最初の本命をゲット。サイズは20cmに僅かに足りないが、湾奥のこの釣り場では良型と云っても良いだろう。
実釣を開始して30分程、場所を移ってから10分程経った頃のことで、良いスタートを切ることが出来たと気を良くして後続を狙ったが、交通事故だったと見えて、後が続かない。

丁度、この1匹目を抜き上げた頃、最奥の若者が引き揚げて行ったので、この日2回目の場所移動を敢行して、いつもの最奥に釣り座を構えることにした。

この日2匹目をゲットしたのは、18:01でのこと。1匹目の時は、突然のことで気持ちに余裕がなかったためか、余り感じることはなかったが、長いロッドが大きく曲がり、引きも強く感じられて面白かった。それもその筈で、抜き上げた本命は25cm近い大物だった。
その丸々とした魚体を目にした途端貧乏人根性が湧いて来て、リリースするのは勿体ないと飲み物用に持って来たクーラーに収納した。しかし、大物とは云え、たった1匹では老夫婦二人だけの家庭であっても物足りない。と云う訳で、君子豹変とばかりに趣旨を替えて、20cm超に限って持ち帰ることにした。

そして、18:073匹目の泣き20cmを掛けたのだが、それを最後にプツリと反応が消えてしまい、それから約30分間は梨の礫

4匹目をゲットしたのは18:33のことで、これを皮切りに調子が出て来て、18:51までの18分間で6匹を追加し、カウンターの数字は9を指しつ抜け達成目前。
この調子で行けば、前回に続いて爆釣間違えなしと思った時、FJKWさんあっ、ウキが沈んでると叫ぶ声が聞こえ、見るとFJKWさんが手にしている長い磯竿が大きく曲がっていて、明らかに獲物が掛かっていることが分かった。
そして、アジングの手を休めてFJKWさんの遣り取りの様子を見ていたのだが、抜き上げられた獲物を見てビックリ。岸壁でバチバチと跳ねている銀色に輝くタチウオは、指5本、全長1.1mもある立派なドラゴン級。FJKWさんと小生の騒ぎを聞いて、入り口にいたIKOKさんも駆け付けて来て、凄い! 凄い!の連発。

ドラゴン級タチウオ騒ぎが一段落して、アジングに戻ったが、どう云う訳か、アジの反応が消えており、ツ抜けが達成出来たのは約30分後の19:18だった。

その後は、パタパタと来ては暫く間を置き、又、パタパタと来ると云った調子になって、釣果の伸び具合は落ちたが、それでも20:48には20匹目をゲット出来、絶好調とは云えないまでも、悪くはなかった。

所が、21:00を廻ってからはピタリと反応がなくなり、悪いことに雨も降り出す始末。
予報では、雨が降るとはなっておらず雨も霧の様な細かい雨だったので、我慢出来ない程ではなかったが、気持ちが付いて行けず、21:24にこの日最後の22匹目をゲットした所で、FJKWさんを残してStopFishingとした。

所で、この日の釣果は都合22匹で、前回程の爆釣ではなかったが、小生にしては上場の出来で、お持ち帰り対象の20cm超は12匹。これ以上を持ち帰ると、自家消費するにしろ、ご近所に配るにしろ始末に困ることになるので、これ位が小生には適量だろう。

また、SoareXR改でのジグ単アジングも、想像していた以上に快適に楽しめた。しかし、これからもSoareXR改でのジグ単を続けようとは考えておらず、これからは従来通り短いロッドを使うことになると思う。とは云え、引き出しが一つ増えたことは確かで、その内、役立つことがあるだろう。

それにしても、タチウオの指5本サイズは、只々凄いの一言。
陸っぱりの刀狩りで釣れるサイズは指3~4本が殆どで、小生の記録も指4.5本。それよりも僅かに指の半分しか太くはないにも拘わらず、指5本サイズともなると、それらとは別物で顔付きも凄みがあるし、全体から発する迫力も全く違っている。
小生も、いつかはものにしたいと夢見る次第。

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17:49 1匹目 19:23 11匹目 20:52 21匹目
18:01 2匹目 20:07 12匹目 21:24 22匹目
18:07 3匹目 20:09 13匹目
18:33 4匹目 20:11 14匹目
18:36 5匹目 20:16 15匹目
18:39 6匹目 20:18 16匹目
18:43 7匹目 20:37 17匹目
18:45 8匹目 20:42 18匹目
18:51 9匹目 20:44 19匹目
19:18 10匹目 20:48 20匹目

2024年釣行記(61) – AJ

2024年 Ajing 釣行記

日 時:09月20日(金) 17:00~22:10
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 42、サバ x 8、カマス x 2、コノシロ x 1
同行者:単独、(ICNHさん)

この所、刀狩りが続いており、カミさんからはアジの在庫が切れたと暗にアジの在庫補充をする様ご下命もあったので、久し振りにKMI’sアジングに行くことにしていた。しかし、仲間からの最新の情報では、KMI’sのアジは余り釣れなくなった上、釣れても豆アジが多くなったとイヨイヨ夏枯れの状況になって来た様子。こうなるとカミさんのリクエストに応えられないかも知れないが、それはそれで仕方がない、兎に角、行くことにした。

16:20頃、現地に到着。
直ぐにクーラーやバッカンを手に岸壁に出てみると、先行者はカゴ釣りの年配者が二人だけだが、生憎なことにお気に入りの最奥のポイントには、その内の一人が入っている。仕方がないので入り口に釣り座を構えようと思ったが、念の為、その後の予定を尋ねた所、その顔見知りの御仁は引き揚げる所なので、どうぞ入って下さいとのこと。

と云う訳で、今回も最奥に釣り座を構えることが出来ることになって、周囲の状況を見ながら準備を始めたが、風がソヨリとも吹いておらず、9月も下旬に入ったと云うのに、蒸し暑さが身体中に纏わり付いて息苦しさを感じる程。海は、大潮明けの中潮の満潮時刻間際とあって、いつもよりかなり高く、少し茶色掛かった色をしているが、濁りはなさそう。

今回は、明るい時間帯は投げサビキで沖目を狙い、日が暮れてからジグ単アジング、場合に寄ってはタチウオ調査をする予定。そのために、先ずSephia S809M/Fを先発に選び、メジャークラフトマイクロ・ショアジグセリアサビキを連結し、18.75gの5号のナス型錘りを組み合わせた仕掛けを作って、17:00少し前にキャスティングを開始。

キャスト後錘りが着底するまで待って、軽くロッドを煽ってリフトし、ライン・テンションを保ったまゝフォール。そして着底するまで待ってリフト、テンション・フォール、着底。
小生は、投げサビキジグサビキの経験が余りないので、この様なアクションで良いのか自信はないのだが、こんな動作を繰り返していると、突然ブルブルと反応が返って来た。そこで、反射的に小さな合わせを入れてみると、明らかな生命体の感触が伝わって来た。
アジだろうかと自信のないまゝ寄せて来て抜き上げた所、何と本命のアジが2匹も針掛かりしている。サイズはどちらも18~19cmで、お土産サイズの20cmには足りなかったが、このサイズが2匹も掛かっているとエギングロッドのSephia S809M/Fがかなり曲がってくれるので面白い。
1投目から反応があるとは思いもしなかったので、びっくりしたが、アジが居ることが判って一安心。
気を良くして斜め右を狙ってこの日2回目のキャスティングを行った。と云うのは、アジの反応があったポイントは、キャストして着水したポイントと立ち位置の中間付近だったので、沖目を狙うよりは斜めにキャストして、少しでも長くアジが群れている場所に仕掛けを通す方が良いと考えたもの。
すると、これが奏功したと見えて、2投目でも18~19cmを2匹ゲット。
その後は、2匹同時に掛かって来ることはなかったが、ほゞコンスタントに釣れ続いた。しかし、日没時刻が近付くに連れて反応がなくなって行き、17:50頃、アジを10匹、カマスを2匹、コノシロを1匹釣り上げた所で、投げサビキを止めて、SaltyStage改を手にジグ単アジングに切り替えた。

足許にまで寄って来ていれば良いなぁと思いつゝキャスティングを繰り返したが、反応はない。
仲間からの情報通りで、寄りは良くないのかも・・・と些か心配になりつゝキャスティングを繰り返していると、何の前触れもなくいきなりトンと反応が返って来た。
時刻は18:02のことで、姿を見せて来れたのはギリギリお土産サイズの20cmの本命。
今日は良いかも知れないとアングラー特有の楽観的な見通しでキャスティングを続けたが、後続のコンタクトがない。
やっぱり、良くないのかも・・・まるで猫の目の様に楽観的になったり、悲観的になったり。

そして、1匹目から約15分後の18:182匹目をゲットしてからが、この日は良かった。2匹目を掛けてから30分足らずの18:44には、早くもつ抜けを達成。サイズは、殆どが20cmに若干足りない18~19cmばかりだったので、お土産の確保は遅々として進まなかったが、久し振りのアジングを楽しめた。

この調子は19:00過ぎまで続いたが、19:0513匹目をゲットしてからはこの日の地獄で、6回連続して抜き上げに失敗。豆アジではないので、針が大き過ぎることはない筈だが、海面から抜き上げた瞬間に白い魚体を翻してポチャン。19:24に何とか14匹目を獲ったものゝ、次はサバの猛攻で連続して3匹。サバも30~40cmあればお土産に出来るが、アジング・タックルで抜き上げられるサイズとなると、サバには申し訳ないが、アジンガーにとっては邪魔者でしかない。

そのサバが暴れてアジを散らしてしまったのか、アジからの反応が途切れたが、19:30を廻った頃になってアジが戻って来たと見えて、20:1221匹目を獲った頃までは、好調に釣れ続いていた。しかし、徐々に反応が遠退いてお祭りが下火になった頃にICNHさんがやっと到着し、二人並んでアジングをすることになった。

遠ざかっていたアジは20:30頃から復活した様で、若干、間を置きながらも釣れ続いて20:57には26匹目をカウント。時間的にはソロソロ引き揚げることを考え出しても良い頃だが、釣果は30匹を目前した26匹。こうなると何とか切りの良い30匹としたくなるのは、アングラーの性で、そのまゝキャスティングを繰り返し20分程経った21:21に目標の30匹目に到達。

ICNHさんのせいにする訳ではないが、隣りで調子良くアジを抜き上げているのを目の当たりにすると、小生も止めるに止められず延長することを決定。そして、21:5740匹目をゲット。
時間的にも22:00なので、後期高齢者にとっては丁度良い時間。これで終わりにしようと思ったが、海からは、まだまだ釣れそうな雰囲気が伝わって来る。アジの反応が途絶えていれば、すんなりと終わりに出来るのだが、続ければまだまだ釣れるのに・・と未練のキャスティングを繰り返して2匹追加したが、これじゃ、切りがないと意を決してリーダーを切って片付けに入り、ICNHさんを残して引き揚げて来た。

結局、この日は投げサビキの釣果を含めて、都合52匹の大漁だった。その内、所謂豆アジは1匹だけで、大半は18~19cm。お土産サイズの20cm超は余りなかったが、それでも17匹を持ち帰ってカミさんのリクエストにも応えられて安堵の旨を下ろした次第。

所で、この日はアジの寄りも良かったが、サバの活性も高くて、まるでアジの様なコツやトンと云った小さなアタリをして来る。掛けた瞬間は大アジが来たかと期待をするのだが、右に左に横走りするので、外道のサバと判りがっかり。
そんなサバが19:30頃以降回って来て、合間合間にコンタクトして来るので、閉口させられたが、これも海釣りならではのこと。

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18:02 1匹目 18:48 11匹目 20:12 21匹目 21:24 31匹目
18:18 2匹目 18:50 12匹目 20:32 22匹目 21:26 32匹目
18:20 3匹目 19:05 13匹目 20:34 23匹目 21:30 33匹目
18:23 4匹目 19:24 14匹目 20:42 24匹目 21:40 34匹目
18:24 5匹目 19:32 15匹目 20:54 25匹目 21:42 35匹目
18:27 6匹目 19:35 16匹目 20:57 26匹目 21:45 36匹目
18:28 7匹目 19:37 17匹目 21:04 27匹目 21:47 37匹目
18:30 8匹目 19:41 18匹目 21:15 28匹目 21:48 38匹目
18:34 9匹目 19:46 19匹目 21:18 29匹目 21:55 39匹目
18:44 10匹目 19:55 20匹目 21:21 30匹目 21:57 40匹目
22:00 41匹目
22:03 42匹目

 

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