2022/02/21
2022年 Ajing 釣行記
日 時:02月21日(月) 07:00~10:00
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:乗り合い
釣 果:アジ x 0
同行者:YGWさん
久し振りにYGWさんから最近、お土産を持ち帰られていない様だから、渡辺の乗り合いでバチコンをやりませんか?のお誘いを頂いた。
渡辺の乗り合いでバチコンをするのは、2年前に2回あるだけで、その2回ともそれ程成績が良かった訳ではないが、釣り物に悩む極寒の時期だけに、有り難くお誘いを受けることにして、直ぐに渡辺釣り船店に予約を入れた。
YGWさんには、05:30頃、迎えに来て頂き、YGWさんの車で渡辺釣り船店に向かい、06:00少し前に到着。
受付を済ませて、釣り座を確保するために直ぐに乗船したが、ともには既に釣り人の姿がある。そこで、みよしに釣り座を構えることにした。乗り合いでの船釣りの経験は皆無に等しいので、釣座を構える位置の良し悪しは解らないものゝ、前2回とも釣座はみよしだったので、それ程悪い選択とは思わなかった。しかし、結果から云うと、どうやら、これがこの日の敗因だったらしい。
出船までの間は、YGWさんと老夫婦の食卓を飾るための刺身用に25cm程度を2匹、ご近所分を含めて〇〇匹は欲しいなどと、好きなことを云いながら時間潰し。正に獲らぬ狸の皮算用の典型だが、この時は船でアジが屯している場所に連れて行って貰えるのだから、ボーズを喰らうことなど有り得ないだろうと高を括っていた。
そして、07:00頃、ようやく岸払。
何処まで走るのかと思っていると、10分も経たない内にスピードが落ちてベイ・ブリッジの真下で停船。この付近は孤島に行く際の通過ポイントで、航路にもなっている筈。こんな所で釣りをしたら、航行の妨げになるのではないかと心配に思ったが、船長から声が掛かって、2022年のアジング開幕戦の開始。
この日の小生のタックルは、
ロッド :Soare30 S610LS30、
ライン :PE0.3号
リーダー:1.5号のフロロを一ひろ、
捨て糸 :1.0号のフロロを矢引き
シンカー:10号
の組み合わせ。
ロッドは、昨年の釣福丸でのバチコンで持ち込んだSSQC-6112が、感度が鈍くて大変な思いをした反省から、今回は感度の良いSoare30 S610LS30を持ち込んだものだが・・・・。
期待のバチコンを開始して間もなく、隣りのYGWさんが早くもロッドを曲げてやり取りを始めた。
幸先の良いその様子を目に、今日は期待出来そうだぞ・・・・・。
所が、YGWさんが抜き上げた魚を見ると、残念ながらその正体はサバでYGWさんのみならず、小生もガッカリ。
そして、YGWさんは2匹目、3匹目と魚を掛けたが、残念ながら本命のアジではなく、外道のサバばかり。
その様子を船長も見ていたのだろう。直ぐに場所を替えるから仕掛けを回収する様にとの指示があり、移動を開始。
次に停船した場所は、横浜港の出入り口に当たる白灯台と赤灯台の中間付近で、幾分、港内側に寄った所。このポイントもやはり航路になっている筈で、些か心配。
しかし、この点は船長に任せて、小生はこれからが本番とばかりに、バチコンに集中して、アジからのコンタクトを待った。しかし、一向に反応が感じられない。時折、YGWさんがあたったと声を発しているが、掛けるまでには至っていない。
高く登った太陽が逆光になって、海面がキラキラと光ってよく見えないが、とも側に陣取った餌釣りはポツポツとは云え、上がっているので、どうやら、アジはコマセの煙幕付近にのみ偏在していると見える。
アジの活性が高い盛期であれば、アジの動きも大きくみよしの方にまで行動範囲が広くなり、交通事故的かも知れないが、何とか小生にもアタリが感じられる筈だが、海水温が低いこの時期は、そんな交通事故も望み薄と見える。
シンカーの重さを替え、針の号数を替え、枝スの長さを替え・・・・色々とやっては見たが、さっぱり反応が帰って来ない。
となりのYGWさんも本命のアジは掛けていないので、小生の腕の問題ではなさそうだが、何をしても効果がないことに、徐々に嫌気が差して来ると同時に集中力も切れて来る。ポイントを替えて欲しいと思ったが、餌釣りにはソコソコ釣れているせいか、場所を移動する気配もない。
こうなっても、乗り合い船の悲しさで、全ては船長に任せるしかない。我慢をしてアジからのコンタクトを待っていたが、前日の寝不足に加えて、背中を照らす温かい太陽の光も手伝って、ついついフッと意識がなくなる瞬間まで出て来る始末。
釣りに集中していると時間が経つのが早く感じられるものだが、この日ばかりは遅々として時は進まず、腕時計を見ると、まだ09:30を回った頃で、沖上がりまで1時間半も残っていて、愕然。
しかし、状況が好転して来る気配も感じられず、結局、沖上がり時刻の11:00より1時間も前の10:00頃に早くも小生だけStopFishingとして、2022年のアジング開幕戦は、悲惨な結果で終わってしまった。
と云う訳で、今回は釣ったアジの写真がないので、その代わりに帰る船から撮ったみなとみらい地区の向こうに見える富士山の写真を・・・・・。
2022/02/15
2022年 Mebaring 釣行記
日 時:02月15日(火) 17:50~21:40
潮回り:大潮(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 8
同行者:単独
予報をチェックすると、MHR-KGN方面では夕方から南西の風が4mと強めに吹くとのこと。南西なので全く問題ないのだが、生憎、21:00頃からは西風に変わる由。MHR-KGNでは、西風は真横から吹かれることになる上、強さが4mとあっては釣りにならない。しかし、予報通り21:00頃から風向きが変わるとしても、実釣時間としては3~4時間は稼げる。寧ろ、体力的に粘れなくなって来た後期高齢者にとっては、好都合かも知れない。
と云う訳で、16:40頃、自宅を出発。
現地には17:35頃に到着したが、駐車スペースはガラガラ状態。意外に思いながら車から出てみると、結構強めの風が吹いて来ている。南西の風であれば、背後の高い建物が遮ってくれるのだが、西風になっている様子で、どうやら、アングラーはこの西風を嫌ったと見える。
ガラガラだった理由は分かったが、このまゝ何もせずに引き返すのも悔しいとTenryu改を手に、岸壁に出てみた。
大潮の満潮時刻を過ぎたばかりなので、潮位は高くテトラ帯の頂上が点々と見えるだけで、波もウネリもないが、風は駐車場所よりも強く吹いている。しかも、最悪の西風で時折南が入って来ると云った状況で、この時点で気持はナヨナヨと萎んで来る始末。
17:50頃、55番スポット付近からStartFishing。
風の強さを考えてJHは0.8gか1.0gにしようかとも考えたが、一昨年頃は0.5gのJHしか使っていなかったことを思い出して、敢えて0.5gを選択。
流石にこの横風では、正面にキャストしてもラインが風に吹けて釣りにならないが、斜め右の風下方向を狙うと、0.5gでも操作感があるので何とかなりそう。たまにフッと風が弱くなる時を狙って、正面にキャストすると、こんなに潮が高いにも拘わらず、海藻が邪魔をして来るので、結局は、斜め右しか狙えない。そうすると、テトラ帯と岸壁の中間より手前しかルアーを通せず、狙える範囲が狭くなるのだが、已むを得ない。
アングラーの姿がない岸壁を、蟹の横這い釣法で斜め右方向にキャストしながら円な瞳の可愛娘ちゃんを探したが、全く音沙汰がない。
この日、最初にコンタクトがあったのは、18:35頃で63番スポット付近でのこと。サイズは15cm程の可愛娘ちゃんで、ヤレヤレと云った所。
しかし、いつものことだが、2匹目はなかなか出て来ない。その上強い風が弱まる気配もない。
ボーズも逃れられたし、もう良いか・・・と早くも嫌気が指して来て、引き揚げるか続けるか迷い出して来る始末。
決断出来ないまゝキャスティングを繰り返していたが、風下に向かってキャストしても、0.5gのJHでは操作感が感じられない程の風の強さになって来た。操作感を得るためにはJHを重くするしかないが、そうすると根掛りリスクが増える。しかし、可愛娘ちゃんからのコンタクトが感じられなければ、釣れるものも釣れず元の木阿弥。と云う訳で、JHを重めの0.8gに変更して何とか操作感を確保。
そして、75番スポット付近にまで来た時、久し振りにアタリがあって、ようやく2匹目をゲット。時刻は19:19。
そして同じポイントで
19:27 3匹目
19:34 4匹目
とサイズは上がって来ないが、連続して掛けることが出来て、先程までの嫌気は何処へやら、現金なもので、俄然、やる気満々。所が、こうなると逆に可愛娘ちゃんのやる気が無くなってしまうのが釣りの常で、音沙汰はそれっきりなくなってしまった。
この頃から、あれ程強かった風が少し弱くなり、可愛娘ちゃんの活性が高くなって来た様子も感じられたので、早々に諦めなくて良かったと蟹の横這い釣法を再開。
そして、その甲斐があって、19:46、凸部の手前の角で5匹目をゲット出来た。しかし、コンタクトが続かない。そこで、19:50頃、109番スポット付近にワープしてみた。が、しかし、残念ながら此処も見事に期待外れ。
だが、少し先の凸部の向こう角の113番スポット付近に移動してキャストすると、20:01、コンとハッキリとしたアタリで6匹目をものにすることが出来た。
その後は、そのまゝ蟹の横這い釣法を続けて凸部の先をチェックしたが、前回とは違って全く反応がなく、20:20頃、129番スポット付近から折返しに入った。
予報にも拘らず、折角、弱くなっていた風だが、悪いことに復路に入った頃から強めに吹き出して来て、しかも、徐々に強く吹く時間が増えて来た上に、向きは完全な西風。
そこで、岸壁が斜めになっているため、風を背に受けられる111番スポット付近に立って、風にルアーを乗せるようにしてキャスト。何投かしたが反応がないので、根掛り覚悟で下げが効いて大きく海面から出ているテトラ帯の際を通してみた。すると、その効果があって、20:37、何とか7匹目の追加に成功。しかし、後が続かず、底の状態が手に取る様に見える程低い潮位に加えて強い西風に、ほゞ諦めの境地になって、目ぼしいポイントだけを叩きながら引き揚げることにした。
と云っても、への字カーブの先のポイントの殆どは、テトラ帯と岸壁の中間に設置されたテトラも海面から大きくて出ており、更には、海面に漂い出した海藻が邪魔になってキャスト出来る場面が少ない。しかし、そんなへの字カーブの先であっても、曲って直ぐの20m程の間だけは、中間のテトラが海面下に沈んでいて比較的キャスト出来る区域がある。
そこで、漂っている海藻の見えない所をピン・ポイントで狙ってキャストしていると、48番スポット付近で、思い掛けない反応があって、8匹目をゲット。
こうなると、またまた欲がムクムクと頭を擡げて来て、ここまで来たからには、何とか、つ抜けをと粘っては見たものゝ、キャスト出来そうなポイントは殆どなく、結局、21:40頃、つ抜け達成を諦めてStopFishingとした。
所で、凸部の先をチェックしていた時のことだが、アオサギが手摺に止まっているのを見た。このアオサギは前回の釣行の際にもこの付近に居たのだが、どうやら2020年の11月(2020年釣行記(50)ーMB)に出会ったサギと同じ個体らしい。2m近くまで近付いても、小生を恐れることなくピョンピョンと跳ねて距離を2m程に保とうとするだけ。
昨年は、見掛けることはなかったので、何処かに行ってしまったとばかり思っていたが、又、戻って来たのだろうか?
2022/02/12
2022年 Mebaring 釣行記
日 時:02月12日(土) 17:30~21:40
潮回り:中潮(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 10、カサゴ x 1
同行者:単独
今週は、11日の建国記念日が金曜日に当たるため、土曜・日曜と世間様は3連休になるので、365連休の小生は現役の皆さんに遠慮して、釣りに行くことは控える様にして来た。
所が、予報によると土曜日の夕方から夜に掛けては、南寄りの風が1m前後と弱く、MHR-KGNで円な瞳の可愛娘ちゃんに遊んで貰うには絶好の条件。昨年末からメバリングでは良い思いをしていなかったこともあって、こんな予報を見てしまっては、ウズウズして落ち着かない。
行くか行かざるべきか・・・・迷ったが、結局、MHR-KGNの釣り場は広大なので、現役組の皆さんに迷惑を掛けることはないだろう。問題は、車を止めるスペースがあるかどうか・・・。兎に角、行ってみてスペースがなければ、諦めて帰って来よう。
と云う訳で、16:20頃、自宅を出発し、現地には17:20頃に到着。
駐車スペースにはソコソコの数の車が止まってはいたが、岸壁から多少遠くにはなったものゝ、問題なく駐車出来、第一関門をクリア。
早速、Tenryu改のロッドを手に岸壁に出てみると、予報通り風は殆ど感じない位しか吹いていない。潮は下げの5分程で潮位はかなり低くなっているため、テトラ帯が大きく海面から身体を出しており、テトラ帯とテトラ帯の間の海面には、海藻が広く漂っていて邪魔になりそう。
釣り場の様子を見ながら歩を進め、17:30頃、57番スポット付近で、0.5gのJHを結んでキャスティングを開始。
しかし、正面に向かってキャストすると、やはり、その度に海藻が掛かって来て、釣りにならない。そこで、海藻の見えないポイントを探して、キャストするのだが、海面ばかりではなく海中にも海藻が漂っていると見えて、かなりの頻度で掛かって来る。
折角、風の条件が良いのに、これじゃ、今日も駄目かな・・・。
年齢的なものなのか、最近は諦めが早いと云うべきか、一頃の様に粘れなくなっているのだが、この日も、開始してそれ程時間が経った訳でもないにも拘わらず、早くも弱気の虫がムクムクと頭をもたげて来る始末。
そんな気持ちを抑えつゝ、キャスティングを繰り返していると、59番スポット付近で、この日初めての反応が帰って来た。
合わせもタイミング良く決まって、ロッドを通して小気味の良い可愛娘ちゃんの引きが伝わって来る。
時刻は17:55頃のことで、実釣開始後30分も経過していないので、出足としては悪くはない筈だが、現場では殊の外長い時間に感じた。
サイズは15cm程で物足りないものゝ、最近は貧果が続いているので、兎にも角にも、ボーズが回避出来てほっと出来たのは事実。
そして、後続を狙ったが、これは、いつもの通り空振り。そこで、立ち位置はそのままで逆側の斜め左方向に向きを変えてキャストし、アクションを付けようとラインを張った所、何やら重たさが伝わって来た。
アリャ、海藻を掛けたか・・・。
と思ったが、生命体の反応があるので、可愛娘ちゃんであることを確信。釣った感が全くない、釣れちゃった感満載の1匹だったが、17:59頃、追加に成功。
所が、その1匹を最後に、全く反応が消えてしまった。
そこで、19:00頃、凸部の先にワープすることに・・・・。
しかし、何年か前には良かったこちら側も、さっぱりコンタクトして来る気配がなく、19:22に123番スポット付近で、交通事故的に3匹目を掛けただけ。
結局、早くも19:40頃、129番スポット付近で折り返しに入った。
すると往路では全く反応がなかったのに、コツとアタリが出て来て、
19:42 4匹目
19:48 5匹目
19:58 6匹目
と同じポイントで3匹も追加出来、何となく良かった頃の状況が甦って来た。しかし、同じポイントばかり攻めていると、スレて来るのは同じで、その後は無反応になってしまった。
そして109番スポット付近にまで戻って来た時のこと。ここは何年か前に20匹近くを掛けた爆釣ポイントなので、必ずチェックを入れており、今回も往路でチェックしたが、その時は音沙汰がなかった。
復路でも駄目だろうと思いつゝキャストしてみると、意外にもコンタクトが帰って来て、
20:43 7匹目
20:45 8匹目
20:51 9匹目
をゲットし、ツ抜け達成は目前。
こうなると、何としてでも、つ抜け達成をと熱くなるのはアングラーの性。
何年か前の様な爆釣は無理だとしても、せめてあと1匹と意地になってキャストを続けたが、これは空振り。
干潮時刻の21:00を回り、足許は敷石が見える程極端に浅くなってしまったので、つ抜け達成を諦めて引き揚げることにした。しかし、凸部の手前の角にまで戻って来た時、何となく気になったので、駄目で元々と未練のキャスティングをすることにした。
そして、2投、3投と繰り返していると、ゴツンといきなりのアタリ。
時刻は21:12のことで、抜き上げたのはこの日最大の20cm程の可愛娘ちゃん。
この日も色々と苦労をしたが、無事、つ抜けを達成することが出来たのは最大の収穫。
その後は、気になるポイントをチェックしつゝ戻り、21:40頃、StopFishingとした。
今シーズンになってなかなか調子が出なかったMHR-KGNだが、この日は何とかつ抜け達成がなり、回復して来た兆しが見えて来たと云えるかも知れない。そうあって欲しいと切に願う次第。
2022/02/07
2022年 Mebaring 釣行記
日 時:02月07日(月) 17:30~20:10
潮回り:小潮(↑)
場 所:FKUR-WN→MHR-KGN
釣 果:メバル x 2
同行者:単独
予報では、月曜・火曜とも夜は3m程の北風が吹くとのこと。
と云う訳でMHR-KGNは諦めて、北風に強い釣り場として目を付けていたFKUR-WNに行ってみることにした。
初めての場所なので、明るい時間帯に着いて全体の様子をチェックしたいと考え、少し早めの16:00頃に自宅を出発。所が、途中で渋滞に巻き込まれてしまい、30km足らずの距離にも拘わらず、現地に到着したのは日没時刻を過ぎた17:20頃。
直ぐに岸壁に出たが、暗くなり始めていて、周囲の様子が良く分からない。それでも、少しでも様子を掴んでおこうとチェックしてみると・・・。
先ず、問題の風だが、残念ながら(?)そよ風程度しかない。予報が外れた可能性がなくはないが、予報通りとするならば、立地条件によって北風が遮られている筈で、この点は目論見通りと云えそう。
風がないためか、海面にはさざ波が立っているだけで、如何にも深い湾の釣り場と云った雰囲気。
岸壁から足許を覗き込むと、水深が殆どない。事前に情報としては得ていたが、これ程とは思わなかった。そして、岸壁の壁は垂直になっているのではなく、海側に少し斜めに傾いて入っており、しかも、海面付近には20~30cm幅の犬走りが張り出している。そのため、ルアーをピック・アップする際には、気を付ける必要がありそう。
背後に走っている道路には、街灯が設置されている訳ではないが、倉庫と思われる建物の防犯灯の灯りで、ヘッドランプが不要と云う程ではないものゝ、MHR-KGNよりも明るく感じた。
岸壁の縁には手摺が設置されていて、安全性は確保されているが、これが少々高過ぎる。小生の脇の下までの高さがあって、長いロッドを使う分には問題はないだろうが、短いロッドを扱うメバリングやアジングには少々やり難い。しかも、海面からも少し高過ぎるきらいがある。
とまぁ、さぁと見渡した感想で、第一印象としてはもう一つの感が強い。
とは云え、期待通り釣れれば、正反対の印象に変わってしまうので、好い加減なものだが・・・・。
Tenryu改のロッドに0.8gのJHで、17:30頃、キャスティングを開始。
初めての場所のため、円な瞳の可愛娘ちゃんの溜まり場が何処にあるのか見当も付かないので、最初から蟹の横這い釣法で移動しながらの釣りになったが、全くコンタクトがない。
この日、最初にロッドを曲げてくれたのはこの娘。実釣開始後、丁度1時間経った18:40頃のこと。
初めての場所で来た最初の1匹なので、嬉しいことは嬉しかったが、13cm程の幼い顔付きをしたロリ・メバルに嬉しさも半分と云った所。
お父さんかお母さんを連れて来て!と写真の撮影後直ぐにリリースして、キャスティングを繰り返したが、音沙汰がないまゝ。
2匹目が来たのは19:10頃のことで、1匹目を掛けてから30分程の間は、何もコンタクトがなかった。
しかも、サイズは大き目のネンブツダイと云った所。
風は、相変わらず微風状態が続いており、予報が外れたのではないかとの思が強くなって来た。こうなるとホームのMHR-KGNが気になって仕方がない。
このFKUR-WNで粘っても、水深がない場所だけに、サイズ・アップは望み薄だろう。それでも、もう少し頻繁にアタリがあれば良いが、それもたまのアタリを拾うだけ・・・・・。
結局、19:30を回った頃、思い切ってMHR-KGNに転戦することにした。
MHR-KGNに到着したのは19:50頃。
駐車スペースには、前回と同じ様に殆ど車が止まっていない。はやり北風を敬遠したと見える。それでも、一縷の望みを抱いて、車を降りてみると、吹いてはいるがそれ程強くもない。
これなら、釣りは出来そう。
気を良くして岸壁に出た所、斜め右前方から冷たい風がビューと噴き付けて来ており、人影は全く見えない。風に吹かれた海はバシャバシャと波立っており、テトラ帯と岸壁の中間付近には泡が帯になっていて、メバリングには厳しそう。
しかし、折角、来たのだからと、未練一杯の気持ちでキャストしてみると、ググンとコンタクトがある。これまでのMHR-KGNでの結果やこの日の状況からアタリがあるとは思いもしなかったが、これにはビックリ。
そして、2投目にも明らかな反応が帰って来た。
ヨシ!!
アタリがあるなら、寒さなんて何のその・・・・。
冷たく吹き付けて来る北風を我慢して、キャスティングを繰り返したが、折角、その気になったのに、コンタクトがなくなってしまった。その代わりに、キャストの度に吹き寄せられたゴミが針掛かりして、煩くて仕方がない。
すると、北風を我慢してまでキャストを続ける気持ちも、呆気なく吹き飛んでしまって、20:10頃、StopFishingとした。
所で、引き出しの一つにしようと目論んでいたFKUR-WNだが・・・。
1度だけの釣行で結論を出すには早計かも知れないが、引き出しにするにはもう一つポイントが足りない様に思う。とは云え、引き出しにしないとするにも、決め手に欠ける印象なので、次回は潮位の高い時期に行き、その結果にしようと思う。
2022/02/04
2022年 Mebaring 釣行記
日 時:02月04日(金) 17:20~21:50
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 5
同行者:単独
小生がホームにしているMHR-KGNでの風向きは、南西が最も好ましく、南西の風であれば、6~7mと強くても何とか釣りにはなる。と云う訳で、いつも真っ先に風向きをチェックしているのだが、この夜の風向きは、予報では正反対の北東で、これまでであれば、この予報を見た瞬間に釣行の対象から外している所。
しかし、年が明けてから、釣行回数そのものが少ない上、何れもアタリ一つないパーフェクト・ゲームばかり。結局、釣り場との往復で無駄にガソリンを消費する結果になってしまっているので、何とか魚の顔を見ることが出来そうな釣り場はないものかと、チェックしたのだが、見付からない。そこで、未練がましくMHR-KGN方面の予報を再度チェックしてみると、風向きこそ北東と変わってはいないが、風力が1mとかなり弱い。
1mなら、何とかなるかも知れない。兎に角、行ってみよう!
16:00過ぎに自宅を出発。現地には17:00頃に到着したが、いつもの駐車スペースには殆ど車がとまっていない。通い慣れたMHR-KGNだが、こんな状況を目にするのは初めて。
昨年末はこのMHR-KGNでも苦戦を強いられたが、その原因がスポーニング絡みだとすれば、それから1ヶ月以上も経過しているので、少しは状況も好転している筈と、密かに期待をしていたのだが、やはり釣れていないのかも知れない。
不安を胸に岸壁に出てみると、やはりアングラーの姿が見えず、不安は徐々に膨らんで来る。
17:15頃、59番スポット付近に到着し、改めて状況を確認すると、満潮直前の海は、潮位が高くてテトラ帯は沈んでいていつもより広く見え、風は、予報通り北東からアゲンスト気味に吹いている。
JHは、風の状況を考え、少し重めの1.0にしようかと思ったが、いつも通りの0.8gにして、17:20頃、Tenryu改でキャスティングを開始した。所が、向かい風の影響で、思いの外飛距離が出ていない。そこで、JHを1.2gにしてみた所、距離は出る様になったが、沈みが早過ぎる印象。
軽いJHで距離を稼ぐには、フロートを使うしかないとシステムを組み始めたのだが、プラグを試していないことに気が付いた。そこで、急遽システムの組み直しを中断してFinluckMinnow30Sを使ってみることにした。
そして、2投、3投。
この日も、コンタクトがありそうな雰囲気が伝わって来ない。
今日も、駄目かなぁ・・・・・。
始めたばかりにも拘らず、弱気の虫がムクムクと頭をもたげて来る。
FinluckMinnow30Sにしてから、何投目か定かではないが、足元まで帰って来たプラグをピック・アップしようとした瞬間、いきなり海面を割ってプラグに魚が飛び付いて来た。突然のことなので泡を喰ったが、ロッドの弾力に助けられて無事フック・オン。
出方が出方だったので、セイゴだろうと思ったが、抜き上げた魚は何と本命の円な瞳の可愛娘ちゃん。
アベレージに満たない15~16cm程で、気に入らない出方だったが、兎にも角にも顔が見られたことに一安心。
その後は、プラグを海面直下を泳がしてみたが、何も事件は起らず仕舞い。
そこで、フローティング・ミノーやシンキング・ペンシル、シンキング・ミノー等色々とプラグを変えてみたが、どれにも反応がなく空振り。結局、フロートを使って軽いジグをゆっくりと動かして、何とか2匹を追加したが、アタリの出方にパターンがある様には思われず、交通事故の様な印象。
何年か前は、凸部より手前では全く釣れず、凸部より先でしか釣れなかった年があり、その時は、真っ先に凸部より先に急行していた。ひょっとすると今年は、その年と同じ状況かも知れないと思い、19:15頃、凸部の先に移動した。
しかし、こちら側でも全く反応がなく、20:00過ぎ、125番スポット付近から折返しに入った。
折返しでは、MHR-KGNで数を楽しめる様になったのは、0.3~0.5gの極軽いJHを単体で使う様になってからと云うことを思い出し、初心に帰れと0.5gのジグ単の釣りに徹することにした。
そして、これまでは殆どキャストすることのなかった凸部でも蟹の横這い釣法で、可愛娘ちゃんを探したが、これも無駄な作業。
21:00を回り、気温が下がって来ると、指先がジンジンとし、腰にも痛みが出て来る様になると、気持ちは急降下して完全に惰性のメバリング。そして21:10頃と21:30頃に夫々1匹追加したが、21:50頃、StopFishingとした。
それにしても、この状況はどうしたことだろう。スポーニングが関係しているとしても、もう、2月なので回復して来て良い筈だと思うのだが・・・・。
昨年末の4回を含めて、可愛娘ちゃんは居るのだが、ご機嫌が悪くてルアーを追って来ないのではなく、原因は解らないが姿を消してしまった様に思える。
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