2023/08/10
2023年 Touching 釣行記
日 時:08月10日(木) 04:30~08:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:UMB-FP
釣 果:タチウオ x 1
同行者:単独
今シーズンの刀狩りは、7月6日と21日に夫々MHR-KGN、UMB-FPに行ったのだが、残念ながら、その2回共アタリ一つない完全試合を喰らう結果だった。昨年は、6月から釣果が上がっていて楽しんでいたので、真逆の結果だったが、自然相手のことなので、素直に受け入れるしかない。そこで、少し時間を置いて8月に入ってから、本格的に参戦することにしていた。
所が、7月の下旬になって、KMIさんがマゴチを掛けた現場に居合わせたのが運の尽き。新しもの好きの小生としては、ジッとしておれず、早速マゴチを新しいターゲットに加え、8月に入ってからも追い掛けていた。しかし、結果は、最盛期を過ぎてからの参戦だったためか、30cm程の小振りな1匹をマグレで獲っただけ。
と云う訳で、当初の予定から随分と遅れてしまったが、8月の中旬に入った所で、UMB-FPで本格的な刀狩りをすることにした。
現地の駐車場に到着したのは、18:00頃。
予報によるとUMB-FPでは向かい風になる東風が3mとのことだったが、車から降りてみると、結構強く吹いている。しかも、既に上がってはいるが、現地到着の直前にザーッと雨が振り、黒い雲が頭上に広がっていて、何となく先行きが不安に感じる状況。
と云っても、このまゝ引き返すことなどあり得ない。バッカンやクーラーをキャリヤーに積んで岸壁に出て様子を見ると、いつもの様に沢山のアングラーが長い竿を出していおり、夏休みに入ったせいか子供も多い印象。
この分じゃ、入る場所を選んではいられないなぁと思いつゝ奥に向かった所、第一スロープと第一ボラードの中間辺りに、少し広目のスペースを見付けた。ここを見送って奥に進んでもスペースがあるとは限らない。何よりも小生のお気に入りの場所だったので、少々強引だったきらいはあるが、両隣りのアングラーに断って入ることにした。
18:10頃、キャスティングを開始。
今回もタックルは、Sephia S809M/Fのロッドに快適波止タチウオテンヤSSの2Sの組み合わせ。
風は、正面からかなり強目に吹き付けて来ており、テンヤが押し戻されて距離は出ないが、涼しい上に蚊が寄って来ないので、痛し痒しと云った所。海は小さく波立っていて、少々落ち着かないが釣りには全く影響はない。
小生の左隣りは、女性アングラーで、女性にしては珍しく単独釣行の様子。その彼女はサビキ釣りをしていたので、調子を尋ねるとイワシもアジも全然釣れないとのこと。ベイト・フィッシュが寄っていなければ、タチウオも寄って来ていない可能性は大いにある。
しかし、ここまで来た以上やるしかない。
そのまゝキャスティングを続けたが、タチウオからの反応は全くない。
日没時刻の18:36を過ぎて、徐々に周囲が暗くなって来たにも拘わらず、餌釣りの赤や緑色の電気ウキの灯りがない。昨年の今頃は、ウキの灯りが沢山浮いていて非常に賑やかな光景だったことを考えると、まるで嘘の様に静かな光景が広がっていて、雲泥の差。
やっぱり、釣れていないんだなぁ!!
先日、東京湾内の川崎エリアで熱帯魚と題する記事を読んだが、やはり海水温の上昇が影響しているのだろうか・・・・・。
19:00を回って、周囲がすっかり暗くなった頃に、ようやく電気ウキの灯りがポツポツと浮かび始めたが、それでも小生を挟んで左右に2個づつしか見えない。
そのウキが、海中に引き込まれる様な動きもなく、波間にゆらゆらと揺れているだけで、釣り場の岸壁全体に活気がない。
それでも、回遊してくれば必ず釣れる。釣れる筈とキャスティングを繰り返していて、フト思い付いた。
小生は、テンヤの引き釣りでは中層から表層しか狙っていない。餌釣りにしても、それ程深い棚を狙うことはない様だ。タチウオが浅い層にまで浮いて来ず、ボトム付近を回遊しているとすると、小生にも餌釣りにも反応がないのは道理。
と云う訳で、深い層を狙ってみることにした。
そして、キャスト後フリー・フォールで10カウントしてラインを張ると、何やらゴツゴツした感触が伝わって来る。
エッ、根掛かり?
こんなに浅かった?
不覚にも、感触があった瞬間はタチウオの反応とは判らなかったが、何とか合わせが間に合って、抜き上げに成功。
サイズは指3本なので、自慢出来るものでもないが、今季3回目の釣行にして、ようやく手に出来た獲物だけに、嬉しさも一入と云った所。
時刻は、実釣開始後1時間40分も経った19:50頃。
やっと、タチウオの泳層が分かったと思い、追加を狙ったが、どうやら単独回遊だった様で、再現ならず仕舞い。
その後は、表層、中層、ボトム付近を色々と替えてみたが、何も反応を得ることもなく、21:20頃、腰も痛くなって来たこともあって、StopFishingとした。
2023/08/08
2023年 Octopusing SaltLure 釣行記
日 時:08月08日(火) 04:30~08:00
潮回り:小潮(↑)
場 所:HGS-OGSM
釣 果:マゴチ x 0、タコ x 0
同行者:単独
今シーズンになって始めてターゲットに加えたマゴチだが、これまでの釣果は、マグレで獲った1匹しかない。しかも、サイズは30cmクラスで本来であればリリースする対象。そこで、何とか50~60cmの良型をものにすべく、色々と調べてみると、夕マヅメよりも朝マヅメの方が期待出来るらしい。
小生は、アジングにしろメバリングや刀狩りにしても夕マヅメから夜間の釣りなので、この数年の間では朝マヅメや日中の釣りは、殆どすることがなくなっている。と云う訳で、マゴチも夕マヅメから夜間に狙っていたのだが、上述の通り芳しくない結果しか残せていない。
そこで、朝マヅメに釣行することを考えたのだが、前日の夜の睡眠時間が余り取れないことを考えて躊躇していた。しかし、目的を達成するためには仕方がない。意を決して朝マヅメの時間帯に狙うことにして、天気予報をチェックすると、明け方は北東の風が2m程しかない。風の弱さをから考えると向かい風になるKMI’sでも問題はないと思ったが、風を背中から受けるHGS-OGSMの方が良いだろう。
と云う訳で、HGS-OGSMに行くことにした。
04:00過ぎ、現地の駐車場に到着。
直ぐにキャリヤーにクーラーやバッカンを積み込んで岸壁に出たが、HGS-OGSMは滅多に来ることのない釣り場で、様子が分からない。と云う訳で、目の前にあった比較的広く空いている場所に釣り座を構えることにした。
04:30頃、期待のキャスティングを開始。
今回のロッドは、ZENAQのASSAUT Shore S96。このロッドは、小生が海釣りを始めるに当たって始めて購入したエギング用のもので、重たいため最近ではすっかり出番がなくなっていた。しかし、今回は出来るだけ遠投したかったので、手持ちの中では最も長いこのロッドを引っ張り出して来たもの。
このロッドに、5号のナス型錘を使ったキャロシステムを組み合わせたのだが、最近には扱ったことのないロッドの長さと重たさ、そして20g近い錘を使ったシステムだったので、頭の中でヨイショと掛け声を発しながらキャストする始末。
その様な調子でキャスティングを繰り返したが、意外にも水深が余りない。4~5カウントで着底してしまう程で、足元から4~5m程の所まで来るとゴツゴツとした感触が返って来るが、それ以外は砂か泥の様子。動画情報では岸から30~40m程は岩礁地帯とあったので、Shore S96を引っ張り出して来たのだが、そこまでする必要がなかったのかも知れない。
ポイントの大凡の様子が解った所で、マゴチからの反応に集中していると、何やら違和感が伝わって来た。
何だろう?
と思いつゝ仕掛けを回収しようとした所、ラインが斜め左から帰って来る。風は左から右に吹いている上、潮の流れも殆んどない状態なので、ラインが左に伸びていることはあり得ない。
?????
と思ったら、10m程離れて左に入っている若者とお祭りをしていたことが判って、ガックリ。
仕掛けを回収して、お祭りを解こうとしたが、何がどうしてこの様な絡み方をしたのか、物の弾みとは恐ろしいもので、2本のラインが見事なまでにグシャグシャに絡んでいる。それでも、最初の内は何とかして解こうとした。しかし、どうにも糸口が見付からない。こんなことで貴重な朝マヅメの時間を使ってしまうのは勿体ないと、お互いのラインを、最も被害が少ないと思われる箇所で切断してお祭りを解いてトラブルを解決した。
そして、システムを組み直した直後のキャスティングで、振り被ったロッドを前方に振り戻した所、何の前触れもなくいきなりテンションが抜けて・・・・。
何事が起きたのかとよくよく見ると、ラインが高切れをしていて仕掛けが何処かに飛んで行ってしまっており、一難去ってまた一難。そこで、ラインシ・ステムを組み直すことも考えたが、時間の節約のため予備のリールを出して来て、キャスティングを再開した。
しかし、マゴチからのコンタクトはないまゝ、05:00、06:00と時間ばかりが経ち、その内、背後から差して来る朝日に首筋がジリジリと暑くなって来る始末。それでも、何とかしてマゴチをものにしたいとキャスティングを繰り返したが、はやり音沙汰はないまゝ。
07:00を回った頃、気分を変えるために場所の移動を決断。
移った先は、動画で見たポイントで、昨年の7月にアップされたその動画では、良型のマゴチをワームで数匹掛ける場面があったので、期待充分。しかし、期待に反して全く反応が返って来ることはなく、慰みにキャストしたタコエギにタコが抱き着いて来ることもなく、08:00頃、暑さに気持ちも切れてしまってStopFishingとした。
WEBの情報では、マゴチの釣り期は、6~7月頃とのことで、釣り場近くの釣り道具屋の釣果情報でも、8月に入ってから『アタリがあっても針掛かりしない厳しい状況』とのこと。とすると、ピークは過ぎたのかも知れず、マゴチの入門時期としては遅過ぎた様だ。
2023/08/04
2023年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:08月04日(金) 16:30~21:20
潮回り:中潮(↑↓)
場 所:KMI’s
釣 果:マゴチ x 0、アジ x 1
同行者:単独、(NGHM、ICNH、AKT弟、TKZW各氏)
8月に入ったので、当初の予定ではUMB-FPかMHR-KGNで刀狩りをする積りだったが、良い情報が入って来ない。そこで、刀狩りを少し延期して、前回敢え無く撃沈してしまったマゴチ狙いのリベンジ釣行をすることにした。
所が、生憎、行く予定にしていた木曜日(03日)は一日中強い南風が吹いていたので、順延して金曜日(04日)に、60cmクラスのマゴチを夢見てKMI’sに出掛けた。
16:00過ぎに現地に到着して岸壁に出てみると、入り口には既に投げサビキをしているNGHMさんの姿があり、中央付近には若者アングラーが2人、そして最奥には1人の若者の姿が見える。こうなると狭い釣り場のことなので、入れる場所が限られてしまう。何処にしようかと考えたが、前回は入り口で痛い目に遭ったので見送り、今回は奥の方にしようと歩いて行った。すると、幸運にも、最奥のアングラーは顔見知りの若者だったので、その若者に断って机の前に釣り座を構えることが出来た。
16:30過ぎ、前回と同じSephia S809M/Fのロッドに10gのビーンズ・シンカーを使ったビフテキキャロでキャスティングを開始。
マゴチ狙いは、今回で5回目となるのだが、その間の獲物は30cm程が1匹だけ。しかも、その時は、反射的に合わせを入れてモノにしたもので、どの様なアタリ方だったのか全く記憶がなく、謂わば紛れ当たりと云っても良い結果だった。と云う訳で、動画で学んだ筈のアクションの付け方が、畳の上の水練になっているのではないかと、常に頭の中には疑問符が付き纏っている。
今回も、
これで良いのか?
これで良い筈・・・?
と思いつゝキャスティングを繰り返したが、期待した答えは返って来ない。
その内、ICNHさんが登場。
ICNHさんには、小生の隣りに入って貰い、小生は中央に寄った付近でそのまゝマゴチ狙いを続行。しかし、マゴチからのコンタクトは、相変わらずない。
そうこうする内、TKZWさんが登場。
小生は、中央付近でマゴチ狙いを続行したかったので、TKZWさんには、小生が確保していた机の前のポイントを譲って、救命具ポイントに移動して、最奥から顔見知りの若者、TKZWさん、ICNHさんそして小生の順に釣り座を構えて、この日のアジングをすることになった。
時間的には、マゴチの活性が高くなる夕マヅメが近付いて来て、期待は膨らむ一方だが、案に相違して何も変化がない。
そして、また、
これで良いのか?
これで良い筈・・・?
と自問自答することに。
日没時刻を過ぎ、周囲が暗くなった頃、遅れていたAKT弟さんが登場。
その直後に最奥の若者が引き揚げて行ったので、その後にAKT弟さんは釣り座を構えることが出来、奥側ではAKT弟さん、TKZWさん、ICNHさんと小生が4人並び、入り口にはNGHMさんが陣取ってのアジングとなった。
結局、この日もマゴチ狙いは19:00頃までやっても結果が出せず、狙いをアジに変更して、SoareGame改とAldebaran BFS XG、1.0gのJHの組み合わせでアジングを開始。
しかし、こちらも音沙汰がない。
それでも、小生から左側に入った3人はポツポツと揚げているので、アジは居る筈。
アジが、回って来るのは時間の問題。回って来るまでの辛抱だと自分に云い聞かせてキャスティングを繰り返したが、コンタクトがない。海の中を除いた訳ではないが、小生の左から回遊して来たアジの群れが3人にブロックされてしまっているのではと思う程。アジの群れが大きければ、それでも、3人のブロックをかい潜って来るアジも居るだろうが・・・・。
20:00を回った頃、マゴチに見放され、アジからも無視されて気持ちが切れ掛かっている所に、ようやく挨拶に来てくれはしたが、これは豆。
しかもこの時のアタリは、コンとかチクッと云ったものではなく、ラインの動きが変だったので、聞きアワセをしたら掛かっていたもので、最近にはなく釣った喜びも感じなかった。
その後は、ポツポツとロッドを曲げている3人を横目に、惰性のキャスティングを繰り返すだけで、結局、21:20頃には事実上のStopFishingとし、後は釣り仲間と楽しい釣り談義をして、22:00過ぎに帰路に付いた次第。
2023/07/31
2023年 SaltLure 釣行記
日 時:07月31日(月) 16:40~21:30
潮回り:大潮(↓)
場 所:KMI’s
釣 果:マゴチ x 0、イシモチ x 1
同行者:単独、(NGHMさん)
前回のマゴチは30cm強しかなく、マゴチとしては小振りだが、生まれて初めて釣った獲物だったので、持ち帰って刺し身にして味見をしてみた。すると、ポン酢で喰ったこともあって、噂に違わず、これが美味。カミさん共々すっかり気に入ってしまった。
そんな所にタイミング良く、KMI’sでマゴチが好調とのニュースが入って来た。こんな情報を耳にしては、ジッとしている訳には行かず、7月最後の釣りは、前回に続いてKMI’sでのマゴチ狙いと決めた。しかし、予報によると、31日の月曜日は南風が6mとかなり強い。所が、翌日8月1日の火曜日は少し弱くなって4mと条件としては火曜日の方が良い。少し迷ったが、アジングよりもずっと重たい10~15gの錘を使う釣りなので、多少風が強くても何とかなるだろうと思い、月曜日に行くことにした。
マゴチは朝・夕のマヅメ時が一番良く、マゴチ好調のニュースも朝マヅメの結果らしいが、日中や夜間でも釣れるとのこと。であれば、朝の弱い小生が朝早く起きて出掛ける必要のない夕マヅメから夜に掛けての時間帯に狙うことにした。
と云う訳で、いつもよりも少し早く自宅を出発し、現地には16:20頃に到着。
直ぐに道具を両手に岸壁に出てみると、最奥にはベチャクチャとよく喋る府中のオッチャンの二人組が入っており、最奥から中央付近に掛けて長いロッドを何本も並べている。今回はアジングではないので、最奥に拘る必要はなく、寧ろ、中央付近から入り口までの方がマゴチ実績が高いらしいので、却って好都合。
入り口に道具を置き準備を始めた。すると程なくして、NGHMさんが登場。
16:40頃、キャスティングを開始。
今回のタックルは、Sephia S809M/Fのロッドに10gのビーンズ・シンカーを使ったビフテキキャロ。これは前回も使用したシステムだが、2投目にして敢え無く根掛かりで高切れ。
釣りはまだ始まったばかりで、時間は充分にある。マゴチの活性が高くてコンタクトが頻繁にある時間帯でなくて、寧ろ不幸中の幸い。改めてFGノットでライン・システムを組み直していると、小生の隣りに釣り座を構えて投げサビキを始めたNGHMさんは、早くもアジをものにしてニコニコしている。
作り直したシステムは、同じビフテキキャロだが、沖目を狙いたかったのでシンカーを14gに重たくしたもので、頭上に張り出した植栽の枝に気を付けながら、遠投を繰り返したが、全く、コンタクトがない。
それでも、
マゴチはどの様なアタリ方をして来るのだろうか?
アタリがあったら、即合わせが良いのか?
一拍置いて喰い込ませた方が良いのか?
などと期待に胸を膨らませてキャスティングを繰り返している内、時間が経ち、徐々に光量が減って来て、イヨイヨ、マヅメのゴールデン・タイムに入って来た。
しかし、期待に反して一向に気配が伝わって来ない。
キャロはアタリが判り難いことがあるので、ひょっとすると見逃してるのかも知れないと考え、システムをフリリグに変更。だが、状況に変わりはない。
その内、大勢の客を乗せた舟や屋形船が、次から次に目の前を通って同じ方向に向かい始めた。
エッ! ヒョットすると花火大会?
何年か前にも花火大会に遭遇し、ボーズだったか兎に角貧果に終わった記憶がある。
嫌な予感は当たるもので、19:30頃になって背後から腹に響く超低音の爆発音がズシーンと伝わって来た。幸い花火大会は30分程で終わって元の静けさが戻って来たが、マゴチからのコンタクトは皆無。
隣りのNGHMさんにも、アジのアタリは全くないとのこと。
20:30頃、最奥に詰めていた府中のオッチャン連中が引き揚げて行った。そこで、マゴチは回遊魚ではないので、こちらから居場所を探す方が良いだろうとMHR-KGNでのメバリングに倣って蟹の横這い釣法で、居場所を探ったが、全くコンタクトがない。
こうなると、いつ引き揚げるかだが、踏ん切りがつかないまゝキャスティングを繰り返していると、奥の机の前付近で、コツコツと待望の反応が返って来た。
反射的に合わせを入れた所、生命体の感触があり首を振っている気配も伝わって来る。
やっと来てくれたか・・・・。
しかし、マゴチにしては引きが弱い。
前回と同じ小振りのマゴチかな?
所が抜き上げた魚体は銀色のイシモチで、時刻は21:00を少し回った頃。
結局、この日のマゴチ狙いは空振りで、外道のイシモチ1匹の結果で、21:30頃、精根尽きてStopFishingとした。
8月に入ってからは刀狩りに精を出そうと考えていたが、マゴチも捨て難い。UMB-FPやMHR-KGNでもマゴチが狙えるなら、マゴチとタチウオの2本建てが可能となるのだが・・・・。ネットで調べた限りでは、両釣り場ともマゴチの釣果はあるが、どうやら狙って獲ったものではなさそう。
そうなるとやはりタチウオに絞らなければならないのか?
ダメ元で、一度は試してみようと思っている。
また、HGS-OGSMに朝マヅメに入ってマゴチを狙うことも考えなければと思う。
2023/07/27
2023年 Ajing SaltLure 釣行記
日 時:07月27日(木) 17:45~22:00
潮回り:長潮(↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アジ x 0、マゴチ x 1、カサゴ x 1
同行者:単独、(NGHMさん)
時期的に難しい盛夏に入ったので仕方がないことだが、前回のKMI’sアジングでは、僅か2匹だけの貧果。しかも、その内の1匹は豆アジと来ては、例え老夫婦だけとは云え、食卓に乗せるには些か物足りない。せめて豆アジ1匹だけでも追加したい。
と云う訳で、南風が4m程とかなり強く吹く予報だったが、今回もKMI’sに行くことにした。
17:30頃、現地に到着。
早速、道具を両手に岸壁に出てみると、最奥に上背のあるアングラーが一人だけ。ひょっとすると、前回の月曜日にも会ったNGHMさんかも知れないと思いつゝ近付いてみると、ビンゴ!!
前回は、最奥に入っていたNGHMさんとは離れて、敢えて正反対の入り口に釣り座を構えたのだが、結果として前述の通りの貧果。一方のNGHMさんは6匹だったので、今回はNGHMさんの隣りの机の前でアジを狙うことにして、準備に取り掛かった。
今回も、明るい時間帯はマゴチを狙う予定なので、Soare30 S803ULT30のロッドに10gの中通し錘を使ったキャロライナ・システムを組み合わせて、17:45頃、キャスティングを開始。
小生の釣り始めから程なくして、アジを探しながら移動して入口に到達したNGHMさんが、アジをぶら下げてニコニコしながら戻って来た。
ありゃ、今日は、奥じゃなくて入り口なの?
ポイントの選択を間違えたか?
そんなことを考えながら、ボトムをズルズルと引き摺っていると、いきなりロッドのティップをグンッと曲げるアタリが・・・。
突然のことなので泡を喰って合わせを入れたが、ユルユルのドラグがジーッとなって敢え無く空振り。ラインをロッドのガイドに通す際に緩めたドラグを、完全に締め忘れていた結果で、仕舞った!!と思っても後の祭り。
アタリの主がマゴチであるかどうか判らないが、兎に角、反応があったことに胸をドキドキさせて、ドラグを締め直してアタリがあった付近にルアーを通すと、コツと感じる反応があった。合わせを入れる程ではなかったので、リーリングをする手を止めて喰い込みのアタリを待ったが、それっきり音沙汰がなくない。
そこで、少し場所を移動して、キャスティングを繰り返していると、ゴツゴツとした感触の後にティップを曲げるアタリが・・・・。
実は、釣り上げた直後にNGHMさんにどんなアタリでしたか?と尋ねられたが、情けないことに全く記憶がなかったと云うのが正直な所。
と云う訳で、ゴツゴツとした感触の後にティップを曲げるアタリが・・・・と書きはしたが、果たしてそうだったのか全く自信がない。結局は、反射的に合わせを入れたのだろうが、針掛かりさせた直後には首を振る動きが伝わって来たので、本命であることは直ぐに判った。
こうして、ようやく3回目の釣行で狙っていたマゴチをモノに出来たので、嬉しかったが、サイズは30cm程しかなく、折角持って行った直径50cmの玉網を使う必要がない程で、喜びも半分と云った所。
とは云え、時刻は、日没時刻前の18:25頃のことで、動画情報によるとマゴチの活性が高くなる時間帯なので、上手く行けば複数もと捕らぬ狸の皮算用。隠れ本命のマゴチが釣れたことに気を良くして、サイズ・アップを狙ったが、その後は全く梨の礫。
19:00頃、アジングに変更。
タックルは前回と同じ、SoareGame改とAldebaran BFS XG、1.0gのJHの組み合わせ。
風は相変わらず右から左に若干強目に吹いているが、それ程やり難さはなく、寧ろ暑さが凌げるので有り難い。海は少し濁りが入っていて、雰囲気は良く、直ぐにでもアジからのコンタクトがありそう・・・・・。
悪くても、1匹か2匹は釣れるだろうと安易に考えていたが、全く無反応。しかし、何としてでもお土産を持って帰らなければとキャスティングを繰り返したが、交通事故のアタリもない。
堪らず、マゴチ狙いで遠投を繰り返して気分を変え、アジングに戻したりして何とか気持ちを切らさない様にして粘ってみたが、全て、無駄な作業。
結局、小さいながらもマゴチを釣り上げて当初の目的の半分は達成出来たものゝ、肝心のアジの追加はならず、NGHMさんから1匹、頂いて何とか辻褄を合わせた格好で、22:00過ぎにStopFishingとして、釣り場を後にした。
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