2024年釣行記(05) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月29日(月) 17:20~22:40
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 7
同行者:単独

北風が吹くことが当たり前のこの時期に、南寄りの風を期待するのは無理筋だが、小生がホームにしているMHR-KGNは北に向かって開けているので、向かい風になる。こうなると、重くても精々7g程度の軽い仕掛けを扱うメバリングにとっては、厄介な風になってしまう。
と云う訳で、南寄りの風が吹くタイミングを狙っているのだが、前回、釣行した23日以降は毎日が北風。しかも、強くてなかなかチャンスが巡って来ず、道楽部屋で燻っていた所、29日の月曜日は、北風or北東の風ながら風力は1m程度の予報が出た。

南寄りならば申し分のない所だが、贅沢は云っていられない。
北風でも、1m程度なら何とかなるだろう。
兎に角、行ってみよう・・・。

17:00頃、現地に到着。
直ぐに岸壁に出てみた所、幸運にも、予報は良い方向に外れた様子で風は殆んど吹いておらず、一安心。海には若干波っ気があり、岸壁間際には切れ藻やゴミが溜まってはいるものゝ、メバリングには全く支障はなさそうで、俄然、やる気になって準備に取り掛かった。

今回使用するロッドは、メバリングでの使い勝手が確認出来なかったので前回と同じBlueCurrentⅢ 82/Bを選択し、TOTO-42Sを結んで、17:20頃、30番スポット付近からキャスティングを始めた。

この日の満潮時刻は18:33で、その1時間程前のため潮位が高く、目の前にある筈のテトラ帯は、波間からポツンポツンと飛び飛びに頭を出しているだけ。そのために、本体の位置が掴めず根掛かりの惧れがあるが、虎穴に入らずんば虎子を得ず。波間から出ている頭付近を狙ってルアーを通したが、反応が返って来ない。

そのまゝ歩を進めながら目ぼしいポイントをチェックしへの字カーブを曲がって直ぐの48番スポット付近でのこと。
この付近はテトラ帯と岸壁の間にはテトラがないので、根掛かりリスクは幾分軽減されるため、ジックリと狙える。そこで、前回と同じ様に、キャストした後ラインを張ってテンション・フォールで可愛娘ちゃんからのコンタクトを待ったが、何も変化がない。
時間的には、魚の活性が高くなる夕マヅメのチャンス・タイムなので、居れば何か反応がある筈だが・・・・。

そこで、自作のルアーを試してみることを思い付いた。
このルアーはYouTubeで作り方を見付けたビーズを繋いだだけの至極簡単なものだったので、手持ちの材料を掻き集めて作ってみた。
一般的に、ルアーを自作した場合は、完成後に風呂などで泳ぎ方を確認し、不具合な点を修正して実戦に投入するものだと思う。しかし、小生はその様な面倒な手続きを省いて、出来たまゝで持ち込んだもので、自作した3種の内最も短いルアーを結んでみた。

そして、キャストしてテンションを掛けてフォールさせているとトン。思い掛けないことに驚いたが、反射的な合わせも決まってやり取りを始めた。
すると、結構引きが強く、何度かドラグを締めた後、抜き上げたのは20cm程の良型。時刻は実釣開始後15分しか経っていない17:35のことだった。
釣れるかどうか疑心暗鬼だった自作のルアーが、メーカー製のルアーを差し置いてこの日最初の獲物を誘い出してくれたことに、正直な所、驚いたが歓びは一入で思わずヨッシャー!
しかし、これはマグレ当たりだったかも知れないと結果に疑問を持ちつゝ後続を狙うと、その直後の17:37に同じ20cmの良型、そして17:39には少しサイズは落ちたが17cm程をゲット。

出足が良いことに気を良くして追加を目論んだが、流石に同じポイントで3匹も掛けるとスれてしまい、反応が消えてしまった。そこで、蟹の横這い釣法に切り替えて可愛娘ちゃんを探して、何年か前には良かった59番スポット付近に到達。この付近はテトラ帯と岸壁の中間にもテトラが配置されていて、根掛かりリスクが高い。こうなると3匹の可愛娘ちゃんを引っ張り出して呉れた自作のルアーを、根掛かりでロストするのは如何にも勿体ない。これを見本に2本、3本と作るまでは無くしたくないと思い、TOTO-42Sに切り替えた。

そして、59番61番62番スポット付近で追加に成功。

所が、62番スポット付近で6匹目を掛けたのを最後に、ピタリと反応が消えてしまった。
お気に入りの70~74番スポット付近で、何とか可愛娘ちゃんの気を引こうとルアーを色々取り替え、ジックリと粘ってみたが、ウンともスンとも音沙汰がない。結局、凸部にまで来たが全く反応がないまゝで、62番スポット付近で6匹目を掛けてから1時間半以上もの間、一度もコンタクトがない状況に落ってしまった。
しかも、泣きっ面に蜂で20:00を回った頃から、それまで殆んど吹いていなかった風が吹き出して来た。そればかりか、風向きは横風になる東風で、こうなるとプラグでは全く操作感がなくなってしまう。
そこで、飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えたが、この日はワームにも反応がない。凸部の先に行けば何とかなるかと足を伸ばしたが、これも空振り。

21:00頃、126番スポット付近から折り返しに入ったが、復路に入っても状況には変化がなく、可愛娘ちゃんはどこに行ったのやら・・・。

ワーミングでも答えが出なかったので、再度プラッギングに戻したが、これも無駄な努力で、26番スポット付近で自作のルアーに来たロリ・メバルを最後に、22:40頃、StopFishingとした。

今回、釣果は余り良くはなかったが、自作のプラグで結果が出たことが最大の収穫。そのためか、18:40から22:40までの4時間もの間、殆んどコンタクトがなかったにも拘わらず、楽しい釣りが出来た。
次回は、この自作ルアーの改良版でやってみようと思う。

そしてBlueCurrentⅢ 82/Bメバリングで使うことについてだが、20cm以上のメバルを相手にするのならば良いが、MHR-KGNの様にアベレージが17cm程度のメバルを相手にするには、やはり少々強過ぎる様に思う。このロッドよりも短いBlueCurrentⅢ 74/Bが、近々発売されるとのことで、期待をしたが、クロダイゲーム中心とのことなので、メバリングにはやはり強過ぎるだろう。
となると、中古のSoareBBを改造すことになるのかも・・・・・・。

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17:35 1匹目 48番
17:37 2匹目 48番
17:39 3匹目 48番
18:21 4匹目 59番
18:35 5匹目 61番
18:37 6匹目 62番
22:35 7匹目 26番

2024年釣行記(04) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月23日(火) 00:30~03:40
潮回り:中潮
(↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 0、メジナ x 1
同行者:単独

定例釣行日の月曜日は、南南西の風が2~3mとMHR-KGNでのメバリングには絶好の条件だが、生憎なことに20:00~22:00の間には傘マークが付いている。しかも、21:16の干潮時には潮位が20cmまで下がる潮回りのため、何とか釣りが出来そうなのは19:00頃までの2時間程しかなく、40kmを走って行くにしては、短時間過ぎる。と云う訳で、月曜日の夜の釣行は諦めたのだが、火曜日以降も強風や北風の予報が出ており、こうなると今週は釣りが出来ないことになってしまう。そこで、未練たらしく日付が変わった火曜日の早朝の予報をチェックすると、南西の風が5~6mと少々強いが何とかなりそう。

そこで、夜中過ぎからのメバリングを目論んで、21:00過ぎに道楽部屋に戻り、仮眠を取る積もりで床に入った。しかし、遠足の前夜に眠れない小学生と同じで、ウツラウツラとしたものゝ寝付けず、結局、23:00過ぎに自宅を出発した。
現地には、24:10頃に到着。
途中の高速でも感じたので心配だったが、案の定、風が結構強く吹いている。予報通りの南西の風であれば、高い建物に風は遮られる筈だが、どうやら西風になっている様子。MHR-KGNでの西風は、真横から吹き付けて来てやり難いので、願い下げにしたい所だが、殆んど睡眠も取らずに高速を走って来た手前、何もせずに引き揚げるのも芸がない。

兎に角、やってみようと、24:30頃、55番スポット付近からこの日のメバリングを開始した。
この日のロッドは、BlueCurrentⅢ 82/B
このロッドは、KMI’sでの刀狩りに使っていたもので、MHR-KGNでのメバリングには少々強過ぎるのではないかと思っているのだが、前々回使ったBlueCurrentⅢ 69/Bでは、テトラ帯よりも沖目を狙うには少々短い印象だったので、試しに敢えて持ち出して来たもの。この日使ってみて、やはり強過ぎる様であれば、SoareBB S76ULTの中古ロッドを買って改造しようと考えている。

先発ルアーは、月下美人 澪示威60S
人影が全くない岸壁で、可愛娘ちゃんの居場所を見付けることが出来れば、独り占めだと、期待に胸を膨らませてキャスティングを繰り返したが、音沙汰がない。

ルアーを替え、蟹の横這い釣法で移動しながら反応を待ったが無視されるばかりで、この日、最初のコンタクトがあったのはお気に入りの70番スポット付近。時刻は定かではないが、この時のルアーはRigge Slim60SSで、テトラ帯と岸壁の中間で突然ブルッと来た。残念ながら、これはリーリングを始めた途端、敢え無くバレてしまったが、この日、最初のコンタクトに、胸がドキドキ。
近くに居る!!
その後も、ルアーを色々と替えながらこのポイントで粘ったが、反応が返って来ない。

風が弱まる気配もなく、ルアーを思ったコースに通すことも出来ず、気持ちは風前の灯状態だったが、一縷の望みを持って凸部に移動してみた。しかし、これも空振り。こうなると凸部の先にまで足を伸ばす気にもなれず、そのまゝ折返しに入った。

02:00頃、ようやく風が収まり釣り易くなったが、状況は変わらず可愛娘ちゃんからのラブ・コールはなく気持ちは完全に切れた状態になっていた。しかし、それでも惰性でキャスティングを繰り返しながら54番スポット付近にまで戻ってきた時のこと。
TOTO-42Sをキャストして、ジッと動かさずにテンション・フォールをさせていると、コツンと忘れていた反応が返って来た。しかし、合わせ切れず空振り。だが、やっと、可愛娘ちゃんが動き出したと緩み切っていた気持ちもピンと張り、キャスティングを繰り返すとやはり反応がある。しかし、空振り。
この様な状態が何度か続いた後に、何とか針掛かりさせてやり取りを始めたが、やけに引きが強い。しかし、エラ洗いをしないのでシーバスではなさそう。
メバルなら尺近いかもとドラグを締めながら何とか足許にまで寄せて来た所で、岸壁から覗き込むと、丸い体型をした魚の姿が見える。
ひょっとすると黒鯛か・・・
針に掛かっている魚の正体は判らないが、どちらにしても、玉網の持ち合わせはないので抜き上げるしかない。幸いこの日のラインはPEの0.4号、リーダーは1.7号のフロロなので、何とかなるだろうと強引に抜き上げると、揚がって来たのは、40cm近くもある丸々と太ったメジナで、びっくり。時刻は03:30頃のこと。

風がなければ、朝マヅメも狙うことも考えていたのだが、その後は、また、弱まっていた西風が強く吹き出して来たのに嫌気が差して来て、03:40StopFishingとした。

結局、この日は可愛娘ちゃんの顔を見ることは叶わず、BlueCurrentⅢ 82/Bメバリングで使う可否も判断出来ずに終わってしまった。
もう少し弱いロッドであれば、MHR-KGNでのメバリング用のロッドとして長さも申し分ない所だが、どうするか・・・。

2024年釣行記(03) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月17日(水) 17:00~23:10
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 13、カサゴ x 4
同行者:単独

毎朝、起床とともに天気予報をチェックするのがルーティーン化しているのだが、来る日も来る日も風が強かったり向きが悪かったり、はたまた釣りをしている時間帯に限って雨が振ったりで、道楽部屋で悶々と過ごす毎日だった。
そして、ようやく南西の風が2~3mと絶好の条件となる予報を見て、喜び勇んで出掛けて来た。

現地到着は16:40頃。
早速、SoareXR S76UL-Tを手に岸壁に出てみると、意外なことにアングラーの姿が全く見えない。混雑しているよりも空いている方が良いのは当然だが、何となく不安な気持ちになって来る。と云っても、次の瞬間には可愛娘ちゃんのご機嫌はどうかとそちらに関心が移ってしまい、不安な気持ちになったことさえ忘れてしまうのだが・・・・。

この日は、17:00頃、23番スポット付近からキャスティングを開始。
風は予報通りのそよ風で、海も穏やか。潮位も80cm程あってメバリングには最適。問題は可愛娘ちゃんのご機嫌が良いか、悪いか。
この日の先発ルアーは、何となく生き物の気配が感じられないため可愛娘ちゃんは沈んでいると考えて、FakeBaits-Sを選択。

日没時刻の16:53を過ぎたばかりで周囲はまだまだ明るいが、時間的にはゴールデン・タイムに入る頃で、期待充分だが、コンタクトがない。そこで、移動テンポを早くした蟹の横這い釣法で、可愛娘ちゃんを探すことにした。しかし、これまでの実績ポイントでも、何も変化がない。ルアーをお気に入りのRigge Slim60SSに替えても空振りで、前途多難を予感させる展開にルアーをワームに替えようかと考え始めた。
いつもならここで直ぐに飛ばしウキを使ったワーミング・システムに切り替える所だが、MHR-KGNでは滅法強いFinluckMinnow30Sを使って、これで駄目ならワームにしようと思い立った。すると、直ぐに反応が返って来た。これは獲れなかったが、それまで反応が皆無だっただけに、兎にも角にも可愛娘ちゃんが居ることが分かって一安心。

そして、この日の皮切りの本命をゲットしたのは、実釣を開始して1時間半も経った18:28のことで、ポイントは73番スポット付近。サイズは18cm強のアベレージだが、ようやくプラグで狙って獲った1匹なので、喜びも一入と云った所。
2匹目も、同じルアーで同じポイント。何年か前、白いFinluckMinnow30Sにしか反応がなかったことがあり、そんな日の再来かと思ったが、残念ながら、反応はそれっきり。それでもポイントを替えてFinluckMinnow30Sを投げ続けたが、コンタクトがないのでプラッギングを諦めてワーミング・システムに切り替えた。

しかし、この所調子の良かった凸部でも反応が返って来ず、3匹目を獲ったのは、凸部の終りに近い102番スポット付近で、20:05のことだった。
ワームでも反応が遠いので、半ば諦めながら歩を進めて110番スポット付近で、4匹目を獲った頃から、幾分可愛娘ちゃんに元気が出て来た様で、ポツリポツリとコンタクトが続く様になった。
しかし、もう一つ納得感が乏しい。そこで、飛ばしウキからJHまでのリーダーの長さを詰めて、テトラ帯の沖を狙ってみた。すると、これまでよりも反応の出方が良く、20:46に9匹目、そして、20:51つ抜けとなる10匹目をゲット。その後は、テトラ帯の沖目を中心狙いながら、更に先に進んだが、コンタクトがなく、21:10頃、126番スポット付近から折り返しに入った。

折返しに入った所で、再度プラッギングに切り替えて、プラグを少し重めのTOTO-42Sを結んで、テトラ帯の先に遠投。そして、アクションを加えずにテンション・フォールをさせていると、トンとはっきりとしたアタリがあってこの日最大の23cmをゲット。ポイントは往路でも反応があった123番スポット付近で、時刻は21:28。これは狙った沖目で狙い通りの出方で獲れたので、一際嬉しい1匹だった。その直後にも同じ釣り方で、同じ様な反応があったが、これは途中で無念のフック・アウト。その影響があったのか、その後は、このポイントでは皆目反応が消えてしまった。

時刻は、いつもなら引き揚げる頃なので、目ぼしいポイントだけを狙うことにして119番86番スポット付近でそれぞれ1匹掛けることが出来た。その後は、カサゴに遊ばれただけに終わり、就寝時刻の23:00過ぎに、StopFishingとした。

この日の釣果は、都合13匹でまぁまぁと云った所だが、内5匹がプラグで得たもので、数は少ないながらも満足出来る結果だった。時期的には、これからは海藻が伸び繁茂して来る時期になるので、プラグを投げるのは難しい局面になって来るが、出来るだけプラグの出番を多くしようと思っている。

所で、先日、運転免許の更新を終え、これから先3年間は釣りを楽しむことが出来る事となった。しかし、3年後には小生の年齢は80の大台を超えて81歳となる。そうなると、3年後の更新が出来るかどうか、釣りに行く気力や体力が残っているか、正直に云って甚だ心許ない。その前に、この世に存在しているかどうかさえ危うい。
そう云う意味からも、これから2027年までの3年間を、大切にそして存分に楽しみたいと思う。

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18:28 1匹目 73番      21:28 11匹目 123番
18:32 2匹目 73番      21:53 12匹目 119番
20:05 3匹目 102番      22:08 13匹目 86番
20:13 4匹目 110番
20:18 5匹目 112番
20:26 6匹目 119番
20:27 7匹目 119番
20:29 8匹目 119番
20:46 9匹目 123番
20:51 10匹目 123番

 

19:40 ワーミングに変更

21:00 126版から折り返し
21:39 カサゴ
21:55 カサゴ
22:16 カサゴ
22:53 カサゴ

 

2024年釣行記(02) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月09日(火) 17:00~20:30
潮回り:中潮
(↓)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 2、カサゴ x 2
同行者:単独

予報によると西南西の風が4~5m。この点はマアマアだが、小生が釣りをするのは、干潮時刻の21:55には潮位が9cmまで下がる中潮の下げの時間帯。
唯でさえ水深のないMHR-KGNで釣りをするには少なくても60cm程の潮位が欲しいが、潮汐表をみると19:00以降は60cm以下。となると、無理をしたとしても20:30頃までしか出来そうにもない。
と云う訳で、見送ろうかとも思ったが、3~4時間でもロッドを振れるなら・・・と、兎に角出掛けることにした。

16:45頃、現地に到着。
早速、BlueCurrentⅢ 69/Bを手に、岸壁に出てみると思いの外風が強く、潮位が179cmもある満潮時刻直前のため、岸壁に平行に配置されているテトラ帯の本体部分は海中に没しており、頂上部分が点々と見えるだけ。

海の様子を見ながら歩を進めて、先行者の姿が途切れた58番スポット付近から、お気に入りのRigge Slim60SSを先発に選んで、17:00頃、この日のメバリングを開始。

この日の日没時刻は16:49なので、丁度ゴールデン・タイムに入る絶好のタイミングでの入釣だが、何も反応が返って来ない。プラグには反応して来ないことは織り込み済みなので、30分程でプラッギングを諦めて、飛ばしウキを使ったワーミングに切り替えることにした。
そして、その1投目で、見事に海面から頭を出しているテトラに引っ掛けて、敢え無くラインブレイク。泣く泣く仕掛けを作り直して、可愛娘ちゃんを探したが、何処に居るのかさっぱり反応がないので、全く見当が付かない。

結局、凸部の手前ではこれまでの実績ポイントでも、コツリとも来なかったので、凸部に移動し、やっとの思いでこの日の最初の獲物をゲット。
時刻は、実釣開始後約1時間経った後の17:55、ポイントは106番スポット付近で、サイズは15cm程。しかし、後が続かないので、蟹の横這い釣法で探ったが音無し。結局、凸部ではこの1匹で終了し、10分後の18:04凸部を越えた112番スポット付近で、ようやくこの日2匹目をゲット。

やっと、メバルが動き出して来た・・・・と後続を期待したが、その後はまた反応がなく、何とか、追加を・・・と滅多に行くことのない岸壁の東端まで足を伸ばしたものゝ、これも無駄な努力でに終わってしまった。

19:30頃に折返しに入ったが、余りにも反応がなく、その上吹き止むことのない冷たい風に何とかしてやろうと云う気持ちも雲散霧消し、事実上のStopFishing状態になっていた。
それでも、車を止めている場所まで1.5km程の間、キャストもせずに戻るのも能がない。テトラ帯とテトラ帯の切れ目を2投しつゝ探ったが、結局これも空振りに終わり、予定通り20:30頃、StopFishingとしてスゴスゴと帰路についた。

次回の釣行は、順番から云えば木曜か金曜になる筈だが、潮位が60cmを切る時刻は、MHR-KGNでは木曜は20:15頃、金曜は21:00頃となっており、どちらにしても潮位が低い時間帯での釣りになる。となると、テトラ帯より沖目を中心に狙うことになる。この点からすると、飛距離の面ではベイト・ロッドよりも有利なスピニング・ロッドの方が、何かと応用が効くので都合が良いだろう。
と云う訳で、次回はスピニング・ロッドSoareXR S76UL-Tを使ってみようと思う。

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17:55 1匹目 106番
18:04 2匹目 112番

2024年釣行記(01) – MB

2024年 Mebaring 釣行記

日 時:01月05日(金) 17:10~22:30
潮回り:小潮
(↓↑)
場 所:MHR-KGN
釣 果:メバル x 14、カサゴ x 4
同行者:単独

明けましておめでとうございます。
本年も宜しく、お願いします。

2024年は、元旦令和6年能登半島地震2日に羽田空港での航空機衝突事と大きなニュースが列島を駆け巡り、波乱の幕開けとなったが、釣り運はどうか・・・・MHR-KGNでの初釣りに出掛けて来た。

16:45頃、現地に到着。
早速、BlueCurrentⅢ 69/Bを手に岸壁に出てみると、横風になる西風がかなり強く吹いている。横風は、唯でさえ釣りには禁物だが、特にMHR-KGNではテトラ帯とテトラ帯の切れ目を狙っての釣りになるため、横風に流されたラインがテトラに引っ掛かる惧れが強くて、やり難い。西風でも予報通りの2~3mであれば、何とかコントロールは出来るが、ここまで強いとかなり難儀だが、来てしまった以上、このまゝ引き返す訳にも行かない。

と云う訳で、17:10頃、先発ルアーにRigge Slim60SSを選び、28番スポット付近から、2024年の釣り運を占うキャスティングを開始。

釣り始めは、いつでもそうなのだが、ロッドを絞り込む獲物の引きを期待すると同時に、ひょっとするとボーズで終わるのではないかと云う心配で、胸がドキドキする。特に、今回は2024年の皮切りになる釣りだけに、何とか釣果を上げたいとの思いが強いのだが、案に相違して、何も変化がない。
ルアーを替え、
ルアーを流す層を替え、
リーリングするスピードを替え・・・。
色々とやって見たが、全て空振り。
今日は、ワームを使わずにプラグだけで通そうと・・・・と思って来たのだが、結局、小一時間程プラグを投げ続けた所で、君子豹変すと云えば聞こえは良いが、硬い決心(?)を投げ捨てゝ飛ばしウキを使ったワーミング・システムに切り替えることにした。

すると、直ぐに答えが出て丁度18:00に、この日最初、否、今年最初の本命をゲット。
サイズは15cm程で特筆すべきものでもないが、プロポーションの良い可愛娘ちゃんで、年初早々からボーズを喰らう憂き目だけは避けたいと思っていただけに、ホッと安堵の胸を撫で下ろした次第。

プラグを止めてワームに替えて正解だったと思ったが、その後は、又々反応がなくなってしまい、2匹目は20分後の18:21だった。しかも、これも単発で、以降は音無し。

余りにもコンタクトがないので、18:30頃、凸部にワープ。
すると、これが当たって106番スポット付近で2匹、110番スポット付近で1匹追加出来、やっと調子が出て来た。所が、悪いことに、その頃から西風が更に強くなり、思った通りのコースにワームを通せなくなってしまい、試行錯誤している内に反応もなくなってしまった。

そこで、前回も良かった凸部の先に足を伸ばすことにした。
しかし、可愛娘ちゃんの屯しているポイントは見付からず、前回良かった119番スポット付近でも空振り。
風は強い上、反応もないので、引き揚げようか・・・と思ったが、時刻は19:00を回ったばかりなのでStopFishingとするには早過ぎる。そこで、駄目で元々ともう少し先に行ってみることにしたが、これがBINGO127番スポット付近で3匹、更に129番スポット付近で4匹追加出来た19:20頃から19:50頃までの30分間が、この日のハイライトで外道のカサゴを含めて都合10匹ゲット出来た。
この調子で行けば・・・と思ったが、この様な甘い考えをすると、状況は悪い方向に変わるもので、西風が北西の風に変わってしまった。こうなるとMHR-KGNでは最悪に近い風向きで、斜め左前方から吹かれ、しかも強さは殆ど変わらないため、キャストした仕掛けがヘナヘナと吹き戻されてしまう始末。

暫く我慢をしたが、どうしようもないので、20:00頃、134番スポット付近から折返しに入った。

この頃には、カウンターの数字は12となっており、釣行する際の最低の目標としているつ抜けは達成出来たので、復路は、再度プラグを試してみることにした。

キャストしてみると、仕掛けはルアーのみで、飛ばしウキなどの付属品がない分だけ、風の影響は少なくなっている筈たが、それでもやはり、風に押し戻されてしまう。

半ば以上諦めながら目ぼしいポイントでキャストしたが、正面に向かってキャストしたルアーが右横から返って来る始末で、どうしようもない。

岸壁とテトラ帯の中間にテトラがないポイントを選んで、斜め右にキャストする様にしていると、突然ゴゴンと強いアタリがあって、この日の最長の21cmをゲット。ポイントは76番と75番スポットの中間で、時刻は21:05のこと。しかし、後続はなく、完全にマグレ。

この時のルアーはRigge Slim60SSだったが、風の影響で全く操作感がないので、リップの立ったSMOKY PKM42に替えてみた。このルアーは何年か前に購入したものゝ出番が全く無く、ケースの肥やしになっていたのだが、試しに使ってみることにしたもの。
思惑通り操作感は得られる様になったが、釣れる気は全然ない。それでも、ルアーの存在が感じられるため、精神衛生上は良くなったので、キャスティングを繰り返しながら、戻った。

そして、22:27、コツと小さなコンタクトにタイミング良く合わせが決まって、抜き上げたのが写真のこの娘。サイズは25cm弱の腹ボテちゃんで、久し振りに強い引きを楽しんで、優しくリリースしてStopFishingとした。

と云う訳で、2024年の釣り始めは無事終了。
結果もプラグでは2匹だけだったが、つ抜けも達成出来たので、今シーズンのMHR-KGNは、昨年、一昨年よりは期待出来る印象。

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18:00 1匹目 59~60番       19:44 11匹目 129番
18:21 2匹目 67番          19:46 12匹目 129番
18:42 3匹目 106番          21:05 13匹目 76~75番
18:47 4匹目 106番          22:27 14匹目 30番
19:02 5匹目 110番
19:23 6匹目 127番
19:28 7匹目 127番
19:29 8匹目 127番
19:36 9匹目 129番
19:38 10匹目 129番

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