2024年釣行記(74) – AJ&LEG

2024年 Ajing Eging 釣行記

日 時:11月12日(火) 16:15~21:15
潮回り:中潮
(↓)
場 所:KMI’s
海水温 : 19.4℃
釣 果:アジ x 8、ヒイカ x 0、カアゴ x 1
同行者:単独、(AIYM、YRO、NKYM、MR各氏)

前回は、タチウオにもアオリイカにも全く相手にされず、屈辱的な結果を喰らってしまったので、次回は少なくとも獲物とのやり取りは楽しみたいと考えていた。
そして予報をチェックすると、12日は20:00頃から北寄りに変わるものゝそれまでは南寄りの風が2mと、またとないチャンス。と云う訳でKMI’sアジングをする予定を立てたが、仲間からの情報では、最近の時合は16:30頃から短時間で終わってしまい、その後は交通事故的になってしまうとのこと。
この短い時合を逃さないために、少し早めに家を出て、現地には16:00頃到着。所が、着いてみて駐車中の車がいつもより沢山あることにビックリ。
これじゃ、今日はアブレルかも知れない・・・・。
心配しながら岸壁に出てみると、やはり、大勢のアングラーの姿があって入れそうな隙間がなかった。しかし、丁度、タイミング良く入り口の年配釣り師が引き揚げる所に出会したのがラッキーだった。
そこで、その釣師が引き揚げて行った後に釣り座を構えることにして、釣り場の様子をみると、最奥にはAIYMさん事務机前水道前の中間付近にYROさん中央付近NKYMさんそして入り口から1/4程中央に寄った所にルアー・マンが居て、最近にない混雑ぶり。

この日は、アジをメインに据えて、アジの時合が過ぎた後はヒイカのチェックをする予定で、XSC-59ST-Proのロッドを手に16:15アジングを開始。
風は、予報では2mの南風となっていたが、現場では殆んど感じられずアジングには持って来い。潮回りは中潮の下げ3分程だが、潮の流れも余りないので、この日は1.0gのJHをチョイス。

時間的にはいつアジの反応があっても可怪しくはないが、16:30を廻っても反応が返って来ない。
今日は、出足が遅いのか・・・・?
次は来るか?
次は来るか?
アジからの反応が返って来るのを待ちながらキャスティングを繰り返していると、表層近くで何かが触れている様な感触が伝わって来た。
そこで軽く合わせを入れてみると、プルプルとした生命体の動きが伝わって来て、見事に本命のアジをゲット。
時刻は16:42のことで、まぁ、情報通りと云って良いと思うが、その魚体は10cm程の豆アジで、これにはがっくり。
そこで、表層の反応は見送って、中層より深いレンジを狙うことにした所、16:502匹目をゲット。これは20cmには届かなかったが、お持ち帰りすることにして、キャスティングを続けると、直後の16:53に同サイズを抜き上げることが出来た。
イヨイヨ、時合の到来だと気合を入れてキャスティングを繰り返したが、16:57豆アジをゲットした後は、反応が消えてしまい、その後はキャストする方向や探るレンジを変えても梨の礫で、たった15分の極端に短い時合が終わってしまった。
その間に獲った獲物は4匹、内2匹は豆アジで、これで終わってしまうのは如何にも寂しい。

周囲がすっかり暗くなった頃、MRさんが娘さんを伴って登場し、少し広めに空いていた救命胴衣付近に釣り座を構えた。
その頃には、実釣を開始して1時間程しか経っておらず、体力気力共にまだまだ残っていて余裕があり、何とか追加をと願ってキャスティングを繰り返していた。しかし、待ちくたびれた頃に思い出した様に返って来る反応を獲るのが精一杯。しかも、獲物が15cm位の豆アジと来ては、どうしようもない。

19:00を廻った頃になると、あれ程居たアングラーは、一人、二人と引き揚げて行き、気が付けばYROさんMRさんそして小生の3人だけになり、岸壁はいつもの静かな釣り場に戻ったが、相変わらずアジからのラブ・コールはないまゝ。

合間合間にチェックしたヒイカも、まだその時期になっていないのか、さっぱり反応を返して来ず、小生のヤル気は首の皮一枚で何とか保っている様なもの。

20:00頃、MRさんも引き揚げて行き、結局、岸壁にはYROさんと小生の二人だけが取り残された格好。
余りにも反応がないため、小生も里心がついて引き揚げたくなったが、諦めて引き揚げた後に、回遊があって良い釣りが出来たと云うことは、釣りの世界では良く聞く話し。
あと10分我慢が出来なかったばかりに、そんなチャンスを逃す結果になるのは、我慢ならない。
もう少し、もう少しと粘っていると、21:00を廻った頃、モゾと反応が返って来た。
良し、待った甲斐があった!!
喜び勇んで抜き上げると、JHにぶら下がっていたのは惚けた顔のロリ・カサゴで、もういい加減にして、諦めたら・・・・と云いたげな目で小生を見ている。
これで、小生の気持ちはプツンと切れてしまい、21:15頃、YROさんを置いて引き揚げて来た。

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16:42 1匹目
16:50 2匹目
16:53 3匹目
16:57 4匹目
17:28 5匹目
18:24 6匹目
18:57 7匹目
19:49 8匹目

 

2024年釣行記(73) – TC&EG

2024年 Eging Touching 釣行記

日 時:11月08日(金) 15:30~22:00
潮回り:小潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
海水温 : 18.8℃
釣 果:タチウオ x 0、アオリイカ x 0
同行者:単独、(FJKW、ICNH、KMI各氏)

前回は、アジタチウオを狙った結果、アジについてはまぁまぁだったものゝ、タチウオはアタリも全くないパーフェクト・ゲームを喰らったので、今回は、そのリベンジ。と云っても、アジを続けて持ち帰っても、家人には余り良い顔をして貰えそうにもないが、アオリイカなら喜んで貰える筈。
と云う訳で、今回はタチウオアオリイカの二本立てでKMI’sに行くことにした。

15:40頃、現地に到着。
先行者は、入り口に子どもや奥さん連れの若者アングラーが居るだけだったので、最奥のいつものポイントに釣り座を構えることにして、準備に取り掛かった。

先ず、日暮れから夕間詰めに掛けては、エギング緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんを狙うことにして、SSQC-742-BF-KRのロッドに3号のエギを組み合わせて、15:50にキャスティングを始めた。

そして、2投、3投している所にFJKWさんが登場して来て、最奥の更に奥の金網の直ぐ手前に入り、それから、程なくしてICNHさんがやって来て、小生の右隣りの事務机前水道前の中間に釣り座を構え、それぞれキャスティングを始めた。

3人の内、最初に獲物をゲットしたのはFJKWさんで、23cm位の良型アジを掛け、それまでエギングをしていたICNHさんは、それを機にアジングに切り替えたが、どうやら反応はない様子。

日没時刻を過ぎ周囲は徐々に暗くなって来たが、可愛娘ちゃんからの音信はなかったので、刀狩りに切り替えタチウオを狙うことにした。
今回使用するロッドは、BlueCurrentⅢ 82/B。前回の刀狩りではエコギアのスーパー・ドジョウを使ったが、完全に無視された結果だったので、本物のドジョウならば、文句はあるまい本物のドジョウを括り付けた11gのテンヤで臨んだ。

しかし、タチウオからの反応は返って来ない。遥か沖に浮かんでいるFJKWさんの餌釣りの赤い電気ウキも波間に漂っているだけ。
アジングに切り替えたICNHさんのロッドが曲がる様子もない。

時刻は定かではないのだが、暗い釣り場に青白いLEDランプの光が入って来てKMIさんが登場。小生は、今回、アジングをしないので、KMIさん最奥のポイントを譲って小生は水道前に移動し、奥からFJKWさんKMIさんICNHさんそして小生の順に並んでロッドを振ることになった。

だが、魚達は何処に行ってしまったのか、さっぱり反応がない。それでも一縷の望みをもって、岸壁を行ったり来たりしてタチウオの居場所を探したが見付からず仕舞い。
一度でも反応があれば、気持ちの持ち様も違って来るのだが、20:00前にも拘わらず、小生のヤル気は雲散霧消。それでも仲間が居たので、惰性でキャスティングを繰り返していたが、独りだったらとっくの昔に引き揚げていただろう。
それ程、状況が悪いKMI’sだった。

結局、釣れないまゝウダウダと過ごし、22:00頃、3人に別れを告げて一人引き揚げて来た。

前回から、海水温を測ることにしたのだが・・・。
使用するのは非接触型の温度計で、海面から2~3m程離れた位置からの測定になるため、正確な温度とは云えないが、相対的な温度変化はアテにしても良いのではないかと思っている。つまり、前回の測定温度は19.8℃で今回は18.8℃だったので、温度差は1℃となるが、これはソコソコ正しい数字だと理解して良いのではないかと考えている。
そう云う考え方を前提にすると、前回からの3日間で1℃も海水温が下がったことになり、これが今回の絶不調の原因となったのではないか・・・・。
勿論、海水の表面温度の測定結果で、海中の魚達が泳いでいる層の温度ではないので、表面温度と同じ様に1℃も下がっているとは云えない。もっと、下がり方が小さいのかも知れないが、兎にも角にも、表面海水温が下がったのが、今回の不調の原因の一つだと云って良いと思う。

海水温が安定してくれば、また、調子が戻って来る筈・・・・と小生は思っているのだが。

2024年釣行記(72) – AJ&TC

2024年 Ajing Touching 釣行記

日 時:11月05日(火) 16:45~21:00
潮回り:中潮
(↑↓)
場 所:KMI’s
海水温 : 19.8℃
釣 果:アジ x 18、タチウオ x 0
同行者:単独、(MRさん)

この所、緑のアイシャドウの可愛娘ちゃんを追い求めてあちらこちらに出掛けたものゝ、全く応えて貰えず仕舞い。特に前回は小生にとっては初めてのKNNZK-PKを開拓しようとしたのだが、見事に空振り。そこで、もう一つの候補地をチェックしようと目論んでいた所、今週は毎日強い北風が続くとの予報が出ていたので、已むを得ず見送りとした。

と云う訳で、可愛娘ちゃんは一旦諦めることにして、久し振りにアジを狙いにKMI’sに行くことにした。しかし、予報では、北東or東北東の風が4mと強目に吹くとのこと。冷たい北に加えて、向かい風になる東も入った風が強目なので、軽いジグ単のアジングが出来るかどうか不安だったが、兎に角、出掛けてみることにした。

16:20頃、現地に到着。
冷たい北風が強めに吹く天候なので、誰も居ないだろうと思っていたが、岸壁の最奥には長めのロッドを振っている若者の姿があり、様子を訊ねると、15:00頃から投げサビキでアジを狙っているが、全くアタリがないとのこと。
時期的には、湾奥のアジングもそろそろ終盤戦に差し掛かっている頃で、仲間からの情報でも好不調の波が大きくなって来ている様子が聞こえて来ている。ひょっとすると、今日はその谷間の日かも知れない・・・と思いつゝ、若者の隣りの事務机前水道前の中間付近に釣り座を構えて、準備に入った。

実は、場合によっては可愛娘ちゃんが狙えるかも知れないと考えて、夕間詰めの時間帯にはエギングをすることも考えて来たのだが、風が強過ぎてとてもエギングは無理。そこで、この日はアジングの一本勝負と決めては見たが、果たしてこの強い風の中でキャスティングが出来るかどうか・・・
兎に角、試してみようと、XSC-59ST-Proのロッドに1.3gのJHを組み合わせてキャスティングをしてみた。
すると風は強いが真横からではないので、何とかなりそう。

何とかアジングは出来そうだと判断出来た頃、釣り人が一人登場。
後に判ったことだが、その人物はAKTさんの知り合いのMRさんと仰るアングラーで中央付近に釣り座を構えてアジタチウオを狙うとのこと。
こんな悪天候の中、誰も居ないだろうと思っていたら、先行者の姿があり、更に追加でアングラーがやって来るとは・・・・。
世の中、物好きが多いなぁと見知らぬ3人が、顔を見合わせて笑ってしまった。

16:45頃、アジングを開始。
すると、その2投目。
斜めに入ったラインが馴染み切って垂直になった頃、モゾとした違和感が伝わって来た。その瞬間にはアジの反応とは思わなかったが、反射的にロッドを軽く煽って聞いてみると、ハッキリとした生命体の動きが伝わって来て、幸先の良いスタートが切れた。
時刻は16:50のことで、20cmに僅かに届かないサイズで若干物足りないものゝ、久し振りにアジの刺し身を楽しもうと思った。しかし、欲しそうにしてジッと小生を見ているこの岸壁の主の黒猫と目が合ってしまっては、そうする訳にも行かない。結局、この獲物は黒猫にプレゼントをして、キャスティングを続けた。

そして、小生が17:0917:12に立て続けに本命のアジを掛けたのを見て、最奥の若者は堪らずアジングに切り替えた。

その後は、17:389匹目をゲットするまでは順調だったが、どれも金太郎飴の様に同じサイズの20cm弱ばかり。反応がなければ、豆での良いから反応して欲しいと願い、豆が続くともう少しサイズが良ければと、その上を常に願うのがアングラーの常。
この時も、もう少し大きな獲物が欲しいと願いつゝキャスティングを繰り返したが、17:41にゲットしたつ抜けとなる10匹目は、残念ながら豆サイズでがっくり。
どうやらこの頃から群れが入れ替わってしまったと見えて、反応そのものが間遠くなり、来ても豆サイズが掛かって来る頻度が高くなってしまった。

18:30頃、先行者の若者が引き揚げて行ったので、その後の最奥にプチ移動して気分を変えてアジを狙ったが、状況は変わらず、反応があっても単独行動の豆アジばかり。
そこで、刀狩りに切り替えてみたが、こちらも一向に反応がなく梨の礫

風は一向に弱まる気配もなく、流石に北風に吹かれ続けると、11月に入ったばかりだが、ダウンのインナーの付いたフィッシング・ジャケットを着ていても、首元から入って来る風は冷たくて徐々に身体も冷えて来る。
その様な状況であっても、反応が続けばアドレナリンも出るので、寒さも気にならないのだが、めっきり反応がなくなってしまうと、気持ちも徐々に萎えて来る。

それでも粘ってキャスティングを繰り返して見たが、状況が好転することはなく、結局、諦めて21:00を廻った頃、片付けに入った。

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16:50 1匹目 17:45 11匹目 豆
17:09 2匹目 17:58 12匹目
17:12 3匹目 18:41 13匹目 豆
17:19 4匹目 18:43 14匹目 豆
17:22 5匹目 19:14 15匹目
17:24 6匹目 19:29 16匹目 豆
17:27 7匹目 20:11 17匹目 豆
17:33 8匹目 20:38 18匹目
17:38 9匹目
17:41 10匹目 豆

 

にせざるを得ず

 

 

 

 

 

待ち構えていた

 

新規に釣り場をだったので、久し振りにアジを南or南南西の風が3mの予報が出たので、喜び勇んでMHR-KGNに行くことにした。
しかし、潮回りは夕方から深夜に掛け

2024年釣行記(71) – EG

2024年 Eging 釣行記

日 時:11月01日(金) 12:45~18:30
潮回り:大潮
(↑↓)
場 所:KNNZK-PK、 MHE-KGN
釣 果:アオリイカ x 0
同行者:単独

久し振りに南or南南西の風が3mの予報が出たので、喜び勇んでMHR-KGNに行くことにした。
しかし、潮回りは夕方から深夜に掛けて下げ潮となる新月の大潮で、釣りが出来そうなのは精々20:00頃まで。となると、入釣時刻を日没直後の17:00としても、実釣時間は3時間程度しかなく少々物足りない。そこで、日没前の明るい時間帯は、MHR-KGN近くのKNNZK-PKをチェックして、日没時刻頃から本命のMHR-KGNに転戦する予定を立てた。
KNNZK-PKは、以前にチェックしたことがあったが、その時は時間足らずで覗いただけだった。そこで、今回は充分に時間を掛けて目ぼしい磯を4個所程チェックすることにした。その結果、首尾良く結果を出せれば、小生に取っては新しい釣り場になる・・・・・・筈。

第一会場のKNNZK-PK到着は12:30頃。
早速、Sephia S806ML-Sを手に遊歩道を歩いて、12:45頃に地磯No-4に入って周囲の様子をチェックしてみた。
目の前の海は青く透き通って広がり、至る所に黒っぽいシモリが見え、冬から春に掛けてボトム中心のエギングをして来たこれまでの小生なら敬遠して竿を出すことはなかったシャロー・フラット。しかし、今回は敢えて浅場のKNNZK-PKを選んで、ボトムを取らないエギング目的なので、期待に胸が膨らんで来る。

遠くに行き来する貨物船や漁船を見ながら、支度をしていると、突然、目の前でバシャバシャとナブラが、2回、3回と出て、ビックリ。正体は判らないが、ベイトを追いかけ回すフィッシュ・イーターがウロウロしていると目指す緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんが出て来ないかも知れない。若干心配にはなったが、キャスティングを開始。

予報では12:00過ぎ頃から風向きが変わって南風になっている筈だが、生憎の北風が少し強目なので、風に負けない様に、エギはシャロー・タイプに改造した3号をチョイス。

これまで、ジックリとシャロー・エギングをしたことがないので、まるで要領を得ない。動画で勉強してきたことを思い出しながら、キャスティングを繰り返したが、反応が感じられない。
新仔アオリは2~3投して反応がなければ場所を移動する方が良いとの動画の知識に習って、キャストする方向を変え、立ち位置をズラしてみたが応えがない。

そこで地磯No-3に移動。こちらには先行者がいたので、磯の端に寄った所で、チェックしたが、反応はなく、地磯No-2に移動。こちらにも先行者の姿があったが、可愛娘ちゃんはお留守。
続いて地磯No-1に磯伝いに移動しようとしたが、一箇所、後期高齢者にとっては越えるには難しい難所がある。無理をすれば何とかなるとは思ったが、ここは安全第一。折角、来たのに残念だが地磯No-3地磯No-2を再度チェックして第二会場のMHR-KGNに転戦しようと考えた。
そして、往路とは違った立ち位置に立ってチェックしたが、相変わらず可愛娘ちゃんからの返信は帰って来ず仕舞い。
仕方がないのでMHR-KGNに行こうと思ったが、やはり地磯No-2から見た限り先行者の姿はなかった地磯No-1が気になる。何とか入る方法がるのではないかと遊歩道に戻って、地磯No-1近くにまで行ってみた。
すると、目論見通り遊歩道の際から磯に降りる踏み跡がある。そのためには柵を乗り越えるしかない。人目が途絶える隙を狙って乗り越えて磯の入ってみた。
するとこの磯は他の磯とは違っていて、南に向かって広がっていて開放感がある。海面からの高さも適度にあって、昔通い詰めたDKNに良く似た雰囲気がある。
結局、15:00頃までこの地磯No-1のチェックをしたが、エギを追尾して来る新仔の影も見えず、可愛娘ちゃんの居る気配は全く感じられなかった。

第二会場のMHR-KGNに到着したのは、15:25頃。
満潮時刻間際の海は、潮位が高くてテトラ帯は殆んど見えない状態だが、びっくりしたのは赤潮で、岸壁に沿って赤い帯が伸びている。加えてゴミが至る所にプカプカと浮かんでいて、赤潮とゴミでキャストする気持ちも萎えて来る。

少しでも赤潮やゴミの少ない所を探し歩を進めたが、結局、凸部109番スポット付近まで、途切れた場所は見付からず仕舞い。
この時点で、ヤル気は殆んど雲散霧消

地磯を歩き回ったせいで、脚にもかなり疲れが溜まっていたが、時刻はまだ16:00を廻った頃なので、引き揚げるにはまだ早い。
満潮時刻の16:16を回れば、少しは潮が動き出して赤潮やゴミを持って行ってくれるかも知れない。風も南寄りに変わってくれれば、背後から吹いて来ることになるので、赤潮やゴミを岸から遠ざける助けになるだろう。
前向きと云えば聞こえは良いが、根拠のない我田引水的な都合の良い考え方で自らを鼓舞して、可愛娘ちゃんを求めてキャスティングを繰り返した。

しかし、当然のことながら、梨の礫

日没時刻を過ぎ周囲の光量が減るに連れて、夜光虫が青白く光だして来て、幻想的にはなったが、エギングには極めて邪魔な存在。
こうなると可愛娘ちゃんに会える公算は殆んどないが、それでもマグレ当たりがあるかも知れないとキャスティングを繰り返している内に、17:30頃から雨が降り出し、北西の風が強く吹き出して来た。
これで、ようやく踏ん切りがついて引き揚げることにした。

所が、岸壁の入り口近くまで戻って来た頃、風は弱くなり雨も止んだ。
こうなると、止せば良いのに、またまた未練心がフツフツと湧いて来て、実績のある50番スポット付近にまで戻って未練のキャスティングをすることに。

しかし、疲れた脚を引きずって戻って来たにも拘らず、程なくして雨がまた降り出して来たので、18:30頃、StopFishingとして帰路に着いた。

と云う訳で、今回もまた可愛娘ちゃんには会えず仕舞いに終わってしまった。
KNNZK-PKで新仔の追尾がなかったことを考えると、シャロー・エギングに目を向けるのが遅過ぎたのかも知れない。動画などでは年内はシャロー・エギングが出来るとあるが、小生の住んでいる地方はどうなのだろうか・?
シャロー・エギングの候補地として、まだ2~3程あるのだが・・・。

2024年釣行記(70) – EG&TC

2024年 Eging Touching 釣行記

日 時:10月28日(月) 16:40~22:15
潮回り:若潮
(↓↑)
場 所:KMI’s
釣 果:アオリイカ x 0、タチウオ x 0
同行者:単独、(IKOKさん)

秋雨前線の影響で、今週は雨模様の毎日が続くとのことだったので、傘マークが付いていない月曜日に釣行することにした。
釣行するのは良いが、何を狙うか・・・?
実の所、前回、散々な目に遭わされたMHR-KGN緑のアイシャドウをした可愛娘ちゃんに会いたいのだが、生憎、月曜日の風向きは前回と同じ北寄りなので、敢えてMHR-KGNに行ったとしても同じ轍を踏むことになりそう。
そこで、KMI’sに行くことにしたが、アジタチウオもまだ在庫が残っている。と云う訳でKMI’sで、場合によっては刀狩りに切り替えることも視野にエギングをすることにした。

16:30頃、現地に到着。
岸壁には入り口にカップルのアングラーが居るだけだったので、いつもの様に最奥に釣り座を構えることにして準備に取り掛かったが、予報の2~3mよりもかなり強い北寄りの風が吹いて来ているのに愕然。

この日は、エギングを主体にする積りで来ていたので、持ち込んだSephia S806ML-SSephia S809M/Fの内、Sephia S806ML-Sを先発に選んで、先ずはアオリイカ狙いで、16:40頃、3号BASICのエギを結んでキャスティングを開始。

しかし、風上に向かって斜め左前方にキャストしたエギは、左から右に吹き抜けて行く強い北寄りの風に戻され、更に左から右への早い潮流に流され右真横から戻って来る程の状況。
それでも、我慢をしてキャスティングを繰り返していると突然グンと反応が返って来た。この時は専らエギをどの様にして落ち着かせるかに気を使っていたため、泡を喰って上手く合わせ切れず空振り。正体を見た訳ではないので定かではないが、何かが付近に居ることが判り俄然その気になってキャスティングを繰り返していた。すると、それから間もなくして同じ様な反応があったが、残念ながら、これも空振り。

その後も、風や潮の流れに逆らってキャスティングを繰り返したが、以降はさっぱり反応が返って来ない。こうなると、やはりエギの動きが気になって来る。しかし、これ程強い北風が吹くとは思ってもいなかった上、新仔シーズンなので大きなエギやアゴリグ用の錘の持ち合わせもなく、どうしようもない。気長に事態が好転するのを待つしかない。
だが、釣り場に居て、何もせずにじっとその時を待つなどと云うことは、小生には到底無理な相談。待っている間、刀狩りに切り替えることにして、Sephia S809M/Fを引っ張り出して準備に入った。使うテンヤは例によってアクアウェーブのスパークテンヤ 11gエコギアのスーパーどじょうを括り付けたもの。

スーパーどじょうは前回、本物のどじょうよりもタチウオの反応が良かったので、先発に選んだのだが、反応がない。こうなると実績が余りないため、やはり本物には負けるか・・・と自信がなくなるのも早い。
直ぐに本物のどじょうを括り付けたテンヤに替えたが、反応は皆無。

いつの間にか貸切状態になった岸壁を、行ったり来たりしてタチウオを探したが何処に行ったやら。気分を変えるためにエギングにしたり・・・・。
しかし、どちらも全く無反応で、時折、ボラがジャンプするだけ。
風は益々強くなり、潮の流れも緩くなりそうもない。
状況が良くなる気配が少しでも感じられれば良いのだが、たった独りで答えが返って来る見込みもなさそうな状況の中に居続けるのは辛いものがあり、20:00前には、早くも気持ちは首の皮一枚の状況。

20:00頃、IKOKさんから22:00頃出撃する旨の連絡が入り、少し気持ちの持ち直しが出来たが、相変わらず、アオリイカからもタチウオからも反応が返って来ない。

21:00頃になっても、潮の流れが緩むことはなく、風は益々強くなって気持ちは完全に切れてしまったが、IKOKさんが来るまでは残って居ようと惰性でキャスティングを繰り返していた。
すると、21:30頃になって、あれ程強く吹いていた風がピタリと止んでしまった。余りの変わり様にビックリしたが、これでまたまたやる気を出してキャスティングを繰り返していたが、反応は全く返って来ない。
22:00少し前になって、IKOKさんが到着。
その頃には、潮の流れも緩み状況は良くなったが、それまでの酷い状況に精根尽き果て、その後は、IKOKさんの釣りを見たり、惰性でエキング刀狩りをしたりして、22:15頃、StopFishingとして修行を終えて帰路に付いた次第。

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