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1060製作記(27)フレーム – 11

フル・スクラッチ フレーム 形式1060

1060-018フレームの前方部分(フロント・フレーム)。
実機は梯子状になっている様だが、強度の問題がでるので、小生は板状にした。材料は1mm厚の洋白板。

で、先に切り抜きが終わっているフレームのメイン部分と仮組した状態がこれ。

このフロント・フレームの先端部分の9.5mmは板厚を0.3mm削って0.7mmにしているのだが、実は、この部分をフライス盤で加工している際、モーターの回転が不安定になる現象が出て来た。

何度か電源のON-OFFを繰り返している内に、安定したので工作を進めることが出来たが、寿メカニクスにその旨連絡を入れた所、コントロール基盤を交換することになった。と云っても、40kgもあるフライス盤を送る訳にも行かず、コントロール基盤を送って貰い、小生が交換することにした。

基盤は一昨日の13日に、手順書と共に到着し、交換作業は昨日に行った。
終わって見れば大した作業ではないが、初めて目にする基盤の結線を8ヶ所外し、改めて新しい基盤と結線し直すのは、間違えない様にするのに思いの外気を使う作業だった。
案の定、最初は、結線個所を間違えて失敗したが、結線個所を電話で確認した上で再度結線を行い、現在は、無事に動いている。

6月に導入して3ヶ月程で最初の不具合が出た訳だが、寿メカニクスの対応が早くて良かった。余り故障が出て欲しくはないが、この対応なら安心出来ると思った次第。