2005/11/21
形式2700
サドルの問題が解決した所で、床板にバッファーや真空ホースを半田付けした。
付属のバッファーは1.4mmのネジが切ってあり、ビームにネジ留めする方式なので、このバッファーの座金を1.4mmのネジで仮止めしてから半田付け。 九重高原鉄道の平尾さんお勧めの黒染めのネジを使用した。 仰る通り半田が回ってしまうこともなく上手く行った。
次に、後部のエアホースの取り付け。 ロスト製のエアホースに真鍮の小片を半田付けして、この小片を頼りにビームに固定する方式になっている。 このままでは煙室サドルの場合と同じ問題が出てしまう。 小生の腕ではこのエアホースをビームに半田付けする前に、真鍮の小片の半田が熔けてしまうのは自明の理。 従って、この小片の固定を銀ロウで行って、エンドビームに半田付けをした。 銀ロウと半田の住み分けを上手く考えれば、工作方法も広がって来るに違いない。
急ぐ旅ではないので、この状態で記念撮影。
ウ?ン。 バッファーの向きが何か変!!!!!
ビームの直角をチェックして見る必要がありそうだが、それは次回以降。
2005/11/13
形式2700
久し振りの2700組立記の更新となった。
釣りに忙しかったこともあるが、それよりも煙室のサドルに手こずっていたのが原因である。 サドルを構成するパーツの作り直しはその気にさえなれば簡単だが、この細かいパーツを半田付けをしてサドルとして完成させたとしても・・・。
お察しの通り、それを煙室に半田付けをする段になって、バラバラになってしまうことは目に見えている。さて、どうするか? 結局その方法を考えるよりも、釣りのこと考えたり準備したりしている方が長かった。
と云う訳で、工作が遅々と進まなかったのだが、昨日、鉄道模型仲間数人の方々とお会いして色々と話をしていて、「これじゃ?、イカン」となった。
色々と無い知恵を絞って見たが、所詮頭の硬い小生には名案が浮かんで来る訳もなく、ミニトーチを使って銀ロウ付けにした。 只、銀ロウ付けの場合はロウ付けするパーツの保持方法にいつも悩んでしまう。 このサドルの場合も例外でなくいろいろと悩んで見たものの、結局は何時も通パーツ同士を立て掛けた状態で行った。
このサドルが完成して煙室に半田付けをする前に、紙やすりで底の部分を仕上げをしたのだが、ここで失敗をした。 注意をしていた積りだったが、手の動きがシーソー運動をした様である。 サドルの前部が少し斜めに切れてしまった。
またまた作り直す気がしないので、そのまま煙室に半田付けをしたが、写真を見ると良く解る。 矢張り造りなおすべきだったかも知れない。
このサドルを床板にネジ止め、更に上回りを床板にネジ止めした状態で、サドルと煙室の半田付けを行った。 位置決めをどうするか、事前に色々と考えて見たが、この方法が最も簡単で確実だった。