※ 月別アーカイブ:10月2021 ※

1060製作記(229) 前部解放テコ

フル・スクラッチ 形式1060

前部の解放テコの工作を終えた。
小生の形式1060は、フロント・デッキ部分をアッセンブリーとしているので、これでフロント・デッキ部分の工作は、全て完了した筈。

テコそのものは、燐青銅線を使いたかったのだが、生憎、径0.4mmのものを持ち合わせていなかったので、已むを得ず洋白線を使用した。

尚、解放テコ受けについては、当初は自作する積もりでいたのだが、自信がなかったので、今回も、又、エコー・モデルのロスト・ワックス製のパーツ(1791及び1792)を使用した。

1060製作記(228) 後部エア・ホース

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

後部のエア・ホースの取り付け工作を終えた。

エア・ホースは前部と同じエコーモデルのロストワックスのパーツ(3603)を使用した。
この形式1060の後部のブレーキ配管ビームの外側を通っているので、固定方法は前部と同じ方法によった。

これで、イヨイヨ解放テコ関連の工作に入ることになるが、テコ受けをどうするか?
フル・スクラッチと称するからには、自作すべきだろうが・・・・。

尚、エア・ホースそのものは、解放テコ関係の工作に入ることを考えて、現在は仮に固定している状態。

1060製作記(228) 後部ステップ

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

後部のステップを作成した。
ステップは随分前に作っていたのだが、何となく気に入らなかったので、今回、改めて作り直した。

素材は0.3mmの洋白板で、前回は糸鋸で切り出したのだが、今回は、フライス盤で切り出した。

この後、ブレーキエア・ホースブレーキ配管の残り部分の工作に入ろうと思った所で、解放テコ関係の工作を失念していることに気が付いた(汗)
解放テコ関係は図面にも起し忘れていたので、当然のことながら前部の工作もしていない。

と云う訳で、後部のブレーキ関係を終えて、解放テコ関係の工作に入ることにした。

1060製作記(227) リア・ランプ掛け-2

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

0.3mmの真鍮線で取り付けボルトを表現し、整形した後切り離した上で、コールバンカーの妻板にハンダで固定をした。

素材は洋白ではなく真鍮のまゝなので、強度に不安は残るが・・・・。

1060製作記(226) リア・ランプ掛け-1

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

この形式1060の後部に設置されているランプ掛けを作ろうとしたが、ちょっと他には見ない形状をしている。
『他には見ない』としたのは、小生の非常に浅い知識から、その様に思ったもので、実際には広く使われている形状かも知れない。
何れにしろこの形状をしたパーツをどの様にして作成するか・・・・。

当初は洋白の帯板を折り曲げて作れないかと、色々と考えてみた。しかし、折り曲げて一体に作るのは、どうしても無理がある。そこで2分割で作ることを考えた。この場合は、ランプ掛けとしてのパーツを作る分には問題なさそうだが、そのパーツをコール・バンカーの妻板にハンダ付けする際に、簡単にバラバラになってしまい、この段階で躓いてしまうことが目に見えている。
結局、ランプ掛けを一体として作るには、材料を削り出す以外にないとなった。

と云う訳で、真鍮のブロックの端材を使って、試しにフライス盤で削り出してみた。その上でバリなどをヤスリで取ったのが、この写真。

必要個数は2個だが、予備を含めて3個分を削り出したもので、これで、何とかランプ掛けが作れる見通しが付いた。
後は、取り付けボルト用の穴を空けることと、切り離し作業が残っている。

本来は、強度を考えて真鍮より少し硬めの洋白を使いたい所だが、生憎、手持ちがないので、このまゝ進めようと思う。