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1060製作記(210) 担いバネ – 3

フル・スクラッチ 下回り 形式1060

妥協して、このまゝ進めるか?
又々、フライス盤で作り直すか?
改めて、帯板から作るか?
と迷っていたのだが、結局、妥協することにして、工作を進めた。

先ず、半田で一塊にしていた5枚の担いバネをバラバラにした上で、バネ板を表現するために、ハイトゲージを用いて、0.2mm間隔でケガキ線を引いた。

続いて、中央に0.4mmの穴を開け、バネ板を纏めるための帯を厚さ0.2mm、幅 1.0mmの帯板でそれらしく巻き付けて、0.4mmの真鍮線を通して、取り敢えず、担いバネの制作は完了とした。

尚、写真最下段は予備の担いバネで、ケガキ線を引いた段階で、その先の工作はしていない。

次回からは、吊り合い梁の作成に入りたいと思う。