※ 月別アーカイブ:8月2015 ※

1060製作記(20)フレーム-4

フル・スクラッチ フレーム 形式1060

トンボによる工作を初めてやってみた・・・。

トンボは一工程毎に材料を180度回転させるため、常に材料を同じ位置に固定させる工夫が必要になる。
そのためにL字型の冶具を作ったのだが・・・・。

具体的な材料の固定は、
1) 材料の左側の一辺を
位置決め冶具のY軸(垂直)方向にピタリと押し付け
2) 指で抑えながら、材料を下向きにズラせて材料の左下角を
位置決め冶具のX、Y軸の交点に押し付ける
方法で行なった。
そして、1mmのドリルでの下穴を空ける具体的な作業に入った。
手順は、
1) 冶具に密着させて固定した材料を、材料を所定位置に送り
2) センタードリルでマークを付け
3) 1mmのドリル刃に替えて穴を貫通させて
4) 材料板を裏返しにして、上に書いた手順で固定した上で
5) (2)(3)を繰り返す
ことの繰り返し。

しかし、一回目の作業では、材料の固定の際、冶具への押し付け方にムラがあった様で、目視でそれと判る程ズレが出来てしまったので、見事に失敗(汗)
そこで、材料を固定する際、材料を軽く叩いて冶具への密着度を高める様にして、二度目の下穴空け作業をやった所、今度はズレはなさそう。
と云うことで、勇躍、次の作業である1mmのエンドミルを使っての削り抜きに入ったが・・・。

1060-012慎重に材料を固定した筈なのに、ご覧の通り下穴の位置とズレてしまっている(大汗)

手持ちの1mm厚の洋白板も余りないので、失敗したくはなかったが、フライス盤を使用した工作で、ここまでズレを出してしまうのは、大いに情けない結果

さて、どうするか?
再度、トンボに挑戦してみるか?