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1060製作記(19)フレーム-3

フル・スクラッチ フレーム 形式1060

トンボでフレームを削り抜く際、材料の固定を如何にするか?

中々良いアイデアが浮かんで来ず、結局、今までの様に2枚貼り合わせて糸鋸でシコシコと抜くか・・・と考え始めた所に、Yukiさんから直接のメールで、材料を捨て板に半田付けをしてマシンバイスで咥える方法を教えて頂いた。

前回の記事のコメントで、トンボは、一工程毎にワークを180度回転させて加工する方法だとYukiさんに教えて頂いた瞬間から、文字通り捨て板の上で材料を水平に回転させることばかり考えていたのだが、メールを頂いて初めて、方法はどうであれ、結果として180度回転していれば良いことに気が付いた。しかも、一度採用した回転方向を最後まで守る限り、回転方向は水平、垂直のどちらでも良いことが解った。

どうも、歳のせいか頭が固くてイカン(大汗)

1060-011と云うことで、位置決めのためのL字型の冶具を1mm厚の真鍮板で作り、捨て板の集成材に木ねじを使って固定した。

この冶具に材料をピタリと合わせて、極小クランプを使って固定すれば問題はないだろう。

ただ、左右二箇所の固定で充分なのか、些か心配な所なので、実際の工作に当たっては、上下の二箇所でも固定する積り。