1060製作記(30) 弁装置 – 3
2015/09/21
素材は洋白の0.2mm厚の板。
例によって、1mm厚の捨て板に半田付けをして削った。
2枚の洋白板を半田付けして、一度の作業で抜くことを考えたが、0.5mmの小径のエンドミルを使う必要があるため、板が厚くなればなる程、エンドミルを破損してしまう惧れが大きい。と云うことで、今回は1枚づつ抜くことにした。
腕が上がれば、0.5mmのエンドミルで0.4mm程度の厚さであれば削り抜くことが出来る様になるかも知れないが・・・・・。
写真は、案内穴や連結ピン用の直径0.3mmの穴を開け、スリットを0.5mmのエンドミルで切り抜き、外側の円弧部分まで削った段階。
次は、内側を案内穴を頼りに糸鋸で切り抜き、全体の外径を整える作業になる。
カツミ製HOのNYC999(動輪径86″、4-4-0)に組み込む予定の偏芯棒とリンクです。
http://public.fotki.com/railtruck/ho-nyc-999/9-24-2015.html
偏芯輪φ5、オフセット0.8になるので、形式5よりはバルブギアの動きが期待できそうです。
材料は洋白で、偏芯輪はt0.4、リンクはt0.5です。
偏芯棒のリンク側の関節は真鍮の小片をロー付けして板厚をかせぎ、フォーク状にしています。
手加工のためお粗末な仕上がりですが、ご参考まで。
railtruckさん、こんばんは。
色々と情報を有難うございます。
今は、図面の書き直しをしていますが、手抜きをしてフォーク状にせずに済まそうかと・・・。
フォーク状に加工するにしても、ロー付けは苦手なので、真鍮線でピン止めした上で半田付けしようと思っています。