1060製作記(31) 弁装置 – 4

フル・スクラッチ 弁装置 形式1060

railtruckさんから頂いたコメントを切っ掛けに、スティーブンソン弁装置について、再度勉強し直した結果、少々都合の悪い部分が見付かってしまった。知らなければこのまま進める所だが、知ってしまった以上放置しておく訳にも行かず、再度、図面を描き直してみることにした。

どうせ書き直すなら、湘南鉄道模型クラブSさん形式5700の様に逆転装置を可動させることを前提にしようと思ったが、例え図面は描けても、それを実現するのは、どう考えても小生のこの腕には余りある課題。しかし、中立状態で前進・後退させるのも、もう一つの感がある。それならせめて前進状態で弁装置を可動させようと云うことにした。

弁装置描き直した結果、偏心棒の長さが2mm程も長くなってしまったが、小生が持っている資料では、どの程度の長さにするのが合理的なのか不明な上、動輪フレームの陰に隠れて目立たない存在であり、弁装置を可動にすることが主目的なので、この辺りは目を瞑ることにした。

偏心棒の長さが変わったので、フレームのフロント部分にも影響が出てしまい、作り直す必要が出て来てしまったが、これは仕方がない。寧ろ、素材から切り出しただけで半田付けもしていないこの段階だったので、ラッキーだったと云うべきだろう。

“1060製作記(31) 弁装置 – 4” への3件のフィードバック

  1. railtruck より:

    偏芯輪の長さではなく、偏芯棒の長さです。失礼しました。

  2. railtruck より:

    > どの程度の長さにするのが合理的なのか不明

    ロッカーアームの位置を最初に決めれば、偏芯輪の長さ、加減リンクのRなどは自ずと決まりませんか?

    • mizoken より:

      お早うございます。

      コメントを寄せて頂き、有難うございます。

      実は、小生が鉄模の世界に入ったのは、蒸気機関車のロッド等の動きが面白く興味を持ったのが理由です。従って、機構的なことについては余り知識がなく勉強している所です。
      特に弁装置については、この1060の弁装置を可動化することを切っ掛けに『蒸気機関車メカニズム図鑑』を首っ引きで読んで、何となく仕組みが解り掛けた状態です。

      そんな段階なので、これからも、色々と間違うことがあると思いますが、ご指摘頂くことにより、小生の理解が深まることになると思いますので、今後とも宜しくお願いします。

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