1060製作記(186) ブレーキ配管(5)

フル・スクラッチ ブレーキ配管関係 形式1060

非公式側のブレーキ配管工作は、予想した通りかなり手古摺ってしまった。

先ず、分配弁の設置方法を半田付けからネジ止めに変更した。
と云うのは、ブレーキ配管の曲がり具合や長さを調整するのに、分配弁の抜き差しを繰り返している内に、取付穴が広がってしまってキャブの床板に止まらなくなってしまった。こうなると実際に半田付けをする際に位置決めが出来なくなって、非常い具合が悪い。
と云う訳で、分配弁に生えていた取り付け用の脚を切断して、1mmのタップを立てた。

又、1060製作記(181) ブレーキ配管(1)で紹介した写真に二つ写っているパーツの内の下側のパーツをピンセットで摘まんで位置決めをしている際に、ピーンと飛ばしてしまった。
白内障の手術をして以来、パーツなどを誤って飛ばしてしまっても、近くも遠くも見えているので、紛失することは殆どなくなったが、この時はどうしても見付け出すことが出来ず、作成し直し。

更には、前後の水槽を連結るする連通管の曲がり具合の調整に手間取り、そうこうする内にサイド・タンクの半田付け部分が剥がれて来たり等々、数えれば切りがない位に問題が出て来て、3歩進んで2歩下がる状態に陥り、ようやく非公式側のブレーキ配管が終わったと云う次第。

今回、ブレーキ配管を始めてスクラッチした訳だが、出来上がった状態を見ただけでは解らない工作の難しさを知った。
具体的には、曲げ位置をどの様にして決めるか、あるいは、決めた曲げ位置でどれだけ正確に曲げるか・・・。
例えば凹状に曲げる必要がある場合、二つの曲げ位置の距離を正確に出すにはどの様にすれば良いのか? 今回はカット&エラーで幾つもの凹を作って最も良さそうな物を使ったが、お蔭で、線材を随分と無駄にしてしまった。

で、苦労して曲げた真鍮線を半田付けし、出来た!!と思って写真に撮ってみると、キャブ下の配管の曲がり具合がもう一つ(涙)
とは云え、また戻ってやり直す気も起きないので、床下のブレーキ配管は取り敢えず完了と云うことにする。しかし、宿題にして来たャブの出入り口下のステップについてはどうするか・・・・・。
暫くの間、棚上げ?

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL:
http://mizoken.info/WordPress/tms/wp-trackback.php?p=1998

« »