1060製作記(113) ボイラー – 8

フル・スクラッチ ボイラー 形式1060

ボイラーランボードを半田付けする前に、1.0 X 0.2mmの帯板を巻いてボイラーバンドを表現した。

この時、火室の位置決めのために作った冶具が大いに役に立った。
つまり、ボイラーを冶具に嵌め込んだ上で、冶具の火室部分をバイスに咥えると、バイスの重みでボイラーの保持が難なく出来る。そうすると両手が使えるので、左手に持ったピンセットで帯板を抑え、右手の半田鏝で半田を流すことが出来ると云った按配。
これまでは、この様な冶具を作ったことはなく、その際、ボイラーバンドをどの様にして巻いたか記憶が定かではないが、その時よりも遥かに簡単に工作が出来たことだけは確かだと思う。

と云う訳で、余勢をかって、1.2mmのパイプの中に0.5mmの角線を通して洗口栓もそれらしく作った。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

トラックバックURL:
http://mizoken.info/WordPress/tms/wp-trackback.php?p=1397

« »