5230製作記(67)

セミ・スクラッチ 形式5230

5230-079R.JPG
約1ヶ月振りの工作。

実は、小生のブログの雑記帳に記録しているのだが、東日本大震災の前日の3月10日に、突然複視なる因果な病を発症してしまった。

複視とは、眼にする物が二つ見える病で、脳梗塞や脳出血が視神経や、あるいは眼球を動かす筋肉への神経系に影響を及ぼして発症することが多いとのこと。 要するに、一つの対象物を二つの眼で見て一つの像にすることが出来なくなっている訳で、鉄模の様な細かい作業をするには致命的な病である。

因みに、このブログは片目で書いている。

と云う訳で、この一ヶ月間は全く工作をする気にもなれずに、道楽部屋に入ってボーッとしている毎日だった。

で、今日は、少しでもやって見ようかと云う気になり、煙室扉のヒンジや手すりを取り付けるためのジグを作って見た。
工作としては、非常に簡単なもので、廃材の0.4mm真鍮板に5個の穴を開けるだけで終わってしまう。

所が、罫書いた線の交点にポンチを打つのが大変。 元々、ポンチ作業は複視になる前から不得手な作業だったのに、複視になって視野の中に交点が二つ見える状態になっては、どうしようもない。
何とかかんとかして、漸くポンチが決まった後は、イヨイヨ、細番手のドリルの出番。
小生は、1mm以下の細番手のドリルの刃は小さなプラスチック・ケースに入れていて、使用する際にはピンセットで摘み上げてピン・バイスに咥えさせて穴開け作業をするのだが、摘み上げるのが、これ又、大事。

何とか、四苦八苦しながら時間を掛けて作ったジグを煙室の妻板と煙室扉の間にセットして見たのが冒頭の写真。

身体の調子は頗る付きで良いのに、車の運転も儘ならず、そのために釣りも出来ず、鉄模も細かい作業の積み重ねで何処まで出来るのか・・・・・。
これじゃ、蛇の生殺しだ!!!

“5230製作記(67)” への2件のフィードバック

  1. mizoken より:

    中島さん
    コメントを寄せて頂き有難うございます。
    中島さんは、手術までなさったんですか? それは大変なことでしたネ。
    幸い、小生の場合は投薬だけで何とか快方に向かっていて、今では全く複視の症状は出ることがなくなって来ています。恐らく、来週の検査で完治宣言を貰えるものと考えています。
    と云っても、眼が疲れ易くなった様なので、鉄模の細かい作業には、涼しくなった秋頃から復帰する積りにしております。
    それにしても、当り前のことが、ある日突然当り前でなくなることの不便さを痛感させられた次第です。

  2. 中島克之 より:

    私も以前複視を患い、病院を転々としましたが、最終的に硬膜下血腫だと言う事が判明しました。手術をし、いまでは何もなかったように元気に暮らしておりますが、医者にはしつこいほど「脳を調べてくれ」とおっしゃった方が良いと思われます。複視、辛いですね。

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