※ 月別アーカイブ:5月2015 ※

設備投資(フライス盤-1)

道具・冶具等

1060の設計も終盤に差し掛かり、イヨイヨ実際の製作に入る段階になって来たので、工作室の整備に取り掛かった。
と云っても、嫁に行った娘の持ち物が未だ残っているため、手が付けられないことは、以前のブログに書いた通りで、今もってその状況には変わりはない。しかし、だからと云ってこのまゝ手をこまねいていては、整備が終わる頃には模型年齢も終わりを迎えている最悪の状態になりかねない。

と云う訳で目先を変えて、工作室の一部を整理して新たに機械を入れられるスペースを確保することにした。
即ち、現在、設備投資を考えているサーキュラーソーXYテーブルフライス盤の3点の内、最もスペースを要するフライス盤の設置スペースの確保を第一義にすることにして、作業に入っていた。

で、そのスペースの確保も何とか目鼻が付いて来たので、具体的なフライス盤の選定に入った。と云っても100kgを超える様な本格的なフライス盤を、エレベーターもない団地の4階に設置する事は出来ないので、重くても50kg以下のものにせざるを得ない。となると事実上、BellmexX-1そのファミリーしか対象となるものがないので選定と云う程のことではないかも知れないが・・・・。

ネットを徘徊して調べた結果は、以下の通り。

販売店(メーカー) 型番 税込価格 送料他 合計
(1) Bellmex X-1  78,500  1,640 80,140
(2) 東洋アソシエイツ LittleMilling1  102,600  不明
(3) 寿貿易(メカニクス) FM80E(A)  122,040  11,340 133,380
(4) 旋盤市場 PSF240-V  79,800  35,640 115,440

先ず、(2)については傾斜コラムになっており、剛性に難点があるので対象外。
残る3社では(1)のX-1が最も安い。しかし、4階にまで運び上げるサービスがない。この点についてBellmexに問い合わせした所、分解することは勧めないが、コラムとベースを接続しているボルト4本を外して分解すれば、小生が4階まで運び上げることは出来るだろうとのこと。

最もコストが高い(3)のFM80E(A)については、念入りな整備・調整と2年間保証が付き、開梱・搬入サービスがあり、しかも梱包廃材の引取り込みの由。開梱・搬入サービスでは4階まで追加料金ナシで対応するとのことで、X-1との価格差50,000円強は確かに大きいが、導入するに際して小生が何もせずに居られるのは大いに魅力的に映る。

(4)のPSF240-Vについても、設置サービスがあるとのことで、内容は、基本料金15,000円プラス追加料金5,000円/階、梱包木箱残材の引取り料金3,000円とQ&Aに記載があり、その内容に基づいて計算した結果が送料他に記載した金額。整備・調整の実施に加えて主軸ベアリングをNTN製に換装しているとのことで、FM80E(A)に比較して導入コストの面でも妥当な所に思える。
但し、送料他について確認メールを入れたが今の所返信がないのは、今後のことを考えるとマイナス。

安かろう悪かろうの中国製の機械を買うからには、当たり外れを覚悟する必要はあるし、外れた場合には自分で調整する積りは充分にある。場合によってはギア・ドライブをベルト・ドライブに改造するなど、手を入れる気もあるのだが、調整ばかりに追われて鉄模の製作に集中出来ない様では本末転倒。

はてさて、どうするか??????