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1060製作記(5)弁装置3

フル・スクラッチ 弁装置 形式1060

先週は毎日の様に釣りをする時間帯になると強い風が吹き、結局一度も釣行出来ずじまい。
その分、鉄模に時間が割けた訳だが、スティーブンソン弁装置については納得の行く作図が出来なかった。と云うのも、2Dの図面で動きを確認した各パーツ、例えばこのスティーブンソン式弁装置で云えば、吊りリンク、加減リンク、偏心棒等々を夫々3D図面に描き起こし、そのパーツを組み立ててスティーブンソン式弁装置の3D図面にするのだが、どう云う訳か、他の部分と干渉したりして上手く行かなかった。
実際には、工作精度の問題があったり、あるいは遊びを少し大きめに取ることによって避けられることだろうと思うが、図面上だけでもキチンとしておこうと、変に拘ってしまった。

余りこんな所で時間ばかり取られるのも・・・・と思っている所にタイミング良くrailtruckさんから動きを楽しむだけなら難しく考える必要はないとコメントを頂き、割り切れた次第。

Stephenson弁装置と云う訳で、図面は出来た。
しかし、実際に可動する弁装置を作り込むことを前提とすると、別の新たなる問題があることに気が付いた。

分解・組立はどうしよう?

これに限らずスクラッチの場合は、上回りと下回りをどの様に分割するか頭を悩ますことが多いが、それにもう一つ厄介な条件が加わったことになる。