※ カテゴリー別アーカイブ:上回り ※

1060製作記(114) ランボード – 2

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

これまででは考えられない程慎重かつ丁寧に工作を進めて来た筈なのに、ピタリと合わずに隙間が出来てしまった火室の延長部分。

何故この様な?
理由は簡単で、やはり肩から先の腕の部分に問題があって、パーツの寸法精度や組み立て精度に出てしまったのだろう。

と云う訳で、何となく工作を続ける気分が削がれてしまったが、これじゃイカンと思い直し・・・・・。

キャブ下の部分を現物合わせで切り出し、作り直してみた。
その結果、公式側は写真の通り何とか合格点を付けることが出来る状態になったが、写真にない右側は、残念ながら、ほんの少し隙間が出来てしまっている(涙)

この蒸気の右側には分配弁などが配置されているので、多少のズレは目立たない筈なので、これで良しとして先に進むことにしようか・・・・・・?

1060製作記(112) ランボード – 1

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

ランボードを0.5mmの真鍮板から切り抜いた。尚、ランボードキャブの床板は、この形式1060の原型である形式6120の写真から判断して、一枚板にした。

又、火室の後部からキャブ下に延びる部分、及び、キャブの床が一段下がる部分は1mmにした。

これらを半田付けして、ボイラーと仮組してみたのが写真。

本来なら、火室部分と延長部分がピタリと隙間ない状態にならなければならないが、やはり、隙間が・・・・・・(涙)
この形式1060のスクラッチにあたっては、これまででは考えられない程慎重かつ丁寧に工作を進めて来た筈なのに、何故この様な結果になってしまうのだろうか?

1060製作記(111) ボイラー – 7

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

果たして、上手く位置決めが出来るか心配だったが、心配だからと云って手を拱いて見ている訳にも行かず、兎に角、やって見た。

左右の高さが違うなど何度か失敗したが、何とか半田付けを終了させることが出来た。

火室の側板のボイラーとの接合部分は、予めRを付けているが、それでも段差が目に付くので、半田を盛って整形した。

こうして写真に撮ると、半田の盛り方に粗が見えるが、組み立ててしまえば目に付く部分ではないので、このまゝ先に進むことにする。

1060製作記(103) 屋根 – 5

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

屋根雨樋を付けて、取り敢えず屋根は一段落。

雨樋は1mm角の真鍮線を半田付けをしてから、ヤスリで整形したもの。又、ベンチレーターは0.2mmの燐青銅と1.0mmの真鍮板の組み合わせで、屋根に開けた穴に嵌め込んでいる状態。

前回、作成したも、この先キャブの組み立てに当たって調整する必要が出て来るので、そのために、現段階では固定していない。

1060製作記(102) 屋根 – 4

フル・スクラッチ 上回り 形式1060

屋根雨樋を付けるのは後回しにして、梁を作った。
資料写真では、後部妻板の外側に1本見えるがキャブの内部にあるかどうかは定かではない。
しかし、屋根板の前後の位置決め用に2本、都合3本作っておいた。
と云っても、0.3mm厚の真鍮板を3枚貼り合わせてフライス盤で抜いたので、手間は同じ。

所で、この屋根の上はどの様になっているのだろうか?
屋根を上部から写した写真でもあれば良いのだが、そんな都合の良い資料がある筈もなく、サイドビューの写真から判断する以外ないが、見る限りベンチレーター以外は帯板もリベットの類も見えず、ノッペリとした印象。
上から眺める模型なので、少し淋しい気もするが、ベンチレーターを取り付けるだけで、他に余分なものは付けないことにした。

を作る余勢をかって、キャブ内部の仕切り板(?)を作った。これは0.2mmの真鍮板の貼り合せ。

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