2006/05/01
形式5230
エッチング・キットに手を付ける前に、動輪の位相合わせ治具を作った。
土台とフレームは、真鍮の角棒から、夫々7.5mm、9.8mmの厚さにミーリングで削り出した。勿論、刃は自作のフライ・カッターを使ったが(写真の真ん中と右)、自作だけにこのML-210のミーリング・アッタッチメントにはピッタリサイズで使い易い。と云うか、付属のフライカッター(写真の左)は少々大き過ぎる様に思う。精密バイスもしっかりとワークを銜えて呉れている。
特にフレーム等は1mm厚の板2枚で作っても何の問題もなかったし、寧ろそうする方が時間も掛からずに済んだ筈だが、久し振りに旋盤を使って見たかったので、敢えてそうした。
フレームのギアの入る部分の欠き取りは、径4mmの2枚刃エンドミルを使い、一度の切り込み量を0.1mmにして少しづつ削った。本当を云うともう少し切り込み量を増やしたい所だが、ML-210のミーリング・アッタッチメントの剛性では無理が出来ない。急ぐ仕事でもなし、のんびりと構えた・・・積り。
クランク・ピン位置を決める板は、3mm厚のアルミ端財を使った。真鍮に比べると遥かに柔らかくて210には最適な材料だと思う。強度的に心配がなければアルミを多用すべきかも知れない。
位相合わせ治具が完成して、フト気が付いた。動輪の車軸を抜く治具がなければ意味がないことに・・・。
そして慌てて造ったのがこれ。
材料は5mm厚のアルミ。強度を考慮すると最低でも真鍮を使うべきかも知れないが、駄目なら作り直すさ・・。
車軸を押し出すネジは快削鋼を使った。快削鋼はサクサクと削れて気持ちが良い。切り粉もパラパラとした細かい粒上になるので、棘の様に手に刺さることもない。手に入れる方法が限られるのが玉に瑕だが・・・。
次は、テンダーの側板上部の末広がり部分を工作するための治具だが、どうの様に作るか???
2006/04/24
形式5230
骨折してから約1ヵ月半。 実はフライングなのだが、装具も松葉杖も使わなくても、何とか歩ける様になった。
永かった1ヵ月半だった。
勿論、釣りには行けない。 両手は動くから鉄道模型と思っても、道楽部屋には行けない。結局、好きなことは何も出来ずに、それでも高校野球や相撲がある時はまだ良かったが、一日中ゴロゴロと粗大ゴミ化していた。定年退職後の生活で、こうはなりたくないと考えて別棟に道楽部屋を造ったのだが、予期せぬことからそうなってしまった。
しかし、やっと、今日から粗大ゴミから生還し、人間に戻れる!!!
さて、2700は取り敢えず生地完成の段階まで来ている。 あとは塗装だが雨模様の天気が続いているので・・・・。
と云うことで、次作に掛かることにした。
2900の設計図も一応描き終わっているがB?6が続くことになるので、ヤフオクで手に入れた5130に手を付けることにした。あの有名な鉄道模型社のエッチング・キットである。 実は30年前に900を、鉄摸を再開直後に2800をこのエッチング・キットで造ったので、これで3作目となる。
このキットの箱には5130(Kitson製)と書いてあるのだが、テンダー台車の形状から見るとDubs製の5230ではないかと思う。5130と同一仕様でDubsに発注したのが5230で、その後日鉄大宮工場で造られたコピー機の5270と基本形状は同一であるが、唯一テンダー台車のみが異なっている。
で、キットに入っているエッチングのパターンから見ると、5230か5270のどちらかではないかと思う。
まぁ、どちらでも良いのだが、ここではボイラー上部がすっきりとしている5230とすることにした。
さて、この5230に手を付けるに当たって、解決しなければならないことが3点ある。
先ず、車輪の改軌である。小生は13mm採用なので、当然と云えば当然だが、そのための治具を作らねばならない。
ついで、テンダー上部の末広がりをどの様に工作するか?その工作方法。
最後に、テンダー前方にある風除けの衝立のような物。金田氏の図面に正面図があるが、その衝立の後ろ側にある箱状のものをどうするか?
と云う訳で、5230の製作に先立って、動輪組み立て治具を作ることにした。
2006/02/28
形式2700
ドジだね?。
還暦を過ぎたって云うのに若い積りで居るから・・・・・。
何で防波堤から飛び降りたりするの????
で、踵の骨折。笑っちゃうネ。
道楽部屋は4階だよ・・・・。
松葉杖では上がれないよ・・・。
当分、鉄道模型はお預けだネ。
2006/02/20
形式2700
やっと、生地完成状態にまで漕ぎ着けた。
何も調整しなかったが、試験走行も比較的スムーズ。
慣らし運転を繰返せばあたりも取れて良い感じになる筈!!
と云うことで、生地完成とした。
残るは塗装をどうするか? であるが・・・・・
原型の標準色は、煙室が黒キャブ周りやボイラーはネイビー・ブルーだが、原型と云っても2700は改造されたもの。
とすると、黒か???
暫く、悩むことにする。
エア・タンクの配管やブレーキ関係の様子。
誤魔化しだが、それらしく見えるので、手の入れ甲斐があった・・・・・かな?
2006/02/12
形式2700
やっとここまで辿り着いた。
写真や「もけい工房ぽっぽの鉄道模型ギャラリー」さんの作品を参考にしてブレーキ関係をでっち上げた。
まぁ、雰囲気は出たから、これで良しとしよう。
エア・タンクの配管は0.8mmの真鍮線を前後にそれらしく追加した。
が、この配管も、何処にどの様に繋がっているのか良く判らないので、見える部分だけの誤魔化し。
これで、下回りの工作は一段落。
残るはキャブ内の組立で完成・・・・・・・・!?する筈。
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