1060製作記(33) 弁装置 – 6
2015/10/04
カッターの刃を利用した突っ切りバイトで切削した偏心輪。
材料は8mm径の真鍮棒。外心輪の径は6mmなので7mm径の真鍮棒を使いたかったが、7mmのコレットの持ち合わせがないので、8mmを使った。
奥の5枚が失敗作で、手前の串刺しされている4枚が合格品。と云っても、内心輪の外周に少しカエリが見える。しかし、ヤスリを一寸当てれば修正が出来るので問題はないだろう。
中心には1mm径の穴を開けている。この穴は、この後FM-80E(A)(フライス盤)で3mm径の穴を0.8mm偏心させて開ける際の位置決めのための案内。出来れば、ヤトイを作ってML-210(旋盤)で開ける方がスマートなのでそうしたい所だが、どの様なヤトイを作れば良いのかアイデアがないので、捨て板に半田付けをして加工する予定。
私は先に長尺のまま偏芯輪の必要個数+α分の深さの偏芯穴を旋盤で開けています。
1mm程度の偏芯なら爪の一か所とワークとの間にスペーサーをはさんで、3爪チャックで咥えています。
railtruckさん
お早うございます。
コメントを有難うございます。
成る程!!!
小生は、3爪や4爪のチャックを使うことは余りなく、専らコレットを使用していたので、思い付きませんでしたが、こんな方法があったのですネ。
目から鱗です。