1060製作記(144) サンド・ボックス – 1
2018/03/09
スチーム・ドームやサンド・ドームの裾の具合が、どうしても気に入らず、と云って又々作り直す気にもなれず、暫し放置プレイ。
何とか、諦めがついた所で、サンド・ボックスの製作に取り掛かった。
このサンド・ボックスはタンク機に改造された時に増設されたものの様で、ある意味で独特な四角い形をしている。
最初は、0.4mm厚の真鍮板で組み立てようと考え、切り出した妻板と側板を半田付けした所で、こんなに小さなものを、半田で正確に直方体に組み立てるのは至難の業であることに思い至り、真鍮のブロックで作ることに方針を変更。
その際、側板に出ているリブをどうするかを色々と考えた結果、ブロックにフライス盤で溝を掘り、その溝に嵌め込む構造にすることにした。そのためには0.3mm厚のカッターが必要だが、生憎、手許に持っているカッターの最も薄いものは0.4mm。そこで、リブの厚みを0.4mmにしようかとも思ったが、ふと、PROXXONのミニサーキュラーソーを改造した際に予備に購入しておいたカッターがあることを思い出し、念のため、厚みを測って見る何と0.3mm。
と云う訳でこのカッターを使うことにしたが、残念ながらカッターの中心の穴の径に合うアーバーを持っていないので、先ずこれを作成をした。
そして、出来上がったフライスカッターで、サンド・ボックスの本体の工作を終わった。
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