1060製作記(87) 電気関係 – 4

フル・スクラッチ 形式1060 電気関係

最初から動きはしたが、ギコチナイので、一旦集電ブラシをフレームから取り外した状態にして、通電して見ると、前後方向とも動くことが分かった。

と云うことは、集電ブラシ動輪のフランジ裏に押し付ける際の圧力が強過ぎる。つまり、集電ブラシを作成する際に、材料の0.2mmのリン青銅板では厚過ぎるのではと思っていた心配が見事に的中したと云うことに・・・。

1060-083そこで、材料の切れ端を放り込んでいるジャンクボックスを漁って、何とか0.1mmのリン青銅盤の端材を見つけ出し、集電ブラシを作り直した。
その際、バネの反発力を弱くするために形状も少し細くしてみた。

これで、回転の質は別として、兎に角、前後共動輪は回転する筈
所が、前後共に動かない。その時、パワーパックを見ると、電源ランプが消えている。と云うことで、ショートしている個所が何処かにある。

この様な場合、問題個所の特定のためには、最後に取り付けたパーツを最初に疑うのが鉄則なのに、何を考えたか、従台車を取り外し、先台車を取り外し・・・・・。最後に辿り着いたのが作り直した集電ブラシだったと云うお粗末。

集電ブラシのフランジの裏に接触するポイント部分を、狭い隙間から見ると、絶縁側のフランジに接触させるポイントが内側にズレている個所が見付かった。
そこで接触ポイントを絶縁側の外側になる様に、集電ブラシの腕を曲げる方向を調整し問題解決!!!

1060-082そして、ローラー運転台に乗せて通電すると、又々、ショート発生。

今度は、何処?

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