1060製作記(85) 電気関係 – 2
2016/08/20
素材は、これまでの作例に従って1mm厚の真鍮板にし、フライス盤を用いて切り出した。
この作業をしている時に、フライス盤のDROに表示されている数字が、突然、あり得ない数字に化けることが何度か発生した。
切り粉が悪戯をしているのかも知れないが、プラスに増加している筈の数字がいきなりマイナスになり、最初は何が起きたか判らず目をパチクリ。
常にそうなるのではなく、原因が特定出来ていないので、対処方法にも見当が付かず、爆弾を抱えている様になもので、精神衛生上、極めて宜しくない。
このDROは6月にMonotaroブランド製品からシンワ測定の製品に替えたばかりで、普通に使っている分には充分に保証期間内なのだが、ジョーを切断する等手を加えてしまっているので、メーカーにクレームを出す訳にも行かず・・・・・。
幸い、今回の作業では、切削作業中にこの現象が出なかったので、良かったが、切削作業中にこの現象が発生すると、原点を復元するのに苦労することになるし、仮に出来たとしても、やはり精度に問題が出ることになるだろう。何処かで聞いたセリフだが、早く原因を究明して再発の防止を図らければと思う。
切削し終えたパーツを組み立てた所、組み立て精度の問題か、若干幅が広くなってしまい、動輪と動輪の間に上手く収めることが出来なかった。
と云っても、この程度のことは想定内のことで、小生の得意技の現物合わせ。敷いた板ヤスリの上を滑らせる様に往復させてケースの側面を削り、何とか辻褄合わせを完了した次第。
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