1060製作記(63) 弁装置 – 30

フル・スクラッチ 弁装置 形式1060

弁装置を取り付けた状態での転がり具合の調整だが、もう一つ思った様な結果が出せない。
つまり、指で軽く押さえて転がすと、殆ど引っ掛かりを感じることもないのだが、ウェイトを掛けずに押してみると、動輪の回転が止まってしまう所がある。しかし、常にそこで止まってしまうのではなく、何かの拍子でコロコロと何事もない様に転がることもあるので、始末が悪い。恐らくリンク類が一寸した傾き等で引っ掛かるのが原因だろうと思うが、再現性がないだけに、原因場所の特定が出来ない。

ここで手を抜くか抜かないかで、作品の出来が大いに異なることになってしまうので、何とか原因を探って・・・・と、昨日はほゞ一日をこの原因究明に費やした。
だが、結局、判らず、とうとう匙を投げた

ただ、サイドロッドをセットして、前後の動輪を繋いで転がしている内に、馴染んで来て引っ掛かりが取れる可能性があるかも知れないし、過去にこの方法で凌いだこともある。

と云う訳で、ロッドの製作に入ることにした。

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