1060製作記(60)イコライザー – 4

イコライザー フル・スクラッチ 形式1060

DSMで改めて図面を描いていて、ふと疑問に思ったことがある。

つまり、前回の連結イコライザーは、左右のイコライザーが水平位置から上下夫々0.75mm可動する前提で作成した結果、長さが思ったよりも長く11.66mmにもなったのだが、可動域をどの程度設ければ問題とならないのだろうか? 先輩諸兄はどの程度の可動域を設けているのだろうか?

そこで、因みに上下幅を0.25mm縮め、可動域を1mmとした場合の図面を描いてみた。すると、何とか大きくはみ出さずに収めることが出来そうなことが判った。
可動域が狭くなれば、それだけ脱線する可能性が高くなるが、1mmも上下出来るのであれば、問題はなかろう。
であれば、図面を新しく書き改める必要もなくなる!!

と云う訳で、可動域を1mmに小さくした三つ目の連結イコライザーを作成した。

1060-053写真にある軸箱が収まる場所に挿入している角棒は、イコライザーの土台をネジ止めするフレームの梁の位置を決めるための冶具。
冶具と云ってもただの角棒で、その上面が水平位置にした場合の軸箱の上面と同じ高さになる様に作っている。
この冶具にピタリとイコライザー・ユニットを押し付ければ、梁の位置が自動的に決まると云うもの。

後は、フレームと左右のイコライザーが軽く干渉する部分を調整すれば、イコライザーの作成は終わり、イヨイヨ弁装置の可動状況の確認作業となる。
果たして、スムーズに動いてくれるだろうか?

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