1060製作記(173) 繰出管-(7)
2020/01/25
キャブ内の処理をどうするかを除いて給水管の固定は終わったので、公式側の繰出管の半田付けを行った。
ここで給水管の固定は終わったと書いたが、実は、給水管の曲げ作業で何度か躓いてしまい、結局3~4回も作り直す羽目になった。
まず最初は、サイドタンクの直前でクランク状に曲げて、サイドタンクとの干渉を避ける様にした。これは設計でもその様にしていた上、非公式側では何も問題がなかったので、両側とも半田付けをして、公式側の繰出管の固定に入った。
すると、見事に給水管と繰出管が干渉して、繰出管が所定の位置に収められないことが判った。そこで、クランクに曲げる位置を逆止弁の直ぐ近くに移して、何とか干渉を避けた。この段階で、2度作り直したことになるが、これ以外にも曲がり具合が気に入らない等で作り直したので、給水管の工作に予想以上に手間取ってしまった。
今、考えると逆止弁からボイラーの中心に向かって管を伸ばし、ボイラーに当たった個所で直角にキャブ側に向かって曲げれば、工作もより簡単に出来、何度も作り直す必要もなかったと思うが・・・・。
次に、公式側の繰出管の固定に入る訳だが、繰出管の一端はコンプレッサーに接続されている。
この様な工作の場合、繰出管の固定を先行させるか、コンプレッサーを先行させるか、それとも繰出管とコンプレッサーを同時に固定するか、先輩諸兄はどの様にされているのか、分からないが、小生はコンプレッサーの固定を先行させることにした。
コンプレッサーの位置決めだが、一応、煙室にはコンプレッサーの脚を差し込むガイド穴を設けているので、前後方向は問題はない。しかし、垂直に保った上で半田を流すことが意外と難しかった。
コンプレッサーの半田付けが終わった所で、イヨイヨ、繰出管の固定作業に入った。
ここで手古摺ったのは繰出管とコンプレッサーの接続で、現物合わせで繰出管の長さを詰めた筈だが、どうやら切断し過ぎた様で、繰出管のコンプレッサー側の曲がり具合がもう一つ気に入らない。
このまゝ工作を進めるか、何か誤魔化す方法を考えるか、それとも繰出管を作り直すか・・・・・・。